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	<title>Sportie [スポーティ]海外野球 &#8211; Sportie [スポーティ]</title>
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	<description>いつもの毎日にスポーツをプラスするWEBメディア「Sportie（スポーティ）」</description>
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		<title>今年も世界中からやってくる野球少年達の夏の祭典。リトルリーグ世界大会。</title>
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		<pubDate>Sat, 07 Jul 2018 03:16:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
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		<description><![CDATA[毎年8月にアメリカ・ペンシルバニア州で行われるリトルリーグの世界大会が、今年も8月16日から26日までの10日間に渡って行われます。大会はアメリカ一を決めるトーナメントと、アメリカ以外の世界一を決めるトーナメントに分かれ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>毎年8月にアメリカ・ペンシルバニア州で行われるリトルリーグの世界大会が、今年も8月16日から26日までの10日間に渡って行われます。大会はアメリカ一を決めるトーナメントと、アメリカ以外の世界一を決めるトーナメントに分かれ、それぞれの優勝チームが決勝戦を行います。日本代表チームはこの10年間で優勝5回、準優勝1回と毎年のように好成績を残しています。</p>
<p>大会期間中は、殆どの試合をスポーツ専門ケーブルテレビ局「ESPN」が生中継し、決勝戦は3大テレビネットワークのひとつABCが生中継するなど、米国内での人気は非常に高い大会です。日本における夏の甲子園大会のように、と言えば大げさかもしれませんが、リトルリーグ世界大会はアメリカにおける夏の風物詩の一つと呼べるでしょう。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_1.jpg" alt="" width="800" height="600" class="alignleft size-full wp-image-28656" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_1-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_1-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_1-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<h3>元祖「日本のベーブルース」は大谷翔平にあらず</h3>
<p>故障者リスト（DL）入りで少しトーンが落ちてしまいましたが、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の人気は、現在でも凄まじいものがあります。本格的な投打二刀流選手はベーブルース以来約100年振りということで、アメリカのメディアが大谷選手を称する際に、「日本のベーブルース」という表現がよく使われます。</p>
<p>ところが、大谷選手の出現より6年前にこの称号を得た日本人がいます。2012年のリトルリーグ世界大会において、投打両面の大活躍で東京北砂リーグの優勝に貢献した清宮幸太郎選手（現日本ハム）こそ、その人です。清宮選手のこの大会での成績は、投手としては2勝0敗6.2イニングで15奪三振、打者としては12打数8安打3本塁打、という圧倒的なものでした。13歳だった当時から身長183センチ体重93キロの堂々たる体格だった清宮選手をアメリカの各メディアは「日本のベーブルース」と報道したものです。</p>
<h3>大人顔負けの体格の選手もいれば、まだ子供のような体格の選手も</h3>
<p>リトルリーグの年齢規定は何度か変更されていますが、基本的には12歳以下の小学生が対象です。現在のルールでは8月31日が基準日になっています。清宮選手は、当時の年齢上限ぎりぎりの出場だったわけですが、それでもその体格は並外れていました。　</p>
<p>リトルリーグの球場サイズは大人の約3/4になっていて、投手から本塁までは約14メートル（大人は18メートル）です。清宮選手は当時から時速80マイル（約128キロ）を超える速球を投げ、それを大人サイズの距離に変換したバッターの体感速度は160キロ以上あったと言われています。</p>
