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	<title>Sportie [スポーティ]ウィルチェアラグビー &#8211; Sportie [スポーティ]</title>
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	<description>いつもの毎日にスポーツをプラスするWEBメディア「Sportie（スポーティ）」</description>
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		<title>闘えることが、歓びだ。個のスキルを活かしてつかんだ、リオでの銅メダル</title>
		<link>https://sportie.com/2017/01/growing-wheelchairrugby</link>
		<comments>https://sportie.com/2017/01/growing-wheelchairrugby#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 11 Jan 2017 01:00:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>GROWING</dc:creator>
				<category><![CDATA[SUPPORT]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[ウィルチェアラグビー]]></category>
		<category><![CDATA[パラリンピック]]></category>
		<category><![CDATA[日本代表]]></category>
		<category><![CDATA[池崎大輔]]></category>
		<category><![CDATA[池透暢]]></category>

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		<description><![CDATA[臆することなく激しくプレーして、迫力やインパクトを伝えたい 車いす同士の激しい衝突音が、体育館内に間断なく響く。同じスポーツセンター内の別の施設を利用していた一般利用者が、思わず体育館をのぞきにやってきた。「これは一体、 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<blockquote class="indent">
<p>
ラグ車と呼ばれる車いす同士が激しい音をたててコンタクトする迫力あるプレーと、4人がそれぞれのスキルを活かす緻密な攻防――パラリンピック競技の中で唯一車いす同士がぶつかることが認められているのが、ウィルチェアーラグビーです。ロンドンパラリンピックでの4位から4年。世界ランク3位で挑んだリオパラリンピックでは、3位決定戦でウィルチェアーラグビー発祥国である強豪のカナダを破り、見事銅メダルを獲得しました。彼らのリオへの出発直前に、練習風景を取材。競技の内容を紹介しながら、ウィルチェアーラグビーの魅力に迫ります。</p>
</blockquote>
<p><iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/NejxF0aUhOE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<h3>臆することなく激しくプレーして、迫力やインパクトを伝えたい</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_1.jpg" alt="int_23_1" width="393" height="593" class="alignright size-full wp-image-18833" /></p>
<p>車いす同士の激しい衝突音が、体育館内に間断なく響く。同じスポーツセンター内の別の施設を利用していた一般利用者が、思わず体育館をのぞきにやってきた。「これは一体、何の競技ですか？」と。</p>
<p>車いすが横倒しになるほどのぶつかり合いが、ウィルチェアーラグビー最大の魅力だ。<br />
「ウィルチェアーラグビーという競技を多くの方に知っていただくには、まず一目見た方に『なんだこのスポーツは！』という迫力やインパクトを伝えることが大事だと思います。私たちが臆することなく激しくプレーして、“見せるスポーツ”としてみなさんの心をつかみたいです」と、日本代表キャプテンの池透暢（いけ　ゆきのぶ）選手はアピールする。</p>
<p>1977年にカナダで考案されたこのスポーツは、バスケットボールと同じ広さのコートを使い、試合時間は８分×４ピリオドで行われる。４人対４人で対戦し、ボールを持った選手がゴールライン上に置かれたゴールポストの間を通過すれば得点（１点）となる。<br />
ウィルチェアーラグビーが2000年シドニー大会でパラリンピック正式競技に採用されると、日本代表は2004年アテネ大会から連続出場。2012年ロンドン大会では４位と躍進した。しかし代表メンバーの一人、池崎大輔選手は「まだまだ知名度が低く、競技人口も少ない」と、競技の発展に向けた課題を挙げる。ロンドン大会から４年。彼らはより強くなることで人々の関心を引きつけようと努力した。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_2.jpg" alt="int_23_2" width="393" height="593" class="alignleft size-full wp-image-18834" /></p>
<p>「世界のトップ３を崩すことを目標に掲げ、代表合宿や個人トレーニングを積み上げてきました」<br />
エースの池崎選手がそう語るとおり、日本代表はかつて世界３強とされたオーストラリア、アメリカ、カナダから勝利を挙げ、世界ランク３位に浮上。史上最高位を保ったままリオパラリンピックに突入した。<br />
「今までまったく勝てなかった相手から要所要所で勝てるようになったのは、取り組んできたことの成果だと思います。選手たちは勢いづいていて、それぞれの役割の中でトレーニングに励んでいます」<br />
