ピザNG、ネット禁止…とにかく厳しいペップ・グアルディオラのNGリスト公開!

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ピザNG、ネット禁止…とにかく厳しいペップ・グアルディオラのNGリスト公開!

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体重オーバーの選手は、練習に参加できない!

日本のサッカーファンにとって、ペップ・グアルディオラの名前から最初に連想するのは、ひと頃のポゼッションサッカーという言葉に代表されるような攻撃的で美しいサッカー、自在のフォーメーションではないでしょうか。

7月にマンチェスター・シティにやってきた新しい指揮官は、プレミアリーグにおいてもバルセロナやバイエルン・ミュンヘンで見せたような素晴らしいサッカーを導入しています。その一方で、ペップのチームがマンチェスター・ユナイテッドを率いていたファン・ハール監督もびっくりの厳しい規律を敷いているのは、意外と知られていません。

マンチェスター・シティの選手たちは、どんなルールのなかで戦っているのでしょうか。イングランドでペップが次々と発令した「NGリスト」について、彼の意図とともに紹介します。

最初に話題になったのは、サミル・ナスリがプレシーズンマッチのドルトムント戦に出場できなかった理由でした。「体重オーバーの選手は練習に参加できず、当然、試合にも出さない」。ペップの記者会見のコメントを、「BBC」が伝えています。

「今はかなり改善しているけど、彼(=ナスリ)は体重オーバーだった。昨シーズンの彼は負傷続きで、私たちはそうならないようにしたい。適切な体重をキープしてほしいんだ。フェルナンジーニョやコラロフが90分間走りまわれるようにね」

朝食と昼食はチーム全員で。ピザやジュースは禁止!

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レスターのイタリア人監督クラウディオ・ラニエリは、「相手を無失点に抑えたら選手にピザをおごる」といってプレミアリーグを制覇しましたが…

自己管理できていればいいかといえば、さにあらず。ピザやジュースなど、高カロリーの食事はすべて禁止。朝食と昼食はチーム全員で摂ると決められており、筋肉疲労からの回復を高めるために、試合終了から1時間以内に食事をすることも義務づけられています。今までは普通に食べていた試合後のピザは、もちろんNG。選手たちは、ナッツを食べるようになったそうです。

ペップが3年を過ごしたドイツでは、多くのチームが食事改善に取り組んでいますが、スペイン時代から選手たちの食事について研究を重ねていたペップは、栄養アドバイザーを招聘してBMI指数(=身長と体重から算出する肥満度)を常に計測。厳しい管理の下で、チームのコンディションをいい状態にキープしようとしています。

「ジュースはメニューからなくなり、胃がもたれるような食事は許されない。それが当たり前と考える人もいるだろうけど、フットボールの世界に長くいれば、そういったことを実践する人がいないこともわかる」(ガエル・クリシー)

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「監督はあらゆるタイトルを獲得し、サッカーの常識を変えてきた。選手として、彼と働けるのは幸運だ」と語るクリシー

練習場のWi-Fiを遮断。スマホが使えない…

さらに10月になると、ペップが新たな管理を始めたと報じられました。練習場における、スマホ使用の禁止。ただしこちらはルールではなく、力技です。ペップは練習場のWi-Fiを遮断し、ロッカールームでは3G回線すら使えなくしました。

夏にマンチェスター・ユナイテッドのモウリーニョ監督が「ポケモンGO禁止令」を出したと話題になりましたが、これはあくまでも試合前48時間という限定ルール。回線を切るというハードマネジメントまではしていません。

「Sun」「デイリー・ミラー」などイギリスの複数紙が、選手たちの嘆きの声を伝えています。ピッチの上での話やプロとしてのコンディション管理ならまだしも、ロッカールームにまで規律が及ぶと、愚痴のひとつぐらいはいいたい選手もいるようです。

「混乱したよ。ネットがつながらないから、何か問題が起こったのかと思った。ロッカールームは隔離されているかのようだ。ペップは、マッサージ中にスマホをいじっている選手を見て、Wi-Fiを切ったみたいだね。そういうのが嫌いな人だから」(セルヒオ・アグエロ)

「独房にいるみたいだ。僕らは3G回線すら使えない」(パブロ・サバレタ)

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アグエロが「おかしい。インターネットが使えない」とペップに訴えたときの第一声は「そう? 変だな…」だったとのこと

ただし、選手たちは突然の変化にストレスは感じていても、決して不満ではないようです。
サバレタは一方で、こうもいっています。

「世界最高のコーチから指導してもらえることは、僕らの希望であり、夢だ。彼の情熱から学ぶことは多い」

選手たちは、新しい指揮官が唱えるコンセプトや戦略を体現できればプレミアリーグやチャンピオンズリーグで優勝できると信じて、厳しい規律を消化しようとしているようです。

明日勝つだけでなく、長く勝ち続けるチームへ

名将が見据えているのは、プレミアリーグで勝つことばかりではなく、クラブの体質を抜本的に改革して、欧州で長く勝ち続けられるチームにすることなのでしょう。

現地メディア「マンチェスター・イブニング・ニュース」は、ペップがユースの選手たちが黒以外のスパイクを履くことを禁じたと報じました。「選手は技術的に優れているだけでなく、冷静さをキープできなければならない」ことを浸透させるためといわれる新しい規律は、マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソンがいち早く導入していたルールです。

ペップの新ルールは、このへんでそろそろ打ち止めでしょうか。複数のフォーメーションをチームに植え付け、試合中でも頻繁に変える彼のチームは、ピッチの上だけでも守らなければならないことが多く、選手たちは大変です。

マンチェスター・シティがどう変わっていくのか、混戦のリーグを初年度から制することができるのか、引き続き注目です。


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