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	<title>Sportie [スポーティ]部活動 &#8211; Sportie [スポーティ]</title>
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	<description>いつもの毎日にスポーツをプラスするWEBメディア「Sportie（スポーティ）」</description>
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		<title>個人スポーツ部は帰宅部よりメンタルヘルスの問題を起こしやすい？－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その19</title>
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		<pubDate>Fri, 22 Jul 2022 02:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。 その [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。</p>
<p>その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p>>>前回記事<a href="https://sportie.com/2022/04/highschool-sports18" rel="noopener" target="_blank">「日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART18-」</a></p>
<h3>チームスポーツに参加する子供はメンタルヘルスに苦しむことが少ない</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_1.jpg" alt="" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-42408" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_1-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_1-768x512.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_1-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>カリフォルニア州立大学フラトン校の研究者らが最近発表した研究論文*¹によれば、野球やアメフトのようなチームスポーツに参加している子供はメンタルヘルスの問題に苦しむ割合が少なくなることが分かりました。</p>
<p>ここまでは納得しやすいのですが、この研究ではメンタルヘルスとスポーツに関連して、驚くべきもうひとつの傾向を発見しています。テニスや体操などの個人スポーツのみを行う子供はまったくスポーツをしない子供と比べても、メンタルヘルスの問題を抱える確率が高いのだということです。</p>
<p>私は学校教育としての部活動スポーツに関わるものして、どんな種類のスポーツであっても、日常的に運動をする機会を作ることで、子供たちが心身の健康を得るために役立っていると信じていました。その私にとって、この論文の結論は非常に衝撃的なものでした。ひょっとしたら、スポーツ部活動に参加することでかえって精神的健康に悪影響が生じてしまった子供がいるかもしれないのです。</p>
<p><font size="-1">参考<br />
*1：Associations between organized sport participation and mental health difficulties: Data from over 11,000 US children and adolescents.<br />
Hoffman, D. et. al., 2022<br />
<a href="https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0268583" rel="noopener" target="_blank">https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0268583 </a><br />
</font></p>
<h3>1万人以上の子供を対象にした調査から浮かび上がったもの</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_2.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-42413" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_2-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_2-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_2-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>この研究を主導したカリフォルニア州立大学のホフマン教授と研究チームは全米各地に住む9歳から13歳までの子供11,325人を対象にして、彼らのスポーツ活動歴とメンタルヘルスに関連したデータを解析しました。データは保護者に記入してもらった子供の行動に関するチェックリストが基になりました。スポーツだけではなく、メンタルヘルスに影響を与える可能性があると思われる他の要因、例えば家庭の世帯収入や全体的な活動量なども解析の対象になりました。</p>
<p>事前に予想された通り、チームスポーツに参加する子供は、運動をしない子供と比べると、不安やうつ病を示唆する確率が10％低く、社会からの疎外感を示唆する確率が19％低く、そして集中力欠如などの問題を示唆する可能性が12％低いことがわかりました。</p>
<p>ところが、個人スポーツのみを行う子供は、まったく運動をしない子供と比べると、かえってメンタルヘルスの問題を抱える可能性が大きいのだそうです。前者は後者より、不安やうつ病を示唆する確率が16％高く、社会からの疎外感を示唆する確率が14％高く、そして集中力欠如などの問題を示唆する可能性が14％高い、ということです。</p>
<h3>スポーツは万能薬ではなかった</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-42415" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/07/20220708_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>考えてみると、スポーツ界でメンタルヘルスの問題が議論させるようになったきっかけと言えば、テニスの大坂なおみ選手が全仏オープンを棄権したことや、体操競技のシモーネ・バイルス選手が東京オリンピックで個人種目の出場を取りやめたことでした。偶然かもしれませんが、どちらも個人スポーツです。</p>
<p>それでは子供たちにはなるべくチームスポーツをさせる方が良いのでしょうか。私自身は必ずしもそうではないと考えています。自分自身の育児やコーチとしての経験から、チームスポーツに興味を抱かない子供や、あるいは他人と一緒にするより自分ひとりで何かをすることを好む子供は、確実に一定数は存在すると実感しているからです。そういう子達に好きでもないスポーツを強制することが良い結果を生むとは到底思えないのです。</p>
<p>個人スポーツがメンタルヘルスに悪影響を与えると言うよりも、メンタルヘルスに問題を生じやすい性質の子供は個人スポーツを好む傾向がやや強いのではないか。それが私の推測です。</p>
<p>新型コロナウイルスの影響であらゆる高校スポーツが中止となった頃、私はスポーツ部活動再開を州政府に請願する運動に関わりました。</p>
<p>関連記事：<a href="https://sportie.com/2021/03/highschool-sports14" rel="noopener" target="_blank">コロナ禍で改めて考えた高校生にとってのスポーツとは－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その14</a></p>
<p>その頃は10代の自殺が増えていました。それにはスポーツをする機会が失われたことが原因のひとつではないかと指摘する声もあり、私もそう考えていたからです。</p>
<p>コロナ過がほぼ収束し、少なくとも私の地元ではどの年代のスポーツもフルに再開しています。しかし、子供がスポーツさえしていれば、それだけで安心できるというわけではないことを肝に銘じておこうと思います。</p>
<p><font size="-1">バナー写真：&#8221;TWU Gymnastics Practice [Emily]&#8221; by Erin Costa is licensed under CC BY 2.0.</font></p>
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		<mobileclip:subtitle>2022.07.22</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>スポーツに怪我はつきもの。指導者に求められるものは－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その18</title>
		<link>https://sportie.com/2022/04/highschool-sports18</link>
		<comments>https://sportie.com/2022/04/highschool-sports18#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 15 Apr 2022 06:00:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[SUPPORT]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p>前回記事>><a href="https://sportie.com/2022/01/highschool-sports17" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART17-</a></p>
<h3>部活指導者とプロスポーツ指導者の違いとは</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_1.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-42088" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_1-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_1-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_1-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>少し古い話題になりますが、イチローさんこと鈴木一朗氏が高校野球の指導を行う資格を得るために日本アマチュア野球の研修会を受講したというニュースがありました。鈴木氏はその後、日本でいくつかの高校を実際に訪ねて指導を行ったことも続けて報じられています。</p>
<p>この研修会については、元プロ選手が高校生に野球を教えるのになぜ資格が必要なのかと批判する声も多いと聞いています。しかしながら、日本と米国の違いはありますが、同じく高校球児の指導に関わっている立場からは（もちろん、鈴木氏と私では天と地ほどのレベルの違いがあることは重々承知の上で申し上げるわけですが）、部活指導員には何らかの事前教育は必要だと私は考えています。</p>
<p>なぜなら、部活指導員の役割とは専門とするスポーツのテクニックや作戦を教えることだけではありません。それ以外に、学校教育に携わるものとして最低限知っておかなくてはいけないことが多いからです。</p>
<p>なかでもスポーツ系部活の指導員にとっての最優先課題は、生徒たちの健康と安全を守ることです。大前提として、スポーツに怪我はつきものです。ですから、指導員には、安全に配慮し、怪我を予防しながら、練習や試合を行うことがまず求められます。それでも怪我が起きてしまったときは、適切な救急処置を取ることも重要な役割のひとつです。</p>
<h3>部活指導員に義務づけられる安全講習</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_2.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-42089" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_2-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_2-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_2-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>米国は広いので、州ごとに違いはあるかもしれません。少なくとも、私がカリフォルニア州の高校で指導を始める前には、安全に関する以下の講習を受け、かつ、すべてのテストに合格することが義務づけられました。</p>
<h4>■AED（自動体外式除細動器）とCPR（心肺蘇生法）</h4>
<p>何らかの事故で、意識を失った、あるいは呼吸困難に陥った人に対して、救急車が到着するまでに施すべき応急処置を学びます。受講者同士でパートナーを組むか、人形を利用して、人工呼吸の練習も行います。この資格は公的なもので、学校教育だけではなく、民間のスポーツ施設で働くときにも有効になります。</p>
<h4>■脳しんとう</h4>
