関西学生野球 立同戦を盛り上げろ!

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関西学生野球 立同戦を盛り上げろ!

スポーティ

関西学生野球では最終節に立命館大学と同志社大学の一戦が組まれるようになっています。このカードは同立戦あるいは立同戦と呼ばれていて1930年から行われており、関西の大学野球では最もポピュラーなカードです。
この一戦を盛り上げるにあたって、前夜祭と呼ばれるパレードや両大学での宣伝や壮行会、学食での特別メニュー、スポーツ新聞部による特集号の発行など様々な取り組みが行われています。

しかし、近年はかつてに比べて集客に苦戦しており、スタンドには空席が目立っていました。この現状を打開して立同戦を東京六大学野球の早慶戦のように盛り上げるために2014年秋から立同戦対策委員会が設置されました。
この委員会は硬式野球部、体育会本部、立命館大学放送局(RBC)、立命スポーツ編集局(スポーツ新聞部)で構成されています。

立同戦対策委員会のメンバー

主将が委員長に立候補!

立同戦対策委員会の委員長はこれまで体育会本部から出ることが多かったのですが、今年は初めて硬式野球部の主将である早田宏規さん(4年生)が立候補しました。
早田さんは委員長に立候補した理由について「これまでは立同戦対策委員会にキャプテンが来ていなかったのですが、立同戦は野球部が出る試合なので自分が力になりたいと思って立候補しました。こうして委員長の立場に立ってみて、周りの人に支えてもらっているというのを実感しています。」と語ってくれました。

今年からは応援席にパネルを使った人文字や、1年生の授業に硬式野球部員が出向いて宣伝を行うなど、新たな取り組みが行われています。


早田主将

絶対に負けられない戦いがここにある!

関西学生野球では、先に2勝した方が勝ち点を獲得するというルールになっていますが、立命大と同大のプライドをかけた戦いは白熱した試合になることが多く、近年は3回戦までもつれることが多くなっています。
また最終節ということもあり、優勝をかけた戦いになることも少なくありません。昨秋はどちらにも優勝の可能性を残した状態での対戦となり、3回戦の延長戦までもつれる大熱戦となりました。

今季の関西学生野球は第7節を終了した時点で近大の優勝が決まり、立同戦は消化試合となってしまいました。それでも早田さんは「同志社はライバルなので絶対に負けたくないですし、必死に勝ちにこだわりたいです。」と意気込んでいます。
立同戦で勝ち点を奪うことは、順位と同じくらいの譲れない戦いなのです。 

注目選手

立命大は7勝3敗の勝ち点3で2位が確定しています。1節で近大から勝ち点を落として優勝を逃してしまいましたが、その後は投打ともに安定した戦いを見せています。

投手の注目選手は大学日本代表候補の東克樹投手(4年)と辰己涼介外野手(3年)です。東投手は関西学生野球の歴史の中で唯一ノーヒットノーランを2度達成した経験のある左腕です。
最速152kmのストレートと鋭い変化球で三振の山を築きます。辰己選手は走攻守揃った大学トップレベルの外野手で、昨年は2年生ながら大学日本代表に選出されました。


立命大のエース・東投手

一方の同大は故障者が出た影響もあり、2勝7敗で勝ち点の5位と苦戦していますが、甲子園で活躍した選手が数多くいます。エースは3年前の夏の甲子園で優勝投手になった福島孝輔投手(3年)です。1年生から主戦として活躍し、現在はエースとしてフル回転しています。
野手では不動のトップバッターである辻心薫三塁手(3年)に注目です。抜群のバットコントロールと内外野どこでもこなせる高い守備力が魅力です。


甲子園優勝投手の福島投手

当日は動画で生中継!

試合当日は立命館大学放送局(RBC)がニコニコ生放送とYouTube Liveで生中継を行います。実は筆者も立命スポーツ編集局員だった3年前に解説をさせて頂きました。慣れない解説で緊張したり、緊迫した試合展開に興奮したりしてあまりうまく話せませんでしたね(笑)。球場まで足を運べない方はぜひ視聴してみてください。またカッコいいCMも作ってくれています。
https://www.youtube.com/watch?v=SoEitOVDmJI

このように立同戦を盛り上げるために学生たちが様々な努力をしています。大学野球を今まで見たことがない人でも十分に楽しめるコンテンツが盛りだくさんなので、ぜひ当日は球場に足を運んでみてください。


同志社 大学 立命館 野球 野球部