キャプテンを務める池選手も、そのように手応えを口にする。</p>
<h3>自分が持つ運動機能にあわせ、それぞれが与えられる役割を果たす</h3>
<p>パラリンピック競技に出場する選手たちは、障害の重さ・軽さに個人差がある。そのため、できるだけ公平に競技ができるよう、各選手は体の機能のテストや競技観察などによりクラス分けされる。ウィルチェアーラグビーの場合は、最も障害が重いクラスの選手は0.5ポイント、最も軽いクラスの選手は3.5ポイントというように、各選手が持ち点を与えられており、コート内４人の合計ポイントが常に8.0以内と定められている。<br />
池選手と池崎選手はともに3.0ポイントで、機動力を生かして得点に絡みチームに貢献する。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_3.jpg" alt="int_23_3" width="393" height="593" class="alignright size-full wp-image-18835" /></p>
<p>池選手は、自身の得意なプレーは「高さを生かしてボールを収め、攻撃の起点となって味方にパスを散らすこと」と語る。自陣でボールを受けることの多い彼は、自らランで走り抜けるか、走り出している味方にパスを出すかを瞬時に判断する。「試合時間が残り数秒という場面では、ピンポイントのロングパスをゴール前に出してスコアにつなげることもあります」。<br />
点取り屋の池崎選手の特徴は、チェアースキル（車いすの操作技術）だ。「車いすを自由自在に操りながら相手を翻弄させる動き、トリッキーなプレーで勝負します。あっちに行くと見せかけてこっちとか、こっちに走りながらあっちにパスとか。そういうプレーが好きです」。車いすバスケを15年、ウィルチェアーラグビーを7年という、車いす競技歴22年の経験が生かされている。</p>
<p>現在の日本代表は、［3.0＋3.0＋1.0＋1.0］の４選手の構成をスタンダードとしている。「ゴールまでの過程には、ボールを運んだり、パスを出したり、相手選手の動きをブロックして味方の進路を確保したりと、選手それぞれの仕事があります。全員が自分の責任を果たすからこそ、チームは得点できるのです」と、池崎選手はチームメイトの力があってこその得点だということを強調する。</p>
<h3>自分が一番輝くのが、ウィルチェアーラグビー</h3>
<p>「僕には何の取り柄もなかったんですよ」<br />
池崎選手はそうつぶやいて、ウィルチェアーラグビーとの出会いがもたらした喜びを語り始めた。<br />
「それが今では、仲間とともに世界に挑戦できている。父親として家族を幸せにできている。僕の人生はウィルチェアーラグビーとともにあると言えますね」<br />
池選手は、ロンドンパラリンピックの銅メダルマッチ、日本対アメリカ戦を見て、ウィルチェアーラグビーの選手になることを決意したという。<br />
「自分の限界に挑戦したい。そこで輝くことによって人にも評価される。自分が一番輝くのが、ウィルチェアーラグビーなんだと思います」</p>
<p>世界の頂点を見据えるウィルチェアーラグビー日本代表だが、それでも経済的な負担は重くのしかかる。ぶつかり合いを繰り返すことによる車いすの損傷は激しく、用具代はスペアのタイヤやチューブを含めて１選手につき150万円前後。しかもそれらを2年ごとに買い替えるという。<br />
「用具代だけでなく、合宿や大会に参加するための費用もかかります。練習すれば伸びる人はたくさんいると思いますが、金銭的な問題で“僕にはできない”とあきらめてしまう場合も多い。その人の人生にとっても、日本全体の競技力にとっても、すごくもったいないことです」（池崎選手）</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_4.jpg" alt="int_23_4" width="393" height="593" class="alignleft size-full wp-image-18836" /></p>
<p>パラスポーツをサポートする仕組みの一つに、スポーツくじ（toto・BIG）による助成制度がある。スポーツ団体への支援だけでなく、近年はトップアスリート個人への助成がパラスポーツにも拡大され、ウィルチェアーラグビーもその対象となった。</p>
<p>「個人への助成によって、多くの選手が世界に挑戦する機会をいただけています。僕自身も今まで以上に体に気を使いながらトレーニングができているので、すごく助かっています。くじを購入される方はサッカーなどの勝敗予想を楽しんで購入される方も多いと思います。そのような方々に、ウィルチェアーラグビーを知っていただけたらうれしいです。そのために僕たちができることは、みなさんの目に届くような結果を出すこと。みなさんの支援のおかげで、僕たちは一段と高い環境で活動できていますので、感謝の気持ちでいっぱいです」（池崎選手）</p>
<p>「車いす競技は、車いすに乗れば健常者の方たちも含めてみんなが体験できます。助成によって支援いただくことで、より多くの人に魅力を知っていただきながら普及させられれば、より豊かな社会を作っていくことにもつながると思います。実は僕もサッカーが好きで、スポーツくじを買ったことがあります。売上が多方面に分配されることにより、スポーツをさらに広く、熱く盛り上げる力になっていると思います。たくさんの人にスポーツくじを楽しんでいただけたらありがたいです」（池選手）</p>
<p><iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/-QQOmUSmIj4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<h3>リオでいいスタートが切れれば、2020年にもその先にもつながる</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_5.jpg" alt="int_23_5" width="393" height="593" class="alignright size-full wp-image-18837" /></p>