<p>アメフトは米国で最も人気のあるスポーツなのですが、激しいコンタクトを伴います。そのため、昨今になって多発する脳しんとうの危険性が叫ばれ、若年層の競技人口に陰りが出始めています。それがきっかけとなり、今ではすべてのスポーツ関係者に脳しんとうの予防と対策に関する知識が求められています。</p>
<p>例えば、脳しんとうが疑われる選手は医療機関での診断を義務つけられ、定められた期間は一切の運動を禁止されます。運動を再開するには医師の許可書が必要になります。そうしたルールはすべてのスポーツに適用されています。</p>
<h4>■急性心停止</h4>
<p>米国の高校生アスリートに最も高い死亡原因は急性心停止ということです。毎年、何人かがそのために亡くなっています。そのような重大事態を招かないための予防対策がもっとも重要です。万が一、急性心停止が疑われる場合の救急措置についても学びます。</p>
<h4>■熱中症</h4>
<p>米国スポーツ界で熱中症に関する意識が高まり、その対策が講じられるようになったことも、アメフトで事故が多発したことがきっかけでした。アメフトは秋がシーズンなので、夏に集中して練習することが多いのですが、猛暑の下、屋外でヘルメットをかぶって運動するのですから、熱中症にならない方が不思議です。</p>
<p>私が住む南カリフォルニアは1年を通して暑くなる日が多く、摂氏40度以上にまで気温が上がる日が年に必ず何日かあります。気温や湿度が一定の条件を越える日は、学区から運動禁止の通達がきます。講習では、熱中症の予防に関するガイドラインと、そうなってしまったときの処置について学びます。</p>
<h4>■血液媒介病原菌</h4>
<p>出血を伴う怪我もスポーツでは珍しくありません。　講習では血液を媒介として感染する病気の危険性と、その予防策について学びます。</p>
<h3>教育関連者としての責務</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-42090" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2022/03/20220331_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>上に挙げたものとは別に、全米の高校スポーツを統括する組織（NFHS – National Federation of State High School Associations）がすべての指導員に受講を義務つけているスポーツ指導の基本講座があります。そこでは身体的な故障に関すること以外に、生徒のメンタルヘルスについても詳しい説明があります。</p>
<p>さらには教育関係者として、セクハラと虐待についての講習を受けなくてはいけませんし、そして昨年と今年は新型コロナウイルス対策の講習も加わりました。</p>
<p>しかも、これらの資格は永久ではありません。資格の種類によって異なりますが、殆どは１、２年ごとに更新しなくてはいけません。その際は講習の再受講とテスト合格が資格更新の条件になります。これは教員であっても、私のような外部コーチであっても同じです。</p>
<p>プロスポーツ選手や指導者はそのスポーツの専門家ではあっても、こうした広範囲にわたる知識や経験を持っているとは限りません。学校の部活であれ、民間のスポーツ組織であれ、大事なお子さんたちを預かっているわけですから、指導に携わる全員が教育者としての自覚を持たなくてはいけない。私はそう考えています。</p>
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		<mobileclip:subtitle>2022.04.15</mobileclip:subtitle>
		</item>
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		<title>自分の頭で考えて野球をやってみよう－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その17</title>
		<link>https://sportie.com/2022/01/highschool-sports17</link>
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		<pubDate>Mon, 24 Jan 2022 06:00:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
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		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p>前回記事>><a href="https://sportie.com/2021/11/highschool-sports16" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART16</a></p>
<h3>1年中野球ができてしまう温暖な南カリフォルニアのオフシーズン</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_1.jpg" alt="" width="800" height="450" class="aligncenter size-full wp-image-41866" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_1-300x169.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_1-768x432.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_1-680x383.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">冬場の練習でも選手たちはＴシャツ姿だ。</font></p>
<p>カリフォルニア州では高校野球は春（2～6月）のスポーツに分類されていて、公式リーグ戦と決勝トーナメントはすべてその時期に行われます。しかし、殆どの高校では、それ以外の季節もオフシーズン・スポーツという位置づけで、ほぼ1年中野球部が活動を行っています。私がコーチとして務めている高校もその１つです。</p>
<p>アメフト（秋）やバスケットボール（冬）など、他のスポーツ部に参加している生徒は除外されますが、その数は全体の4分の1程度です。それ以外の部員は野球部のオフシーズン活動に参加することが事実上の義務となっています。</p>
<p>オフシーズン期間中、月曜から金曜までの平日は1~2時間ほどの練習、土曜日に練習試合、が基本的なスケジュールです。試合の頻度がやや少ないだけで、やることは公式シーズンとほぼ変わりません。つまり、多くの野球部員たちは1年中野球漬けということになります。</p>
<p>本来なら、高校までは複数のスポーツを経験することが奨励されているのですが、特に野球部は野球しかやらない、あるいはできない生徒の割合が他スポーツに比べて多いようです。幸か不幸か、ここ南カリフォルニアは気候が温暖なため、1年を通してどの時期でも屋外で野球が無理なくできてしまうこともその一因かもしれません。</p>
<p>そのためかと思われますが、カリフォルニア州は全米でもっとも多くのメジャーリーガーを輩出している、野球の盛んな州です。2021年の米国出身メジャーリーガーは1,089人、その4分の１に近い236人がカリフォルニアの出身だということです*¹。</p>
<p><font size="-1">*¹：MLB Players by Birthplace During the 2021 Season >><br />
<a href="https://www.baseball-almanac.com/players/birthplace.php?y=2021" rel="noopener" target="_blank">https://www.baseball-almanac.com/players/birthplace.php?y=2021</a></font></p>
<h3>オフシーズンならではの試み_生徒主体の紅白試合</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_2.jpg" alt="" width="800" height="450" class="aligncenter size-full wp-image-41867" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_2-300x169.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_2-768x432.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_2-680x383.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>私たちの高校は規模がやや小さく、生徒数も同地域内の他校と比べると少ないほうです。　そのため、野球部でもトライアウトをすることなしに、希望者のほぼ全員が入部することができます。現在の部員数は50名程度です。秋から冬のオフシーズン期間が事実上のトライアウトとなり、春の公式シーズン開始前に1~3軍のチーム分けを行います。</p>
<p>オフシーズン期間は公式シーズン中ではできないような、少し変わったことを試す余裕があります。その１つとして、私たちの高校野球部が毎年冬に行っている伝統行事に、完全に生徒が主体となって行う紅白戦シリーズがあります。</p>
<p>冗談半分で「ワールドシリーズ」と呼んでいるのですが、チーム分けから試合中の作戦まで完全に生徒たちに任せる形で行う3連戦の紅白試合です。</p>
<p>まずは月曜日にヘッドコーチが両チームの監督役となる最終学年の生徒を2人指名し、その生徒はドラフト会議のような形でそれぞれのチームのメンバーを選びます。そこからはすべて生徒たちが主体となって、火、水、木の3日間を連続で試合を行います。</p>
<p>我々コーチ陣は審判を務めるだけで、ラインアップや試合中のサインプレーなど、作戦には一切口を出しません。サインを決めても決めなくても、誰がどのポジションを守ろうと、どの打順で打とうと、すべて生徒たちの自由裁量です。</p>
<p>ただ、投手には登板イニング制限ルール（3日間合計で1人最大4イニングまで、2イニングを投げた翌日は登板禁止）がありますので、誰をいつ投げさせるかは作戦上の重大な問題になります。</p>
<p>普段はコーチの指示を待つだけになりがちな生徒たちも、この3日間はずっと自分の頭で考えて野球をすることになります。主体性を持つことによって、野球というゲームの理解度が増すと私たちは考えています。</p>
<p>偶然ですが、以前に紹介した「アメリカン・ベースボール・アカデミー」と考え方が似ているようにも思います。</p>
<p>関連記事：　<a href="https://sportie.com/2020/08/baseball-boy" rel="noopener" target="_blank">「失敗はどんどんしてもいい」自主性を尊重する試合中心の少年野球教室</a></p>
<p>蛇足ですが、私たちの高校で行うこの「ワールドシリーズ」では、勝者には物質的に得るものは何もありません。ただ、負けたチームは試合後のグラウンド整備が義務となります。勝者チームは「お疲れー」と先に帰っていくことが許されます。たったそれだけでも、生徒たちは真剣になります。</p>
<h3>年に一度のお祭り OB対現役の伝統の1戦</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_3.jpg" alt="" width="800" height="450" class="aligncenter size-full wp-image-41868" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_3-300x169.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_3-768x432.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/12/20211221_3-680x383.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">試合前の国家斉唱に整列するOBチーム</font></p>
<p>そのシリーズの翌週、冬休み前の週末には、もう１つの伝統行事が行われました。卒業生（OB）対現役レギュラー組のオールスター戦です。もちろん、この名称も冗談半分でつけられたものです。</p>
<p>OBチームには昨年高校を卒業したばかりの19歳から、1978年度卒業生（現在60代前半？）まで、幅広い年齢層の選手たちが母校のグラウンドに帰ってきます。対戦するのは現役高校生のレギュラー組です。</p>
<p>年に一度の合同同窓会のようなイベントではありますし、観客席には選手たちの保護者や家族が大勢つめかけて、とても和気藹々とした雰囲気なのですが、試合そのものは真剣です。何しろOBチームには元プロ選手とか、現役の大学野球選手なども数人混じっているのです。けっして高校生選手たちが侮れる相手ではありません。</p>
<p>さして古豪でも強豪でもない私たちの高校野球部ですが、こうして幅広い世代の野球好き少年、成年、中年、はては老年が集まることができる場所として残っていることは素晴らしいと思います。親子のようか、あるいはそれ以上の年齢が離れた選手たちが一堂に集まってできるスポーツは他にそれほどありませんから。</p>
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		<mobileclip:subtitle>2022.01.24</mobileclip:subtitle>
		</item>
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		<title>2年振りの高校クロスカントリー・レース－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その16</title>
