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	<title>Sportie [スポーティ]なでしこジャパン &#8211; Sportie [スポーティ]</title>
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	<description>いつもの毎日にスポーツをプラスするWEBメディア「Sportie（スポーティ）」</description>
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		<title>女子サッカーW杯へ向けてなでしこジャパンが集結！大坂なおみ選手からサプライズも！</title>
		<link>https://sportie.com/2019/05/nike_nadeshiko</link>
		<comments>https://sportie.com/2019/05/nike_nadeshiko#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 28 May 2019 06:19:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>五十嵐万智</dc:creator>
				<category><![CDATA[SUPPORT]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
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		<description><![CDATA[5月20日（月）に都内で、ナイキジャパンが契約している女子サッカー選手8名が登壇し、トークセッションを開催しました。 ナイキジャパンは、様々なメッセージを通じて、女性アスリートを盛り上げるための活動を行っていますが、この [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>5月20日（月）に都内で、ナイキジャパンが契約している女子サッカー選手8名が登壇し、トークセッションを開催しました。</p>
<p>ナイキジャパンは、様々なメッセージを通じて、女性アスリートを盛り上げるための活動を行っていますが、このイベントはその一環として行われました。</p>
<p>Sportieではイベントの様子を詳細にお届けします！</p>
<h3>メディア、ファン、元サッカー選手によるサッカー女子会</h3>
<p>トークセッション前半では、フリーアナウンサーの平井理央さんの進行で、スポーツカメラマンの早草紀子さん、モデルの山本奈衣瑠さん、女子サッカー元代表の小林弥生さんが登壇し、メディア、ファン、元サッカー選手の視点で女子サッカーの魅力を語りました。</p>
<p>現在のなでしこジャパンの戦略について、早草紀子さんは次のように話しました。<br />
<blockquote class="speak">
<p>高倉監督は選手の固定をせず、誰が出ても変わらない戦力を保てるような取り組みを一貫してやって来ました。選手としては、いろんな組み合わせで行われる練習全てが高倉監督へのアピールになってくるので、選手の集中はすごいと思います</p>
</blockquote></p>
<p>男子サッカー鹿島アントラーズのサポーターだという山本奈衣瑠さんはファン目線で、女子サッカーの魅力について語りました。<br />
<blockquote class="speak">
<p>男子サッカーを観てきたこともあって、女子サッカーはサポーターとの距離の近さが全然違うと思っています。自分の応援や拍手ひとつひとつが全て選手に届いている感じがあります</p>
</blockquote></p>
<p>これには、早草紀子さんも小林弥生さんも大きく頷きました。早草紀子さんはカメラマンとしてピッチレベルで仕事をしている中で、スタンドのぼやきが聞こえると話し、小林弥生さんも「今日の調子はどう？」「髪切った？」など観客からすぐ声をかけてもらえる距離感だったと話しました。</p>
<p>今後の女子サッカーに期待することについてはそれぞれ次のように話しました。<br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>山本奈衣瑠さん：</strong>できるところまでやってほしいと願っています。女子サッカーの環境など苦しいこともあると思いますが、その中で頂点に行く姿を見たいです</p>
</blockquote></p>
<blockquote class="speak">
<p><strong>小林弥生さん：</strong>選手たちは自覚と責任を持って、自分のためにはもちろん、日本の女子サッカーのために頑張ってほしいと思います。期待しています</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>早草紀子さん：</strong>日の丸を背負っている上での責任感があると思うが、世界で勝って行くためには、今やっていることに加えてもう一つの何かが生まれないと上昇気流ができないと高倉監督も話していました。それは、今までに設定していた以上のことや、勝てそうにない試合をひっくり返す力などだと思いますが、これが次の大会で出てくれば、見えてくると思います。それが可視化して実感がもてた大会が2011年の大会だと思います。<br />
今からできることは限られていると思いますが、後悔しない、言い訳をしないプレーを貫き通してほしいと思います。</p>
</blockquote>
<h3>なでしこメンバーが大会への意気込みを語る</h3>
<p>トークセッション後半は、FIFA女子ワールドカップに選出された菅澤優衣香選手、籾木結花選手、清水梨紗選手、三浦成美選手、山下杏也加選手、宮川麻都選手、池田咲紀子選手、南萌華選手が登壇しました。途中、観覧ゲストとして招待されたNPO法人スポーツカントリーアンビスタに所属しサッカーに熱中する女子中学生から、憧れの選手たちへ質問タイムが設けられるなど和やかな雰囲気で進行しました。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2019/05/2-2.jpg" alt="" width="1200" height="800" class="alignleft size-full wp-image-35139" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2019/05/2-2.jpg 1200w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2019/05/2-2-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2019/05/2-2-768x512.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2019/05/2-2-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></p>
<p>今回、試合で着用するのはナイキ ヴィクトリー パック。ナイキの名前の由来にもなっている勝利の女神ニケの印象的な翼があしらわれたスパイクです。今回、それぞれの選手のスパイクには自分へのメッセージが刻印されているとのこと。</p>
<p>菅澤優衣香選手は、「全ては自分の胸中から」というメッセージにしたと言います。<br />
<blockquote class="speak">
<p>親にも「最終的には気持ちだよ」と言われて来て、昔から大事にしてきた言葉です</p>
</blockquote></p>
<p>また籾木結花選手はナイキの掲げる「just do it」にしました。<br />
<blockquote class="speak">
<p>英語のままの意味で、この言葉を大切にしていきたいと思って選びました</p>
</blockquote></p>
<p>いよいよFIFA女子ワールドカップ フランス 2019は6月7日に開幕し、なでしこジャパンはグループステージでアルゼンチン代表、スコットランド代表、イングランド代表と戦います。各選手が大会への意気込みを語りました。</p>
<blockquote class="speak">
<p><strong>南萌華選手：</strong>なんども出られる大会ではないので、1戦1戦目の前の試合を全力で戦って、最後は優勝して帰ってこられるように、全員で戦ってきたいと思います</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>池田咲紀子選手：</strong>チームの目標である優勝に、ゴールを守るという形で貢献できるようにしっかり今からいい準備をしていきたいと思います</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>宮川麻都選手：</strong>とても緊張する大会ですが、自覚と責任を持って戦ってきたいと思います</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>山下杏也加選手：</strong>たくさんのメディアも注目してくれるので、なでしこリーグが盛り上がるよう貢献したいと思います</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>三浦成美選手：</strong>応援してくださる方や、これまで繋いでくださった方にいい報告ができるように精一杯頑張ってきたいと思います</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>清水梨紗選手：</strong>小さい頃からの夢の舞台なので、思いっきり自分のプレーをして楽しんできたいと思います</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>籾木結花選手：</strong>みなさんの応援を力に精一杯この舞台を楽しんで、頑張ってきたいと思います</p>
</blockquote>
<blockquote class="speak">
<p><strong>菅澤優衣香選手：</strong>私は2回目の大会になるので、前回の悔しさを返せるように頑張ってきたいです。フォワードとして1点でも多くとってチームの優勝に貢献していきたいと思います</p>
</blockquote>
<h3>大坂なおみ選手からサプライズメッセージ！</h3>
<p>トークセッションの最後には、世界と戦うなでしこジャパンのメンバーに向けて、大坂なおみ選手から「一緒に頑張りましょう」と、サプライズのメッセージが届きました。</p>
<p>5月27日（月）に日本からフランスへ旅立ったなでしこジャパン。活躍が楽しみです。</p>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p><strong>ナイキ ヴィクトリー パック</strong><br />
この夏、ナイキの名前の由来にもなっている勝利の女神ニケの印象的な翼が、ナイキのヴィクトリー パックにあしらわれ、世界中のピッチに登場します。ヴィクトリーパックは、NIKE.COM並びに、一部専門店で発売中です。<br />
＜NIKE.comリンク＞<br />
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</div>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p><strong>FIFA女子ワールドカップフランス 2019</strong><br />
グループステージ：<br />
※試合時間は日本時間<br />
6月11日(火) 1:00キックオフ/アルゼンチン代表戦<br />
6月14日(金) 22:00キックオフ/スコットランド代表戦<br />
6月20日(木) 4:00キックオフ/イングランド代表戦</p>
</div>
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		<mobileclip:subtitle>2019.05.28</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>2019女子W杯に向けて連携を強める。籾木結花選手・清水梨紗選手インタビュー</title>
		<link>https://sportie.com/2018/12/momiki-shimizu</link>
		<comments>https://sportie.com/2018/12/momiki-shimizu#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 04 Dec 2018 01:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>五十嵐万智</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[なでしこジャパン]]></category>
		<category><![CDATA[サッカー]]></category>
		<category><![CDATA[ナイキ]]></category>
		<category><![CDATA[女子サッカー]]></category>
		<category><![CDATA[日テレ・ベレーザ]]></category>
		<category><![CDATA[清水梨紗]]></category>
		<category><![CDATA[籾木結花]]></category>

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		<description><![CDATA[日テレ・ベレーザ、そして、なでしこジャパンで共に戦う籾木結花選手・清水梨紗選手。二人は現役女子大生で同い年と、共通点も多くあり、お互いを良く知り、信頼し合って日々プレーしています。 11月11日に行われた国際親善試合なで [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日テレ・ベレーザ、そして、なでしこジャパンで共に戦う籾木結花選手・清水梨紗選手。二人は現役女子大生で同い年と、共通点も多くあり、お互いを良く知り、信頼し合って日々プレーしています。</p>
<p>11月11日に行われた国際親善試合なでしこジャパン対ノルウェー代表戦でも両者出場し、籾木選手はミドルシュートで4点目を奪い、4-1で快勝しました。</p>
<p>そんな二人に、お互いの強みから、2019年6月に控えるFIFA女子ワールドカップに向けて今後の目標までインタビューしました！</p>