<p>2020年、東京は世界で初めて「２度目のパラリンピック」を開催する都市として世界中からアスリートを迎え入れる。日本国内でのパラスポーツへの関心も、かつてない高まりを見せている。<br />
世界的なトップアスリートとしての現在の境地、そして2020年からその先の未来に向けてのビジョンを、二人が語った。</p>
<p>「勝つための道のりはけっして楽ではありませんが、勝ったときに仲間と喜びを分かちあえる瞬間というのが、僕は一番好きです。パラリンピックの盛り上がりを感じる今こそ、この機運を次世代のための環境づくりにつなげていきたいです。リオでいいスタートが切れれば、間違いなく2020年にもその先にもつながると思います」（池崎選手）</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_6.jpg" alt="int_23_6" width="393" height="593" class="alignleft size-full wp-image-18838" /></p>
<p>「私は事故にあい障害を負って、それまで好きだったサッカーやバスケットボールができなくなりました。でも、道具やルールが工夫されることによって、私たちもスポーツに取り組むことができ、パラリンピックという最高峰の舞台にも挑戦できます。日本代表は将来に向けて、国内合宿や海外遠征の機会をどんどん増やし、新しい戦力も鍛え上げながらチーム全体をレベルアップさせていくことが重要だと思います。現在は代表合宿を限られた場所だけでおこなっていますが、今後はいろんな地方を回り、たくさんの方々に知っていただく機会を増やせたらと思います」（池選手）</p>
<p>（2016年8月、東京都渋谷区にて）</p>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_01.jpg" alt="int_23_01" width="140" height="140" class="alignleft size-full wp-image-18847" /><strong>池 透暢 いけ ゆきのぶ</strong><br />
1980年７月21日、高知県高知市出身。Freedom/日興アセットマネジメント所属。3.0クラス。<br />
19歳の時に交通事故で左足を切断、左腕の感覚も失う。その後始めた車いすバスケットボールで日本代表の候補に選ばれるも、2012年ロンドンパラリンピックでは落選。ロンドンパラリンピックでウィルチェアーラグビーを見たことがきっかけで競技を転向し、日本代表キャプテンとしてチームを牽引する。</p>
</div>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/int_23_02.jpg" alt="int_23_02" width="140" height="140" class="alignleft size-full wp-image-18848" /><strong>池崎 大輔 いけざき だいすけ</strong><br />
1978年１月23日、北海道函館市出身。北海道 Big Dippers/三菱商事所属。3.0クラス。<br />
幼少時にシャルコー・マリー・トゥース病を発症し、高校2年の時に車いすバスケットボールを始める。30歳でウィルチェアーラグビーに出会い、転向。2010年に日本代表に選ばれ、2012年のロンドンパラリンピックに出場。2015年のIWRFアジアオセアニアチャンピオンシップでは3.0クラスベストプレーヤー賞及びMVPを受賞。</p>
</div>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/wheelchairrugby_cloud1.png" alt="wheelchairrugby_cloud" width="1133" height="477" class="alignnone size-full wp-image-18851" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/wheelchairrugby_cloud1.png 648w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/12/wheelchairrugby_cloud1-300x126.png 300w" sizes="(max-width: 1133px) 100vw, 1133px" /></p>
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		<mobileclip:subtitle>2017.01.11</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>またの名を、“マーダーボール（殺人球技）”。 ウィルチェアーラグビーは迫力満点！</title>
		<link>https://sportie.com/2015/10/wheelchair-rugby</link>
		<comments>https://sportie.com/2015/10/wheelchair-rugby#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 28 Oct 2015 12:17:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>星野恭子</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[ウィルチェアラグビー]]></category>
		<category><![CDATA[障がい者スポーツ]]></category>

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		<description><![CDATA[ワールドカップ日本代表の活躍で、にわかに注目が高まったラグビーですが、車いすに乗ってプレイするウィルチェアー（車いす）ラグビーという競技もあります。 1970年代にカナダで生まれたウィルチェアーラグビーはパラリンピックの [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ワールドカップ日本代表の活躍で、にわかに注目が高まったラグビーですが、車いすに乗ってプレイするウィルチェアー（車いす）ラグビーという競技もあります。</p>