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		<pubDate>Fri, 19 Nov 2021 07:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[新型コロナウイルス]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p>前回記事>><a href="https://sportie.com/2021/05/highschool-sports15" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART15-</a></p>
<h3>「ほぼ」例年通りに戻った学校生活</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_1.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41748" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_1-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_1-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_1-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">準備運動中のクロスカントリー走部。前列の4人は自分で勝手にキャプテンに就任した。</font></p>
<p>米国では夏の終わりが新学期の始まりです。私が住む南カリフォルニアでは今年は8月第3週目から多くの学校が授業を始めました。新型コロナウイルスの蔓延がようやく下火になり（まだ完全に収束はしていませんが）、今年度はここまで学校が閉鎖されるようなこともなく、ようやく子どもたちに例年のような学校生活が戻ってきました。高校の部活動も約1年半ぶりにほぼ従来と同じ形で再開できています。</p>
<p>「ほぼ」と書いたのは、ウイルス感染防止対策が撤廃されたわけではないからです。学区や学校によって細かいルールは異なりますが、私が勤務する私立一貫校では、基本的には屋内ではマスク着用が原則です。それには体育館も含まれますので、バスケットボールやバレーボールなどの屋内スポーツは未だに苦しい状況です。</p>
<p>幸いなことに、屋外で行うスポーツはマスクを外してもよいことになっています。今回紹介するクロスカントリー走ももちろん屋外スポーツの１つです。それでも私たちコーチを含む教職員は全員が新学期前にワクチン接種を仕事につくための必須条件として義務つけられ、さらにPCR検査の陰性証明書の提出を求められました。</p>
<p>生徒たちはワクチン接種をするか、あるいは毎週月曜日にPCR検査を受けるかを選択することになっています。PCR検査で陽性結果が出れば、当然のことですが、陰性結果が出るまで登校はできませんし、部活動にも参加できません。</p>
<p>高等部（9～12年生）の生徒たちに限れば、ワクチン接種率は70％くらいだということです。クロスカントリー走部では今までに１人だけPCR検査で陽性結果が出た生徒がいました。それでもチームとしての部活動自体は続けることができています。</p>
<h3>全員参加スポーツとしてのクロスカントリー走が戻ってきた</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_2.jpg" alt="" width="800" height="537" class="aligncenter size-full wp-image-41749" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_2-300x201.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_2-768x516.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_2-680x456.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">スタートの号砲を待つランナーたち。学校ごとに2列で並ぶ。</font></p>
<p>クロスカントリー走は例年なら夏から秋（8～11月）がシーズンです。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で、春（3～5月）に、それも極めて制限された形でしか活動ができませんでした。大勢が一斉に「よ～いどん」でスタートする形でのレースができず、２校対抗レース、それもチームの人数を7人まで、というものでした。</p>
<p>本来であれば、高校のクロスカントリー走は誰でも参加できることに最大の意義があると私は考えています。ですから、参加人数を制限する方法を取らざるを得なかったことはとても不本意でした。実質的にはシーズンが丸々奪われたようなもので、特に最終学年の生徒は本当に気の毒でした。</p>
<p>関連記事：<a href="https://sportie.com/2018/07/america-cross-country" rel="noopener" target="_blank">アメリカの高校部活動で盛んなクロスカントリー走とは？</a>　</p>
<p>私が指導するクロスカントリー走部は今年の人数が男子20人、女子12人の合計32人です。他校に比べると少人数ですが、規模の小さい我が校内では最大の部員数を誇る部でもあります。何しろ高等部の生徒数が200人以下ですので、6人に1人くらいはクロスカントリー走部員だということになります。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41750" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">レース出陣前の記念撮影。最前列右端が筆者。</font></p>
<p>全員で8月から練習を開始し、10月19日にいよいよ待ち望んだシーズン最初のレースが行われました。ほぼ2年振りの「公式戦」です。</p>
<p>レースは平日の午後に行われますので、生徒たちは午後の授業を免除されます。学校からスクールバスに乗ってレース会場まで行き、レース後はまた全員でバスに乗って学校まで帰ってきます。要するに遠足のようなもので、生徒たちにはこうした遠征も部活動の思い出になります。</p>
<p>これも昨年はできませんでした。言うまでもないでしょうが、生徒たちは大はしゃぎです。私の立場からすると、コーチと言うよりは引率の先生のような気分を久しぶりに味わう羽目になりました。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_5.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41751" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_5.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_5-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_5-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_5-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">移動に使われるスクールバス。これに乗るのも2年振りだった。</font></p>
<p>レースは男女ごとにVarsityと呼ばれるレギュラー組とJunior Varsityと呼ばれる控え選手組に分かれて行われます。レギュラー組は1校最大7人まで、それ以外の生徒は全員が控え選手組のレースに出場します。</p>
<p>どの組もスタートタイムが異なるだけで、コースはまったく同じです。距離は3マイル（4.8キロ）。レベルの差はあっても、全員が同じことをやります。</p>
<p>中にはクロスカントリー走部に入部するまで1キロも走ったことがなかったような生徒も混じっていますので、特に控え選手組の走力レベルはお世辞にも高くありません。そんな彼ら彼女らもトライアウトで弾かれることはありませんし、ずっと補欠で試合に出場する機会がなかった、なんてこともありません。全員が参加できるスポーツ。これこそが本来の高校クロスカントリー走です。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_4.jpg" alt="" width="800" height="546" class="aligncenter size-full wp-image-41752" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_4.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_4-300x205.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_4-768x524.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/10/20211028_4-680x464.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">スタート前にストレッチで身体をほぐす女子チーム。緊張ぶり（？）が伝わってくる</font></p>
<p>最初のレースでランナーたちがスタートラインに立ったときはさすがに感無量でした。いざレースが始まれば、後は声がかれるまで応援するだけです。コーチにも色々な人がいますが、それが私のコーチング流儀なのです。</p>
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		<mobileclip:subtitle>2021.11.19</mobileclip:subtitle>
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		<title>特例だらけ、トラブル続出。それでも高校スポーツシーズンがついに再開－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その15</title>
		<link>https://sportie.com/2021/05/highschool-sports15</link>
		<comments>https://sportie.com/2021/05/highschool-sports15#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 11 May 2021 07:00:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[新型コロナウイルス]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p>前回記事>><a href="https://sportie.com/2021/03/highschool-sports14" rel="noopener" target="_blank">「日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART14-」</a></p>
<h3>2021年シーズン開幕決定は政治的判断？</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_1.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41308" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_1-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_1-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_1-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p><a href="https://sportie.com/2021/03/highschool-sports14" rel="noopener" target="_blank">本シリーズその14</a>を執筆したのは、2021年2月中旬のことです。その頃のカリフォルニア州の高校スポーツを巡る状況について、私は以下のように書きました。</p>
<blockquote class="speak">
<p>ほとんどの高校スポーツで対外試合が禁止され、練習も屋外で非接触の活動に限った「コンディショニング」のみが許されている状況です。</p>
</blockquote>
<p>幸いなことに、この記事が公開された3月から上の状況はかなり好転しました。3月中旬からは州内のほとんどの地域で野球やアメフトなどの屋外スポーツは対外試合を開始できるようになったのです。</p>
<p>「Let Them Play」（彼らにスポーツをやらせて）と州当局に訴え続けてきた保護者や私たちコーチたちにとってはもちろん嬉しい展開だったのですが、公平に公衆衛生上の観点から見ると、非常に無理がある不自然な決定でした。</p>
<p>2月の時点では、ある地域で野球の対外試合を開始するための条件は人口10万人あたりの1日の感染者数が週平均で7人以下になったとき、となっていました。アメフトの場合はそれが4人以下でした。</p>
<p>ところが、度重なる市民からの要求に耐えかねたのか、ギャビン・ニューサム州知事は3月になって突然、すべての屋外スポーツが開始できる上の条件を14人以下と大幅に緩和したのです。</p>
<p>人口10万人あたり14人の感染者数と言えば、カリフォルニア州全体では5,000人を越え、日本の総人口に換算すると17,000人を越えます。日本で新たに緊急事態宣言が叫ばれている4月18日の全国感染者数は4,093人、最悪と言われる大阪府でも1,220人ということですから、ニューサム州知事が定めた条件がいかに緩い設定であったか分かるでしょう。</p>
<p>逆に言えば、それまでのカリフォルニア州内の状況が日本とは比較にならないくらい酷かったということでもあります。なにしろ、上の記事で紹介した2月9日の新規感染者数は人口10万人あたり33.1人でした。</p>
