バスケをもっと楽しく観る豆知識 Bリーグ プレーオフクォーターファイナルの展望:バスケをもっと楽しく観る豆知識5

Bリーグ プレーオフクォーターファイナルの展望:バスケをもっと楽しく観る豆知識5 WATCH

バスケをもっと楽しく観る豆知識 Bリーグ プレーオフクォーターファイナルの展望:バスケをもっと楽しく観る豆知識5

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いよいよ今週末、バスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」のプレーオフ(Bリーグでは「CHAMPIONSHIP」という)が始まります。リーグ初年度の記念すべきチャンピオンに輝くのはどのチームなのか? 今から楽しみです。

今回は、プレーオフのクォーターファイナル(8チーム出場で全4試合。クォーターファイナルは2戦先勝方式)の見どころをお伝えしたいと思います。といっても、難しい内容は専門のメディアに譲るとして、Sportieでは初心者の方でもわかりやすく楽しめるポイントを探してみたいと思います。

川崎ブレイブサンダース(レギュラーシーズン1位)対サンロッカーズ渋谷(同8位)

ブレイブサンダースは元東芝、サンロッカーズは元日立と、実業団リーグ時代から存在する古参チームです。サンロッカーズは、ホームタウンが渋谷、ホームコートが青山学院大学と、リーグの中でユニークな存在です。

見どころは、昨シーズンのチャンピオンで今回レギュラーシーズン1位のまさに絶対王者、ブレイブサンダースに対して、8位に滑り込んだサンロッカーズがどこまで食い下がるかでしょう。1位のチームが負けてはいけない。しかし不利なチームを応援したくなるという方もいるでしょう。「果たして大アップセットが起こるのか?」とう視点で見ると面白いかもしれません。

またビッグマン同士のマッチアップにも注目したいところです。ブレイブサンダースには、圧倒的な得点力を誇るニック・ファジーカス選手がいます。210cmの長身ながら、40%を超える確率で3ポイントも決めてくる脅威の存在です。サンロッカーズでストップ・ザ・ファジーカスを託されるのは、ロバート・サクレ選手。213cmの長身で、NBAで4シーズンプレーし、優勝も経験しています。このマッチアップが勝敗の鍵を握りそうです。

脅威の得点マシーン、ファジーカス選手を止めなければ勝利はない

栃木ブレックス(同2位)対千葉ジェッツ(同7位)

ブレックスは2007年、ジェッツは2011年からリーグに参加した若いチームながら、それぞれ1試合平均の観客動員数が2位、1位を記録する超人気チームです。

見どころは新旧司令塔のマッチアップです。ブレックスには日本人初のNBA選手となった田臥 勇太選手、ジェッツには中学卒業後にアメリカに渡り、NBAの下部リーグでプレーした経験を持つ富樫 勇樹選手がいます。

田臥選手は173cm、富樫選手は167cmと小さいながらも、卓越したスキルで存在感を発揮します。特に富樫選手は味方を活かすアシストのみならず、自身でも得点を量産するなど(今季は平均13.2得点)やっかいな存在です。

実はこの対決、2位と7位とはいえ、勝率はほとんど変わりません。特にジェッツは直近10試合で9勝1敗と絶好調で一瞬たりとも油断はできません。実力差拮抗の中、2人の小兵がどのように試合を支配するのか見逃せません。

ジェッツの富樫選手の名前は絶対に覚えておくことをオススメする

シーホース三河(同3位)対琉球ゴールデンキングス(同6位)

シーホースは前身リーグを含め優勝多数の超強豪、一方ゴールデンキングスもbjリーグ時代に4度の優勝を誇る強豪です。

この対決を一言で言うと「エリート 対 雑草」です。開幕戦でアルバルク東京と対戦したゴールデンキングスは、自分たちを雑草、アルバルクをエリートと称していました。筆者から見ればどちらもスーパーエリートなのですが、確かにシーホースには大学の1部リーグ出身者が名を連ねており、ゴールデンキングスは2部出身者が多いようです。加えてシーホースには現役日本代表や元日本代表経験者も多数所属しています。

エリートが意地を見せるのか。あるいは一度はプロを諦めた(かもしれない)雑草軍団が、チーム力でエリート軍団に下克上を果たすのか。意地と意地のぶつかり合いは見逃せません。ちなみに筆者はどちらのチームも学生時代から見ていただけに、ゴールデンキングスが勝ったら泣いてしまうかもしれません。

シーホースの金丸 晃輔選手は日本人トップの平均16.7得点を誇るスコアラーだ

アルバルク東京(同4位)対三遠ネオフェニックス(同5位)

アルバルクは元トヨタ、ネオフェニックスは元オーエスジーを母体とした実業団チームでした。アルバルクは前身リーグでの優勝経験が豊富な強豪、ネオフェニックスは実業団リーグとプロのbjリーグを渡り歩き、bjリーグでは3度の優勝を誇ります。ちなみに三遠(さんえん)とは、愛知県の東三河地方、浜松市を中心とする静岡県の遠州地方を指すそうです。初めて知りました。

この対決では見どころがいくつかあると思います。1つ目は、こちらもエリートのアルバルクと雑草軍団のネオフェニックスという構図。アルバルクには、バスケ界のプリンスとも呼ばれ現役日本代表でもある田中 大貴選手(広瀬アリスとの熱愛報道があった!)をはじめ、NBA経験のあるディアンテ・ギャレット選手とジェフ・エアーズ選手、米大学でプレー経験のある松井 啓十郎選手と伊藤 大司選手など、オールスター級の顔ぶれです。一方ネオフェニックスには、スーパーエリート街道を歩んできたような選手はほとんどいません(何度も言いますが筆者から見たらみんなエリートです!)。

もう1つは「個 対 チーム」という見方です。個人の能力が際立つアルバルクに対し(特にギャレット選手の1on1は必見)、チームでシュートをシェアし一丸となって守るネオフェニックス。ネオフェニックスにもバリバリの元NBA選手、ジョシュ・チルドレス選手がいますが、どちらかというと周りに合わせて力を発揮するタイプです。4位と5位といえども、勝率に大きな開きのある両チーム。ネオフェニックスがどう立ち向かうのか注目です。

バスケ界のプリンス、田中選手の華麗なプレーを目に焼き付けよう

決戦はいよいよ今週土曜日5/13から。地元のチームや気になるチームがあったら、ぜひ足を運んでみてください!


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