制限時間が伸びる? データで読み解く、2015年ランニングはこうなる!

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制限時間が伸びる? データで読み解く、2015年ランニングはこうなる!

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年が明け、まさに今はマラソンシーズンの真っ只中。2014年に開催されたフルマラソン大会は11月が最も多く、次いで2月、10月、3月の順となっている。

この月別大会数を含め、アールビーズ社が独自に集めた2014年のランニングデータについて発表。2015年の動向を見定めるうえでも、その一部をご紹介しよう。

世界2位のマラソン大国へ。増え続ける大会数

世界各国で行われている大会の中、フルマラソンの完走者数が多い大会をTOP15までランキングすると、日本は東京マラソンや大阪マラソン、NAHAマラソン、そして神戸マラソンの4大会がランクインする。これはアメリカに次いで2番目に多い。

国内のフルマラソン大会は、2004年から比べて23大会増えた。特に2013年から2014年に掛けてその数は10大会の増加となっており、大会需要の拡大が伺える。マラソン大会の規模こそ様々だが、やはり背景にはランナー人口の伸びがあるだろう。

レベル向上! 男性の3割がサブフォーランナー

フルマラソンの完走者数を全体で見てみると、2004年から2013年で約3.6倍。そのうち、女性の完走者は約5倍に増えているとのこと。3時間以内で走り切るサブスリーランナーも倍増しており、男女とも競技力の向上が見られるようだ。

サブスリーランナーは、男性で全体の2.9%、女性で0.4%とのこと。これを4時間以内のサブフォーまで広げると、男性で29.2%、女性で12.2%まで高まっている。現実的な目標のひとつとしてサブフォーを目指すランナーの数も増えていくだろう。

制限時間が伸びる? 都市型マラソンが抱える完走率の問題

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フルマラソンの大会には道路使用許可などの関係から、多くの場合において制限時間が設けられている。最もポピュラーなのは、6時間制限とする大会だ。

ではそれに対し、ランナーの完走率はどうなのだろうか。女性では16.6%が6時間以上のタイムとなっている。人数にすれば10,105名と、決して無視できる数ではないだろう。

例えば毎年大勢のランナーで賑わう「ニューヨークシティマラソン」は、完走者数が50,266名と世界TOP。同大会で制限時間は設けられていない。これは、例えば日本人が多く参加する「ホノルルマラソン」でも同様だ。

そのため完走率も高く、幅広い層のランナーから人気を集めている。国内では東京マラソンが95%を超える完走率を誇るが、やはり制限時間は7時間と比較的緩くなっている。

遠征や海外レースへのチャレンジも。増加する投資額

最後に、ランナーがランニングに使うお金についてご紹介しよう。1年間で使用したランニンググッズの購入費は、2013年対比で平均2,779円増えている。その用途は、ランニングシューズやサングラス、ランニングウェア、ランニングウォッチなど様々だろう。大会毎に、補給食などを購入するランナーも少なくないはずだ。

また、大会へのエントリー費も2013年と比較すると、2014年は平均1,290円の増加。平均額は34,414円となっている。大会によってエントリー費は異なるが、これをフルマラソンに換算すれば、恐らく年間5〜6本程度のエントリーとなるだろう。

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さらに宿泊を伴う遠方レースへのエントリーも、半数以上が「参加する」と回答している。そうなれば、宿泊費や交通費、食費などさらにランニングへの投資額は増えるだろう。海外レースは過去1年で走った人が4%に留まったが、今後はこの人数にも変化が起きてくるかもしれない。

2015年に入り、今後のレースプランを練っている人も多いのではないだろうか。中にはシューズの新調など、新しいランニンググッズの購入を検討している人がいるかもしれない。ランニングを取り巻く市場は、これからも大きな変化を見せてくれそうだ。


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