2005年宣言に向け、ユースの育成に改革を 「NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD」始動

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2005年宣言に向け、ユースの育成に改革を 「NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD」始動

スポーティ

先日、都内のJFAハウスにて「NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD」の発表会がメディア向けに行われました。発表によると、日本サッカー協会が取り組む育成プログラム「JFA Youth & Development Programme (JYD)※」にNIKE ACADEMY※のトレーニングメソッドを導入し、ユース世代の育成を強化していくとのことです。

※JYDとは、日本サッカーの基盤を支える重要な各領域において、さらなる普及や次世代選手の促進を目的に実施される施策及びそれを構成する各大会・事業の総称です。

※NIKE ACADEMYとは、サッカーの母国イングランドにあるNIKEのエリートトレーニング機関。スカウトプロジェクトを通じて世界中から選抜された選手のみがそのトレーニングを受けることができます。

現代サッカーに求められる“スピード”

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発表会には、日本サッカー協会の会長を務める田嶋幸三氏とNIKE ACADEMYでコーチを務めるエドゥワルド・オリベイラ氏が登場。田嶋氏は、今回の取り組みについて、

世界のトップレベルで戦うためには、デュエルと言う言葉でハリルホジッチ監督もよく言っている“球際の強さ”や“スピード”が必要になってきます。このスピードは、走る速さのみならず、判断やパス、切り替えなど様々なスピードのことです。また、これらを90分間維持する体力も必要になってきます。


NIKEアカデミーは、サッカーの母国イングランドのセントジョージズパークという素晴らしい環境の中で展開されています。そのメソッドに関しては、これらの能力を高めるためには非常に素晴らしいものだと聞いています。心身ともに発育段階にあるユースレベルの選手に、このアカデミーを通じて刺激していくことが非常に有効だと考えました。

と世界を意識した育成年代の強化であると説明しました。

NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYDでは特に、スピードにフォーカスしたトレーニングが行われるそうで、ブラジル代表チームでの指導経験も持つオリベイラコーチは、その内容について次のように語りました。

私たちのメソッドは、より速く考えられるようにすることをベースにしています。私たちが考えるフットボールスポードとは、A地点からB地点への移動の速さのことではなく、いかに早く周りの状況を把握できるか、いかに早く適切な解決策を自分自身で出せるか、いかに早く行動を起こすかということです。


そのために、ピッチ全体を見渡せ、チームやボールの動きを理解することができるようになる。そして自信を持って自分の決断で動けるようになることに特に力を入れてトレーニングをしています。

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NIKE ACADEMYのオリベイラコーチは、ブラジルの名門ボタフォゴFRやブラジル代表のアシスタントコーチやフィットネスコーチを務めた経歴を持っています。

2005年宣言の実現に向けて

田嶋氏によると、現在JFAでは2005年宣言の実現に向けて活動を行っているそうです。この2005年宣言とは一体なんなのでしょうか。

JFA公式ホームページによると2005年宣言とは、「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」というJFAの理念の実現に向けた宣言のこと。2005年1月1日に天皇杯の決勝戦前の国立競技場で、当時会長であった川淵三郎氏によって発表されました。

JFAのビジョン、JFAの約束2015、JFAの約束2050からなる2005年宣言には、2050年までの約束が2つ含まれています。

1つは、“サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1000万人になる”こと。もう1つは、“FIFAワールドカップを日本で開催し、日本代表チームはその大会で優勝チームとなる”こと。

この実現に向けて、ユース世代の育成が重要だと田嶋会長は言います。

若い世代の時から世界レベルを意識することがどれだけ大切かということを、我々は経験値としても知っています。だからこそ今、ユースを変えていきたいと私たちは動いています。

そのためにも各世代が常時世界大会に出場し、そこで世界トップレベルの同年代の選手と切磋琢磨する。そして、Jリーグや海外のクラブで活躍していく。そういう子供たちを育てていくことが我々の役目だと思っています。

今回のNIKEとJYDの発表は、2005年宣言の実現に向けた活動の一環でもあるのです。

育成年代に世界を意識できる多くの機会を

NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYDの一環として、現在いくつかのプログラムが予定されています。

まずは、JFA アカデミー福島や高円宮杯U-18サッカーリーグに所属するチームを対象に、NIKE ACADEMYのメソッドを紹介、特別トレーニングの実施です。
高円宮杯U-18サッカーリーグとは、高校のサッカー部やクラブのユースなど高校生年代のチーム全てに参加資格があるリーグで、それら全てのチームに世界最先端のトレーニングを受けることができるようになります。

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この他、高円宮杯U-18サッカーリーグの優勝チームには、NIKE ACADEMYの本拠地であるイングランドへの遠征が実施されます。遠征ではNIKE ACADEMYとの練習試合や合同でのトレーニングが予定されているそうです。

なお、NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYDのトレーニングセッションが2016年11月19日に予定されていて、このセッションへはNIKE FOOTBALL アプリのメンバーでプロ登録されていない選手なら誰でも参加できるとのことです。

この機会にNIKE ACADEMYが提供する世界最先端のトレーニングを一度体験してみてはいかがでしょうか。


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