<h3>特例だらけのシーズン。それでも”Better Than Nothing”</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_2.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41311" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_2-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_2-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_2-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">保護者の応援もソーシャル・ディスタンスが呼びかけられる</font></p>
<p>何はともあれ、私たちの地域では、3月19日から高校野球のリーグ戦が始まりました。選手を含む全員がマスク着用、保護者の観戦はホームチームのみ、などと例年にない制限はありますが、それでも野球というゲームそのものはできています。花形スポーツのアメフトもほぼ同時期に地域リーグ戦が始まりました。</p>
<p>その他、サッカー、テニス、ソフトボールなど、多くの屋外スポーツが活動を再開しています。高校キャンパスや様々なスポーツ施設でおよそ1年振りに活気が戻ってきました。</p>
<p>シーズン開始早々、私たちの野球部は新型コロナウイルスを理由に数日間練習を中止しなくてはいけなくなりました。チーム内に感染者が出たわけではありません。複数の選手たちと同じ教室で学ぶクラスメートに感染者が出たため、その教室にいた全員が検査を受けざるを得なくなったのです。幸いなことに、チーム内には感染者は見つからず、活動を再開することができました。</p>
<p>アメフトは、野球に比べるとトラブルが多く、リーグ存続が危ぶまれる状況にすら陥りましたが、つい最近シーズンを終了しました。ウイルス感染のケースもありましたが、それよりも試合中にケガ人が続出して、次試合を中止にする高校や、今シーズンの活動そのものを中止してしまった高校が相次いだのです。</p>
<p>シーズン開始が急に決定し、十分な練習をする時間もなく、いきなり実戦が始まったのだから無理もありません。野球と違いコンタクトが激しいアメフトならではの現象かもしれません。また、例年なら別々のシーズンで行うはずの野球とアメフトが同時期に再開したため、その両方に参加する生徒の疲労が重なったという側面も少なからずありました。</p>
<p>野球は、例年より1か月半ほど遅れて地域リーグ戦が始まり、今年は中止されるはずだったプレーオフも6月（例年は5月）に行われることが決定しています。卒業式は6月上旬ですので、最終学年の生徒たちは卒業したのちに野球の大会に出る、という変則的なことになります。</p>
<p>このように、例年通りとはとても言えないシーズンですが、それでも好きなスポーツをできる生徒たちは幸せです。</p>
<p>レスリングやアイスホッケーなど、未だに再開できないスポーツもありますし、陸上競技やテニスなど1会場に大勢の選手が集まる形式の競技は、2校対抗戦という形でしか試合ができていません。それでも私たちコーチや保護者の口からは、よく”Better than nothing”（何もないよりマシ）という言葉が出ます。</p>
<h3>スポーツ再開による感染再拡大の不安</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41314" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/04/20210421_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>一方で、気がかりなニュースもあります。4月になって、米国疾病予防管理センター（CDC）のロシェル・ワレンスキー長官が若年層のスポーツ活動が新型コロナウイルス感染拡大を引き起こしていると言う旨の発言を行いました。スポーツそのものより、練習や試合前後にロッカールームなどで大勢が集まることへの懸念が高まっています。</p>
<p>カリフォルニア州は高校スポーツの再開が全米でももっとも遅かったのですが、先行した他の州でスポーツ現場でのクラスターがいくつか発生したことが背景にあります。</p>
<p>米国アレルギー・感染症研究所（NIAID）所長のアンソニー・ファウチ博士も同様の発言を行っています。</p>
<blockquote class="speak">
<p>チームスポーツでは、多くの子供がマスクを着用せずに一つの場所に集まる。その結果として、むしろ教室よりスポーツ活動の方がウイルス感染拡大の原因となる。<br />
（ファウチ博士）</p>
</blockquote>
<p>同じ頃ミシガン州では2週間の間、高校の授業をオンラインとし、すべてのスポーツ活動を中止するよう州知事からの要請が各自治体に出されました。</p>
<p>カリフォルニア州では、高校スポーツが再開してから現在までの間、感染者数や入院者数は減り続けています。ワクチン接種も5月末までには州内のほぼ全人口に行き渡る予定だとされています。</p>
<p>しかし、こと新型コロナウイルスに関してはいかなる予断も許されないことは周知の通りです。せっかく再開にこぎつけた高校スポーツが再びできなくなるような事態だけは起きないことを祈ってやみません。</p>
]]></content:encoded>
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		<mobileclip:subtitle>2021.05.11</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>コロナ禍で改めて考えた高校生にとってのスポーツとは－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その14</title>
		<link>https://sportie.com/2021/03/highschool-sports14</link>
		<comments>https://sportie.com/2021/03/highschool-sports14#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 02 Mar 2021 01:00:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[新型コロナウイルス]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動は、スポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動は、スポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は、2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは、同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。<br />
<font size="-1">前回記事>><a href="https://sportie.com/2020/11/highschool-sports13" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART13-</a></font></p>
<h3>「Let Them Play」（彼らにスポーツをやらせて）の抗議デモ</h3>
<p>2021年2月21日、カリフォルニア州都サクラメントにあるカリフォルニア州会議事堂前である抗議集会が開かれました。10代のアスリート、指導者、そして保護者たちが、新型コロナウイルス感染拡大のために中断されている高校スポーツの再開を訴え、1万通を超える嘆願書をギャビン・ニューサム州知事宛てに届けたのです。</p>
<p>この抗議行動の主体になっているのは” #LetThemPlayCA” のハッシュタグで少年少女のスポーツ再開を人々に呼びかける非営利団体です。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_1.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41053" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_1-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_1-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_1-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>カリフォルニア州では、昨年３月に新型コロナウイルス感染拡大を受けてロックダウンに入り、すべての高校スポーツは、シーズン途中で中止になりました。それからもうすぐで丸1年になろうとする現在でも、大部分の高校スポーツは未だに再開の目途が立っていません。</p>
<p>依然として、ほとんどの高校スポーツで対外試合が禁止され、練習も屋外で非接触の活動に限った「コンディショニング」のみが許されている状況です。そのために活動自体を行っていない部が多く、高校生たちからスポーツを楽しむ機会が長い間奪われたままになっています。</p>
<p>このような状況に対し、不満と落胆が当の高校生アスリートだけではなく、指導者や保護者たちの間にも広がっています。抗議集会では「彼らは失った時間を取り戻すことはできない」という意味の言葉を大書したプラカードを掲げた保護者の姿が目立ちました。</p>
<h3>感染状況と再開できるスポーツの分類</h3>
<p>背景にあるのは、もちろんカリフォルニア州における新型コロナウイルスの深刻な感染状況です。なにしろ感染件数も累計死亡者数も世界最多である米国の中でも、被害がもっとも大きい州がカリフォルニア州なのです。</p>
<p>日本全国の累計死亡者数が6,862人（2021年2月14日時点の情報）で、人口が日本のおよそ3分の1、約4,000万人のカリフォルニア州で累計死亡者数は約７倍強の46,855人（同）だという数字が、この州の感染状況がいかに深刻であるかを物語っています。</p>
<p>カリフォルニア州政府は、郡ごとに感染被害状況を色で区分けし、それぞれの安全衛生基準を定めています。7日間平均の感染者数が人口10万人につき7人以上がもっとも厳しい「非常事態」（紫）、4~7人が「深刻な危険」（赤）、1.0 ~3.9人が「軽微な危険」（オレンジ）、そして1人未満が「安全」（黄）です。</p>
<p>2021年2月9日に更新された州当局の公式発表では、州内58郡のうち、53郡が「非常事態」（紫）の状況にあります。州人口の99.8％がその53郡に住んでいまので、事実上、カリフォルニア州のほぼ全域がそうだと言ってよいでしょう。飲食業は室内での接客が許されず、スポーツジムは屋外のみで営業するか閉鎖されています。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_2.jpg" alt="" width="800" height="434" class="aligncenter size-full wp-image-41058" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_2-300x163.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_2-768x417.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_2-680x369.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">出典：<a href="https://covid19.ca.gov/" rel="noopener" target="_blank">https://covid19.ca.gov/</a></font></p>
<p>カリフォルニア州高校スポーツ連盟（CIF – California Interscholastic Federation）は、この感染被害状況の色分けごとに再開できる高校スポーツを下のように分類しました。<br />
　<br />
「非常事態」（紫）：クロスカントリー走、陸上競技、ゴルフ、水泳、テニス<br />
「深刻な危険」（赤）：野球、ソフトボール、ラクロス、フィールドホッケー<br />
「軽微な危険」（オレンジ）：バドミントン、フットボール、サッカー、バレーボール、水球<br />
「安全」（黄）：バスケットボール、レスリング</p>
<h3>クロスカントリー走が2021年初めてのレースを実施</h3>
<p>ここまで、カリフォルニア州内で実際に試合（レース）を実施できている高校スポーツは、屋外で非接触型という条件を満たすクロスカントリー走のみです。2月に入り、いくつかの地域でレースが行われました。</p>
<p>それでも、通常と全く同じと言うわけにはいきません。公園やトレイルの使用許可が下りないため、コースは主に校庭を利用しています。</p>
<p>スタート地点やコース内で多くのランナーが密集することを避けるため、集団でのレースではなく、2校だけの対抗戦という形を取っています。しかも出場する選手は各校からの代表7人のみに限定されています。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41062" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>本来なら、高校クロスカントリー走は、全員に公平な出場機会があることが他のスポーツと比べて優れた点でした。<br />
<font size="-1">関連記事>><a href="https://sportie.com/2018/07/america-cross-country" rel="noopener" target="_blank">アメリカの高校部活動で盛んなクロスカントリー走とは？</a></font></p>
<p>その特長を生かすことができない形でのレース開催は、誰にとっても本意ではないのですが、練習すら十分にできない他のスポーツのことを考えると、クロスカントリー走の選手たちは、まだ恵まれていると言えるでしょう。</p>