<p>1970年代にカナダで生まれたウィルチェアーラグビーはパラリンピックの正式競技でもあり、日本代表は今、世界ランキング4位。メダルに最も近い団体競技として、リオデジャネイロ大会での活躍が大いに期待されているのです。そんなウィルチェアーラグビーについて、ルールや見どころなどを解説します。</p>
<h3>別名の由来は、激しい“タックル”</h3>
<p>試合はバスケットボールのコートでバレーボール（5号球）を使い、4人対4人で対戦します。オフェンス側はパスやドリブル、膝の上に置くなどしてボールを運び、車いすの2つの車輪がエンドライン中央のパイロンで仕切られたゴールラインを越えれば1得点となります。</p>
<p>もともとは、頸髄損傷などで四肢に麻痺や機能障害のある、比較的重度の障害を持つ人たちがプレイできるよう考案されたスポーツで、選手のなかには握力がないため、車いすの操作やボールのキャッチが難しい人などもいます。また、体幹の機能がなく、車いすに寄りかかるようにして乗り、体の安定を保っている選手もいます。</p>
<p>とはいえ、“ラグビー”という名前が示す通り、車いす競技のなかでは唯一、車いす同士で激しくぶつかりあう「タックル」が認められていて、試合中は衝突音が何度も響きます。車いすごと選手が転倒することも当たりまえ。時には金属同士の摩擦で火花が散ることもあり、驚かされます。ただし、一般のラグビーとは違い、バスケットボールのように前にパスすることもでき、味方同士のすばやい連係でゴールを狙うスピード感も魅力です。</p>
<p>ウィルチェアーラグビーは「マーダーボール（殺人球技）」の異名をとるほど、迫力のプレイが醍醐味のエキサイティングなスポーツです。ルールに則った正当なタックルで相手を倒した場合、倒された相手のほうがファウルになります。激しいプレイで転倒やタイヤのパンクなどもよく起こります。ベンチにはスタッフが待機していて、すばやく駆けつけて選手を助け起こしたり、タイヤを交換します。コート上の作業は1分間以内と制限されているので、ベンチに戻ってからパンクを修理して、次に備えます。</p>
<div id="attachment_13591" style="width: 690px" class="wp-caption alignleft"><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/repair-680x458.gif" alt="激しいプレイで、車いすのタイヤがパンクすることも" width="680" height="458" class="size-large wp-image-13591" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/repair-680x458.gif 680w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/repair-300x202.gif 300w" sizes="(max-width: 680px) 100vw, 680px" /><p class="wp-caption-text">激しいプレイで、車いすのタイヤがパンクすることも</p></div>
<h3>勝負を面白くするルール、クラス分けと持ち点制</h3>
<p>選手は障害のレベルに応じて7クラスに分けられていて、障害の重いほうから順に0.5から3.5までの持ち点がそれぞれ与えられています。ポイントは、コート上の4選手の持ち点合計が8点以内でチーム編成しなければならないというルール。障害の重い選手と軽い選手の混成チームにしなければならず、選手をどう組み合わせるかという「ライン」も戦術を左右する大きな要素になっています。</p>
<p>しかも、ウィルチェアーラグビーでは男女混成のチーム編成も可能で、女子選手が加わる場合は、一人につき0.5点がマイナスされます。つまり、女子2名が加われば、1点分のマイナスとなり、持ち点の合計は実質9点となります（最大10点まで）。海外には代表チームで活躍する女子選手も何人かいます。</p>
<p>一般に、障害が軽く持ち点の高い選手はハイポインターと呼ばれ、豊富な運動量でボールを運び、主に得点源としての役割を担います。逆に障害の重いローポインターは体を張って敵を止め、ハイポインターの走路をつくる守備を主に担います。</p>
<p>選手の役割分担は車いすの形状からも見て取れます。ラグビー用の車いす（通称ラグ車）は一般に、障害の重い選手にも扱いやすいよう軽量で操作性に優れていますが、激しいプレイにも耐えられる頑丈なつくりになっていて、車輪はスポークカバーで覆われ、まるで装甲車のような風貌です。そして、ハイポインター用のラグ車は狭い走路もぐいぐい突き進めるよう、コンパクトな丸いフォルムをしています。一方、ローポインター用はバンパー部分が前に突き出したＬ字型で、相手の動きをブロックしやすい形が特徴です。</p>
<div id="attachment_13592" style="width: 690px" class="wp-caption alignleft"><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/wheelchair-680x533.gif" alt="バンパーが前に突き出した、ローポインター用車いす（手前）とコンパクトなハイポインター用車いす（左奥）" width="680" height="533" class="size-large wp-image-13592" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/wheelchair-680x533.gif 680w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/wheelchair-300x235.gif 300w" sizes="(max-width: 680px) 100vw, 680px" /><p class="wp-caption-text">バンパーが前に突き出した、ローポインター用車いす（手前）とコンパクトなハイポインター用車いす（左奥）</p></div>
