美味しい食も楽しめる、心温まるファンラン大会「東北風土マラソン2016」レポート

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美味しい食も楽しめる、心温まるファンラン大会「東北風土マラソン2016」レポート

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宮城県内で唯一のフルマラソンである「東北風土マラソン」。2016年4月24日(日)、その第3回大会が長沼フートピア公園にて開催されました。今回はその中でフルマラソンの部について、その全容をご紹介しましょう。

美しい長沼を臨む周回コースを走る

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昨年より参加者が増えたという本大会。ファンラン要素が強く、仮装ランナーを含め多くの参加者が集まりました。スタートは申告タイム順にウェーブスタート。スタート地点までは長蛇の列ができています。

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しばらく道が混雑しますが、タイム順なのでそこまで遅いと感じることはありません。何より、記録ではなく“楽しみ”として出場している方が多いため、会話しながら走り始めるランナーも。天候にも恵まれ、気持ち良いレースとなりそうです。

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コース上では、付近の住民が応援に出てきてくれていました。「頑張って〜」と手を振ってくれる皆さんに、「ありがとう!」と返事をするランナー。人の温かみを感じられます。何より、応援の皆さんの笑顔が印象的でした。

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コースは長沼の回りをぐるりと周回。沼の間に通った道路は気持ちよく、青空とのコントラストが素晴らしい景色を見せてくれていました。そんなスポットには、面白い工夫も・・・

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なんと「セルフィー」で自撮りできるスポットが!美しい長沼をバックに写真を撮れます。実際、こちらのセルフィースポットで撮影しているランナーもチラホラ見かけました。

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フルマラソンは同じコースを2周します。スタート地点に戻ると人が多く、たくさんの声援を受けられました。ハーフマラソンの出場者はそのままゴールへ。疲れていると、「あぁ、ハーフマラソンにしておけば良かった…」なんて感じるかもしれません。でも、そんなときは美味しい“給食”が脚を前へと進めてくれるでしょう。

エイドステーションで美味しいご当地グルメを食べる

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コース上に設けられた笑顔あふれるエイドステーション。ここでは給水だけでなく、美味しい“給食”が提供されます。疲れてきたら、1つ1つのエイドステーションを目標に進んでみてはいかがでしょうか。

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給食の内容は、実にさまざまなご当地グルメ。海の幸やお肉、スイーツなど美味しいものばかりです。しかも1周目と2周目では、食べられる給食が変わるという配慮も。エイドステーションが見えてくるだけで、「次は何が食べられるのかな!?」とワクワクしてきます。こうしたご当地グルメも、「東北風土マラソン」の楽しみの1つです。

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あっという間にゴールを迎えた「東北風土マラソン」。走り終わると完走証のほか、たくさんの“お土産”が手渡されました。おにぎりでお腹を満たし、はっと汁を食べながら自宅で大会を思い出すなんて良さそう。

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そして会場では、「東北日本酒フェスティバル」が開催されていました。このイベントは、東北の誇るさまざまな日本酒を味わえるというもの。食べ物の出店もあるので、走り終えてそのまま食事とお酒を楽しむことができます。しかも・・・

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マラソン大会の完走者には、こちらの“きき酒チケット”が!こちらを渡せば、なんと日本酒を5杯まで無料で飲むことができます。お酒好きにはたまらないご褒美。日本酒の種類が多いので迷ってしまいますが、私もキッチリ5杯とも頂きました。

日本酒はそれぞれ味わいが異なり、気に入ったものがあればお土産に購入することも可能。人気のお酒はすぐ売り切れるため、「日本酒を買いたいから早く走らないと!」と意気込んでいる方もいたようです。

この「東北風土マラソン」はリピーターが多いことでも有名。実際に参加してみると、その理由が分かります。走ることはもちろん、地元の美味しい食まで堪能できる大会でした。家族連れも多く、旅行がてら参加するのも良いでしょう。これから、さらに人気が高まっていきそうです。

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