<p>私が指導する高校クロスカントリー走部も、ようやく最近になって活動を再開しました。所属する地域リーグのレース再開予定日は、現時点で未定のままですが、選手たちは希望を持って練習を始めています。20数名の部員を2グループに分けて、1回の練習の参加者が10名を越えないようにしています。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_4.jpg" alt="" width="800" height="485" class="aligncenter size-full wp-image-41066" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_4.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_4-300x182.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_4-768x466.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_4-680x412.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<h3>2021年の野球シーズンは始まるか？</h3>
<p>野球部の事情は、もう少し複雑になります。例年であれば、2月からレギュラーシーズンが始まり、各地域でリーグ戦を行い、その上位校が5月にプレーオフのトーナメントを戦う、という流れなのですが、今年はプレーオフが中止になることが既に決定しています。</p>
<p>唯一行われるはずの地域リーグ戦は、3月下旬に開始する予定で、全試合の日程も既に決まっています。つまりこの原稿を書いている時点でリーグ戦開幕まであと4，5週間しかありません。</p>
<p>しかし、現在も練習試合はおろか、選手同士の接触を伴う試合形式のプレイは練習することさえできません。それでもキャッチボールも禁止されていた数か月前よりは状況は僅かながらも前進していて、今ではノックやフリー打撃など、野球の練習ができるようにはなりました。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_5.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41067" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_5.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_5-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_5-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_5-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">全員がマスクを着用して、人と人との間で距離を取る。</font></p>
<p>野球の試合が許可されるには、地域内の感染状況の色分けが現在の「非常事態」（紫）から「深刻な危険」（赤）になることが条件です。オレンジ郡の1日あたりの感染者数は最近になって減少傾向にありますが、それでも平均で10万人中30～50人程度です。あと1か月余りでその数字が7人以下にならないといけないわけですので、正直なところ見通しは暗いと言わざるを得ません。</p>
<p>他の部に先駆けて、9月下旬から制限付きの練習に励んできた野球少年たちです。最終学年の生徒は本格的な野球をする最後の機会かもしれません。なんとか試合ができるようになることを祈ってやみません。</p>
<h3>スポーツは不要不急なのか？</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_7.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-41068" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_7.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_7-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_7-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2021/02/20210219_7-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>当事者の高校生アスリートや保護者の苛立ちが募っている理由の１つに、カリフォルニア州は、他の州と比較して、スポーツの制限が突出して厳しいと思われるからです。州境を接しているアリゾナ州ではその制限が緩いため、多くの民間クラブチームが毎週末のようにアリゾナ州に遠征している、という事実もあります。一例として、アリゾナ州のある市で行われたソフトボールの大会では、出場した194チームのうち155チームがカリフォルニア州から来ていたということです。</p>
<p>テキサス州では、もっとも危険度が高いと思われるフットボールやバスケットボールの試合さえ、一部の観客までもが許されて開催されています。</p>
<p>カリフォルニア州でも、すべてのビジネスが閉鎖されているわけではありません。ショッピング・モールのように多くの人が集まる商業施設などは条件つきながらも再開しているのです。それなのに、なぜスポーツは再開できないのか？　ニューサム州知事の姿勢に反発する人々の不満のありかはそこにあります。</p>
<p>私は、スポーツコーチです。心身の健康と幸福のため、すべての少年少女たちには、スポーツをする機会が与えられるべきだと信じています。「Let Them Play」（彼らにスポーツをやらせて）の運動にささやかながらも連帯の意を表したいと思います。</p>
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		<mobileclip:subtitle>2021.03.02</mobileclip:subtitle>
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		<item>
		<title>ようやく野球部の練習が再開。だけどキャッチボールも禁止?－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その13</title>
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		<pubDate>Wed, 04 Nov 2020 02:00:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[新型コロナウイルス]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p><font size="-1">前回記事>><a href="https://sportie.com/2020/07/highschool-sports12" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART12-</a></font></p>
<h3>大きな意味を持つ2020年の「Back to School」</h3>
<p>米国の多くの地域では学校の1年は9月（または8月中旬以降）に始まります。約3か月もある長い夏休みが終わりに近づく頃になると、町中に「Back to School」（学校に戻ろう）という言葉をあちこちで見かけるようになります。</p>
<p>この毎年の風物詩も今年は新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。例年通りに学校を再開した地域もあれば、未だにすべての授業をオンラインで行っている地域もあります。ここ南カリフォルニア周辺では９月中旬になってからようやく高校に生徒たちが戻ってこられるようになりました。</p>
<p>しかし、私が指導する高校も含めて、ほとんどの高校ではオンライン授業と対面授業を隔日で交互に行う「ハイブリッド」というやり方を採用しています。生徒たちは2グループに分かられ、週2〜3日しか登校しません。残りの日は自宅でオンライン授業です。さらに、希望する生徒にはすべての授業をオンラインで受けることを選択することも許されています。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_1.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-40596" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_1-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_1-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_1-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">半年ぶりに生徒が学校に戻ってきた。</font></p>
<h3>高校スポーツ再開のガイドラインとは</h3>
<p>本分である授業でさえそうなのですから、課外活動であるスポーツ部活動も、当然のことながら新型コロナウイルスによって大きな制限を受けています。</p>
<p>ここ南カリフォルニアでは、すべてのスポーツ活動が3月に突然中止されました。その後も様々な再開の試みはありましたが、半年以上たった今でも、どのスポーツも対外試合はおろか、従来通りの練習もできない状態です。</p>
<p>新型コロナウイルスの集団感染を防ぎながら、スポーツ部活動を再開する。この前例のない事態に備えて、8月には全米高校スポーツ連盟（NFHS &#8211; National Federation of State High School Associations）とカリフォルニア州高校スポーツ連盟（CIF &#8211; California Interscholastic Federation）のそれぞれから、ウイルス感染対策とスポーツ再開へのガイドラインが通達されました。</p>
<p>そのガイドラインを基本的には踏襲しながら、各地域の教育委員会が実情に合わせたルールを作成し、それが地域内の各学校に通達されるという流れになりました。以下にその具体例を紹介します。</p>
<h3>感染リスクに応じたスポーツの分類</h3>
<p>ウイルス感染のリスクはスポーツによって異なります。密閉、密集、密接の「３密」が感染リスクを高めるという認識は米国でも受け入れられています。その「３密」が起きる可能性に応じたスポーツの分類がまず行われました。</p>
<p>•低リスク：クロスカントリー走、陸上競技、ゴルフ、水泳<br />
•中リスク：野球、ソフトボール、バスケットボール、ラクロス、サッカー、テニス、バレーボール、水球<br />
•高リスク：フットボール、レスリング、チアリーディング</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_2.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-40597" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_2-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_2-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_2-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">中リスクとされた野球フィールド。人工芝フルサイズの立派な施設だが、半年間足を踏み入れることはできなかった。</font></p>
<h3>感染収束段階ごとのルール</h3>
<p>そして新型コロナウイルス感染が収束していく段階ごとに、徐々に活動の制限が緩和されていきます。</p>
<h4>■第1段階　</h4>
<p>•室内運動は、一切禁止<br />
•屋外運動は、10人以下のグループ<br />
•ロッカールーム、更衣室は閉鎖<br />
•ソーシャル・ディスタンス（約2メートル）<br />
•いかなる身体的接触は禁止<br />
•器具（ボールも含む）の使用は禁止<br />
•どのスポーツも最低2週間以上、上のルールに沿った活動が義務</p>
<h4>■第2段階</h4>
<p>•室内運動は、一切禁止<br />
•屋外運動は、50人以下のグループ<br />
•ロッカールーム、更衣室は閉鎖<br />
•ソーシャル・ディスタンス（約2メートル）<br />
•いかなる身体的接触は禁止<br />
•器具（ボールも含む）の共有は禁止<br />
•低リスクのスポーツは競技練習を開始できる<br />
•中、高リスクのスポーツは上のルールに沿った活動のみ許可</p>
<h4>■第3段階</h4>
<p>•室内運動は、50人以下のグループ<br />
•屋外運動は、50人以下のグループ<br />
•ロッカールーム、更衣室は利用可<br />
•ソーシャル・ディスタンス（約2メートル）<br />
•使用したボールは、毎日消毒<br />
•器具（ヘルメットやグローブなど）の共有は禁止<br />
•中リスクのスポーツは、競技練習を開始できる<br />
•高リスクのスポーツは、上のルールに沿った活動のみ許可</p>
<h4>■第4段階</h4>
<p>•すべてのスポーツで練習と試合開催が許可される</p>
<h3>ある野球部の例</h3>
<p>私がコーチとして参加している高校野球部は9月22日に2020－21年シーズンの練習初日を迎えることができました。部員は約40名。ただし、生徒たちは隔日で登校していますので、1度の練習に集まるのは約20人です。</p>
<p>練習前に全員が体温チェックを受け、37.5度以上だった場合は練習に参加できません。咳などの症状がある生徒も同様です。</p>
<p>フィールドに入った生徒は、さらに2グループに分けられ、ライト側とレフト側のフェンス際に２メートル以上の間隔を置いて整列します。ダグアウトやロッカーに立ち入ることはできません。</p>
<p>なお、練習中もずっとマスクの着用が義務づけられていますが、ランニングのときだけはかえって危険になることもありますので、マスクを外してよいことにしています。</p>
<p>私たちは上のガイドラインでは第2段階に入ったばかりです。従いまして、練習を再開したと言っても、できることは非常に限られています。</p>
<p>なにしろ第1段階ではボールすら使用できないのですから、ランニングとサインの確認、そして自重筋トレ（腕立て伏せ、スクワットなど）だけを行いました。</p>