<h3>梨紗が後ろにいてくれるのはすごく心強い</h3>
<p><strong>ーー同い年、同じチームと、お互いのことを知り尽くしているお二人。お互い相手のことを紹介してもらえますか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>清水選手:</strong>同じサイドで縦の連携をすることが多いのですが、中に切り込んだり、チャンスメイクしたり、シュートしたりと攻撃の起点となる選手です。</p>
</blockquote><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>籾木選手：</strong>今、攻撃の起点となっていると言ってくれたのですが、梨紗の守備が攻撃のスタートになっています。梨紗はスピードと運動量が特長ですが、それだけでなく相手との駆け引きもうまくて、相手からボールをとってそこから攻撃に繋がります。梨紗が後ろにいてくれるのはすごく心強いです。</p>
</blockquote></p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_2-1.jpg" alt="" width="800" height="533" class="alignleft size-full wp-image-31699" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_2-1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_2-1-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_2-1-768x512.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_2-1-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
<strong>ーーそれぞれ紹介がありましたが、今後その特長をどんな風に伸ばしていきたいでしょうか。</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>清水選手:</strong>特長であるスピードをプレーに活かすうえでは、タイミングがすごく大事だと思っています。仲間との連携の強化はもちろんですが、自分が走るタイミングはどんどん磨いて伸ばしていきたいです。</p>
</blockquote><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>籾木選手：</strong>自分としては仲間を使うプレーが得意なので、そこを伸ばしつつ、自分でも打開して行かないといけないので、そのあたりを強化していきたいです。</p>
</blockquote></p>
<h3>なでしこジャパンとして連携を強めて世界と戦う</h3>
<p><strong>ーーなでしこジャパンに招集されてから感じていることや、自身で意識することを教えてください。</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>籾木選手：</strong>国内でプレーする中でスピード感や、その中での技術は、ある程度結果を残し、自信がついて来た部分はあるのですが、それが海外の選手を相手に戦うとなると違って来ます。そのため、海外でも強みを出せるスピード、そして技術は磨いていかないといけないと感じています。</p>
</blockquote><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>清水選手:</strong>普段は違うチームでプレーしているメンバーが代表期間に集まって試合をこなすので、コミュニケーションを特に大事にするようになりました。短期間でチームワークを作るためのコミュニケーションは、チームとしても、個人としても意識しています。</p>
</blockquote></p>
<p><strong>ーーコミュニケーション面で具体的に意識していることはありますか？</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>清水選手:</strong>なでしこジャパンでは、全員で攻撃して、全員で守備する形で、前からプレスをかけていくというのを意識しています。その中で私は、ディフェンスラインのラインコントロールを代表の短期間で合わせるのが難しいところなので、試合中も「今のプレーがこうだった」と都度お互いにコミュニケーションを取るようにしています。A代表は年上の選手も多いのですが、自分からも積極的に発信できるように意識しています。</p>
</blockquote></p>
<blockquote class="speak">
<p><strong>籾木選手：</strong>攻撃の選手だと、自分のやりたいことを持っている選手が多い中で、それぞれがどういうことをしたいのかをプレーをしながら掴んでいかなくてはいけません。短い代表期間では、その積み重ねが大事になってきます。例え合わなかったとしても、自分はこうしたかったと伝えますし、相手の話も受け入れるようにしています。</p>
</blockquote>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_4_1.jpg" alt="" width="800" height="528" class="alignleft size-full wp-image-31720" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_4_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_4_1-300x198.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_4_1-768x507.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_4_1-680x449.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p><strong>ーー最後に、2019年に控えるFIFA女子ワールドカップに向けて意気込みをお願いします。</strong><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>籾木選手：</strong>2019年のワールドカップという目標はもちろんありますが、そこだけにとらわれ過ぎないように、いつも考えています。それに向けて毎日の練習や、毎週の試合で成長していくということを目標として積み重ねていきたいです。</p>
</blockquote><br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>清水選手：</strong>サッカーをしている人にとってワールドカップは特別な舞台です。自分も出場するチャンスを掴み取れるように一つ一つの試合や練習を大事に頑張ります。そして、ワールドカップに出場し、活躍したいと思います。</p>
</blockquote></p>
<h3>NIKEのスパイクがプレーを加速させる</h3>
<p>NIKEではこれまでポジションによってスパイクの履き分けを推進して来ました。しかし、現代のフットボールでは、この考えが合わなくなって来たこともあり、選手のスタイルに合ったシューズ選びを促す方針に変更しました。</p>
<p>スピード重視のマーキュリアルと、繊細なタッチを重視するファントムが織りなすチームプレイを「トータルアタック」と表現しています。</p>
<blockquote>
<p>ピッチ上の11人、全員が攻撃のマインドを持って戦う。スピードで攻めるのか、精密なタッチで攻めるのか、ポジションではなくそれぞれの選手のプレースタイルでスパイクを選んでいく。</p>
</blockquote>
<p>これは、なでしこジャパンの高倉監督の複数ポジションをこなせる選手を起用し、11人全員が守備・攻撃を行う全員サッカーを実現する考えにも沿っています。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_5_1.jpg" alt="" width="800" height="533" class="alignleft size-full wp-image-31721" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_5_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_5_1-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_5_1-768x512.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2018/11/20181114_5_1-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>籾木選手、清水選手ともにNIKEのスパイクを履いてプレーしていますが、籾木選手は今シーズンから登場したスパイク「ナイキ ファントムビジョン」を履いています。履き心地を次のように話しました。<br />
<blockquote class="speak">
<p><strong>籾木選手：</strong>足を入れた瞬間に、すごくフィットしているのがわかって、実際にプレーしてみると自分がうまくなったんじゃないかって錯覚するようなプレーができています。今は、このスパイクがあるからこそ、自分のプレーができていると感じています。</p>
</blockquote></p>
<p>新たなスパイクと共になでしこジャパンで活躍する二人の今後に、ご注目ください！<br />
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p><strong>■籾木結花選手</strong><br />
生年月日：1996年4月9日<br />
出身地：アメリカ<br />
利き足：左<br />
所属チーム：日テレ・ベレーザ<br />
instagram:<a href="https://www.instagram.com/nicole_momiki/?hl=ja" rel="noopener" target="_blank">@nicole_momiki</a><br />
twitter:<a href="https://twitter.com/nicole_m09" rel="noopener" target="_blank">@nicole_m09</a></p>
</div></p>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p><strong>■清水梨紗選手</strong><br />
生年月日：1996年6月15日<br />
出身地：兵庫県<br />
利き足：右<br />
所属チーム：日テレ・ベレーザ<br />
instagram:<a href="https://www.instagram.com/risa_shimizu_2/?hl=ja" rel="noopener" target="_blank">@risa_shimizu_2</a><br />
twitter:<a href="https://twitter.com/gn2kr" rel="noopener" target="_blank">@gn2kr</a></p>
</div>
<p><strong>■関連記事</strong><br />
<a href="https://sportie.com/2018/07/phantomvsn" rel="noopener" target="_blank">精密なプレーを実現するNIKEのフットボールシューズ　ファントム ビジョン</a><br />
発売に先立って行われたトライアルイベントで、ファントム ビジョンの優れた機能性を体感してきました。</p>
<p>写真=郷原麻衣</p>
]]></content:encoded>
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		<mobileclip:subtitle>2018.12.04</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>想いをつなぐ、今と未来のなでしこ達＃女子サッカーを文化に</title>
		<link>https://sportie.com/2016/02/growing-nadeshiko</link>
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		<pubDate>Fri, 26 Feb 2016 09:07:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>GROWING</dc:creator>
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		<category><![CDATA[日本代表]]></category>

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		<description><![CDATA[「女子サッカーがブームではなく文化になっていけるように」と語った宮間あや選手。この言葉の裏には、好きなサッカーを続ける、そのシンプルなことに苦労をしつづけた彼女自身の経験があります。試合に勝つことだけでなく、サッカーその [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/LkHrMr1CWX4?rel=0&amp;showinfo=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p>「女子サッカーがブームではなく文化になっていけるように」と語った宮間あや選手。この言葉の裏には、好きなサッカーを続ける、そのシンプルなことに苦労をしつづけた彼女自身の経験があります。試合に勝つことだけでなく、サッカーそのものをあきらめず、強い意志をもって取り組んでいる、女子サッカーの選手たち。その意志は、空間を超え、時間を超え、未来のなでしこをめざし全国各地から中学生が集まるJFAアカデミー堺の少女たちにも引き継がれています。宮間あや選手やJFAアカデミー福島1期生の山根恵里奈・菅澤優衣香選手、JFAアカデミーの生みの親である川淵三郎氏へのインタビューから、「スポーツを文化として根付かせる」ことの意味を考えていきます。</p>
<p>―― インタビュー記事内に、上記ムービーの対になる「JFAアカデミー堺の少女たち篇」も公開中です。ぜひご覧ください。</p>
