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	<title>Sportie [スポーティ]ヴェンゲル &#8211; Sportie [スポーティ]</title>
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	<description>いつもの毎日にスポーツをプラスするWEBメディア「Sportie（スポーティ）」</description>
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		<title>リベンジに燃える1年。ヴェンゲルアーセナルに、変化はあるのか？</title>
		<link>https://sportie.com/2017/09/arsenal_wenger</link>
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		<pubDate>Wed, 20 Sep 2017 08:00:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>奥山真</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アーセナル]]></category>
		<category><![CDATA[プレミアリーグ]]></category>
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		<description><![CDATA[きっかけは、チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦の大敗でした。ホーム・アウェイとも1-5で惨敗したアーセナルのヴェンゲル監督に対して、「Wenger Out」と書かれた容赦ないプラカードがエミレーツ・スタジアム [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>きっかけは、チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦の大敗でした。ホーム・アウェイとも1-5で惨敗したアーセナルのヴェンゲル監督に対して、「Wenger Out」と書かれた容赦ないプラカードがエミレーツ・スタジアムで掲げられるようになり、プレミアリーグで5位と苦戦していたチームは4月になるまで停滞を続けました。</p>
<p>変化を求めて20年ぶりに3バックを導入したヴェンゲル監督は、最後の8試合を7勝1敗というハイペースで駆け抜けながらも、4位のリヴァプールに勝ち点1差で届かず19年連続で出場していたチャンピオンズリーグの出場権を失いました。</p>
<p>2017-18シーズンは、かつて無敗優勝を遂げた名将にとってリベンジの年。アーセナルは、失敗を糧にプレミアリーグの頂点に返り咲くことができるのでしょうか。<br />
<font size="-1">メイン写真クレジット/PHOTO by Ronnie Macdonald</font></p>
<h3>コラシナツとラカゼット獲得はよかったものの…</h3>
<p>6月6日、シャルケ04のSBセアド・コラシナツの獲得を発表。7月5日には、リヨンのエースストライカー、アレクサンドル・ラカゼットが入団決定。この直後に、「新しいシーズンは3バックでスタートすることになるだろう」と聞いたサポーターは、前シーズンに弱点だったCBやセントラルMFを獲得するはずと期待したのではないでしょうか。</p>
<p>契約延長に至っていなかったアレクシス・サンチェス、メスト・エジル、アレックス・オックスレイド＝チェンバレンの残留と、少ない方から数えて6位の44失点を喫した守備の強化は、プレミアリーグで悲願の優勝を狙うための必須条件と目されていました。<br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_1.jpg" alt="" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-23122" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_1-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_1-768x512.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_1-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">OBのイアン・ライト氏に「早く契約を延長しろ」といわれたエジルはどうする!?（PHOTO by Ronnie Macdonald）</font></p>
<h3>チェルシー戦のドローで見えた明るい兆し</h3>
<p>ところが、アーセナルの補強は最初の2人で打ち止めとなりました。さらに8月31日、チェンバレンがリヴァプールに移籍。既にガブリエウとギブスが退団していたチームは、5位に終わったシーズンよりも戦力的には弱体化してしまったかもしれません。また、アレクシス・サンチェスはマンチェスター・シティ移籍の噂が絶えず、エジルも新しい契約書にサインしていません。</p>
<p>開幕戦でレスターに勝ったものの、ストークとのアウェイ戦を1-0で落とし、リヴァプールに4-0で大敗したアーセナルには、8月を終えたばかりなのに既に悲壮感が漂っていました。</p>
<p>9月最初のゲームは、ボーンマスに3-0で完勝。ラカゼットとウェルベックという「決めてほしい選手」が結果を出しましたが、相手は開幕3連敗と絶不調のチームでした。5節のチェルシー戦に完敗すれば、ヴェンゲル監督は再び批判の矢面に立たされるでしょう。</p>
<p>ヨーロッパリーグでケルンに3-1と勝った後、スタンフォード・ブリッジに乗り込んだチェルシーとのビッグロンドンダービーは0-0のドロー。ゴールこそ奪えなかったものの、チェルシーを圧倒する時間帯が長く、ようやく3バックで戦っていく目処が立ちました。</p>