<p>外野フェンスまでの距離も両翼70メートル以下なのですが、清宮選手が決勝戦で放ったホームランの飛距離は約94メートルでした。まさに規格外とも呼べる存在でした。</p>
<p>清宮選手は特別だとしても、この年齢は成長度の個人差が大きく、大人顔負けの体格の選手もいれば、まだ子供のような体格（実際に子供なのですが）の選手も入り混じっています。そのように体格の異なる選手達が硬球ボールと金属バットを使って狭い球場内でプレイするわけですので、安全面での問題はよく話題になります。</p>
<p>清宮選手には気の毒なのですが、この大会において清宮選手が身長145センチ体重32キロのバッターの頭部に当ててしまった死球も、よくそうした議論の引き合いに出されます。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_2.jpg" alt="" width="800" height="600" class="alignleft size-full wp-image-28657" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_2-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_2-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_2-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<h3>リトルリーグの聖地は人口約3万人</h3>
<p>リトルリーグ世界大会は、1947年からずっと毎年8月にペンシルベニア州ウィリアムズポートで開催されています。ウィリアムズポートの人口は約3万人。その小さな町に大小２つのスタジアムと博物館などからなるリトルリーグ・スタジアム・コンプレックスと呼ばれる広大な施設があり、大会期間中は普段の人口の10倍以上、30万～40万人もの人で賑わいます。</p>
<p>2つあるスタジアムのうち、メイン球場はラマデ・スタジアムで最大収容人員4万人。もう一つはボランティア・スタジアムで最大収容人員5千人です。入場はどちらも無料です。座席があるのは内野席だけで、外野は芝生の斜面になっています。段ボール紙のソリで子供達が斜面を滑るシーンはよくテレビに映る名物です。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="alignleft size-full wp-image-28658" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<h3>世界一への道程</h3>
<p>アメリカの部は8つの地域代表、アメリカ以外の部はカナダ、メキシコ、カリブ海、ラテンアメリカ、日本、アジア太平洋・中東、ヨーロッパ・アフリカ、オーストラリアの代表8チームによって争われます。</p>
<p>1次ラウンドはアメリカ国内の部、アメリカ以外の国際部、それぞれが「ダブル・エリミネーション」と呼ばれる、2敗した時点で敗退となる形式のトーナメントを戦います。そして、双方の優勝チーム同士が決勝戦、準優勝チーム同士が3位決定戦を行います。</p>
<p>日本は以前はアジア地域の部に入っていましたが、2007年からは日本だけの代表として独立しています。</p>
<h3>意外に少ない日本国内のリトルリーグ</h3>
<p>2018年の日本代表決定トーナメントは7月20～22日の3日間、長野県の上田市県営上田野球場等で行われます。全国12地域16チームの勝ち抜きトーナメントで、優勝チームが世界大会への出場権を与えられます。</p>
<p>日本リトルリーグ野球協会ホームページによれば、日本国内のリーグ数は231、チーム数は862とあります。アメリカ国内のどの町にも必ずリトルリーグのチームがあり、リトルリーガー人口は200万人以上だと言われていることを考えると、日本のリトルリーグの規模は随分小さいようです。</p>
<p>それにも関わらず、日本代表チームが毎年のようにアメリカ優勝チームを破っているのは、日本の野球少年達のレベルの高さを物語っていると言えます。ですが、近年は東京北砂リーグという同一チームが何回も連続して日本代表になっているのは、やはり日本国内の競技人口が少ないせいでしょうか。</p>
<p>今年の四国予選を勝ち抜き、日本代表決定トーナメントに駒を進めた新居浜リーグの近藤敬コーチに話を聞きました。</p>
<p><strong>ーー年間を通して、どれくらいの頻度で練習しているのでしょうか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p>年間通して終日練習は、毎週、土曜、日曜、祝日で８時集合18時半くらいに解散。冬の解散は少し早いです。4月頃から夏まで学校から帰宅後5時〜7時頃まで、平日練習があり、火曜日、木曜日、バッティング練習のみでジャージとかTシャツでもOKです。12月から2月までは冬季トレーニング期間として、野球以外のトレーニングをしています。</p>
</blockquote></p>