<h3>宮間あや選手インタビュー</h3>
<h4>ボールが好きで、仲間が好き。だからずっと一番、サッカーが好き</h4>
<p><strong>――サッカーとの出会いについて、お聞かせください。</strong><br />
宮間　最初にボールを好きになりました。丸くてコロコロと転がるボール。それは何のボールでもよかったのだと思います。それからサッカーの練習をするようになると、足で扱えることが面白くて、みんなより少し上手にできたことが嬉しくて、得意げな気持ちになって。その時期から成長するにしたがって、人と一緒に何かをするのが好きになりました。チームメイトだけでなく、対戦相手もいるからサッカーができるのであって、そういうみんなとサッカーというゲームを創り上げていく感動が、私の心を離しませんでした。</p>
<p><strong>――宮間選手が10代の頃は、どのような環境でサッカーをやっていましたか？</strong><br />
宮間　小学校に入学した時から、地元・千葉県のサッカークラブで活動していました。中学２年生になると、読売ベレーザ（現在の日テレ・ベレーザ）の中学・高校生チームにあたる「メニーナ」に入り、高校１年生の年にはベレーザに登録されてＬ・リーグ（現在のなでしこリーグ）の試合にも出場しました。九十九里浜の自宅から東京都稲城市の練習場まで、往復７時間かかりました。千葉での学校生活と東京でのサッカー生活を両立させようとすると、寝る時間を確保するのに苦労しました。</p>
<h4>たったひとつの行動ですべてを失うかもしれない、という切迫感</h4>
<p><strong>――「サッカーを辞めたい」と思うことはありましたか？</strong><br />
本気で辞めたいと思ったことは一度もありません。ただ、先ほど話したように、ベレーザの練習場に通う時間が負担になったことなどが理由で、高校２年の時に私はベレーザを退団しました。それから私は、高校の男子サッカー部の練習に交ぜてもらうようになったのですが、選手としては登録できず、試合にも出られませんでした。だからこの時は、「私のサッカー選手としての人生は、このまま終わってしまうかもしれない」と漠然と感じていました。そのような私の状況を心配してくださった周囲の方々のおかげで、岡山湯郷Belleに選手として所属することができました。私は千葉県在住の高校生のまま、週末だけ岡山湯郷Belleで活動することになったんです。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_2.jpg" alt="int_18_2" width="800" height="533" class="alignleft size-full wp-image-14411" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_2-300x199.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_2-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br class=clearboth></p>
<p><strong>――当時から将来を嘱望された宮間選手でさえ、「サッカーをやる場所」を見つけるのに苦労していたということに、あらためて驚かされます。そのような環境に身を置いた日々、どんなことを感じていましたか？</strong><br />
女子サッカーが世の中の話題になることは、とても少なかったと思います。Ｌ・リーグに加盟しているチームですら、「いつ支援が打ち切られるか分からない」「ある日突然、解散してもおかしくない」という不安定な状態でした。先輩たちは、常にそういう危機感を背負いながらサッカーに接していました。私も先輩たちの姿を見て、同じ意識を強く持ちました。たとえば、たったひとつでも気を抜いたプレーをしたり、追いつけるかもしれないボールを追うのをあきらめたりしただけで、チームの敗戦につながり、ひいては女子サッカー界の衰退につながるのではないかという危機感です。そのように、たったひとつの行動ですべてを失うかもしれない、という切迫感は、今も私の中にあります。</p>
<h4>なでしこジャパンは、勝つために選ばれた集団</h4>
<p><strong>――準優勝を遂げた2015年のカナダ女子ワールドカップもそうだったように、なでしこジャパンからはいつも、結束力の強さが伝わってきます。何か理由はありますか？</strong><br />
宮間　まず、日本代表は勝つために選ばれた集団ですから、一人ひとりの目的がズレることはありません。なでしこジャパンは、カナダ女子ワールドカップまで何年もの間、大幅にメンバーが変わることなく活動を続けてきました。同じ目的を持った選手同士が、長い時間をかけて、細かいプレーの一つひとつにまでこだわって話し合い、選手同士の連携を積み上げることができました。そればかりか、お互いに言葉を交わさずとも、表情を見ているだけで相手の気持ちが分かるほど、お互いのことを感じ合えていたと思います。私は、そんなふうに分かり合える代表メンバーが集合するたびに、ほっとして、なつかしい気持ちになるほどです。</p>
<p><strong>――2016年2〜3月には、大阪でリオデジャネイロ五輪予選が開催されます。この予選と、さらにその先に向けて、新しいなでしこジャパンが目指したいチームの方向性は？</strong><br />
宮間　これまで積み上げてきた連携力を発展させ、予想を裏切るプレーを積み上げたいです。対戦相手の予測できないプレー、味方も予想していないようなプレーを誰かが仕掛けたら、みんながそれに呼応して連携する。そういうサッカーを積み上げたいです。五輪予選は自国開催なのでプレッシャーもありますが、応援してくださる方々の力を自分たちのパワーに変えて戦いたいです。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_3.jpg" alt="int_18_3" width="800" height="533" class="alignleft size-full wp-image-14412" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_3-300x199.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_3-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br class=clearboth></p>
<h4>新しい世代の良さを活かしたなでしこジャパンへ</h4>
<p><strong>――ご自身の経験をもとに、若い選手や新しい世代のなでしこたちに伝えていきたいことはありますか？</strong><br />
宮間　「この経験を伝えたい」という明確なものは、実はあまりありません。時代によって、構成するメンバーの特徴によって、なでしこジャパンというチームの色も形も違って良いのではないかと思っています。私たちぐらいの世代までは、活動するための場所や資金、仲間や競争相手などが限られていて、女子がサッカーをやることに対する世間のイメージも今とは違っていたと思います。「世界を目指す」と同時に「日常プレーできる環境を失わない」ことが、私たちまでの世代にとって大事なことでした。ですが、今の状況は当時より変化していると思いますので、今の若い選手たちに「私たちの頃はこうだったよ」という話をして型に嵌めても、彼女たちの良さを引き出せないと思っています。これからのなでしこジャパンには、新しい世代の選手たちの良さを全面に出したチームになってほしいと思います。世界につながる道を、小さい頃からイメージしてサッカーに取り組んできた世代ですので、彼女たちの持つ長所や自分たちが培ってきたものを、チーム作りの段階から活かしてほしいと思います。</p>
<h4>次の世代へつながる夢</h4>
<p>「人を大事にするように、サッカーを大事にしてほしい」<br />
<iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/ukzNEpHX3Cc?rel=0&amp;showinfo=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p><strong>――私たちスタッフは、JFAアカデミー堺の中学生女子たちを取材してきました。彼女たちは宮間さんをはじめとした先輩たちに憧れ、将来なでしこジャパンに入ることを夢みて日々練習を重ねています。今、彼女たちの映像を宮間選手にも見ていただきましたが、どんなことを感じましたか？</strong><br />
宮間　アカデミーの選手たちと接する機会は、これまでありませんでした。映像を見ていて、みんなきれいな目をしていると思いましたし、何より15歳であそこまで自分の言葉でしっかり考えを伝えられることに驚きました。私自身は、とにかくボールが蹴れたら嬉しいというだけの中学生でしたので、彼女たちのようにはとうてい話せなかったと思います。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_4.jpg" alt="int_18_4" width="800" height="533" class="alignleft size-full wp-image-14415" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_4.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_4-300x199.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_4-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br class=clearboth></p>
<p><strong>――JFAアカデミーのような整備された環境ができたことについて、どんなことを考えていますか？</strong><br />
宮間　もちろん環境が整うことはいいことだと思います。アカデミー生たちは親元を離れて寮生活をするという決断を中学入学前にしているわけですから、それだけ高い目標を持っているのだということも伝わってきます。彼女たちの映像を見た私も、今日からまた頑張ろうという気持ちになりました。でも、そんなアカデミー生の中でも、大きな夢を叶えられるのは一握りの選手だけだと思います。ですから、思い切りサッカーに打ち込んでほしいという気持ちもありますが、同時に「サッカーだけ」しか残らない３年間にはしてほしくないと思います。</p>
<p><strong>――JFAアカデミー堺の少女たちに、宮間さんから伝えたいメッセージは何ですか？</strong><br />
宮間　サッカーはあなたのことを裏切ったりしません。みなさんはこれからの人生で、成功も失敗もたくさん経験すると思います。私もたくさんの失敗や、悔しい敗戦を経験してきました。それでも私は、サッカーというものを雑に扱ったことはありませんし、サッカーに対して誠実でない行いをすることもありませんでした。たとえ失敗しても、悔しい結果を突きつけられても、サッカーと真剣に向き合うことをあきらめなければ、サッカーは必ずあなたの心に大切なものを残してくれます。だからみなさんも、人を大事にするように、サッカーのことも大事にしてください。<br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_5.jpg" alt="int_18_5" width="800" height="450" class="alignleft size-full wp-image-14416" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_5.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_5-300x168.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_5-680x382.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br class=clearboth></p>
<h4>必ず実現するとは限らなくても、向かっていく人生は悪くない</h4>
<p><strong>――女子サッカーの未来に向かって、次の世代につなげたいものはありますか？</strong><br />
宮間　多くの少女や若い選手たちにとって、女子サッカーがあこがれのスポーツになれるような行動をしていきたいです。そして、現役の選手が環境を整備することは難しいですが、次の世代の選手たちが「サッカーをやっていてよかった」と思ってもらえるような環境が整って、人々が当たり前のように女子サッカーのことを話題にするような世の中になってくれたら良いと思います。</p>
<p><strong>――女子サッカーを世の中に根づかせるためには、ご自身に、そして世の中に何が必要ですか？</strong><br />
宮間　その答えが見つかっていれば、もうみんな実践していると思います。女子サッカーを文化として根づかせることは、お金の力や誰かの力を使って一気にできることではないと思っています。実際、そんなに簡単なことではなく、時間はとても掛かるでしょう。長い時間を掛けて、少しずつ築き上げるものだと思っていますので、一人ひとりが「今できること」をやり続けることが大事だと思います。私たち現役選手にとって「今できること」とは、サッカーを大切にして、サッカーと真摯に向き合うこと。それは必ずやり続けなければなりません。努力すれば必ず実現するというものではありませんが、そこに向かっていくという人生も悪くないと思います。<br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_6.jpg" alt="int_18_6" width="800" height="533" class="alignleft size-full wp-image-14417" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_6.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_6-300x199.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_6-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br class=clearboth></p>
<h4>全国のグラウンドでtotoの看板を見るたびに、支援を実感</h4>
<p><strong>――スポーツ振興くじ“toto”は、JFAアカデミーをはじめ、女子サッカーの選手、大会運営、施設整備などに対して助成しています。助成が役に立っていると実感することはありますか？</strong><br />
