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3月末に香港で行われた7人制ラグビーの大会「香港セブンズ」で、日本代表チームは男子優勝 女子は4位と男女とも好成績を残しました。

28日に行われた女子の大会で、日本選抜は同組のシンガポール（日本：36-7：シンガポール）とアイルランド（日本：27-12：アイルランド）に快勝、準決勝に進みました。準決勝では強豪カナダに敗戦（日本：0-37：カナダ）、3位決定戦で南アフリカに敗れ（日本：10-28：南アフリカ）4位に終わりましたが、昨年の8位から大きく順位を上げました。女子決勝ではカナダがフランスに圧勝し優勝となりました。

28日から30日にかけて行われた男子の大会では、日本代表は同組のウルグアイ（日本：24-0：ウルグアイ）、トリニダード・トバゴ（日本：41-0：トリニダード・トバゴ）、クック諸島（日本：26-7：クック諸島）に快勝し、準々決勝に進みました。

準々決勝でチュニジアに勝利（日本：38-7：チュニジア）した日本代表は、準決勝では接戦ながらロシアを延長で下す（日本：19-14：ロシア）と、決勝ではイタリアに勝利（日本：26-5：イタリア）し、見事に優勝を飾りました！

坂井克行キャプテンは「表彰式は景色が今までの香港セブンズとは違った。これだけの大観衆の中でプレーできたことは誇り。この舞台に立てるのも、一緒にアジアを戦ったメンバーがいたから。彼らを忘れてはならない。全員で勝ち取った優勝だと思う」とコメントを発表しています。

またこの結果を受け、日本代表はセブンズラグビーの上位チームであるコアチーム入りが決まりました。コアチームとはワールドシリーズの全試合に出場ができる15ヶ国のことで、ワールドシリーズの上位4ヶ国は2016年開催のリオ五輪への出場権が与えられます。

昇格したばかりの日本代表が次期（今秋から）に上位4ヶ国を目指すのは難しいですが、リオ五輪には地域代表の6か国も選ばれます。他のアジア諸国はコアチームにいないことから、日本代表にとって大きな経験とアドバンテージにつながりそうです。また5月に行われるワールドシリーズのスコットランド大会とイングランド大会にも日本代表が招待されることが決まりました。7人制ラグビー日本代表の健闘を期待しましょう。

photo by flickr_Kai Y Wong,flickr_DearEdward