<p>私の専門は野球ではなく、ストレングス＆コンディショニングです。本来なら私の出番だったのですが、休止期間の長い間に運動不足になっていた生徒も多く、普通の体育の授業よりも緩いのではと思われる程度の内容に抑えざるを得ませんでした。</p>
<p>第2段階に入り、ようやくキャッチボールができるようになりました。しかし、「ボールの共有はしない」ルールを遵守するため、パートナーを固定し、使用するボールは1日1個のみ、毎回練習後にボールを消毒するルーチンを行っています。消毒後のボールは2週間保管し、次の日は別のボールを使います。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-40603" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/10/20201016_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">長い休みで身体がなまってしまった生徒も多い</font></p>
<h3>仲間とスポーツができる幸せ</h3>
<p>このように、野球部なのに野球ができているとは言えない状態にもかかわらず、部員たちのモチベーションは決して低くはありません。生き生きとした表情で（マスクでよく見えませんが）、与えられたメニューをこなしています。</p>
<p>彼らを見ていると、仲間と一緒にスポーツをするということが生徒たちにとっていかに大切なのかを改めて実感します。</p>
<p>レギュラーになれるかどうか、試合に勝つか負けるか、以前ならそうしたことが主要な関心事だったわけですが、それよりもっと重要なものがあることに気がつけたのは、この新型コロナウイルスがもたらした数少ないプラス面なのかもしれません。</p>
<p>私たちコーチも同様です。初日などは久しぶりにフィールドに立つというだけで、まるで子供の頃の遠足前のように嬉しかったものです。たった20人程度の練習に７人いるコーチ全員が嬉々として集まってきています。</p>
<p>仮にすべてが順調にいったとしても、翌2021年の3月まで野球の試合はありません。先は長いうえに、見通しもまったく立たないわけなのですが、希望を失わずに楽しんでいきたいと思っています。</p>
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		<mobileclip:subtitle>2020.11.04</mobileclip:subtitle>
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		<title>サマーキャンプは中止。秋シーズンは3か月遅れで開始。高校スポーツ再開へ－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その12</title>
		<link>https://sportie.com/2020/07/highschool-sports12</link>
		<comments>https://sportie.com/2020/07/highschool-sports12#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 30 Jul 2020 06:58:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は、2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校で、クロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p><font size="-1">前回記事>><a href="https://sportie.com/2020/07/highschool-sports11" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART11-</a></font></p>
<h3>サマーキャンプは開始して1日目に突然の中止命令</h3>
<p>新型コロナウィルスの感染拡大は高校スポーツにも大きな影響を与えました。2020年の春シーズンは中途で休止され、そのまま全面中止を余儀なくされました。その後もカリフォルニア州内の感染拡大はやむことはなく、私たちが住むオレンジ郡（人口約300万人）だけでも日本全体を上回る感染者数が連日報道されています。</p>
<p><font size="-1">関連記事：<a href="https://sportie.com/2020/05/highschool-sports4" rel="noopener" target="_blank">春のシーズンが全面中止に決定。明暗を分けたシーズン制スポーツ－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その4</a></font></p>
<p>そうしたなかでも、高校スポーツをなんとか再開させようとする関係者の努力は続けられてきました。7月には、夏休み期間中に各スポーツ部が練習を行う「サマーキャンプ」を、例年より3週間ほど遅れて開始するところまでこぎつけました。</p>
<p>サマーキャンプでは、ほとんどのスポーツ部が本シーズンとは別形態で練習を行います。本シーズンとは違い、参加するにあたってトライアウトはありません。</p>
<p>希望者は、どのスポーツでも体験できますし、時間と体力さえ許せば複数のスポーツに参加することもできます。昨年のことですが、朝7時からクロスカントリー走部の練習に参加して、そこから9時からの野球部へと移動する生徒が何人かいました。夏休みは約3か月と長いので、数週間ごとに他のスポーツへ移籍する生徒もいます。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_1.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-40112" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_1-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_1-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_1-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">野球のサマーキャンプは実質上、新入生のトライアウトの意味合いも持つ</font></p>
<p>スポーツやチームによって温度差はありますが、基本的にサマーキャンプでは試合やチーム内競争のプレッシャーが少なく、のびのびとスポーツを楽しむことができます。毎日が練習漬けというわけではなく、ビーチやプールなどで、夏ならではのアクティビティを行うときもあります。スポーツ好きの高校生にとっては、夏休みはとても貴重な数か月なのですが、残念ながら今年は例年通りのようにはいきませんでした。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_2.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-40114" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_2-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_2-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_2-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">泊りがけの合宿もサマーキャンプの時期に行われることが多い</font></p>
<p>練習開始前には参加者全員の体温を測り、ウォーミングアップはマスク着用、練習中はソーシャル・ティスタンスを守り、練習終了後の談笑も禁止し、全員がすみやかに帰宅。私の息子が通う高校のクロスカントリー走部が本年度サマーキャンプに向けて作成した特別ルールです。細部に違いがあっても、コロナ禍の中で練習を行うために、どの学校でもそれぞれの努力が払われました。</p>
<p>サマーキャンプ開始のゴーサインが出ていた7月6日（月）には、各地の高校では数か月ぶりに大勢の高校生たちが学校に集まり、満を持して数か月ぶりとなる練習を開始しました。ところが、その日の午後にオレンジ郡教育委員会からすべてのスポーツ活動を即刻中止する通達が出されたのです。以来、再開の許可は出る気配すらありません。どうやら、このまま2020年のサマーキャンプはわずか1日で終了ということになりそうです。</p>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_4.jpg" alt="" width="800" height="633" class="aligncenter size-full wp-image-40115" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_4.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_4-300x237.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_4-768x608.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_4-680x538.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">可能な限りの安全対策を講じて開始したサマーキャンプであったが、1日で中止になった。</font></p>
<h3>2020－21年も前例のないシーズンに。</h3>
<p>カリフォルニア州では8月下旬には新学期が始まります。とは言っても、現時点では、対面での授業をせずにすべてオンラインで行うか、あるいは選択制になる可能性が大きいようです。</p>
<p>スポーツ部活動がどうなるかも不透明なままなのですが、7月20日にカリフォルニア州の高校スポーツを統括する組織（CIF – California Interscholastic Federation）から、来シーズンについて重大な発表がありました。<br />
>>CIFの公式発表：<a href="https://cifss.org/news/july-20-2020-update-and-2020-21-sports-calendars/" rel="noopener" target="_blank">https://cifss.org/news/july-20-2020-update-and-2020-21-sports-calendars/</a></p>
<p>発表は8ページにも渡りますが、要点は２つ。１つは例年なら秋、冬、春の3シーズン制のところを、秋と春の２シーズンに統合すること。もう１つは秋のシーズンを3か月ほど後ろにずらすことです。</p>
<p>本シリーズその４でも触れましたが、例年ならカリフォルニアの高校スポーツは、以下のようにシーズン別に分かれます。</p>
<h4>*例年のスポーツシーズン</h4>
<blockquote>
<p>■秋（8月~11月）<br />
フットボール、クロスカントリー、女子バレーボール、女子テニス、男子水球など<br />
■冬（11月~2月）<br />
バスケットボール、サッカー、レスリング、女子水球など<br />
■春（2月~5月）<br />
野球、陸上競技、水泳、男子バレーボール、男子テニス、ラクロス、ゴルフなど</p>
</blockquote>
<p>2020－21年は、例年なら冬シーズンのスポーツが、秋か春のシーズンに振り分けられます。名称は秋シーズンであっても、時期的には例年の冬と同時期に行われます。</p>
<h4>*2020－21のスポーツシーズン</h4>
<p><blockquote>
<p>
<strong>■秋（12月~3月）</strong><br />
フットボール、クロスカントリー、<strong>男子バレーボール</strong>、女子バレーボール、男子水球、<strong>女子水球</strong>など<br />
<strong>■春（3月~6月）</strong><br />
<strong>バスケットボール</strong>、野球、陸上競技、水泳、男子テニス、<strong>女子テニス</strong>、ラクロス、ゴルフ、<strong>サッカー</strong>、<strong>レスリング</strong>、など</p>
</blockquote><br />
*太字が変更箇所</p>
<h3>それでもポジティブな高校生アスリートたち</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_5.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-40119" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_5.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_5-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_5-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200730_5-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><font size="-1">昨年度のクロスカントリー走部練習初日に集まった生徒たち。今年もこの笑顔が見られますように。</font></p>
<p>この変更によって被る影響の大きさは人によって様々です。秋のスポーツは時期がずれるだけですので、さほど問題はありません。最も困難な選択を迫られるのは複数スポーツに所属するアスリートです。</p>
<p>例えば、昨年まで冬にレスリング、春に野球をやっていた生徒がいたとしたら、今シーズンはどちらかを選ばなくてはいけません。バレーボール、水球、テニスなど、例年なら男女でシーズンが異なっていたスポーツの多くは同じシーズンに行われることになります。そうしたスポーツの指導者は練習設備や試合スケジュールの調整に苦労するでしょう。</p>