<p><strong>ーー試合はどれくらいありますか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p>公式戦は3月から11月です。試合の勝ち進み具合にもよりますが、今年出場した大会は5つでした。全日予選、全日本戦、春季大会、秋季大会、新人戦、中四国大会です。公式戦の試合数は9月から今現在までおおよそ11試合くらいです。その他に練習試合も公式戦と同じくらいか少し多いぐらいあります。</p>
</blockquote></p>
<p><strong>ーーメンバーは皆地元の子なのですか？　越境をしてくる子はいますか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p>メンバー全員が新居浜在住です。住民票提出を義務つけて、かなり厳しく管理されています。</p>
</blockquote></p>
<p><strong>ーー保護者の方はどれくらいチームに関わってくるのでしょうか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p>保護者の方には練習場まで子供の送迎をお願いしています。近所でも子供だけで通ってくるのは不可にしています。<br />
順番にお茶当番があり、半日ほど子ども達を見守る係があります。メンバー数にもよるが、だいたい月に一度の頻度でまわってきますね。<br />
試合や練習試合の時も保護者の車出しや本部のお手伝いをお願いすることがあります。<br />
あと、練習試合のときは、父兄の方に塁審などをしていただきます。</p>
</blockquote></p>
<p><strong>ーー野球がこれだけ盛んな日本で、日本国内のリトルリーグは意外に数が少ないという印象なのですが、なぜなのでしょうか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p>四国連盟所属の新居浜リトルリーグなんですが、チーム数も少なくて8チーム前後だと思います。年によって人数の関係でチーム数は増減します。<br />
しかも、四国連盟と言いながらも愛媛県以外の香川、徳島、高知にはリトルリーグはありません。その分、軟式野球の学童だったり、ソフトボールはたくさんあります。<br />
軟式ボールやソフトボールはどこででもできますが、硬式ボールはそうもいかないので、グランドの確保が大変なんだそうです。<br />
幸いなことに、新居浜市は河川敷グランドがあって、シニアリーグ、リトルリーグA級、リトルリーグマイナー用にと３面あります。</p>
</blockquote></p>
<p><strong>ーーなるほど。アメリカだったら、どんなに小さな町でもフェンスで囲まれたリトルリーグ専用の球場がありますからね。リトルリーグを卒業した子達は野球を続けるのでしょうか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p>リトルリーグ後は、ほとんど全員がシニアに上がり野球を続けていますね。何人かは、中学の部活動で軟式野球をしたりしますが。<br />
シニアを卒業してからも、高校で野球を続けている子が多いです。優秀な子は、私立の強豪校へ進みます。<br />
市外へ進学する子は、強豪校でも中心選手となり、活躍しているケースが多いです。</p>
</blockquote></p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_4.jpg" alt="" width="800" height="600" class="alignleft size-full wp-image-28659" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_4.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_4-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_4-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/07/20180704_4-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
リトルリーグ世界大会では各国のチームカラーがお国柄を表すようで、メディアの話題に多く取り上げられます。日本チームの規律と技術の高さは毎回話題になります。わざわざ試合前の日本チームのシートノックを見に来るファンさえいます。日本の子供達の確実な守備と送球、掛け声、ノッカーの正確さ、どれをとっても他の国のチームでは見られないものです。</p>
<p>朝8時から夜18時半までの練習している、と言う近藤コーチの話を聞くと、それもそのはずと納得します。今年の世界大会出場権を勝ち取るのが日本のどのチームになるにせよ、アメリカ中が注目する舞台で、思い切り練習の成果を披露してほしいものです。</p>
