〝眠っている〟能力を活性化!ライフキネティック体験

〝眠っている〟能力を活性化!ライフキネティック体験 DO

〝眠っている〟能力を活性化!ライフキネティック体験

スポーティ

神経細胞間に新しいつながりを作り出し〝眠っている〟能力を活性化するライフキネティック。
ホルスト・ルッツにより開発されたこのトレーニングは、ボルシア・ドルトムントを始め、多くのブンデスリーガのチームに導入され、アスリートのパフォーマンス向上に効果があることが証明されています。
また、アスリート以外でもお年寄りの老化防止や子供の発育、またビジネスマンのストレス解消やメンタルケアにも効果があると言われ、ドイツを中心に世界中で利用されています。
今回、2月よりライフキネティック教室が行われるジェフユナイテッド千葉の体験会に参加し、ライフキネティックの効果を体験してきました。

ライフキネティックは運動+脳トレ

ジェフユナイテッド千葉にて講師を務めるのはライフキネティック公認パーソナルトレーナーの資格を持つ伴 英(ばん ひでる)さん。
まずはライフキネティックとはどういうものかということについての説明をしてもらいました。
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ライフキネティックとは運動と共に脳トレをすることにより、神経細胞間に新しいつながりを作り出すトレーニング。
普段やらない動きを頭で意識しながら行うことにより、脳のつながり(シナプス)がたくさん生まれ、脳の能力、柔軟性、処理速度は高くなる効果があります。

また、特徴として5歳から100歳まで誰もが実践することが出来、その効果も様々。
例えば下記のような効果を生むことができるそうです。

  • 子供の創造力の開発
  • 生徒の学習能力と集中力の向上
  • アスリートのパフォーマンス向上
  • 勤労者のストレスの解消・メンタルケア
  • 中高齢者の注意力と理解力の向上・記憶力低下予防
  • すべての人のミスの減少

トレーニングの中で、意識的に行われるのが「ボディコントロールトレーニング」、「視覚機能トレーニング」、「認知機能トレーニング」の3つ。これらを複合的に用いた動作を行っていきます。
つまり、「見て」、「考えて」、「動く」という動作を行うことにより、脳に対して適度な負荷を与え、今まで使われていなかった脳神経細胞の繋がりを活性化するというものになります。

ライフキネティックは失敗することが大事!?

ライフキネティックについての説明を一通り聞いたあと、いよいよトレーニングに入っていきます。

まずは、トレーナーの伴さんの指示に従って前後左右に軽く移動をしていくというものからです。
最初は伴さんの「前、後、右、左」という指示に従って移動をします。これはもちろん簡単です。
ここから徐々にステップアップ。
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例えば、前後左右言われた方向と逆に移動、4方向に割り当てられた数字を言われたらその方向に移動、4方向に色を割り当て、その色のカードが出たら移動。というように自分で考え、判断しないといけない要素が増えていきます。
また、この際の指示は色付きのカードを見せたりするような視覚に対して刺激を与えるものを多用していて、伴さんの指示を聞く際の集中力も求められます。

動作自体は負荷が高いものではないので体は疲れないのですが、頭に対しての負荷が高く、しばらくやると頭への疲労感が実感できます。

次はお手玉を利用したトレーニング。
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左右に1つずつお手玉を持ち上に放り投げます。
そしてキャッチをする際には両手をクロスし、逆側の手が投げたお手玉をキャッチするという簡単そうな動作です。
しかし、これが驚くほど難しく、手をクロスさせようと意識をすると本来まっすぐ上に投げるべきお手玉を変なところに投げてしまいます。また、キャッチをしようとしても左右の手を両方共見ていないといけないので、片方の手に集中するともう片方の手がおろそかに…

投げるという動作、手をクロスさせるという動作、キャッチするという動作の3つの動作をほぼ同時に行うことに加え、両方の手を使うことにより右脳、左脳両方の脳を働かせるという脳に高い負荷をかけることによって、頭の普段意識しない部分がクラクラしてきます。
しばらく行っていくうちに少しずつ慣れてくると今度はクロスする手を上下逆にすると、またまったく出来なくなります。

伴さんによると、この動作は出来るようになることが目的ではないので、1つの動作が出来るようになると別の動作をするようにするなど脳に常に刺激を与えることが大事とのこと。
ライフキネティックは失敗している状況こそ、脳がもっとも活性化されているのです。

笑いながらやることが効果をあげる

最後に行ったトレーニングは2人1組でお手玉を投げ合うというものでした。
もちろんこの動作の中にも色々な制限がかかってきます。

まずは、投げるほうが「右!」、「左!」と宣言してから投げ、キャッチする方は直立した状態から指示された側の手でキャッチをします。
ここまではとても簡単です。

次に、キャッチの瞬間にキャッチした手と逆側の足を前に踏み出すという動作に挑戦。これが意外と難しい。
右の手でキャッチをすると思わず右の足が前に出てしまいます。これは右手に対して司令を行う左脳と左足に対して司令を行う右脳が混線することにより起こるものとのこと。

更に指示は難しくなります。
最後に行ったのは、番号に割り当てられた動作でお手玉をキャッチするというトレーニング。

  • 「1」の場合は右手でキャッチで左足を前に出す。
  • 「2」の場合は左手でキャッチで右足を前に出す。
  • 「3」の場合は右手でキャッチで左足を後ろに下げる。
  • 「4」の場合は左手でキャッチで右足を後ろに下げる。

これを投げる側が指示し、キャッチする側が行います。
これには頭が大混乱。やっているうちに脳が段々熱くなってくることが実感できます。

しかし、参加者は不思議とみんな笑顔に。
頭はすごく疲れているのですが、思わず失敗してしまう自分が可笑しくて自然に笑いが生まれます。

伴さんによると笑いながらやることで生まれる快楽ホルモンのドーパミンが脳に刺激を与え、ライフキネティックの効果をより高めるそうです。

このライフキネティックの教室が来週よりジェフユナイテッド千葉のクラブハウスで実施されます。
みなさんも楽しく体を動かしながら、眠った能力を引き出してみませんか?


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