<p>それでも、多くのアスリートと指導者たちは、来シーズンの予定と計画がともかくにも発表されたことに対して、歓迎する気持ちを抱いています。</p>
<p>状況は未だに流動的ですし、仮に上手くいったとしても、何もかも元通りになるとは言い難いわけですが、これで少なくとも各々が目標を立てることができるからです。高校スポーツ再開へと動き始めたこの流れが途切れぬよう、自分たちではコントロールできない社会を取り巻く状況がこれ以上悪化しないことを祈ってやみません。</p>
]]></content:encoded>
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		<mobileclip:subtitle>2020.07.30</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>何もかも特別扱い。米国のアメフトは日本の高校野球か？－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その11</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Jul 2020 01:00:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[トレーニング]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動はスポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p><font size="-1">前回記事>><a href="https://sportie.com/2020/07/highschool-sports10" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART10-</a></font></p>
<h3>金曜の夜は高校アメフトで盛り上がる伝統</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_1.jpg" alt="" width="800" height="534" class="aligncenter size-full wp-image-40061" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_1-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_1-768x513.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_1-680x454.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>『プライド 栄光への絆』（原題: Friday Night Lights）という映画をご存知でしょうか？ テキサス州の小さな町にある高校のフットボール・チームが州チャンピオンにまで勝ち上がった実話を基にした映画で、後にテレビシリーズにもなりました。</p>
<p>邦題だけを見て、これがアメフトの映画だと分かる人はまずいないでしょう。しかし、米国では原題の” Friday Night Lights” を一目見るだけで、これはアメフト、それも高校アメフトの話なのだなとピンと来る人は多いはずです。</p>
<p>アメフトは米国でもっとも人気が高いスポーツですが、競技の特性上、試合数はあまり多くありません。高校からプロに到るまで、レギュラーシーズンは9月からの数か月で、試合は週に1回だけというのが普通です。</p>
<p>そして、高校は金曜、大学は土曜、プロは日曜に試合をします。金曜の夜は高校のスタジアムに集まり、アメフトを観戦するということが地域コミュニティ全体の重要なイベントになっているのです。</p>
<p>米国では9月から10月にかけて、学年が始まってすぐに行われる「Homecoming」と呼ばれる週に在校生、卒業生、その家族らが高校に集まる伝統がありますが、そのメインイベントもアメフトの試合です。わざと弱いチームをビジターに呼び、ホームチームが大勝して大いに盛り上がることがよく行われています。ビジターチームは自分たちがホームの週に、自分たちよりさらに弱いチームを招待するのです。</p>
<h3>桁違いの人気を誇る学校のシンボル的存在</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_2.jpg" alt="" width="800" height="533" class="aligncenter size-full wp-image-40062" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_2-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_2-768x512.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_2-680x453.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>昔も今も変わらない高校の花形と言えば、男子ならアメフト、女子ならチアリーダー,<br />
文科系ならブラスバンドでしょう。卒業アルバムや学校のホームページなどでも、この３つがもっとも目立ちます。</p>
<p>そもそも、そのチアリーダーやブラスバンドが応援してくれるスポーツはアメフトかバスケットボールぐらいです。私が関わってきた野球、テニス、クロスカントリー走、レスリング、そのどの試合でもチアリーダーの姿なんて見たことがありません。</p>
<p>当然、そこにはマイナースポーツ関係者からのヒガミが発生します。アメフト部員ばかりチヤホヤされやがって、と思うのは、実は生徒たちだけではありません。</p>
<p>私たち部活指導者が薄給であることは以前の記事で紹介しましたが、アメフトだけは例外です。人から聞いた話なので真偽のほどはわかりませんが、ある学区の教育関係者で一番の高給取りは教育委員長でも校長でもなく、アメフトのヘッドコーチなのだそうです。</p>
<p>■関連記事>><a href="https://sportie.com/2020/06/highschool-sports8" rel="noopener" target="_blank">「部活指導者はブラック労働か？－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その8」</a></p>
<p>2018-19年全米大学アメフト1位に輝いたクレムゾン大ヘッドコーチのダボ・スウィンニー氏が史上最高額となる総額93百万ドル（約103億円）の10年契約を結んだなんてニュースもありました。年俸が数億円以上の大学ヘッドコーチは他にも大勢います。高校の話ではありませんが、アメフトというスポーツがもはやアマチュアの域に収まるものではないことがわかるでしょう。</p>
<h3>アメフトがもたらした米国アマチュアスポーツの進歩</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_3.jpg" alt="" width="800" height="450" class="aligncenter size-full wp-image-40064" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_3-300x169.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_3-768x432.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_3-680x383.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>桁違いの人気を誇り、巨額のおカネが動くことで、それに伴う様々な弊害も指摘されますが、アメフトが米国のスポーツを進歩させる牽引役を果たしてきたことは間違いありません。</p>
<h4>■男女平等</h4>
<p>アメフトが果たした功績の１つが皮肉にもスポーツ現場における男女平等です。アメフト自体は男子のスポーツです。高校といえどもチケット販売やスポンサー料などで、大きな資金を稼ぎます。そしてその資金は女子のスポーツにも平等に配分されることになるのです。</p>
<p>その背景には1972年に成立した「Title IX」という連邦法があります。米国内の教育機関であらゆる面での男女差別を禁止したこの法律はスポーツの分野にも広く適用されています。つまり、同じ高校に通う高校生なら、男子も女子もスポーツに参加する機会と予算は平等でなくてはいけないのです。その結果、アメフト以外のスポーツ環境が年々向上していき、女子がスポーツに参加する機会も格段に増えました。</p>
<h4>■安全対策</h4>
<p>アメフトはまたスポーツ界全体の安全面にも大きな貢献をしています。2015年にはそのままズバリのタイトルの映画「Concussion」(脳震盪)が公開されたように、激しいタックルを伴うアメフトでは脳震盪の危険性がかねてから問題になっていました。そこで得られた貴重な教訓を基に、今では様々な安全対策がスポーツ界全体で講じられています。</p>
<p>例えば、脳震盪が疑われる選手は医療機関での診断を義務付けられ、定められた期間は一切の運動を禁止されます。そうしたルールはすべてのスポーツに適用されています。私たち部活指導者は脳震盪の対処に関する講習を毎年受けて、試験に合格するまで指導ができません。それが例え、選手間の接触がほとんどない長距離走のようなスポーツであっても同じです。</p>
<h4>■トレーニング方法の進歩</h4>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_4.jpg" alt="" width="800" height="450" class="aligncenter size-full wp-image-40065" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_4.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_4-300x169.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_4-768x432.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/20200714_4-680x383.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>私の専門であるストレングス＆コンディショニングスの分野もアメフトとは切っても切れない関係にあります。アメフトにはポジションが多く、またそれぞれに求められる能力が異なるため、トレーニング方法についての研究が細分化され、また大きく進歩しました。</p>
<p>スピード、パワー、アジリティ、スタミナ、コントロール、様々な運動能力を向上させるために蓄積されたアメフト界のKnow-Howは他のスポーツ選手にも応用されているのです。</p>
<h3>米国の高校アメフトは日本の高校野球か</h3>
<p>日本の高校野球も部活動スポーツに収まらない影響を各方面に与えています。甲子園大会を開くことに大きな経済効果があることは私にも容易に想像できるのですが、それがスポーツ界全体にどのようなメリットがあるのかという視点もこれからは必要ではないでしょうか。</p>
]]></content:encoded>
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		<mobileclip:subtitle>2020.07.20</mobileclip:subtitle>
		</item>
		<item>
		<title>複数スポーツをやりたくでもできないわけ－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その10</title>
		<link>https://sportie.com/2020/07/highschool-sports10</link>
		<comments>https://sportie.com/2020/07/highschool-sports10#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 10 Jul 2020 03:00:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>角谷 剛</dc:creator>
				<category><![CDATA[WATCH]]></category>
		<category><![CDATA[TOPICS]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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		<description><![CDATA[日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動は、スポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本と同じように、あるいはそれ以上に、米国では高校の課外活動としてのスポーツが盛んです。部活動は、スポーツをする貴重な機会を生徒たちに与えてくれます。部活動を通して、かけがえのない一生の友人を作った人も多いでしょう。その一方で、「ブラック部活」という言葉に象徴されるように、長時間の練習や顧問教員の超過労働など、様々な弊害も生じていることが指摘されています。</p>
<p>私は、2017年からカリフォルニア州オレンジ郡にある私立高校でクロスカントリー走部の監督を務めています。さらに、2020年からは同じくオレンジ郡にある別の公立高校で野球部のコーチにもなりました。米国での部活動スポーツが実際にどのように行われているのか、現場から見た様子をご紹介します。</p>
<p><font size="-1">■前回記事>><a href="https://sportie.com/2020/06/highschool-sports9" rel="noopener" target="_blank">日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動-PART9-</a></font></p>