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		<mobileclip:subtitle>2018.07.07</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>全米大学野球選手権　カレッジ・ワールドシリーズが熱い！</title>
		<link>https://sportie.com/2018/06/cws</link>
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		<pubDate>Fri, 29 Jun 2018 08:04:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
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		<description><![CDATA[ネブラスカ州オマハで、6月16日から28日まで約2週間に渡って行われていた大学野球の全米一を決める大会、カレッジ・ワールド・シリーズ（以下CWS）が閉幕しました。 大体、アメリカの国内大会を「ワールド」と呼んでしまうこと [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ネブラスカ州オマハで、6月16日から28日まで約2週間に渡って行われていた大学野球の全米一を決める大会、カレッジ・ワールド・シリーズ（以下CWS）が閉幕しました。</p>
<p>大体、アメリカの国内大会を「ワールド」と呼んでしまうこと自体、アメリカ人以外から見ればおかしな話なのですが、メジャーリーグのワールド・シリーズがワールド・ベースボール・クラシック（WBC）よりはるかに人気と権威があるように、このCWSはアメリカ人にとってはアマチュア野球の最高峰とも言える注目の大会となっています。</p>
<h3>市の人口とほぼ並ぶ観客動員数</h3>
<p>日本の高校野球の聖地は、甲子園球場、大学野球の全日本大会は神宮球場で行われます。同じように、CWSも1950年以来、ずっとネブラスカ州オマハ市で行われています。「オマハに行こう」がアメリカの大学野球の合言葉なのです。</p>
<p>このオマハ市、アメリカのほぼ中央部にある都市で、人口は約40万人です。ネブラスカ州では最大の都市ではあるのですが、ニューヨークやロサンゼルスのような大都会からは距離も遠く離れていますし、雰囲気もだいぶのんびりした地方都市です。</p>
<p>大会の会場となるのはTDアメリトレード・パーク・オマハ球場。収容人数約2万4千人とさほど大きくはありませんが（立ち見席も含めると3万5千人収容可能）、2011年にオープンした比較的新しくきれいな球場です。</p>
<p>大会期間中、この球場が連日超満員に膨れ上がります。昨年の延べ入場者数は、人口40万のオマハで、過去最大の35万7千人にまで及びました。高校野球の甲子園大会の方がトータルの入場者数はこれより多いかもしれませんが、球場所在地の人口比を考えれば、CWSの盛況ぶりがイメージ出来るかと思います。ちなみに6月17日に神宮球場で行われた全日本大学野球選手権大会決勝戦の観客数は主催者発表で7000人でした。</p>
<p>CWSの全試合が、スポーツ専門ケーブルテレビ局「ESPN」で中継されます。アメリカの大学スポーツでは圧倒的にアメフトの人気が高く、バスケットボールがそれに続きますが、このCWSも野球ファンの注目を集めます。</p>
<p><a id='mFeR46NgSoVE59k1-Mq3_w' class='gie-single' href='http://www.gettyimages.com/detail/984686978' target='_blank' style='color:#a7a7a7;text-decoration:none;font-weight:normal !important;border:none;display:inline-block;'>Embed from Getty Images</a><script>window.gie=window.gie||function(c){(gie.q=gie.q||[]).push(c)};gie(function(){gie.widgets.load({id:'mFeR46NgSoVE59k1-Mq3_w',sig:'LQ3uanAWFHjjKHFslmKxh9Zynchd1-Y0W6qGitKrNC4=',w:'594px',h:'396px',items:'984686978',caption: true ,tld:'com',is360: false })});</script><script src='//embed-cdn.gettyimages.com/widgets.js' charset='utf-8' async></script><br />
<font size="-1">アメリカの大学野球では選手達はベンチに座らず、ダグアウトのフェンス前に総立ちでチームメイトに声援を送るのが伝統</font></p>
<h3>ダブル・エリミネーション</h3>