<p>ライン（4選手の組み合わせ）は戦術の肝であり、いわゆるスタメンから成るファーストラインのほか、各チームはセカンドラインやサードラインを準備しています。選手交代の回数に制限がないので、戦術や戦略に合わせてどんどん入れ替えます。</p>
<p>激しいプレイの連続で体力の消耗も大きいウィルチェアーラグビー。実際、障害の関係で体温調節ができない選手も少なくなく、タイムアウトやピリオド間には濡れタオルや霧吹きなどで身体を冷やす光景もよく見られます。ラインのバリエーションを増やし、強化を図ることで、ゲームの重要な局面までファーストラインを温存するといったこともできます。</p>
<p>このように、クラス分けと持ち点制を理解してからゲームを見ると、ウィルチェアーラグビーがきっともっと楽しめます。</p>
<p>選手の持ち点は、筋力や体幹機能、競技中の動作などのテストによって決められます。<a href="http://www.iwrf.com/?page=classification" target="_blank">国際ウィルチェアーラグビー連盟の公式サイト</a>を参考に、クラス分けの主な特徴を下記リストにまとめました。ただし、身体機能には個人差も大きく、クラス分けテストは多岐にわたって細かく行われます。リストの内容はあくまでも代表的な目安としてご参考ください。</p>
<p>＜クラス分けの主な特徴＞　（身体機能には個人差も大きく、この限りではありません。）</p>
<table style="border: 1px solid #CCC;border-collapse: collapse;width: 100%;">
<tr>
<td style="padding:15px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F4F8FF;font-weight: bold;padding: 5px;">クラス</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F4F8FF;font-weight: bold;padding: 5px;">車いす操作</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F4F8FF;font-weight: bold;padding: 5px;">ボールハンドリング</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:15px;background-color: #F9FCFE;font-weight: bold;">0.5</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">体幹機能がなく、上半身の筋力も弱いため、前屈みで頭部を上下に揺らしながら車いすをこぐ。手首から先が動かない、握力がないなど、前腕で車いすを操作する。</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">手首から先など、上肢の動きに制限があり、ボールのキャッチやパスに困難がある。両手での下手投げや、バレーボールのようにボールを打って、パスの飛距離を稼ぐこともある。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:15px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F9FCFE;font-weight: bold;">1.0</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">0.5クラスに比べれば、体幹や上半身の機能は少し高く、車いすの操作範囲も広い。だが、前腕を使う人も多い。</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">キャッチは前腕や手首で行う。近距離のチェストパスもできる。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:15px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F9FCFE;font-weight: bold;">1.5</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">体幹機能や筋力もある程度あり、車いす操作もある程度のレベルで行える。</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">ある程度の距離と安定感のあるチェストパスができる。片手欠損などで左右のアンバランスな動きを抱える人もいる。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:15px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F9FCFE;font-weight: bold;">2.0</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">体幹機能や上半身の筋力も十分で、コート内をしっかりと動き回れる。</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">ある程度の範囲なら、効果的なチェストパスが行える。指など手首から先の動きに制限があり、ボール保持が不安定な人もいる。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:15px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F9FCFE;font-weight: bold;">2.5</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">体幹機能も上半身の筋力もある程度あり、力強く、十分なスピードでコート内を動き回れる。体幹もあり、座位姿勢の安定感がある。