宮間　個人としてアスリート助成という形で支援していただいていることを、たいへんありがたく思っています。そのことはもちろん、練習試合などで地方に行った時、「このグラウンドはtotoの助成によって作られています」という看板を目にする機会が多いです。かつて女子サッカーは、芝生や人工芝ではなく、土のグラウンドで練習するチームも多かったので、totoの看板を見るたびに支えていただいていることをすごく実感しています。</p>
<p><strong>――totoは女子サッカー以外にも、様々なスポーツに対して助成しています。それについてどのような感想を抱いていますか？</strong><br />
宮間　個人ではとてもまかないきれない莫大な費用をスポーツ界に活かしていただいて、競技力の向上に間違いなくつながっていると思います。totoの助成は、私たちアスリートにとって、すごく大切なものだと思っています。<br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_7.jpg" alt="int_18_7" width="800" height="533" class="alignleft size-full wp-image-14419" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_7.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_7-300x199.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_7-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br class=clearboth></p>
<p><strong>――totoを購入することで女子サッカーをはじめ様々なスポーツ全般を応援しているスポーツファンに向けて、メッセージをお願いします。</strong><br />
宮間　たくさんの方がtotoを買うことを通じて応援してくださるからこそ、私たちは存分に競技に打ち込めていると思います。いつか女子サッカーも、男子サッカー同様、スポーツ振興や助成の力になっていけるように頑張っていきたいと思います。</p>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p><strong>宮間 あや</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_01.jpg" alt="int_18_01" width="140" height="140" class="alignleft size-full wp-image-14420" />1985年1月28日、千葉県大網白里町（現在の大網白里市）出身。岡山湯郷Belle所属。ポジションはMF。2001年、高校２年生で岡山湯郷Belleに入団。2009年からアメリカ女子プロサッカーリーグで活躍後、2010年９月より岡山湯郷Belleに復帰。ワールドカップには2003年より４大会連続出場し、2011年の優勝に大きく貢献、2015年はキャプテンとして準優勝を勝ち取った。2015年、アジアサッカー連盟による年間最優秀女子選手に選出。2011年、2012年と合わせた３度目の選出は史上最多。</p>
</div>
<h3>山根恵里奈選手、菅澤優衣香選手　インタビュー</h3>
<h4>男子のクラブで活動した小中学生時代</h4>
<p><strong>――お二人は日本サッカー協会初のエリート育成機関・JFAアカデミー福島の１期生として高校時代の３年間を過ごしましたが、アカデミーに入校する前はどんな環境でサッカーをしていましたか？</strong></p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_172936.jpg" alt="2016-02-26_172936" width="360" height="240" class="alignright size-full wp-image-14423" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_172936.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_172936-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /><strong>菅澤</strong>　小学生の時は地元のクラブチームで、男子に交じって女子ひとりでやっていました。中学に進む時、私は「女子サッカー」というカテゴリーが存在することを知らず、やはり男子のクラブで活動していました。中学生といえば思春期に差し掛かる時期ですから、チームメイトの男子たちが次第に私を避けるようになって…。「私はもうサッカーを辞めたほうがいいのかな」と思いかけた頃に、JFAアカデミー福島・女子が創設されることを知りました。</p>
<p><strong>山根</strong>　私も小学生の時は男子中心のクラブでしたけれど、女子が５人ぐらいいました。中学３年間は広島の女子サッカースクールで週１回、男子中心のクラブで週２回活動していました。子どもの頃に男子に交じってサッカーをやることはよい面もあって、私の場合は中学時代にスピードやパワーの面で勝る男子と一緒にやる機会があったおかげで、女子同士でプレーした時に余裕ができたのではと思います。</p>
<p><strong>――JFAアカデミーに入りたいと思った強い動機は何ですか？</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173238.jpg" alt="2016-02-26_173238" width="360" height="240" class="alignleft size-full wp-image-14426" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173238.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173238-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /><strong>菅澤</strong>　女子の初代ヘッドコーチの今泉守正さんから直接声をかけていただいたことです。サッカーに集中できる環境について詳しく説明していただき、「将来の代表入りのチャンスも開けると思うよ」と聞いて、魅力を感じました。</p>
<p><strong>山根</strong>　私は入校案内のパンフレットを読んですぐに「行きたい」と思いました。親は、最初は反対していましたが、私が「どうしても行きたいんだ」と説得すると、「親が子どもの夢をつぶしてはいけない」と、協力してくれました。ただし「行くなら将来、絶対に代表選手になれ。お盆と正月以外は実家に帰ってくるな」と強く言われました。</p>
<h4>地域に支えられ、色々な経験ができたアカデミーでの生活</h4>
<p><strong>――JFAアカデミーだからこそ得られたものは何でしょうか？</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173502.jpg" alt="2016-02-26_173502" width="360" height="240" class="alignright size-full wp-image-14427" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173502.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173502-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /><strong>山根</strong>　サッカーの技能だけでなく、様々な教育カリキュラムが充実していたので、いろんなことにチャレンジできました。<br />
<strong>菅澤</strong>　普通の高校生とは違う経験ができたと思います。ボイストレーニングなどもありましたね。<br />
<strong>山根</strong>  人前で、自信をもって、感情豊かに自分を表現するという狙いがあったと思います。その成果として、みんなでアカペラで歌を歌いました。</p>
<p><strong>――女子サッカーはいま、日本に文化として根づくために何ができるかを考えていることと思います。JFAアカデミーは、地域に根ざした活動も行っていますね。</strong><br />
<strong>菅澤</strong>　そうですね。田植え、稲刈り、餅つきなど、季節ごとに地域の方々の生活に触れ、体験させていただきました。夏祭りやクリスマス会など、地域の方々を私たちの寮にお招きしてイベントを開くこともありました。家族のように接することができて、とても印象に残っています。</p>
<p><strong>山根</strong>　私はアカデミーを卒校した後も、同じく福島の楢葉町を拠点とする東京電力マリーゼに進みましたので、福島には６年近く暮らしていました。ところが2011年、私がちょうど足首の手術を終えた頃に震災があり、チームは活動を休止。私はこの先自分がどうなるか分からない状態で、避難先でリハビリをしていました。その頃、ボランティア活動で楢葉町の役場を訪れる機会がありました。お世話になった方たちに会って、色々と思い出話をする中で「また応援に行くからね」と言われた時に、私はサッカーを辞めてはいけないんだ、と強く思いました。本当に地域の方たちに支えていただきました。</p>
<h4>寮のルールについて、川淵キャプテンに直談判</h4>
<p><strong>――１期生ということで、苦労したこともあったのではないでしょうか。</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173907.jpg" alt="2016-02-26_173907" width="360" height="240" class="alignleft size-full wp-image-14430" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173907.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_173907-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /><strong>二人</strong>　ありましたね（笑）。<br />
<strong>菅澤</strong>　寮内のルールづくりとかも、最初だったのでいろいろ苦労しました。<br />
<strong>山根</strong>　川淵（三郎）キャプテン（＝現・日本サッカー協会最高顧問）に直談判に行ったこともありました。<br />
<strong>菅澤</strong>　携帯電話を全面使用禁止にすると言われた時ですね。<br />
<strong>山根</strong>　有害サイトがたくさんあるからダメ、という理由でしたが、私たち生徒側も一方的に従うだけじゃなく、ちゃんと交渉しようと決めまして。<br />
<strong>菅澤</strong>　結局彼女（山根選手）が生徒を代表して川淵キャプテンのところへ行くことになったんです。<br />
<strong>山根</strong>　「離れた家族や学校の友だちとのコミュニケーションのために使っています。悪用はしません」と、しっかり伝えました。</p>
<p><strong>――JFAアカデミーは福島に続き熊本宇城（男子のみ）、そして堺、今治にも開校しました。サッカー少女たちにとって、どういう場であってほしいですか？</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_174050.jpg" alt="2016-02-26_174050" width="360" height="240" class="alignright size-full wp-image-14431" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_174050.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_174050-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /><br />
<strong>菅澤</strong>　多感な時期をすごす場所ですから、サッカーの技能はもちろん、一人の人間として成長できる場であってほしいなと思います。</p>
<p><strong>山根</strong>　将来の道はそれぞれが決めることですが、選考試験を通過して、選ばれてアカデミーにいるということをしっかり考えながら毎日をすごしてほしいと思います。私は１期生だったので、絶対に代表に入らなければいけないと思っていました。今のアカデミー生たちも、選ばれた人材としての責任を果たすつもりで励んでほしいです。</p>
<h4>totoのおかげで環境が整えられていることを広めていきたい</h4>
<p><strong>――最後に、totoがJFAアカデミーや女子サッカーをはじめ、様々なスポーツを支援していることについて、どのような考えを持っていますか？</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_174346.jpg" alt="2016-02-26_174346" width="360" height="240" class="alignleft size-full wp-image-14435" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_174346.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_174346-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" /><strong>菅澤</strong>　私たちなでしこジャパンの選手はアスリート助成の対象にも選んでいただいているので、本当にありがたいと感じています。<br />
<strong>山根</strong>　totoの売上がグラウンド整備などの支援につながっていることを知らない選手も結構いるのではないかと感じます。totoがスポーツを育ててくれているということを、広めていきたいです。<br />