<p>CWSは甲子園大会のような一発勝負のトーナメントではありません。まず、全米を8つの地域に分け、地域予選を勝ち抜いた8代表校を2つのブロックに分けます。1次ラウンドは4校ごとのブロックそれぞれが、「ダブル・エリミネーション」と呼ばれる２敗した時点で敗退となる形式のトーナメントを戦います。そして、両ブロックの優勝校が3試合の決勝戦シリーズを行うやり方です。つまり、優勝校は1次ラウンドで1敗、決勝戦シリーズでも1敗まで出来るということです。</p>
<p>ダブル・エリミネーション形式のトーナメントは、かつてWBCの1次2次ラウンドでも採用されていました。そもそも野球とは勝敗に不確定要素が常につきまとうスポーツで、必ずしも強いチームが勝つとは限りません。プロ野球のレギュラーシーズンで言えば、勝率6割を越えたらほぼリーグ優勝ですし、最下位のチームでさえ3～4割程度の確率で試合に勝つ可能性があります。</p>
<p>観る方からしますと、1敗した時点でおしまいになってしまう日本の高校野球は、ドラマ性に満ちているわけですが、野球というゲームの性質からすれば、ダブル・エリミネーションは合理的なシステムだと思います。そのせいでしょうか、アメリカではダブル・エリミネーション形式のトーナメントが少年野球のレベルから一般的に広く採用されています。</p>
<h3>契約金合計13億円以上！ドラフト上位指名選手がそろい踏み</h3>
<p>2018年のCWS、１次ラウンドを制し決勝戦シリーズに勝ち残ったのはオレゴン州立大学とアーカンソー大学でした。</p>
<p>オレゴン州立大学は6月4日に終わったばかりのメジャーリーグのドラフト会議で、上位指名された選手がずらりと並んだスター集団です。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/06/Oregon-State-Lineup.jpg" alt="" width="1199" height="330" class="alignleft size-full wp-image-28540" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/06/Oregon-State-Lineup.jpg 1199w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/06/Oregon-State-Lineup-300x83.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/06/Oregon-State-Lineup-768x211.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/06/Oregon-State-Lineup-680x187.jpg 680w" sizes="(max-width: 1199px) 100vw, 1199px" /><br />
<font size="-1">オレゴン州立大学、2018年カレッジ・ワールドシリーズ決勝第1戦ラインアップ</font></p>
<p>上の表の通り、1大学チーム内にドラフト指名された選手が5人います。その5人の契約金を合計するとなんと13億円を超えます（金額は推定、1ドル110円で計算）。さらにオレゴン州立大学には全米大学代表チームに選出された2年生が1人います。</p>
<p>一方のアーカンソー大学も指名順位は低いものの、ドラフト指名された選手が5人、そして全米大学代表チームに選ばれた2年生が2人います。ちなみに全米大学代表チームは2年生が主体です。なぜならメジャーのドラフト会議は大学選手の選考対象が3年生か21歳以上なので、プロに進む選手の多くは3年生を終了すると大学野球から離れるからです。</p>
<h3>2018CWS決勝戦シリーズ</h3>
<p>さて、決勝戦シリーズの様子を紹介します。地理的にアーカンソーの方がオレゴンよりオマハに近いせいでしょうか（それでも約600キロ離れていますが）、決勝戦シリーズのスタンドはアーカンソー大学カラーの赤に染まりました。大声援に後押しされたアーカンソー大学がスター集団のオレゴン州立大学を1試合目4－1と破りました。<br />
<a id='w484PrOhThxCvnb9CFlyUQ' class='gie-single' href='http://www.gettyimages.com/detail/985701690' target='_blank' style='color:#a7a7a7;text-decoration:none;font-weight:normal !important;border:none;display:inline-block;'>Embed from Getty Images</a><script>window.gie=window.gie||function(c){(gie.q=gie.q||[]).push(c)};gie(function(){gie.widgets.load({id:'w484PrOhThxCvnb9CFlyUQ',sig:'_1F8vZW1CK4S_yj2vkj4Z4j0JuucYAHy9n1hjIqxkNA=',w:'594px',h:'334px',items:'985701690',caption: true ,tld:'com',is360: false })});</script><script src='//embed-cdn.gettyimages.com/widgets.js' charset='utf-8' async></script><br />
