U-20W杯&U-21ユーロで活躍した選手たちのブレイク予報!

U-20W杯&U-21ユーロで活躍した選手たちのブレイク予報! WATCH

U-20W杯&U-21ユーロで活躍した選手たちのブレイク予報!

スポーティ

5月20日〜6月11日に韓国で開催されたU-20ワールドカップで優勝したイングランドは、大会終了直後の6月16日に開幕となったU-21欧州選手権に別のチームを送り込み、ベスト4でドイツにPK戦で惜敗しました。国際大会で大健闘した若い世代は、先ごろ始まったプレミアリーグ2017-18シーズンでどんなプレイを見せてくれるのでしょうか。新シーズンにブレイクしそうな注目の選手をピックアップして、それぞれの魅力を紹介したいと思います。
TOP画像:PHOTO by Solent Creatives

若手の宝庫エヴァートンでブレイクするのは?

最も活躍が期待されるエヴァートンのヤングプレーヤーたちから紹介しましょう。U-20代表で3ゴールを決めた19歳のMFアデモラ・ルックマンと、決勝戦で唯一のゴールを叩き込んでチームを優勝に導いた20歳のMFカルヴァート・ルーウィン。いずれもサイドからのドリブル突破を得意とする選手で、昨季プレミアリーグではルックマンが8試合、カルヴァート・ルーウィンは11試合に出場しています。クーマン監督がより期待しているのは、開幕戦で先発起用したカルヴァート・ルーウィンのほうでしょう。さらにエヴァートンには、2人と一緒にトロフィーを手にしたMFキーラン・ドーウェルとSBジョンジョ・ケニー、U-21ユーロのメンバーに選ばれたCBホルゲートとゴールマウスに君臨した守護神ピックフォードもいます。

サンダーランドからオプション込みの3000万ポンド(約42億9000万円)で移籍したピックフォードは、ジョー・ハートが守り続けるA代表のレギュラーの座をストークのジャック・バトランドと争うことになるでしょう。大先輩ウェイン・ルーニーとともに戦うエヴァートンの5人は、積極的に若手を使うクーマン監督の下で、他クラブの若手よりも出場機会を得られるのではないかと思われます。


確実なセービングが評価されているピックフォードは、ステケレンブルクとロブレスがいるエヴァートンでもレギュラーの座をゲット(PHOTO by Sven Mandel)

最注目のストライカーはソランケ&アブラハム

エヴァートンと鎬を削るリヴァプールには、チェルシーから移籍したドミニク・ソランケがいます。U-20ワールドカップで4ゴールを挙げて大会MVPに輝いたエースストライカーは、プレシーズンマッチで3ゴール1アシストと結果を出し、クロップ監督に「スキルが高く、ファーストタッチも動きもいい」と絶賛されています。フィルミーノ、スタリッジ、オリギ、ダニー・イングスと前線が充実しているチームだけに、どれだけ出番があるかは未知数ですが、ひとたびピッチに登場すれば得意のドリブルとパスセンスでアンフィールドのサポーターを沸かせてくれるでしょう。

エースといえば、U-21ユーロでイングランド代表の最前線を担ったタミー・アブラハムも注目です。チェルシーからチャンピオンシップのブリストルにレンタルされていた昨季は、17位に沈んだチームのなかで孤軍奮闘。41試合23ゴールという素晴らしい数字を残し、U-21ユーロ準決勝ではドイツ相手に勝ち越しゴールを決めています。今季は、ジョレンテという絶対的エースがいるスウォンジーにレンタルされることになりましたが、途中出場で得点力をアピールできれば、出場機会を増やすことができるはずです。


チェルシーでは出番がなかったソランケは、CLプレーオフのホッフェンハイム戦で途中出場(PHOTO by CFC Unofficial (Debs))

チェルシーからのレンタル組では、ワトフォードに移籍した22歳のMFナサニエル・チャロバーが開幕戦で先発出場。中盤のセンターからパスを散らし、攻撃の起点となる存在として期待されています。ここ数年、プレミアリーグで最強のユースチームを持つチェルシーから続々と登場した、イングランドの次世代を担う楽しみな選手たちも注目です。

アーセナルとトッテナムのDFはいきなりレギュラー!?

プレミアリーグの開幕節では、アーセナルとトッテナムが期待の若手DFをスタメンに起用していました。アーセナルの3バックの一角を担うのは、昨季のリーグ戦で9試合に出場したU-21代表CBロブ・ホールディング。今季の初戦となったレスター戦では、若さゆえのポジショニングミスが目立ってしまいましたが、集中力の高さと競り合いの強さに定評があり将来が楽しみな選手です。

マンチェスター・シティに移籍したカイル・ウォーカーの後釜として、ポチェッティーノ監督が抜擢したのはU-20ワールドカップで左サイドを託されたカイル・ウォーカー=ピータース。同名の前任者とは赤の他人という20歳は、ニューカッスルを相手に持ち前のスピードでオーバーラップを繰り返し、0-2の勝利に貢献しました。プレミアリーグデビュー戦を無難に終えたSBは、2戦め以降も活躍の場を与えられるでしょう。


吉田麻也に支えられながらセインツの最終ラインで奮闘したスティーブンスは、今季の開幕戦も先発出場(PHOTO by Solent Creatives)

U-21代表が勢揃いのサウサンプトン

U-20ワールドカップ代表ではエヴァートンの選手が目立ちましたが、U-21ユーロに多数の選手を送り出したのはサウサンプトンでした。代表で主将を務めたジェームズ・ウォード=プラウズは、22歳ながらプレミアリーグ138試合出場とチームの中心選手として活躍。サイドアタッカーのネイサン・レドモンドは、ノリッジから移籍した昨季のリーグ戦で37試合7ゴールと結果を出しています。ファン・ダイクの負傷で出番がまわってきたCBジャック・スティーブンスは、吉田麻也とのコンビで17試合に出場。2015-16シーズンに頭角を現したマット・ターゲットは、まわってきたチャンスを確実に活かしてステップアップしたいところです。ポチェッティーノ、クーマンといった若手育成がうまい監督を招聘してきたチームは、イングランド人のヤングプレイヤーのクオリティではリーグNo.1といっても過言ではありません。

移籍金の高騰が話題になっているプレミアリーグですが、見どころはワールドクラスといわれる選手ばかりではありません。ここで紹介した若手選手たちのプレイも追いかけていただいて、今まで以上に週末の観戦を楽しんでいただければと思います。


U-21 サッカー プレミアリーグ ワールドカップ 海外サッカー