<p>5節が終わり2勝1分2敗で12位という戦績は、決してほめられたものではありませんが、11月頭のマンチェスター・シティ戦までは与しやすい相手が続きます。WBA、ブライトン、ワトフォード、エヴァートン、スウォンジー。昨シーズンは1勝1敗だったWBAとワトフォードは開幕から好調で要注意ですが、他はチーム状態がいいとはいえず、5連勝の可能性は充分にあるでしょう。例年勝率がいい秋に勝ち点を稼いで、マンチェスター・シティ戦を勝ち切れれば、アーセナルは今まで通りのポジションには食い込めるはずです。<br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_2.jpg" alt="" width="800" height="532" class="aligncenter size-full wp-image-23123" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_2-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_2-768x511.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_2-680x452.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">消える時間が長いジルーは、ラカゼットが加わったチームで存在感を発揮できるでしょうか（PHOTO by joshjdss）</font></p>
<h3>期待できる新戦力に対して、懸念材料は主力の停滞</h3>
<p>ヴェンゲル監督のチームは、昨季とどこが変わったのでしょうか。ポジティブな要素を先に挙げれば、新戦力コラシナツと開幕から元気なウェルベックによる左サイドの攻撃力の強化、プレミアリーグに慣れればゴールを量産してくれそうなラカゼット、2年目を迎えてチームの中心となりつつあるジャカ。</p>
<p>一方で不穏な変化は、昨季終盤戦の快進撃が嘘のように失点を重ねた3バックと、アレクシス・サンチェス、エジル、オリヴィエ・ジルーが本領を発揮していないことです。</p>
<p>今季のアーセナルは、ノーゴールに終わったゲームが既に3試合ありますが、4-2-3-1あるいはゼロトップで戦った昨シーズンの30試合でゴールがなかったのは3試合のみ。ヴェンゲル監督の3-4-2-1は、適材適所とはいえない起用法になることも多く、攻守とも結果を出した試合はボーンマス戦のみです。</p>
<p>新戦力には期待できるものの、負傷者多発や主力の不振などでやりくりを強いられれば、層の薄いポジションがネックとなって勝ち点を取りこぼす可能性が高まります。<br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_3.jpg" alt="" width="800" height="566" class="aligncenter size-full wp-image-23124" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_3-300x212.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_3-768x543.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/09/20170919_3-680x481.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">アレクシス・サンチェスが輝きを取り戻せなければ、アーセナルは苦しい戦いを強いられそうです（PHOTO by joshjdss）</font></p>
<h3>主力がコンスタントに攻められるかが最大のポイント</h3>
<p>最も変わるべきは、ヴェンゲル監督自身なのかもしれません。メンバーの調子と相手の戦い方を見ながら、3バックと4バックを巧みに使い分けるようになれれば、最後まで優勝争いに残れるのではないかと思います。</p>
<p>ラカゼット、エジル、アレクシス・サンチェスが揃う前線の破壊力はライバルに引けを取らず、主力を欠いても適材適所の布陣で集中力高くプレイできれば優勝候補と互角以上に戦えることはチェルシー戦が証明しています。オリヴィエ・ジルーは、新しいフォーメーションに居場所を見つけることができるのか。2016-17シーズンに24ゴール10アシストと獅子奮迅の活躍を見せたアレクシス・サンチェスは、彼らしいプレイを取り戻せるのか。普通にプレイできれば、それだけでも相当脅威なメスト・エジルはフルシーズン働けるのか。前線のワールドクラスに加えて、攻守のバランスを取るジャカとラムジーのポジショニングと配球も重要です。</p>
<p>最終ラインが堅いとはいえず、先に2点以上の差をつけて逃げ切りたいチームだけに、昨季の前半戦よりもCBがひとり多い布陣でどこまで攻め切れるのかが明暗を分けることになりそうです。DFを獲らずに批判されたヴェンゲル監督が、どんな手綱さばきでメディアを見返そうとしているのかに注目しましょう。</p>
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		<mobileclip:subtitle>2017.09.20</mobileclip:subtitle>
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		<title>エミレーツスタジアムで考えた&#8221;WENGER OUT&#8221;の意味</title>
		<link>https://sportie.com/2017/04/wenger-out</link>
		<comments>https://sportie.com/2017/04/wenger-out#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 21 Apr 2017 07:36:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>木村康子</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
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		<description><![CDATA[1月31日、プレミアリーグのワトフォード戦にホームで負け、チェルシー戦（プレミアリーグ、アウェイ）、バイエルン戦（チャンピオンズリーグ、アウェイ）と重要な試合を続けて落としたことで一気に加速した感のあるヴェンゲル退任論。 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>1月31日、プレミアリーグのワトフォード戦にホームで負け、チェルシー戦（プレミアリーグ、アウェイ）、バイエルン戦（チャンピオンズリーグ、アウェイ）と重要な試合を続けて落としたことで一気に加速した感のあるヴェンゲル退任論。「スタジアムで&#8221;WENGER OUT&#8221;と書かれた抗議バナーが掲げられた」、「試合前に数百人規模のデモが行われた」などと日々報じられる様子を見ていると、現地サポーターは一気に退任論に傾いているようにも受け取れますが、実際のところはどうなのか、3月に訪れた現地の様子をもとに考えてみました。（写真は現地の最有力FAN ZINE『gooner』3月発売号の表紙）</p>
