健康的なポールダンス 『ポール・スポーツ』がアクロバティックでかっこいい

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健康的なポールダンス 『ポール・スポーツ』がアクロバティックでかっこいい

スポーティ

12月20日(土)『第2回 全日本ポール・スポーツ選手権大会2014』が大阪で開催されます。

名前を聞いただけではイメージしにくい「ポール・スポーツ」。でも「ポールダンス」なら聞いたことがあるではないでしょうか? ハリウッド映画のワンシーン、酒場などでセクシーな女性が舞台の中央に立てられた棒を使ってクルクル踊る“あれ”です。

歴史をさかのぼれば、1920年代にアメリカの旅芸人が支柱を使った曲芸を行ったのが、ポールダンスの始まりだとされています。そんなセクシーなダンスをスポーツとして競技化したもの。それが「ポール・スポーツ」です。

第1回の様子↓

棒上のシンクロナイズドスイミング

4分の制限時間が設けられた演技では、舞台に立てられた2本のポールを使用して、アスリートが様々な技やコンビネーションを披露します。それを「技術」「芸術性と振り付け」「最低限要求される動き(必須ムーブ)」の合計ポイントによって評価します。

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ときにはポール以外の場所を使ったり、鉄棒のように大回転したりというアクロバティックな演技により、パフォーマンスの難易度や芸術性などを競います。体操や新体操、シンクロナイズドスイミング、フィギュアスケートなどの採点競技を想像すればわかりやすいのではないでしょうか。

日本にも1万人いる「ポールスポーツアスリート」

競技としては誕生して間もない「ポール・スポーツ」ですが、競技人口は世界で100万人、日本でも約1万人を数え、世界で50以上の大会が開催されています。

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2012年には、ロンドンオリンピックのエキシビジョンイベントとして『ワールド・ポール・スポーツ・チャンピオンシップ2012』が開催され、シングル男子とダブルスの3位に日本人選手(協会理事長である岡本雅世さんを含む)が入賞しました。

おとなもこどもも…お兄さんも!

今大会の競技種目は、18歳から39歳までのシングル女子とシングル男子、10歳以上のペアによるダブルス、17歳以下の男女によるジュニア、40歳代の男女によるマスター40+、50歳以上の男女によるマスター50+の6種目。

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それぞれの上位2人には、来年7月にイギリス・ロンドンで開催予定の『ワールド・ポール・スポーツ・チャンピオンシップ2015』に参加する資格が与えられます。

「男子もあるの?」と思う人もいるでしょう。でもフィギュアスケートにおける高橋大輔選手や羽生結弦選手のメダル獲得、男子体操の歴代日本勢の活躍や、男子新体操の競技者が増えていることを考えれば、ポール・スポーツアスリートの男性がいても、何ら不思議はありません。女性アスリートの優美さとは一味違った男子アスリートの力強さが、男子ポール・スポーツの魅力です。

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ぜひ『第2回 全日本ポール・スポーツ選手権大会2014』に足を運んで、健康的かつ美しい「ポール・スポーツアスリート」の虜になってみましょう。

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