</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">ドリブルもできるが、指の動きに制限があり、ボールを拾い上げる時には腕を使う。片手でのオーバーヘッドパスも可能だが、距離も短く、方向性などの安定感を欠くことも。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:15px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F9FCFE;font-weight: bold;">3.0</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">握力も十分あり、車いすのリムを握ってしっかりと押すことができる。体幹がしっかりして安定した姿勢を保てる。</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">指先まで十分に動き、パスやドリブルなど、さまざまなボール操作が安定感をもってできる。片手でのボール操作もある程度のレベルでできる。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:15px;border: 1px solid #CCC;background-color: #F9FCFE;font-weight: bold;">3.5</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">上半身の筋力や体幹機能が十分あり、力強く、安定感とスピード感のある車いす操作ができる。腰をひねって車いすを動かすこともできる。</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">上半身の機能が十分に高く、片手でのドリブルやボール保持なども高い安定感をもってできる。</td>
</tr>
</table>
<h3>さまざまなスポーツが組み合わさったオリジナルなスポーツ</h3>
<p>ウィルチェアーラグビーは、タックルに代表されるラグビーに加え、バスケットボールやアイスホッケーなど、さまざまなスポーツを組み合わせたオリジナル競技です。</p>
<p>試合は1ピリオド8分間の4ピリオド制ですが、勝敗が決まらない場合は前後半3分間の延長戦を行います。<br />
<div id="attachment_13597" style="width: 690px" class="wp-caption alignleft"><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/goal-680x443.gif" alt="チーム力で激しいディフェンスをかいくぐり、ゴールを決める" width="680" height="443" class="size-large wp-image-13597" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/goal-680x443.gif 680w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/goal-300x195.gif 300w" sizes="(max-width: 680px) 100vw, 680px" /><p class="wp-caption-text">チーム力で激しいディフェンスをかいくぐり、ゴールを決める</p></div></p>
<p>スピーディーにゲームを行うため、各プレイに時間制限が設定されています。また、勇気ある激しいタックルは醍醐味の一つですが、後方からのタックルや車いすでなく身体への接触は反則になります。</p>
<p>また、コート外にはペナルティボックスが設けられ、ファウルなどの内容によっては、選手はいったん退場し、規定された時間、ペナルティボックスに入らなければなりません。アイスホッケーのパワープレイのように、相手は数的有利な状況になります。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/2015-10-28_210353.jpg" alt="2015-10-28_210353" width="669" height="393" class="alignleft size-full wp-image-13606" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/2015-10-28_210353.jpg 669w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/10/2015-10-28_210353-300x176.jpg 300w" sizes="(max-width: 669px) 100vw, 669px" /></p>
<p>主なルールを下記にまとめました。<br />
＜主なルール＞<br />
オフェンス側</p>
<table style="border: 1px solid #CCC;border-collapse: collapse;width: 100%;">
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">キーエリア内には10秒までしか入れない。10秒を超えると、反則となり、ボールの所有権が相手側に移る。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">ボールを保持したら、12秒以内にセンターラインを越えねばならない。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">一度、センターラインを越えたら、自陣側にボールを戻すことはできない。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">40秒以内にゴールしなければならない。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">ゴールポスト（ゴールライン両脇にあるパイロン）に触れてはならない。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">ボールを持っている選手は車いすを何回でもこいで進むことができるが、10秒以内に1回ドリブルをするか、味方にパスをしなければならない。1回、ドリブルをすると、さらに10秒間車いすをこぐことができる。</td>