<strong>菅澤</strong>　totoを通じて様々なスポーツを応援してくれているみなさんに、本当にありがとうございますと、この場を借りて感謝の気持ちをお伝えします。普段女子サッカーを応援してくれているファンの方たちにも「totoのおかげでこういう環境が整えられているんだよ」ということを伝えていきたいです。また、くじとしても高額当せん金が魅力ですよね。totoは最高５億円、BIGは最高６億円！※ このインタビューを読んで「私も買ってみようかな」と思ってくれた方、６億円を目指してがんばってください！</p>
<p>※キャリーオーバー発生時。通常totoは１等最高１億円、BIGは１等最高３億円。当せん金は、売上金額や当せん口数によって変動します。なお、特別開催回は除きます。</p>
<p><div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p>
<strong>山根 恵里奈</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_02.jpg" alt="int_18_02" width="140" height="140" class="alignleft size-full wp-image-14436" />1990年12月10日生まれ、広島県広島市出身。ジェフユナイテッド市原・千葉レディース所属。ポジションはGK。2003年、中学１年で広島大河FCレディースに加入。2004年にはJFAによる将来の代表GK育成を目的とした「スーパー少女プロジェクト」に選出。2006年にJFAアカデミー福島第１期生として入団し、2009年より東京電力マリーゼ、2012年よりジェフユナイテッド市原・千葉レディースに加入。2015年ワールドカップでは対スイス戦に出場、無失点で勝利に貢献した。</p>
</div><br />
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p>
<strong>菅澤 優衣香</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_03.jpg" alt="int_18_03" width="140" height="140" class="alignleft size-full wp-image-14437" />1990年10月5日生まれ、千葉県千葉市出身。ジェフユナイテッド市原・千葉レディース所属。ポジションはFW。2006年にJFAアカデミー福島第１期生として入団。高校３年時の2008年にはなでしこリーグ特別指定選手としてアルビレックス新潟レディースに選手登録され、公式戦に出場。卒校後は2009年より新潟レディース、2013年よりジェフユナイテッド市原・千葉レディースに加入。2015年ワールドカップでは4試合に出場、対カメルーン戦でゴールを決めた。</p>
</div></p>
<h3>JFAアカデミー堺スクールマスター　川淵三郎氏　インタビュー</h3>
<h4>厳しい環境下でも、ひたむきにサッカーに打ち込む姿に感動</h4>
<p><strong>――川淵さんが日本サッカー協会会長に就任した当初から、女子サッカーの環境が次々に整備されていきました。</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175139.jpg" alt="2016-02-26_175139" width="360" height="240" class="alignright size-full wp-image-14439" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175139.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175139-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" />2003年にアメリカで開催された女子ワールドカップを、現地で視察しました。フェアに、ひたむきに、最後まであきらめずにプレーする彼女たちの姿に胸を打たれた私は、日本サッカー協会として、彼女たちの気持ちにしっかり応えたいと思い、彼女たちを前に「協会への要望があったら遠慮なく言ってほしい」と話しました。すると選手たちから、「代表合宿参加のための交通費を各自で立て替えるのが苦しい。協会に前払いしてほしい」と言われ、その時、あらためて彼女たちが置かれている環境の厳しさを思い知らされました。<br />
当時のＬ・リーグ（現在のなでしこリーグ）には田崎真珠とYKK東北が企業チームとして参加していましたが、他の多くの選手たちはアルバイトをしながらサッカーに打ち込んでいたのです。女子代表は彼女たちの自己犠牲で成り立っている。私は「すぐに改善する」と、その場で選手たちに約束しました。そして、アテネオリンピックの時には、宮本ともみ選手にベビーシッターを帯同させ、ママになっても代表として活躍できるような体制を築きました。<br />
また、中学生年代の女子チームが少なく、13〜15歳の女子サッカー人口が極端に減ってしまうことも分かったので、U-15女子チームの新規創設に対する補助金を協会が用意することを決めました。</p>
<h4>サッカーの技術だけではない、「真の世界基準の人材」を育てたい</h4>
<p><strong>――2006年にはJFAアカデミー福島を設立しました。その背景にあった思いを聞かせてください。</strong><br />
JFAアカデミー福島からは山根恵里奈選手、菅澤優衣香選手をはじめ、なでしこジャパンの選手も誕生していますが、日本サッカー協会は「代表選手輩出」だけを目指してアカデミーを設立したわけではありません。将来有望な選手の育成は、全国津々浦々のクラブや学校で行われています。また、小さい頃から海外の環境で育つ選手もいます。JFAアカデミーは、選手が育まれる多種多様なルートの“one of them”にすぎません。<br />
サッカーの技能に秀でる人材を抱え込むことが目的ではなく、またサッカーの技術向上だけに特化するのでもなく、将来の社会人として世の中をリードしていける「真の世界基準の人材」をサッカー界から育てていきたい、という理念が根底にあります。その理念はJFAアカデミー福島をはじめ、熊本宇城（男子のみ）、堺、今治でも同様です。</p>
<p><strong>――人間教育という側面から、手応えを感じた出来事はありますか？</strong><br />
アカデミー生は全員、近隣の公立学校に通っています。福島校の選手が通っていた富岡高校では、ある学年で成績上位５人がアカデミー生だったことから、校長先生から「高い目標に向かって励むアカデミー生の姿が、他の生徒たちによい刺激を与えている」と評価していただきました。<br />
また、アカデミー生の携帯電話の使用をめぐって、選手たちから直談判されたこともよく覚えています。選手たちみんなで話し合ってまとめた意見を、山根選手が私のところに言いにきた。その時は特別褒めなかったけれど、10代の若者たちが大人に対して真剣に、論理的に意見を伝えてきたことは、頼もしく感じました。</p>
<h4>スポーツを楽しみ、生活の一部となる環境を皆で作る、それこそが文化</h4>
<p><strong>――宮間あや選手が、2015年の女子ワールドカップ直後に「女子サッカーがブームではなく文化になっていければ」という思いを語っていました。女性がスポーツに存分に携わり、現役生活をまっとうするために、周囲の人々にはどのような視点が必要だとお考えでしょうか。</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175329.jpg" alt="2016-02-26_175329" width="360" height="240" class="alignleft size-full wp-image-14440" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175329.jpg 360w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175329-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 360px) 100vw, 360px" />宮間選手の言葉を受け止めて、私なりの解釈を付け加えて考えています。それは女子サッカーの発展に限らず、女性も男性も好きなスポーツを楽しめる環境、スポーツを生活の一部として根づかせる環境を、みんなで作っていくこと。それこそが文化なのだと思います。そして女性のスポ—ツへの参加をもっと促し、周囲の理解をもっと深めるためには、社会における男女の役割を固定化せず、仕事も家庭も男女が共同で営んでいく世の中を実現させる必要があると思っています。</p>
<h4>totoを購入しているみなさんこそが、日本のスポーツ界に貢献している</h4>
<p><strong>――様々なスポーツを助成するtotoは、現在、サッカーの試合を対象としたくじとなっています。サッカー界が日本のスポーツ全般を支える役割を担っているとも言えますが、どのように感じていますか。</strong><br />
totoの法案が成立した時、サッカー界が日本のスポーツの発展に貢献できることを、心から嬉しく思いました。女子サッカーも、JFAアカデミー堺などの活動、リーグ運営、大会運営などにtotoの助成が役立てられています。競技団体単独の財源ではなかなか手が回らないところに、totoの力が活かされています。</p>
<p><strong>――くじの購入を通して様々なスポーツを応援しているファンの方々へ、メッセージをお願いします。</strong><br />
みなさんも第一の購入動機は高額当せんだと思いますが（笑）、totoはその売上を日本のスポーツ界の発展のために役立ててくれています。ですからtotoを買ってくださるみなさんこそが、この国のスポーツ界にものすごく貢献してくださっている。トップアスリートの育成から、国民の健康増進に役立つスポーツ施設の充実など、幅広いシーンでスポーツを支えていただき、本当に感謝しております。</p>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p>
<strong>川淵 三郎</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/int_18_04.jpg" alt="int_18_04" width="140" height="140" class="alignleft size-full wp-image-14441" />1936年、大阪府高石市出身。早稲田大学時代に日本代表に選出される。61年に古河電工に入社し、同サッカー部でプレー。64年の東京オリンピックに出場。引退後、古河電工サッカー部監督、日本代表監督を経て、88年、日本サッカーリーグ（JSL）の総務主事に就き、プロ化を推進。Jリーグ初代チェアマン、日本サッカー協会会長を歴任し、現在は最高顧問。公立大学法人首都大学東京の理事長のほか、日本バスケットボール協会、日本トップリーグ連携機構の会長も務めるなど、幅広くスポーツの発展にカを注いでいる。</p>
</div>
<p>■JFAアカデミーについて<br />
公益財団法人日本サッカー協会は世界トップ10を目標とし、代表チームの強化に加えてユース育成、指導者育成を合わせ、総合力向上を目指している。その中でJFAアカデミーは中学の３年間、（福島は中学・高等学校の６年間）ロジング形式（寮生活）をしながら、サッカーの指導や専門的な教育を受ける。全国に育成モデルを示し発信することを目的として活動しており、スポーツ振興くじ(toto)の「将来性を有する競技者の発掘及び育成活動助成」の対象となっている。2006年４月のJFAアカデミー福島の開校後、JFAアカデミー熊本宇城（男子のみ）、JFAアカデミー堺、JFAアカデミー今治（いずれも女子のみ）が開校した。（注：JFAアカデミー福島は2011年の東日本大震災の影響で、2016年現在、静岡県御殿場市に一時移転している）<br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175631.jpg" alt="2016-02-26_175631" width="1137" height="481" class="alignleft size-full wp-image-14442" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175631.jpg 1137w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175631-300x126.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-26_175631-680x287.jpg 680w" sizes="(max-width: 1137px) 100vw, 1137px" /></p>
]]></content:encoded>
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		<mobileclip:subtitle>2016.02.26</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>第3回 U-23米女子代表シム・マレアナ選手に聞くアメリカ国内リーグの今</title>
		<link>https://sportie.com/2016/01/womens-soccer3</link>
		<comments>https://sportie.com/2016/01/womens-soccer3#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 19 Jan 2016 01:49:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>山田智子</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[なでしこジャパン]]></category>
		<category><![CDATA[サッカー]]></category>
		<category><![CDATA[シム・マレアナ]]></category>
		<category><![CDATA[女子サッカー]]></category>
		<category><![CDATA[宮間あや]]></category>

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		<description><![CDATA[苦戦をするなでしこリーグ 不安を抱えながらプレーする選手たち カナダW杯の帰国会見で、なでしこジャパンのキャプテン・宮間あや選手は、代表選手が主戦場である国内リーグを観てほしいと訴えました。 なでしこリーグは2011年の [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<h3>苦戦をするなでしこリーグ<br />
