『スポカル2014 in つどーむ』で“知られざるスポーツ”を体験してみた

『スポカル2014 in つどーむ』で“知られざるスポーツ”を体験してみた DO

『スポカル2014 in つどーむ』で“知られざるスポーツ”を体験してみた

スポーティ

北海道らしい涼しい快晴となった6月22日に、北海道札幌市で開催された国際スポーツ&カルチャーフェスティバル『スポカル2014 in つどーむ』

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合言葉は「スポーツ&カルチャーを体験しよう! 始めてみよう! スポカルはその”きっかけ”を提供します!」。スポーツとカルチャー、それぞれ10種目以上が無料で体験できるコーナーがあり、普段はなじみの薄い珍しいスポーツも。中でも特に目を引いた“知られざる”競技を何種類か紹介したいと思います。

“フランス海軍生まれ”のアスレチックスポーツ

まずは『パルクール』。これは走る・跳ぶ・登る・ぶら下がる・バランスを取る・狙った場所に着地する、といった移動動作をどのような地形・環境でも意図したようにできることを目指すスポーツです。その起源は何と、フランス海軍の軍事トレーニング!

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ちなみに日本ではパルクールを取り上げた『YAMAKASI』という映画が公開されてから、徐々に浸透してきています。会場ではいつもとは少し違ったアスレチック、といった様子で子どもたちが楽しそうに体験している姿が見られました。

全米で人気の“高度な縄跳び”

続いては“高度な縄跳び”『ダブルダッジ』。2本の縄を使用して色々な技を駆使しながら縄跳びをする、というものです。起源はオランダ人がアメリカに入植したときに持ち込んだものと言われています。

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場所も道具も手軽な上に、集中力・持久力・リズム感・バランス・チームワークなど様々なものが身につけられるとあって、現在全米で人気のスポーツとなっています。会場では小さい女の子を中心に行列ができるほどの人気がありました。

“足のバレーボール”に挑戦

このアクロバットな競技は『セパタクロー』。別名「足のバレーボール」とも言われています。起源は9世紀、東南アジア各地で伝えられてきた球技の一つで、日本の「蹴鞠」も同じルーツだとか。

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語源は、セパ(蹴るの意)・タクロー(籐で編んだボールの意)。腕は使えず、足・もも・頭などを巧みに使いながら相手コートに返しあう競技です。北海道選手権出場チームのアクロバットな試合を見ながら、多くの少年たちがチャレンジしていました。

伝統医学のかんたんタイ式ヨガ

スポーツエリア以外のカルチャーエリアにも、「これも一種のスポーツじゃない?」と思うものが。それが『ルーシーダットン(タイ式ヨガ)』

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ルーシーダットンは「自己整体体操」とも呼ばれていて、一般的なヨガに比べ柔軟性・筋力がなくても可能なポーズが多く、幅広い年齢層の方々がインストラクターといっしょに色々なストレッチポーズを体験していました。

ちなみにこのヨガはタイの伝統医学の1つで、山の中で修行していた修行僧がしていた体操が原点だそうです。「ルーシー」というのは修行僧の意だとか(ダッ=伸ばすストレッチ、トン=自分の意)。

動き疲れたら…本格フットリフレ

スポーツ体験でちょっと疲れた人のために、『アロマフットリフレ』コーナーもありました。フットリフレとは足裏の反射区やふくらはぎを刺激して、血行やリンパ液の流れをスムースにしてくれるマッサージのこと。アロマのいい香りを漂わせながらの本格的な施術に、みなさんとても気持ちよさそうでした。

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普段はなかなか経験できないスポーツでも、こうした機会にやってみると実は自分の性格や能力に合っていたりすることも。興味のあるスポーツがイベントに出ていたら、あなたもぜひチャレンジしてみませんか?

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