<h3>抗議行動はごく一部。中には目立ちたいだけの人も？</h3>
<p>3月にアーセナルのホーム、エミレーツスタジアムで行われた、チャンピオンズリーグのバイエルン戦とFAカップのリンカーン戦。両者とも、試合の前後に抗議デモが行われましたが、一観客としてごく一般的な時間帯にスタジアムに行った限りでは、これという抗議集団に出会うこともなく、デモのあったこともあとから報道で知ったほどでした。スタジアム内では、後半、3点目、4点目と失点を重ねるにしたがって&#8221;WENGER OUT&#8221;のバナーを掲げる人も出始めたものの、こうしたバナーを掲げるのはいずれも少年や若者。「深い考えがあって」というよりは、「ムードに乗じて」であったり、「目立つため」（何しろこういうバナーを掲げていればカメラに捉えられます）という印象を強く受けます。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_1.jpg" alt="" width="800" height="532" class="alignnone size-full wp-image-21229" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_1-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_1-768x511.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_1-680x452.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
<font size="-1">リンカーン戦、試合前のメインスタンドには、対戦相手のコウリー監督と比較する形でヴェンゲルを批判したバナーを掲げる集団が現れ、まんまとテレビカメラに映し出されていました</font></p>
<h3>急進派とは相容れないが、ヴェンゲル支持とは言えない人たち</h3>
<p>本来なら、多くの人の考えとは違う極端な行動に対しては、必ずそれに対抗する行動も出てくるのがスタジアム。多くの人がヴェンゲルを支持しているのであれば、ヴェンゲルを擁護するバナーや、ヴェンゲルを称えるチャントで退任派を封じ込めようとする人々も現れるものです。心を一つにしてサポートするべきホームスタジアムならなおのこと、多少のことには目をつぶっても、チームを支持する姿勢を見せるのがあるべき姿とも言えます。3月のエミレーツスタジアムで気になったのは、&#8221;WENGER OUT&#8221;のバナーよりデモよりむしろ、こうしたカウンター的行動がほとんど見られなかったこと。その裏側には、今まではやや強がってでもチーム、そして監督を支持してきた人々が、「もはや限界なのか」と思い始めているような様子が感じられました。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_2.jpg" alt="" width="800" height="532" class="alignnone size-full wp-image-21230" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_2-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_2-768x511.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_2-680x452.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
<font size="-1">メインスタンドに、自作と思しき&#8221;WENGER OUT&#8221;のカードを1人で掲げている人。周りのリアクションは薄め</font></p>
<h3>伝統あるサポーターグループ&#8221;AST&#8221;では8割がヴェンゲル続投不支持だが……</h3>
<p>こうした現地サポーターの「気分」を表すものとして参考になりそうなデータが、3月20日〜26日にかけて実施された&#8221;Arsenal Supporters Trust（以下AST）&#8221;の会員を対象とした<a href="https://www.arsenaltrust.org/news/2016/78-say-no-to-new-contract-for-arsene-wenger-in-ast-survey" target="_blank">調査結果</a>です。ASTは、サポーター歴数十年という年配者も多く集まるサポーターズクラブ。サポーター同士でクラブの株式を共同購入するスキームを持ち（現在は購入できる株式が存在せず、スキーム自体が中止）、会員が株主として総会に出席して直接要望を述べるなど、クラブとも直接的かつ深い関わりを持ってきた伝統的な組織です。調査結果によれば、「ヴェンゲルの監督としての新契約を支持するか」という問いに対して78％が「ノー」と回答。しかし、そう回答した心持ちについては、いわゆる一連の&#8221;WENGER OUT&#8221;報道のイメージとは少々違うようです。</p>