不安を抱えながらプレーする選手たち</h3>
<blockquote class="speak">
<p>
「2011年にW杯優勝して以降、たくさんの方に注目していただきながらも、日本の国内の女子リーグでなかなか観客が増えない現状があります。私たちは結果を出し続けなければすぐに皆さんが離れていってしまうという不安を抱えながら戦っています」<br />
（JFATV：<a href="https://www.youtube.com/watch?v=gsRDyPoCWSE" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=gsRDyPoCWSE</a>）</p>
</blockquote>
<p>カナダW杯の帰国会見で、なでしこジャパンのキャプテン・宮間あや選手は、代表選手が主戦場である国内リーグを観てほしいと訴えました。</p>
<p>なでしこリーグは2011年のW杯優勝後は観客数を約５倍に伸ばし、8月6日に行われたな新潟対INAC神戸戦で2万4546人のリーグの最多観客動員数を記録しました。しかし銀メダルを獲得した2012年のロンドン五輪以降は徐々に減らし、カナダ大会前には一試合の平均入所者数が1400人にまで落ち込んでいました。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshiko-680x483.jpg" alt="nadeshiko" width="680" height="483" class="aligncenter size-large wp-image-14124" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshiko-680x483.jpg 680w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshiko-300x213.jpg 300w" sizes="(max-width: 680px) 100vw, 680px" /></p>
<p>宮間選手の訴えに応えるように、カナダW杯後最初の試合となった７月12日の岡山湯郷対ＩＮＡＣ神戸戦には、4998人の観衆が美作に詰めかけましたが、残念ながらその関心も長くは続きませんでした。</p>
<p>女子サッカー大国・アメリカの国内リーグはどうなのでしょうか。今回は、ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ（NWSL）のポートランド・ソーンズFCに2013年から所属し、伊賀FCくノ一に期限付き移籍していたシム・マレアナ選手にお話を聞き、なでしこリーグを盛り上げるためのヒントを探ります。（2015年12月17日取材）</p>
<div class="post-info">
<h3 class="post-info-title">INFORMATION</h3>
<p>
<strong>シム・マレアナ</strong><br />
<img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/2016-01-18_144737.jpg" alt="2016-01-18_144737" width="146" height="188" class="alignleft size-full wp-image-14130" />ハワイ出身のシム選手は、高校卒業後サンタクララ大に進学。大学卒業後は2013年からナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ（NWSL）のポートランド・ソーンズFCでプレーし、15年までの3年間で64試合中52試合に出場し、9得点を挙げる。</p>
<p>12年から昨年まで23歳以下の米国代表に選出。次のW杯ではアメリカ代表として日本のライバルになると目される選手のひとり。</p>
</div>
<h3>「99年W杯チームが勝つところを見て、サッカー選手に憧れた」</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshko3_2-680x453.jpg" alt="nadeshko3_2" width="680" height="453" class="aligncenter size-large wp-image-14125" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshko3_2-680x453.jpg 680w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshko3_2-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshko3_2.jpg 1200w" sizes="(max-width: 680px) 100vw, 680px" /></p>
<p><strong>Q：サッカーをはじめたきっかけを教えてください。</strong><br />
私は1999年のW杯チームを見て育ちました。私はミシェル・エイカーズとジュリー・ファウディーが本当に好きでした。もちろんミア・ハムやクリスティン・リリーも。彼らがW杯や五輪で優勝するところを見て、私も彼らのようになりたいと夢を抱き、5歳の時にサッカーを始めました。</p>
<p><strong>Q：日本ではまだまだ少女たちがサッカーをする環境が十分に整っているとは言えません。アメリカでは少女たちの競技環境はいかがですか？</strong><br />
多くのアメリカの少女は小さい頃からサッカーを始めます。サッカーは最もオーガナイズされたスポーツのひとつなので、アメリカの少女の多くはいずれかの時期にサッカーを経験しています。ある時大学の友だちと食事をして、その場にいた10人中10人がサッカーを経験していたということもありました。それほど人気があるスポーツです。</p>
<p>家族も少女たちをサポートします。両親はピクニックに行く感覚で試合に連れて行ったり、自らコーチをしたり、家族のイベントとして楽しんでいます。</p>
<p><strong>Q：シム選手は女子のチームでプレーしていたのですか？</strong><br />
アメリカでは男子とほぼ同数の女子チームがあります。5歳からリーグがあり、ほとんどの少女が女子チームでプレーします。</p>
<p>私も普段は女子のチームに所属していましたが、女子のチームでは一番上手くて、より上手くなりたいと思っていたので、男子のチームでも練習していました。男子の方がより早くて強いのですし、少しでも多くプレーをしたかったので、チームを掛け持ちしていました。</p>
<p><strong>Q：高校卒業後は、名門サンタクララ大学に進学しました。</strong><br />
大学にはサッカーのスカラシップで入りました。大学リーグのレベルも高いですし、大学での４年間はほとんどお金がかからないこともあり、アメリカではトップ選手の多くは奨学金をもらって大学でサッカーをして、その後プロリーグに行きます。</p>
<p>私の大学では25選手中10人くらいがスカラシップでした。その10人の中にも、全額奨学金をもらえる選手と一部だけもらえる選手がいます。これはサッカーだけでなく、アメリカンフットボールや野球等の他のスポーツでも同じです。</p>
<p>大学では、もちろん勉強もしなければいけません。朝は6時からトレーニングをして、その後午前中の授業に8時から11時まで出席します。お昼にもう一度練習をして、午後の授業が15から19時まであります。とてもハードです。</p>
<p>スカラシップは国籍関係なく受けることができるので、世界各国から選手が来ています。男子チームでは2人の日本人選手が奨学金を受けプレーをしていました。アメリカの大学には英語やその他のことを学びながらサッカーができる良い環境が整っているので、日本の選手ももっと挑戦すればよいと思います。</p>
<h3>「NWSLは身の丈にあったリーグ。とても上手くいっている」</h3>
<p><strong>Q：アメリカ国内リーグの競技環境はいかがですか？</strong><br />
私が所属するポートランドはとても恵まれています。大きなスタジアムがあり、ロッカールームも美しいし、セキュリティも完璧です。200人くらいのスタッフがいて、用具や水等のメンテナンス、身体のケアも完璧に行ってくれるので、選手はサッカーに集中できます。</p>
<p>ファンにも恵まれていて、ホームゲームには平均1万3千人くらい※の観客が観に来てくれます。</p>
<p>※    2015年のポートランドホームゲームの平均観客数は15,639人。リーグ平均は5,046人。</p>
<p><iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/qnO_l4MIuVc?rel=0&amp;showinfo=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p><strong>Q：リーグ戦で1万以上、すごいですね！アメリカの観客は少女とその家族が多いと聞きましたが、ポートランドはいかがですか？</strong><br />
少女やそのファミリーも多いですが、私のチームのファンは30代40代の方も多く、お酒を飲んで大声で騒いで楽しみます。地域の方を招待したりもします。</p>
<p>特に宣伝をしているという訳ではないのですが、アメリカではサッカーをする、見るという文化が根付いているので、多くの方が観に来てくれます。</p>
<p>テレビでは一部の試合しか放送されませんが、ネットでは全試合を見ることもできます。</p>
<p><strong>Q：そのような環境から伊賀に来て、とても驚いたのではないですか？</strong><br />
いいえ、そんなことはありません。私たちのチームは恵まれていますが、観客が2000人くらいのチームもありますから。</p>
<p>ただ、コンディション調整には少し戸惑いました。というのも、アメリカでは、土曜日に試合が行われるのですが、木曜日に移動し、試合後は1泊して翌日の日曜日に飛行機で移動することがほとんどです。伊賀では5、6時間かけて試合に行き、試合後すぐにとんぼ返りをする。アメリカではそういった経験がなかったので、難しかったです。</p>
<p><strong>Q：その他、日本とアメリカのリーグで違うと感じた点はありますか？</strong><br />
やはり選手が働いているというところが最も違う点ですね。先ほども話した通り、常勤のスタッフの数も違います。アメリカでは、自分たちでゴールを準備したり、掃除をしたり、用具を管理することはありません。選手はサッカーで魅せることに集中できる点が大きく違います。</p>
<p><strong>Q：シム選手がポートランド・ソーンズFCに加入した2013年から、現在のナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ（NWSL）がスタートしました。アメリカの国内リーグにはこれまでにもWUSA、WPSの２つのリーグがあり、いずれも財政難等を理由にわずか3年で休止に追い込まれましたが、今のリーグは上手くいっているのでしょうか。</strong><br />
これまでのリーグは、選手に多くの給料を支払いすぎたり、スタジアムが立派過ぎたりして、それに見合うだけの観客が集まらず上手くいきませんでした。現在のリーグはこれまでとは違うモデルで運営され、とても上手くいっています。試合会場となるスタジアムも小さく、協会が代表選手の給料を支給して人件費も抑えられています。身の丈にあったリーグです。</p>
<p><strong>Q：アメリカでは代表選手が各チームに振り分けられていることも、なでしこリーグと違う点ですね。</strong><br />
日本ではINAC（神戸レオネッサ）に代表選手が集中していますが、アメリカではアロケーションと言って、代表クラスの選手は各チームに振り分けられます。リーグ全体を盛り上げるために、どのチームのファンも代表選手を見ることができるようにと配慮されています。これはサッカーだけではなく、バスケットボールも、アメリカンフットボールも、野球も、プロフェッショナルスポーツはみな同じで、トップ選手はチームを選ぶことはできません。</p>
<p>私はカレッジドラフトでポートランド・ソーンズに加入しましたが、アメリカではほとんどの有名選手は大学に行くので、カレッジドラフトで選ばれることが一般的です。もし私が将来代表に選ばれることになったら、アロケーションで移籍することになるかもしれません。</p>
<h3>「プロフェッショナルリズム」と「プライド」</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshiko3_1-680x453.jpg" alt="nadeshiko3_1" width="680" height="453" class="aligncenter size-large wp-image-14126" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshiko3_1-680x453.jpg 680w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshiko3_1-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2016/01/nadeshiko3_1.jpg 1200w" sizes="(max-width: 680px) 100vw, 680px" /><br />
<strong>Q：なでしこリーグで3ヶ月プレーをして得たものはありますか？</strong><br />
私は日本のプレースタイルがとても好きです。どの選手も技術がとても高く、ボールを回してゲームを作り、動きもパススピードも速い。私は身長があまり高くなく、体格的には日本人選手に近いので、そういった日本の選手の動きを学びたいと思って来ましたが、お互いに良いところを学び合うことができたと思います。チームメイトもスタッフもとても好きですし、伊賀というまちも居心地が良かったです。</p>
<p><strong>Q：この3ヶ月間、シム選手のプレーを見たり、お話を伺ったりする中で、「プロ意識」の高さがとても印象に残りました。</strong><br />
私たちはチームや大学で、プロフェッショナルリズムという教育を受けます。プロとして結果を出すこともそうですが、例えば、メディアにどのように応えたら良いか、カメラの前でどのように自分をプレゼンテーションしたら魅力的に見えるか、ソーシャルメディアでの振る舞い方やスポンサーやファン等への対応の仕方なども含めて、プロとしての心構えを学びんでいるからだと思います。</p>
<p><strong>Q：日本の女子サッカーには「あきらめない、ひたむきさ」が“なでしこ魂”として受け継がれてきましたが、アメリカの女子サッカーに受け継がれているスピリットは何でしょうか？</strong><br />
