服装から必携グッズまで。経験者がすすめるプレミアリーグ現地観戦マニュアル

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服装から必携グッズまで。経験者がすすめるプレミアリーグ現地観戦マニュアル

スポーティ

冬のプレミアリーグ観戦は寒い!十分に温かい服装で。

プレミアリーグのシーズンは秋から春にかけて。といっても、東京あたりの感覚で行くと予想以上の寒さにビックリします。特に、真冬ともなると相当冷え込みます。
さらに、屋外で座って過ごすスタジアムでの体感温度はいっそう低いもの。ふだんの観光より1枚多く着込むくらいの感覚で、しっかり防寒対策をしていきましょう。

ちなみに筆者の冬の観戦スタイルは、上は長袖の肌着とタートルネックにフリース(厳寒期には薄手のダウン)とコートを重ね着。下はタイツと温かい靴下に厚手のパンツ、靴はブーツ。ニット帽とマフラーも欠かせません。とくに侮れないのが帽子。ないと頭や耳からガンガン冷えてきて、地元サポーターがオシャレで帽子をかぶっているのではないことを痛感します。

ちなみに地元サポーターといえば、テレビなどでは、冬でも半袖だったり、長袖のTシャツの上からユニフォームを重ね着しただけの姿をよく目にしますが、決してあのスタイルを基準にしないこと!クレイジーなサポーターの発熱量は半端ではないのです。

そんなわけで、贔屓のチームのユニフォームを身につけて応援しようにも、コートの下に隠れてしまうのが残念ですが、そんなときに重宝するのがチームカラーのマフラー(イングランド風に言うと「スカーフ」)。値段も8~15ポンド程度とそれほど高くないので、ホームゲームならぜひ試合前にオフィシャルショップで購入し、身に着けて乗り込みましょう。

路上でその日対戦する両チームの名前が入ったマフラーが売られていることも多く、記念品としても手頃です。ただしスタジアムによっては試合前のショップは非常に混雑することもあるので、余裕を持っておくことも忘れずに!

スマホで撮る?望遠レンズで?ひとくくりにできないカメラ事情

せっかく現地観戦するからにはいい写真を撮って帰りたいもの。しかし持ちこんでよいカメラの基準はスタジアムごとに違うので、持っていくカメラには少々悩むところです。

スマートフォンやコンパクトデジカメでの撮影は、どのスタジアムも問題なし。ただ、よほどピッチに近くないと人物をしっかり撮るのは難しいかもしれません。またタブレットについては、かざして撮ると後ろの人の視界を遮るなどの理由で、ここ数年で禁止にするスタジアムも出始めました。

選手のアップを撮りたいなら望遠レンズが必須ですが、一眼レフはNGというスタジアムもあります。代表的なのがオールド・トラフォード(マンチェスターユナイテッド)やスタンフォード・ブリッジ(チェルシー)。入場前の手荷物チェックで見つかると、預けるように指示されます。エミレーツ・スタジアム(アーセナル)では、持込みはOKですが撮影できるのは試合開始前のみ、試合中の撮影は基本NGです。

以上のような事情から、ちょっといい写真を撮りたい場合のおすすめは、最近小型化してきたミラーレス一眼。サイズ的にはコンパクトデジカメとほとんど変わらないので手荷物検査にかかることもなく、多少のアップも撮れるので、筆者も愛用しています。
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コンパクトデジカメサイズのミラーレス一眼はほとんどのスタジアムで使用OK。ただし左の望遠レンズはNGのところも

前方席なら合羽の用意を!傘は折り畳みが便利

冬でも雪ではなく雨が降ることの多いイングランド。「イギリス紳士にとって傘はファッションアイテム」などという話もありますが、庶民的なイングランド人は普段からフード付きの上着を着て、少しの雨ならフードでしのぐ人が大半です。

プレミアリーグのスタジアムにはすべての客席に屋根があり、観戦中は雨具不要の場合も多いですが、要注意なのは前方席。軒先ギリギリの前方席では、屋根はあってないようなもので、かなり本格的に濡れてしまいます。とはいえ後ろの人の視界を考えれば傘はNG。席が前方、かつ試合日が本降りの雨になれば、合羽が欠かせません。

スタンドの外ではもちろん傘もOKですが、長傘はスタンドに持ち込みできず、預けなければいけない場合も。スタジアム以外での利便性を考えても、おすすめは折り畳み傘。「小雨ならフードでしのぐ」イングランドスタイルも、ぜひ体験してみてください。
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こんなシーンも目の前で見られるのが前方席の魅力ですが、雨が降れば濡れるのは必至。雨具の用意を忘れずに

お役立ち「日本製」グッズほか、意外と「使える」アイテムは?

スタジアム観戦にあると便利なのに、現地ではなかなか調達できないものもあります。その代表格が携帯カイロ。冬の屋外でのスポーツ観戦グッズとしては日本では定番ですが、イングランドでは売られていないので、日本で用意して出かけるとよいでしょう。

筆者必携の「日本製」グッズはウェットティッシュ。何かと手が汚れやすいスタジアムフードを食べたあとや、座席のちょっとした汚れなどをふき取るのに、ふつうのティッシュと比べて数段便利です。しかし、バッグに入れておきやすいポケットサイズのウェットティッシュというのは、やはりイングランドではなかなか見かけません。

その他、意外と便利なのがスーパーのレジ袋。売店で売られているフード類は基本的に、ボックスやお皿に盛られた状態で手渡され、袋がもらえません。すぐ食べる場合はよいのですが、少し持ち歩きたい場合などは案外厄介。レジ袋ならたたんで持ち歩くにもかさばらないうえ、汚れても気兼ねなく捨てられるので、是非1枚2枚はバッグにしのばせておきましょう。

もう一つ、用意しておきたいのが現金です。公式ショップでの買い物にはカードが使えますが、売店などでの買い物にはさすがに現金が必要。試合のプログラムや飲食物は概ね5ポンド以内、マフラーやTシャツも20ポンド以内で買えるので、細かいお金のほうが重宝します。欲しかったのに!というグッズを買い逃さないためにも、ぜひいくらかは用意してスタジアムに乗り込んでください。
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筆者の観戦バッグに入っているお役立ちグッズ類。これに財布とカメラ、ペットボトルの水を持って出かけます


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