</tr>
</table>
<p>ディフェンス側</p>
<table style="border: 1px solid #CCC;border-collapse: collapse;width: 100%;">
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">キーエリアには、同時に3人までしか入れない。4人目が入った場合、その選手にはタイムペナルティが課され、ペナルティボックスに1分間、または相手チームがゴールを決めるまで入らねばならない。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">タックルは安全性に十分配慮して行わねばならない。ぶつかる時のスピードや角度、ぶつかる相手の状況などによっては、危険なタックルとしてファウルになることもある。</td>
</tr>
</table>
<p>ファウル　</p>
<table style="border: 1px solid #CCC;border-collapse: collapse;width: 100%;">
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">スピニング・ファウル</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">車いすでのタックルは認められているが、後方からのタックルで、<br />相手がバランスを失ったり、転倒につながったりするような危険なタックルの場合は反則になる。</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">イリーガル・ユーズ・オブ・ザ・ハンズ・ファウル</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">手や腕でボール以外の相手選手の体に触れてしまうこと</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">ホールディング・ファウル</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">手や腕を使って相手の体や車いすをおさえつけること</td>
</tr>
<tr>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">エキップメント・テクニカル・ファウル</td>
<td style="padding:10px;border: 1px solid #CCC;">車いすの仕様はサイズや形状などが細かく規定されている。<br />規定外の車いすを使用した場合はテクニカル・ファウルとなり、<br />ペナルティボックスに1分間入らなければならない。<br />ただし、転倒などで破損したような場合はファウルとはならず、<br />補修の機会が与えられる。</td>
</tr>
</table>
<h3>日本代表の歩みとこれから</h3>
<p>ウィルチェアーラグビーは、2000年シドニー大会からパラリンピックの正式競技に採用され、日本代表も04年（アテネ）から3大会連続で出場しています。</p>
<p>特に12年ロンドン大会では過去最高位の4位になりました。世界選手権は10年のカナダ大会で初の銅メダルに輝き、14年デンマーク大会でも4位と安定した強さを見せ、世界ランキングはここ数年、4位に定着しています。来年に迫ったリオデジャネイロ・パラリンピックでのメダル獲得も期待も高まります。</p>
<p>メダル獲得のためにも、リオへの出場権を獲得しなければなりません。その出場権がかかった「三菱商事2015IWRFアジア・オセアニア　チャンピオンシップ」が千葉で、10月29日に開幕します。</p>
<p>日本をはじめ4カ国が出場する同大会で、14年世界選手権で優勝し、リオ出場を決めているオーストラリアを除いた上位1カ国に出場権が与えられます。はたして日本は、韓国とニュージーランドを破り、リオ切符を手にできるのか。さらには、現世界王者のオーストラリアにも土をつけ、リオでのメダル獲得に一歩近づけるのか。見どころ満載の「千葉決戦」。ぜひ会場でご声援ください！</p>
<p><div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p>
■三菱商事2015IWRFアジア・オセアニア　チャンピオンシップ<br />
大会公式サイト：　<a href="http://www.jwrugby.com/IWRF-AOC.html" target="_blank">http://www.jwrugby.com/IWRF-AOC.html</a><br />
会期：　10月29日（木）～11月1日（日）<br />
会場：　千葉ポートアリーナ　（千葉県千葉市中央区問屋町1-20）<br />
参加国：オーストラリア、日本、ニュージーランド、韓国<br />
日程：　<br />
29日（木）　開会式　9：30～<br />
30日（金）～31日（土）　予選リーグ<br />
11月1日（日） 3位決定戦／決勝戦／閉会式　　　</p>
<p>日本戦：　<br />
29日（木）11:00～　vs ニュージーランド、16:00～ vs　韓国<br />
30日（金）10:00～ vs オーストラリア、15:00～ vs 韓国<br />
31日（土）12:00～　vs オーストラリア、17:00～ vs ニュージーランド<br />
11月1日（日）　予選結果により、時間決定</p>
<p>※スケジュールは変更となる場合があります。大会サイトで随時、ご確認ください。</p>
</div><br />
協力：　日本ウィルチェアーラグビー連盟　(<a href="http://www.jwrugby.com/" target="_blank">http://www.jwrugby.com/</a>)</p>
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