「プライド」と言うことができるかもしれません。国を代表しているというプライド、多くの女子サッカー選手を代表しているというプライド、そして世界チャンピオンであり続けているというプライドです。</p>
<p><blockquote class="speak">
<p>「ちょうど今、アビー・ワンバック選手のラストマッチが行われているんです」（シム選手）</p>
</blockquote><br />
取材を行った12月17日は、アメリカ女子サッカーの“第2章”が終えようとしていた日であり、奇しくも日本女子サッカーを牽引してきた澤穂希選手が引退会見を行う日でした。</p>
<p>なでしこリーグにもNWSLにもそれぞれ良い部分があります。</p>
<p>スター選手がピッチを去り、迎える2016年、日米の女子サッカーにとって勝負の一年になることでしょう。</p>
]]></content:encoded>
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		<mobileclip:subtitle>2016.01.19</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>第2回 東京五輪は日本女子サッカーの「夜明け」となるか</title>
		<link>https://sportie.com/2015/10/womens-soccer2</link>
		<comments>https://sportie.com/2015/10/womens-soccer2#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 13 Oct 2015 08:00:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>山田智子</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[なでしこジャパン]]></category>
		<category><![CDATA[サッカー]]></category>
		<category><![CDATA[サッカー女子ワールドカップ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドカップ]]></category>

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		<description><![CDATA[「1999年は新時代の夜明けだ。アメリカのサッカーファミリーは他に類を見ない旅に乗り出している」 元全米サッカー協会事務局長のハンク・ステインブレシェルは1999年に発行された『Women’s Soccer』の序文に寄せ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p dir="ltr"><em>「1999年は新時代の夜明けだ。アメリカのサッカーファミリーは他に類を見ない旅に乗り出している」</em></p>
<p dir="ltr">元全米サッカー協会事務局長のハンク・ステインブレシェルは1999年に発行された『Women’s Soccer』の序文に寄せ、そう述べています。</p>
<p dir="ltr">1972年に制定された『Title IX』により、大学などの環境が整えられ、競技人口が飛躍的に拡大した女子サッカー。さらに91年W杯で初の世界一に輝くとその勢いは増し、1999年に行われた自国開催のW杯で、熱狂はピークに達します。</p>
<p>今回は1991年からの1999年の、アメリカ女子サッカーが「夜明け」を迎えるまでの10年間から、日本の女子サッカーが文化になるためのヒントを探ります。</p>
<h3>2015W杯優勝につながった、99年の大いなる遺産</h3>
<p dir="ltr">「HAMM」</p>
<p dir="ltr">背中にそう書かれたユニフォームを着たティーンエイジャーを、BCプレイスの観客席で見かけました。</p>
<p dir="ltr">「HAMM」とは、アメリカ女子サッカー史上最高の選手と言われるミア・ハム（Mia HAMM）のこと。1987年に史上最年少の15歳でアメリカ女子代表に選出され、17年間にわたり活躍。アトランタ、アテネ五輪2度のオリンピックと、1991年と1999年の2度のW杯でアメリカを世界チャンピオンへと導き、2001、2002年のFIFA最優秀選手賞に輝いたアメリカ女子サッカーのレジェンドです。</p>
<p dir="ltr">日本で言えば、澤穂希選手のような、女子サッカーを象徴する存在。多くのファンがいることは当然ですが、引退して10年以上経つ選手のユニフォームを、しかも10代の少女が着ていることには驚かされます。</p>
<p dir="ltr">調べてみたところ、ミア・ハムだけでなく、アメリカ女子代表最多出場記録をもつクリスティン・リリー、FIFAの「20世紀最高の女性選手」に選出されたミシェル・エイカーズ、そして1999年のW杯でPKを決め、ユニフォームを脱ぎ捨てガッツポーズしたことで一躍有名になったブランディー・チャステインなど、レジェンド選手のユニフォームが現役選手のものと並んで売られています。</p>
<p dir="ltr">彼女らはいずれも、99年アメリカW杯の優勝メンバー。全米中にセンセーションを巻き起こしたこの大会の影響力の大きさを感じさせます。</p>
<p dir="ltr">1999年6月19日、ニューヨーク・ジャイアンツスタジアムで開幕したW杯で、アメリカ代表はグループステージを3-0、7-1、3-0の3連勝で突破。準々決勝ではドイツに3-2、準決勝は2-0でブラジルに勝利し、決勝に駒を進めます。</p>
<p>決勝は7月10日ロサンゼルスのローズボウルで行われ、アトランタ五輪決勝と同じアメリカと中国が対戦。90分で決着つかず延長120分を戦うも、0-0のままスコアは動かず、PK戦へ突入します。5人全員が成功したアメリカに対し、中国3人目のキックをGK のブリアナ・スカリーがセーブ。2011年ドイツW杯決勝を彷彿とさせる劇的な勝利に、全米の興奮は最高潮に達します。</p>
<p><iframe width="680" height="383" src="https://www.youtube.com/embed/xbdddwVP7X4?feature=oembed" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p dir="ltr">決勝では9万150人の観客がローズボウルを埋め尽くし、女性スポーツで最も成功したイベントとなった1999年アメリカ女子W杯。総入場者数は119万4,221人（32試合／1試合平均 37,319人）、4,000万人以上の人がテレビで観戦したと言われています。今回のカナダW杯の総入場者数は史上最多の135万3,506人記録し、1999年大会を上回りました。しかし今大会から試合数が32から52に増えたため、1試合平均で考えると、1999年の記録はなお燦然と輝いています。</p>
<p dir="ltr">スタジアムやテレビでアメリカ代表の戦いに熱狂した人の中には、現在の代表選手も多く含まれていました。カナダW杯の決勝でハットトリックを達成したカリー・ロイドは「<em>背筋まで震えた</em>」（※1）と振り返ります。</p>
<p dir="ltr">「ミア・ハムは私のアイドル」と言う当時大学生だったアビー・ワンバックは、「今も彼らの金メダルを鮮明に思い出すことができます。私は五輪のメダルを持っていますが、何よりW杯の金メダルを勝ち取りたい」とUSA TodayのインタビューでW杯にかける思いを語っています。</p>
<p dir="ltr">アメリカ人の父とカナダ人の母との間に生まれたシドニー・ルルーは、カナダの地でアメリカ代表の勇姿を見て強い憧れを抱きます。一度は2004年のU-19女子W杯でカナダ代表としてプレーしたルルーですが、大学の奨学金を得られ、国際的な成功ができる、そして何より憧れのミア・ハムがプレーしていたアメリカで代表選手になることを決意します。</p>
<p dir="ltr">1999W杯の大会組織委員会会長を務めたマーラ・メッシンングは「<em>この大会のミッションは、女性スポーツの画期的な舞台を作ることと、次世代の女子アスリートをインスパイアすること</em>」（※2）だと大会前のプレスカンファレンスで話しています。</p>
<p>この大会がその両方で大いなる成功をおさめたことは、この時「インスパイアされた選手たち」がカナダW杯での3度目のW杯制覇の原動力となったことが証明しています。アメリカ女子サッカーの成功は、今もなお、1999年W杯の遺産の上に成り立っているのです。</p>
<h3>W杯を成功に導いた、ミア・ハムというロールモデル</h3>
<p dir="ltr">興行的な成功と若い世代を「鼓舞」すること、この2つのミッションを達成するために、メッシングは 「サッカー少女とその家族」をターゲットにプロモーションを展開します。彼女が最初に行ったのは「<em>アメリカ代表選手は偉大なアスリートであり、美しいロールモデルである</em>」（※2 ）と発信し、サッカー少女とサッカーママの憧れの気持ちを醸成することでした。彼女は、代表選手が、世界的なアスリートとしてだけでなく、お手本にすべき魅力的な女性であることを示すため、CMやファッション誌に積極的に登場させます。</p>
<p dir="ltr">その中心的な役割を担ったのが、エースのミア・ハムでした。マイケル・ジョーダンとの共演で話題になった『ゲータレード』のCMでミア・ハムは、「男性と対等に戦うことができる」強く美しい女性のアイコンとして、サッカー少女だけでなく、全米の少女とその母親たちの憧れとなっていきます。</p>
<p><iframe width="680" height="510" src="https://www.youtube.com/embed/liKnJ-ejztw?feature=oembed" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p dir="ltr">アメリカの市場調査会社ハリス・インタラクティブの『女性スポーツスター人気ランキング』によると、調査が開始された2004年から10年以上にわたり、ミア・ハムはトップ5から一度も外れたことがありません。2014年の調査でも、セリーナ・ウィリアムズ、ダニカ・パトリック（レーサー）、ビーナス・ウィリアムズ、マリア・シャラポアの現役トップアスリートに次ぐ5位にランクイン。8位の現アメリカ代表アレックス・モーガンを押さえ、今なお存在感を放っています。</p>
<p dir="ltr">ミア・ハムがこれほど支持されるのは、サッカー選手としての華々しいキャリアからだけではありません。プロ選手がいなかった時代に10社近い企業のCMに出演し、1億円以上を稼いでいたこと、骨髄研究と女性スポーツ振興のための「ミア・ハム財団」を設立するなど社会貢献活動を行っていることや、プロ野球選手と結婚し、3人の子どもの母親であることなど、その生き方すべてが全米の少女たちのお手本となっているのです。</p>
<p dir="ltr">ミア・ハムの影響もあり、アメリカでは女子サッカー選手の社会的地位が高く、ベネッセ総合教育研究所が行った「学習基本調査・国際６都市調査　女子小学生のなりたい職業ランキング」でもサッカー選手は14位に入っています。（日本はランク外）</p>
<p>こうした「ミア・ハムになりたい」「ミア・ハムにしたい」という憧れは、アメリカ女子サッカー文化の礎となり、次々と新たなタレントを生む源泉となっています。</p>
<h3>2020年は日本女子サッカーの「夜明け」となるか</h3>
<p dir="ltr">1999年W杯を調べるにつれ、1991年からアメリカ女子サッカーが歩んだ10年は、2011年W杯初優勝後の日本の状況に少し似ているように感じます。</p>
<p dir="ltr">アメリカは、91年のW杯で初優勝。マイナースポーツだった女子サッカーは一躍注目を集め、競技人口が爆発的に増加します。ミア・ハムを筆頭に、多くの代表選手がCM出演やスポンサー契約を得てスターとなっていきます。その５年後96年の五輪で優勝を経て、8年後の自国開催のW杯で集大成の時を迎えます。</p>
<p dir="ltr">同じように日本も2011年にW杯で初優勝し、女子サッカーは大きな注目を集め、サッカーを始める女の子が増加しました。CMやTVや雑誌に多くの代表選手が出演し、リーグの観客数やクラブチームのスポンサーが増加するなど、少しずつではありますが競技環境も改善されています。４年後のカナダW杯では準優勝、来年リオ五輪でも金メダル候補に挙げられています。そして何より、1999年のW杯と同じようなタイミングで、自国開催の五輪がひかえています。</p>
<p dir="ltr">前回お話したとおり、『Title IX』により大学等の奨学金制度を背景に爆発的な競技人口の増加を遂げた当時のアメリカと、未だに「中学問題」を抱える日本の状況を比較すれば、日本が2020年に99年のアメリカのような輝かしい「夜明け」を迎えられるかは疑問です。しかし、アメリカという良い前例から学び、東京五輪に向け一つずつ課題を解決していけば、決して不可能なことでもありません。</p>
<h3>アメリカ代表が見せつけた、衝撃的で美しい光景</h3>
<p dir="ltr">そのヒントの一つがバンクーバーにありました。悔しさいっぱいで表彰式を見届けた後、さらに追いうちをかけるように飛び込んできた衝撃の光景。アメリカの選手が子どもたちと一緒に写真を撮ったり、パートナーと抱き合って喜びを分かち合ったりする姿です。カナダで見た中で最も敗北を感じ、最も美しいと感じたこの景色は、なでしこジャパンとアメリカの最も大きな違いでもあります。</p>
<p><a href="https://www.facebook.com/video.php?v=10153165008607946">2015年ワールドカップ優勝時のママ選手たち</a></p>
<p dir="ltr">カナダW杯のアメリカ代表には、9人の既婚選手と3人のママ選手がいました。アメリカでは選手の子どもが同行できるよう代表チームにベビーシッターを帯同させています。それだけでなく、出産前からトレーニングをサポートし、選手の復帰をサポートしています。しかもこのようなサポートが16年前から続けられているのです。</p>
<p dir="ltr">アメリカで出産を経験した後国際舞台に復帰した最初の選手は、アメリカ女子サッカー「Fab 5」の一角ジョイ・フォーセットでした。フォーセットは1994年に出産した長女のケイティーを伴い出場した翌年のスエーデンW杯で、全6試合にフル出場。引退までに2度のW杯優勝、2つの五輪金メダルと3人の子どもを持ちました。余談ですが、この女子サッカーチームのベビーシッタープログラムは、アトランタ五輪でソフトボールなど他競技にも取り入れられています。</p>