<h3>スーパースターたちの高校時代</h3>
<p>今年の春は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ありとあらゆるスポーツが中断、もしくは中止になりましたが、米国ではNBA史上最高のバスケットボール選手との呼び名が高いマイケル・ジョーダンが、再び世間からの脚光を浴びました。</p>
<p>スポーツ専門局『ESPN』が、1997－98年のNBAシカゴ・ブルズにスポットを当てた全10話のドキュメンタリー・シリーズ『The Last Dance』を日曜日の夜に２話ずつ、５週間に渡って放送し、大変な人気を集めたのです。同シリーズはネットフリックスでも視聴可能です（邦題『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』）。</p>
<p>シリーズの４週目（第７，８話）はジョーダンが一旦NBAから引退し、MLBシカゴ・カブス組織と契約した頃のエピソードが中心でした。</p>
<p>ジョーダンは、子供の頃から高校生までは野球もやっていました。不幸な事件によって亡くなったジョーダンの父親はむしろジョーダンが野球選手になることを望んでいたそうで、ジョーダンは亡き父親の夢を実現するために、スーパースターの座を捨てて、１マイナーリーガーとして野球に挑戦したのです。</p>
<p><a id='Y-oGHTiJRURPy6L-VlJlfg' class='gie-single' href='http://www.gettyimages.co.jp/detail/1783591' target='_blank' style='color:#a7a7a7;text-decoration:none;font-weight:normal !important;border:none;display:inline-block;'>Embed from Getty Images</a><script>window.gie=window.gie||function(c){(gie.q=gie.q||[]).push(c)};gie(function(){gie.widgets.load({id:'Y-oGHTiJRURPy6L-VlJlfg',sig:'j_6QBLWSudHMV6DNJhf4Fm1nK_XM26TkpBwB5yXzYCE=',w:'594px',h:'396px',items:'1783591',caption: true ,tld:'co.jp',is360: false })});</script><script src='//embed-cdn.gettyimages.com/widgets.js' charset='utf-8' async></script></p>
<p>ジョーダンは、結局メジャーリーグに昇格することはできず、バスケットボールに復帰して、新たな伝説を築き上げます。成功したとは言えないにしても、頂点を極めた後も異なる分野へ挑戦したジョーダンの姿は多くの人の心を打ちました。</p>
<p>米国ではあるスポーツの有名選手が学生時代は他のスポーツでも活躍していた例は、ジョーダンの他にも数多くあります。</p>
<p>最近でもっとも有名な例はNFLアリゾナ・カージナルスの若きQBであるカイラー・マレーでしょう。マレーは大学時代までアメフトと野球の両方で活躍し、2018年にはMLB オークランド・アスレチックスからドラフト全体9位指名を受けました。</p>
<p>そして、翌2019年にはNFLドラフト全体1位でカージナルスから指名され、史上初めてMLBとNFLのドラフトで1巡目指名を受けた選手になりました。アメフトを選んだマレーは1年目から正QBとして大活躍を見せ、NFL新人王の有力候補にもなりました。</p>
<p><a id='joQ8dCoZQcdFB3wh4mg5sQ' class='gie-single' href='http://www.gettyimages.co.jp/detail/1145122037' target='_blank' style='color:#a7a7a7;text-decoration:none;font-weight:normal !important;border:none;display:inline-block;'>Embed from Getty Images</a><script>window.gie=window.gie||function(c){(gie.q=gie.q||[]).push(c)};gie(function(){gie.widgets.load({id:'joQ8dCoZQcdFB3wh4mg5sQ',sig:'dDbaWrNU50CB5TwEbZBvrf8cJe4-g3nxO0P24lc0lZ0=',w:'594px',h:'410px',items:'1145122037',caption: true ,tld:'co.jp',is360: false })});</script><script src='//embed-cdn.gettyimages.com/widgets.js' charset='utf-8' async></script></p>
<p>他にも、NBAのレブロン・ジェームズは、バスケットボールの他にアメフトを、MLBのマイク・トラウトは野球の他にバスケットボールを、とそれぞれ別のスポーツでも活躍していました。米国のスポーツ界においては、スーパースターと呼ばれる人たちで高校時代に複数のスポーツをしていなかった例を探す方がむしろ難しいとも言えるでしょう。</p>
<h3>複数スポーツのメリット</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_1.jpg" alt="" width="800" height="559" class="aligncenter size-full wp-image-39999" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_1.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_1-300x210.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_1-768x537.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_1-680x475.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>複数のスポーツを経験することで、子供たちはある特定のスポーツに偏ることなく、広範かつ基礎的な運動能力を高め、燃え尽き症候群や特定個所の使い過ぎによる怪我のリスクを低めることができます。</p>
<p>高校卒業後、大学スポーツやプロに進むような選手も、専門とするスポーツの能力を伸ばすことにむしろ役立つと言われています。</p>
<p>そのため、普通の高校生たちも複数のスポーツをした方がよいというのが一般的な常識です。私の息子が高校に入学したときの説明会では、なるべく多くの異なったスポーツ部に入ることを「強く推奨」されました。どの部のコーチも、生徒たちがオフシーズンに別のスポーツをすることを奨励する、あるいは反対しないことが建前になっています。</p>
<h3>複数スポーツをやりたくでもできないわけ</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_2.jpg" alt="" width="800" height="534" class="aligncenter size-full wp-image-40000" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_2.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_2-300x200.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_2-768x513.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_2-680x454.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>しかし、実際には、複数スポーツで活躍する高校生の数はそれほど多いわけではありません。生徒たちにはオフシーズンに別のスポーツ部に入るか、あるいは自分がメインとするスポーツ部のオフシーズン練習に参加するかの選択肢があります。</p>
<p>私が指導する野球チームの場合、秋にアメフトをやっていた生徒が何人かいるぐらいで、ほとんどの生徒が1年を通して野球しかやっていません。</p>
<p>制度上は、複数スポーツをすることが可能であっても、どの部に入るにしてもトライアウトがあります。そして学年が進むにつれて、レギュラー入りができない生徒たちは辞めていきます。高校レベルになると、複数のスポーツで活躍できるのは運動能力が抜きんでて高い一部の（将来プロになるような）生徒たちに限られてくるのが実情です。</p>
<p><font size="-1">参照記事：<a href="https://sportie.com/2020/03/highschool-sports2" rel="noopener" target="_blank">「補欠はいない。全員が試合に。一方で希望の部に入れない生徒も。部活トライアウトの功罪－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その2」</a></font></p>
<p>さらに言えば、シーズンは秋、冬、春の３つしかありませんので、いくつかのスポーツが同じシーズンに行われます。例えば、春のシーズンには野球と陸上競技があって、どれだけ足が速い生徒でもその２つを掛け持ちすることはできないのです。バスケットボールとサッカーの両方が得意でも、冬のシーズンでどちらかを選ばないといけません。</p>
<p><font size="-1">参照記事：<a href="https://sportie.com/2020/05/highschool-sports4" rel="noopener" target="_blank">「春のシーズンが全面中止に決定。明暗を分けたシーズン制スポーツ－日本人コーチが紹介する米国のスポーツ部活動その4」</a></font></p>
<h3>弊害が分かっていても進む低年齢化と専門化</h3>
<p><img src="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_3.jpg" alt="" width="800" height="600" class="aligncenter size-full wp-image-40001" srcset="https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_3.jpg 800w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_3-300x225.jpg 300w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_3-768x576.jpg 768w, https://sportie.com/wp-content/uploads/2020/07/200701_3-680x510.jpg 680w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>米国のスポーツ論、あるいは教育論で、Early Sport Specialization (ESS)という言葉がよく使われます。一般的には、中学生以下の子供が１つのスポーツだけを行い、他のスポーツや自由な遊びをしなくなっている現象のことを指します*¹。</p>
<p>米国では中学校までは部活動というものがあまりありません。それなのに、前述しましたように、高校で部活をするにはトライアウトがあります。従って、高校で好きなスポーツをしたければ、子供の頃から民間のクラブや教室でスポーツを学んでおかないといけないのです。</p>
<p>野球を例にしますと、一般によく知られているリトルリーグは別名レクリエーション・リーグと呼ばれ、年に数か月しかシーズンがありませんし、ほとんどのコーチはお父さんボランティアです。それとは別にトラベル・リーグと呼ばれるものがあって、こちらは1年中試合をやっていますし、専門のコーチやスタッフが指導しています。</p>
<p>トラベル・リーグは、リトルリーグよりレベルが高く、勿論費用も高いのですが、高校で野球部に入ってくる殆どの生徒たちがトラベル・リーグの出身です。子供の頃からバッティングやピッチングの個人指導を受けることも珍しくありません。</p>
<p>こうして野球漬けの子供時代を過ごし、それでも高校のトライアウトに受からない生徒も出てきます。それでは高校からは野球以外のスポーツをやろうとしても、バスケットボールでもアメフトでも、同じように子供の頃からそのスポーツを集中してやってきた生徒にはかないません。結局、高校でどのスポーツもできないなんてことも実際にあります。</p>
<p>こうしたスポーツの低年齢化と専門化はよくないことだと皆が分かってはいるはずなのですが、親からすると我が子だけには好きなスポーツができないようなつらい思いをさせたくないのは自然です。そのため、小さな子供たちを対象にしたスポーツ教室のようなものが、どんどん増えてきています。</p>
<p>子供たちが自由な遊びの中で色々なスポーツを試し、誰もが高校で複数のスポーツを経験できたら、とは思うのですが、もはやそれは古き良き時代の思い出になってしまっているような気がします。</p>
<p><font size="-1">参考文献：*1. LaPrade RF, Agel J, Baker, et al: AOOSM early sport specialization consensus statement. Orthop J Sports Med 2016; 4:2325967116644241.<br />
<a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27169132/" rel="noopener" target="_blank">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27169132/</a></font></p>
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