<p>ASTがWebサイトで公表している分析結果によると、「ノー」の理由としては「新しいアイデア、アプローチの必要性」「リーダーシップや指揮系統の偏り」「志が感じられない」などが挙がったものの、最も多かったのは「そういうタイミングだから」（34％）というもの。「ノー」と答えた人の9割近くがフリーコメントを残していて、その半数にはヴェンゲルに対する愛着やリスペクトなど、ポジティブな内容が綴られていた点は、この種の調査としては珍しいことだと分析されています。さらに「ノー」と答えはしたものの、6人に1人はそのことを残念と感じており、「ヴェンゲル」と関連して最もよく使われていた単語は&#8221;great（偉大な）&#8221;だったという分析結果も。ヴェンゲルを敬愛し、感謝し、迷いながらも「そろそろ変化の時だ」と考えているAST会員の姿が浮かびますが、スタジアムの雰囲気もまさにこれが最も近いという印象でした。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_3.jpg" alt="" width="800" height="532" class="alignnone size-full wp-image-21231" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_3-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_3-768x511.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_3-680x452.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
<font size="-1">こちらは4月2日のマンチェスター・シティ戦の際の&#8221;WENGER OUT&#8221;派。見ている人のリアクションとしては、同調するというよりも、珍しがって写真を撮るというのが主流。ライバル相手に2対2と比較的健闘したこの試合以降は、続投派もやや勢いづいて見えた</font></p>
<h3>現地サポーターならより強い？ヴェンゲルへの複雑な気持ち</h3>
<p>サポーターのこうした反応からは、現地のサポーターから見たヴェンゲル像が、日本から見えている以上に「曲者」と捉えられていることもうかがえます。日本では、頑固ではあるが周囲への気遣いに長けた知将というイメージのヴェンゲルですが（ですよね？）、クラブに近いサポーターの話を聞くと、「何でも自分の思い通りに動かしたい人」「誰かが自分の上に立つことは我慢ならない」といった評価もちらほら。もちろん、人の心をつかむ説得力と魅力に溢れているのは事実なのですが、そのせいで経営陣もヴェンゲルに心酔しきってしまい、悪く言えば言いなりになってしまっている。そんな状況に危機感を覚えているサポーターも多いようなのです。</p>
<p>極端な退任論者はともかく、一般的なアーセナルサポーターなら、4年前のファーガソン監督の引退と、その後のマンチェスター・ユナイテッドの低迷を思い浮かべない人はいません。このことを引き合いに、「ヴェンゲルを退任させても、後任に値する人材などいないではないか」というのが続投派の主張ですが、これに対しては「今すぐではなく、少しずつヴェンゲルの影響力を減らしたうえでのフェードアウトが理想的」という退任派の意見もあります。いつまでもヴェンゲルに頼り切ったクラブ運営ができるわけではない。それならば、ヴェンゲルの威光に陰りが見える今こそ、この先のことを真剣に考えるべきときなのではないか。そしてできればヴェンゲル自身にも、晩節を汚すことになる前に美しく&#8221;great&#8221;なまま勇退してほしい……派手な&#8221;WENGER OUT&#8221;に隠れて沈黙している穏健な退任論者は、そんなふうに考えているように思えます。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_4.jpg" alt="" width="800" height="532" class="alignnone size-full wp-image-21232" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_4.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_4-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_4-768x511.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2017/04/20170418_4-680x452.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
<font size="-1">マンチェスター・シティ戦の日にはこんなメッセージトラックも出現。&#8221;IN ARSENE WE TRUST&#8221;という続投派の標語からTRUSTのTを消し、&#8221;IN ARSENE WE RUST（ヴェンゲルはもうさび付いてる）&#8221;に変えているのがなかなかお上手</font></p>
<h3>そして&#8221;WENGER OUT&#8221;は世界へ!?</h3>
<p>バイエルン戦、リンカーン戦とスタジアム周りを騒がせた一連の&#8221;WENGER OUT&#8221;運動ですが、その次のプレミアリーグ、ウエスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦（アウェイ）では、ついにスタジアムの上空に&#8221;NO CONTRACT #WENGER OUT&#8221;（「新契約はいらない　#ヴェンゲルは出ていけ」）と書かれたバナーを飛ばす飛行機が現れ、それに対抗する&#8221;IN ARSENE WE TRUST #RESPECTAW&#8221;（「我々はアーセンを信じる #ヴェンゲルにリスペクトを」。AWはArsene Wengerの頭文字）というバナーも飛び交ってますますヒートアップ。しかしその後の3月28日、ワールドカップ予選、ニュージーランド対フィジーの試合になぜか&#8221;WENGER OUT&#8221;のバナーが登場した頃からどうにもおかしなことになってきて、その後はCOLDPLAYのシンガポールライブからレッスルマニアまでいたるところに&#8221;WENGER OUT&#8221;のバナーが出現、ついにはJリーグのスタンドでも目撃情報が出るなど、&#8221;WENGER OUT&#8221;は今や世界中でオモチャになっているようです。</p>
<p>元を正せば2月、ロンドンを訪れたトランプ大統領に抗議するデモで&#8221;WENGER OUT&#8221;のカードが目撃されたあたりが発端と思われますが、深刻そうに見えるこんなテーマもお得意の自虐でネタに変えてしまうセンスには笑っちゃうやら呆れるやら。さすがロンドンっ子（あるいはよく訓練されたアーセナルサポーター）は一味違います。</p>
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