<p dir="ltr">先日澤穂希選手の結婚が発表され、日本中が驚きとともに祝福ムードに包まれました。カナダW杯メンバーの既婚選手は、大儀見優季に続いて2人目。子どものいる選手は現在1人もいません。</p>
<p dir="ltr">スポーツの世界でだけでなく、今の日本は結婚、出産した女性が活躍できる環境が十分に整っているとは言いがたい状況です。社会的背景の違いもあり、一朝一夕に追いつくことは難しいかもしれませんが、ミア・ハムのようにミセス澤が日本女性のロールモデルとなっていくことを期待したいと思います。</p>
<p>そして10年後「好きなスポーツ選手ランキング」に澤穂希の名前があり、なでしこジャパンの試合を「SAWA」のユニフォームを着た少女たちが観戦する。そんな光景を見ることができたなら、日本の女子サッカーが文化になったと言えるかもしれません。そのためにも、東京五輪までの5年間は日本女子サッカーにとって正念場となるでしょう。</p>
<p dir="ltr">※1: USA TODAY Sports「Legacy of 1999 Women&#8217;s World Cup champions lives in this year&#8217;s U.S. squad」(2015)</p>
<p dir="ltr">※2: Los Angeles Times「Marla Messing&#8217;s big thinking made Women&#8217;s World Cup huge」(2009)</p>
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		<title>第１回 サッカーが好きなドイツ人、女子サッカーが好きなアメリカ人</title>
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		<pubDate>Mon, 31 Aug 2015 08:57:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>山田智子</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[なでしこジャパン]]></category>
		<category><![CDATA[サッカー]]></category>
		<category><![CDATA[サッカー女子ワールドカップ]]></category>
		<category><![CDATA[ワールドカップ]]></category>

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		<description><![CDATA[完敗。 2015年7月5日、バンクーバー・BCプレイスの観客席にいた筆者は、衝撃的な光景をただ呆然と見つめることしかできませんでした。 女子W杯カナダ大会決勝 日本女子代表（なでしこジャパン）vsアメリカ女子代表。皆さん [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>完敗。</p>
<p>2015年7月5日、バンクーバー・BCプレイスの観客席にいた筆者は、衝撃的な光景をただ呆然と見つめることしかできませんでした。</p>
<p>女子W杯カナダ大会決勝 日本女子代表（なでしこジャパン）vsアメリカ女子代表。皆さんもご存知の通り、なでしこジャパンは試合開始からわずか16分で4失点を喫し、2-5で敗れました。予想外の大敗にショックを受けた方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者が衝撃を受けたのは試合結果だけではありません。それ以上に大きな“敗北感”をもたらしたのは、スタンドから感じる圧倒的なアメリカ女子サッカーの“文化力”です。</p>
<p>女子ワールドカップカナダ大会決勝から、早2ヶ月が経とうとしています。東京オリンピックまでは5年、リオオリンピックまでは1年をきり、なでしこジャパンは東アジアカップで、その一歩を踏み出しました。再び日本が世界の頂点に立つために、日本の女子サッカーを“文化”にするために。競技レベルだけでなく、文化レベルでもアメリカと肩を並べるために。あの日の“完全なる敗北”から何を学べるのか、自分自身の備忘録も兼ね記しておきたいと思います。</p>
<h3>サッカーが好きなドイツ人、女子サッカーが好きなアメリカ人</h3>
<p>サッカーでは、サポーターのことを“12番目の選手”と呼びます。グラウンドで戦う11人を声で鼓舞したり、ブーイングで相手選手にプレッシャーをかけたりと、観客も試合を作る重要な要素のひとつだと考えられています。</p>
<p>この日バンクーバーに駆けつけたアメリカの“12番目の選手”は約5万人。延長、PKにまでもつれこんだ前回のドイツW杯、1-2でアメリカが競り勝ったロンドン五輪と、決勝の舞台で好ゲームを繰り広げてきたライバル同士の対戦に、スタジアムは試合前から大きな期待感に包まれていました。</p>
<p>「USA！USA！！」。地鳴りのような大合唱を追い風に、アメリカの選手たちは躍動。開始3分に先制点が決まると観客は総立ちとなり、地鳴りはさらにそのボリュームを上げます。失点するたびに集まって声を掛け合うなでしこジャパンでしたが、「歓声で、声はほとんど聞こえていなかった」と帰国後ある選手が明かしてくれました。一方先制点と大歓声に勢いづくアメリカは、わずか16分間で試合を決定づけます。</p>
<p>思い起こせば、なでしこジャパンが世界の頂点に立った前回大会も、決勝のチケットは完売。大会の総入場者数は845,711人（1試合平均26,428人）で、さすがは女子サッカー強豪国のドイツだと感心した記憶があります。ドイツと日本が対戦した準々決勝も、ヴォルフスブルクのスタンドはほぼドイツ人で埋め尽くされ、運営スタッフまでもがドイツを応援する完全アウェイ状態でした。</p>
<p>敵の数だけ見れば、ドイツもカナダも状況は変わりません。しかし12番目の選手の“性格”は全く異なるように感じました。そしてその違いこそが、アメリカ女子サッカーの強さなのだとも。</p>
<p>見た目にも分かる違いが、観客の男女比です。ドイツW杯のスタンドは圧倒的に男性が多かったのですが、BCプレイスで目についたのはサッカーをしているであろう少女たちとその家族。決勝前日のスタジアム周辺の公園では、アメリカ女子代表のユニフォームをまとった少女たちがボールを追いかける姿を多く見かけました。</p>
<p>少し古いデータになりますが、2001年に行われた『日米女子サッカーリーグの観戦者調査（平川澄子／女性のトップスポーツリーグの観戦者特性に関する日米比較研究）』によると、アメリカのプロリーグ（WUSA）観戦者の62.1%が女性であり、日本のトップリーグ（Lリーグ）の29.3%と比べ女性の割合が非常に高いという結果になりました。</p>
<p>日本では40.2%が1人で来場していたのに対し、アメリカでは94.2%が家族や友人と来場しているという結果も、BCプレイスの観客層と一致します。ドイツのデータはありませんが、前回大会の観客から分析するとドイツの観客層は日本に近いと考えられます。</p>
<p>加えて「男子サッカーと女子サッカーのどちらが好むか」という質問には、アメリカ女子サッカー観戦者の73.8%が「女子サッカーを好む」と答えています。日本のリーグ観戦者で「女子が好き」と答えた人はわずか14.9%。いかにアメリカで“女子サッカー”が愛されているかが分かります。</p>
<p>日本やドイツの観客を“女子も男子も観る、サッカー全般が好きなファン”とするならば、アメリカ人は“女子サッカーが好きな12番目の選手”と、その質の違いを表現できるでしょう。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-13155" alt="womens-soccer1" src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer1.jpg" width="800" height="533" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer1-300x199.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer1-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<h3>なぜアメリカでは女子サッカーがこれほど愛されるのか？</h3>
<p>アメリカの観戦者は、65.7%がサッカー経験者と言われています（平成10年度プロフェショナルスポーツ研究助成報告書第3号／筑波大学大学院修士課程体育研究科）。</p>
<p>2006年にFIFAが発表した『Big Count2006』によると、女子サッカー選手の登録数は、</p>
<ul>
<li>1位　アメリカ　167万人　（男子251万7,000人）</li>
<li>2位　ドイツ　87万1,000人　（男子 543万8,000人）</li>
<li>11位　日本　４万6,000人　（男子 100万人）</li>
</ul>
<p>アメリカの女子サッカー選手の数は、実に日本の約36倍。アメリカには日本の男子選手の数を超える女子選手がいるというから驚きです。選手数の違いだけを見れば、W杯2大会連続、ロンドン五輪を含めると3大会連続でアメリカと決勝を戦うなでしこジャパンが、むしろ驚異的に思えてきます。</p>
<h3>はじまりは「Title IX」</h3>
<p>ではなぜアメリカで女子サッカーがこれほどのプレーされるようになったのでしょうか。最初のターニングポイントとなったのは、『Title IX（タイトルナイン）』の制定です。</p>
<p>『Title IX』は1972年に制定された「教育現場における男女の機会を保証する法律」。スポーツ活動における男女平等を保証するこの法律の施行により、アメリカでは女性がスポーツをする機会が劇的に増加します。その中で女子サッカーは、FiveThirtyEight.comのスポーツライター、ベンジャミン・モリス氏の言葉を借りれば「狂ったように成長」します。</p>
<p>法律の施行前、大学のスポーツ奨学金（スカラシップ）の大半は、4大スポーツ（アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケー）を行う男子学生に与えられていました。『Title IX』により、学生全体の男女比に応じてスポーツ奨学生の男女比を配分しなければならなくなった大学は、女性スポーツの奨学生を増やす必要に迫られ、各大学で女子サッカーが盛んに行われるようになります。</p>
<p>NCAA（全米大学体育協会）1部に所属する大学には1校あたり14人、2部には9.9人分のスカラシップの授与が認められており、恵まれた環境でサッカーに取り組むことができることも、アメリカ女子サッカーの強さの一因と言えます。現在では短大を含めると約1400校で36万人の大学生がプレー（日本は89大学、1756人）。実際にカナダW杯代表の全員が大学サッカーの経験者です。</p>
<p>大学での女子サッカーの充実に伴い、スカラシップを目標にする中高生のプレーヤーも増加します。NFHS（米国州立高校連盟）の『競技者数調査』によると、1971年の高校女子サッカーチーム数は28、競技者はわずか700人（男子2,290チーム、78,510人）。それが『Title IX』が制定された翌年の1973年には409チーム、1万人に急増します。アメリカがW杯初優勝を飾った1991年には、チームは4,490に、選手数は12万人に達します（男子6785チーム、22万人）。わずか20年で、女子サッカーは高校生に人気があるスポーツの第5位にまで急成長していきます。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-13156" alt="高校女子サッカー競技者数調査" src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/Participation-Survey-History-Book.png" width="800" height="464" /></p>
<p>さらに1991年W杯で初の世界一に輝くと、その人気は加速します。自国開催となった1996年のアトランタ五輪で金メダルを獲得、1999年のアメリカ女子W杯でも優勝すると、競技人口は1991年からの10年間で約2.5倍に急増します。</p>
<p>アメリカが代表チームの人気をこれほどダイレクトに競技者の増加に結びつけられたのは、『Title IX』により大学などの競技環境が充実し、代表選手にあこがれてサッカーを始めた少女たちが“続けられる”受け皿が整っていたからに他なりません。</p>
<p>日本でも2011年のドイツW杯優勝を機に女子サッカーの人気が高まりましたが、大学や中学・高校の女子サッカー部の数は少なく、4年経った今でも受け皿が十分整っていないのが現状です。実際に何時間もかけて練習に通い、中学や高校進学時に親元を離れサッカー留学せざるをえない選手も少なくありません。</p>
<p>中学・高校時代片道3時間かけ練習に通っていた、なでしこジャパンの宮間あや選手は、W杯の帰国会見の席で「今サッカーを始めようとしている少女たちや頑張っている選手が、最後までサッカーができるように、女子サッカーが文化になっていけばいいと思う」と環境改善を訴えました。選手の努力に頼るだけでなく、選手が競技に集中できる環境を整えていかなければ、なでしこジャパンが世界一であり続けることは難しいと、決勝での“敗北”は教えてくれました。宮間選手もBCプレイスのスタンドを見て、同じことを感じたのかもしれません。</p>
<p>『Title IX』の恩恵を最大限に受け、急成長を遂げた女子サッカー。さらにその人気を決定的にしたのが99年のアメリカ女子W杯と言われています。次回は、アメリカ女子サッカーが“文化”となった最大の転機、99年のW杯についてお話したいと思います。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-13157" alt="womens-soccer3" src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer3.jpg" width="800" height="533" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer3-300x199.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2015/08/womens-soccer3-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
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