<font size="-1">試合前のオレゴン州立大学チーム</font></p>
<p>続く2戦目、ここで負けると後がなく、9回2アウトまで2－3で負けていたオレゴン州立大学が、絶体絶命の土壇場から同点タイムリー、2点ホームランの連打で逆転勝利というドラマを見せます。両チーム1勝1敗で勝負は最終の3戦目にもつれ込みます。</p>
<p>運命の第3戦。先制したのはオレゴン州立大学でした。1回裏にヒットとエラーで2点を奪うと、その後も順調に得点を重ね合計5点、投げては先発のケビン・アベル投手がアーカンソー大学をわずか2安打に抑えて完封。5－0でオレゴン州立大学が2007年以来11年振り3回目の優勝を飾りました。1次ラウンドの初戦に敗れて、敗者復活から勝ち上がっての快挙です。1次ラウンドと決勝戦シリーズを合わせて、オレゴン州立大学の2018ＣＷＳの戦績は6勝2敗。もし1次ラウンドがダブル・エリミネーションではなく普通のトーナメントなら初戦敗退だったことは興味深いです。</p>
<p>アーカンソー大学は1897年の創部以来120年越しの初優勝を逃しました。アーカンソー大学はこれまでCWSには9回出場していましたが、1979年の準優勝が過去最高の成績でした。</p>
<p><a id='iMSWul6CQ8BFL0onXXqD9Q' class='gie-single' href='http://www.gettyimages.com/detail/984874780' target='_blank' style='color:#a7a7a7;text-decoration:none;font-weight:normal !important;border:none;display:inline-block;'>Embed from Getty Images</a><script>window.gie=window.gie||function(c){(gie.q=gie.q||[]).push(c)};gie(function(){gie.widgets.load({id:'iMSWul6CQ8BFL0onXXqD9Q',sig:'fVW0vnMhtEfiwM411u1q_JdCkFm8Zq3avjYMAmXojZk=',w:'594px',h:'396px',items:'984874780',caption: true ,tld:'com',is360: false })});</script><script src='//embed-cdn.gettyimages.com/widgets.js' charset='utf-8' async></script></p>
<h3>日米大学野球大会の注目選手</h3>
<p>CWSは終わりましたが、すぐに第42回日米大学野球選手権大会が7月5日からアメリカで行われます（全5戦）。前述しましたように、アメリカ代表チームはドラフト指名前の2年生が中心になりますが、CWSで惜しくも優勝を逃したアーカンソー大学からはドミニック・フレッチャー外野手が選出されています。</p>
<p>フレッチャー選手は最近ロサンゼルス・エンゼルスに昇格したデビッド・フレッチャー内野手の弟です。ドミニックのCWS出場が決定したのが6月11日、デビッドがメジャー昇格したのがその翌日だったそうです。</p>
<p>もう一人の注目選手はカリフォルニア大学のアンドリュー・ボーン内野手。ボーン選手は昨年も1年生ながらアメリカ代表入りしていました。今年は所属するカリフォルニア大学はCWSへ出場できませんでしたが、ボーン選手は2018年シーズンを打率4割、54試合で23本のホームランを放つ大活躍で、最優秀アマチュア選手に贈られるゴールデンスパイク賞の最終候補者になっています。</p>
<p>この2人以外にもアメリカ代表チームには来年のドラフトの目玉になるであろう選手が多く選ばれています。むしろ、代表チームに選ばれた2年生で翌年のドラフトで1位か2位の上位指名を受けない選手の方が珍しいぐらいです。メジャーリーグのスター選手が多く出場を辞退するWBCとは違い、大学野球のアメリカ代表チームは本当にベストメンバーなのです。</p>
<p>日米大学野球大会は1972年の第1回大会から2017年の第41回大会まで、日本が15回、アメリカが21回勝ち越しています。通算試合成績では日本が96勝、アメリカが123勝、引き分けが2試合。ややアメリカに分があるのも納得できますが、今年の日本代表チームにも期待したいです。</p>
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