独立リーグ2026年展望

独立リーグ2026年展望 WATCH

独立リーグ2026年展望

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日本で初めて独立リーグが誕生したのが2006年。今年で21年目のシーズンを迎えます。今回は四国アイランドリーグplus、九州アジアリーグ、日本海リーグ、ルートインBCリーグ、さわかみ関西独立リーグの5つのリーグの今季を展望します。

四国アイランドリーグplus

>>四国アイランドリーグplus

2006年からリーグ戦を行っている日本最初の独立リーグ。今季も徳島インディゴソックス、高知ファイティングドックス、愛媛マンダリンパイレーツ、香川オリーブガイナーズの4球団で行われます。昨季は前期が徳島インディゴソックス、後期を愛媛マンダリンパイレーツが制し、愛媛マンダリンパイレーツが総合優勝。独立リーグ日本一にも輝いています。

徳島インディゴソックスからは毎年のようにNPBドラフトで指名選手を輩出し、愛媛マンダリンパイレーツや高知ファイティングドックスからも選手が指名されるようになりました。また、徳島インディゴソックスを中心に首位争いが展開されています。今季も各チームともに新戦力が入団します。なかでも優勝から遠ざかっている香川オリーブガイナーズには蜷川⼤選手(大阪商業大)らをはじめとする即戦力となる選手の入団が決まっています。今季は優勝に向けて巻き返しが期待されます。

また、高知ファイティングドックスでは佐々木斗夢野手コーチ兼任選手が今季から監督に就任します(選手兼任)。また、同チームのサンフォ・ラシイナ選手がアシスタントコーチに就任します(選手兼任)。

九州アジアリーグ

>>九州アジアリーグ

2021年からリーグ戦を始め今季で5年目のシーズンを迎えます。昨季は穂の国サラマンダースが優勝し、同リーグを制しています。初年度からNPBドラフト指名選手を輩出するなどレベルの高さを感じられるリーグです。

今季も火の国サラマンダース、大分B-リングス、北九州下関フェニックス、宮崎サンシャインズに準加盟の佐賀アジアドリームズの5球団でリーグ戦が開催されます。

今季は火の国サラマンダースが連覇をするのか、それとも北九州下関フェニックスが阻止するのかを中心に首位争いが繰り広げられそうです。また、宮崎サンシャインズや大分B-リングスがどういう争いをするのかも見ものです。

中でも佐賀アジアドリームズは主にアジア圏の国々の選手らで構成された球団です。昨年11月には埼玉西武ライオンズとの業務提携が発表され、今年1月にはカンボジアで野球アカデミーカンボジア校を開設したと発表されています。佐賀アジアドリームズによる国際的な野球振興にもっと注目してもらいたいですね。また、佐賀アジアドリームズの試合も一度は見てみる価値は十分にあります。

独立リーグの中では早い開幕で、今季は3月14日、15日に熊本市のリブワーク藤崎台球場の火の国サラマンダース対北九州下関フェニックス戦、大分市の別大興産スタジアムでの大分B-リングス対宮崎サンシャインズ戦を河皮切りに開幕すると発表されています。

日本海リーグ

>>日本海リーグ

2023年に日本海リーグとして発足し、3年目の昨季は前後期を富山GRNサンダーバーズが制しています。リーグ戦は富山GRNサンダーバーズ、石川ミリオンスターズの2球団に加えて準加盟の滋賀ハイジャンプスを加えて行われました。そして、4年目の今季は滋賀ハイジャンプスが本加盟として加入し、3球団体制で優勝が争われます。

これまで富山GRNサンダーバーズと石川ミリオンスターズの実力は互角といっていいレベルでしたが、今季は滋賀ハイジャンプスがどこまで割って入いることができるかが見どころだといえます。果たして三つ巴の優勝争いが見られるのでしょうか。

日本海リーグもこれまでNPBドラフト指名選手を出しています。今季もどれだけレベルの高い選手を育てられるか、アピールしていけるかにも注目したいところですね。

また、岐阜県に新球団「岐阜県民球団設立準備室」が開設したと日本海リーグから発表がありました。

>>岐阜県民球団 設立準備室開設のお知らせ

今年10月上旬にリーグの加盟審査があり、早ければ来季には参入するのではないかと思われます。かつて独立リーグの球団があった福井県は現在も空白区のままですが、岐阜県はこれまで独立リーグがなかった地域だけに、今後の動きが注目されます。

ルートインBCリーグ

>>ルートインBCリーグ

北信越ベースボール・チャレンジ・リーグとして2007年からリーグを発足している日本で2番目の独立リーグです。北陸地区の球団の脱退(現在は日本海リーグ)、新潟アルビレックスBCがNPBのファームリーグに参入するために同リーグから脱退といった紆余曲折はあったものの、今季は関東圏を中心とした9球団でリーグ戦が行われます。昨季は準加盟だった千葉スカイセラーズも今季は本加盟として参入します。

>>2026シーズンのリーグ体制及び開幕日・キャンプイン解禁日のお知らせ

また、昨年10月に東京を本拠とする新球団(東京レジデンシャル(仮))が準加盟として発表になりました。今後、本加盟を目指すとしています。

>>東京球団準加盟承認のお知らせ

昨季、西地区が神奈川フューチャードリームス、東地区は群馬ダイヤモンドペガサスが制し、チャンピオンシップは群馬ダイヤモンドペガサスが優勝しました。今季は、地区割は採用せず、通期制で行われます。今季は4月4日(土)に開幕予定。どのような優勝争いが繰り広げられるのか、これまでとは違った展開が見られるかもしれません。また、ルートインBCリーグからもNPBドラフトでの選手の指名も予想されます。どんな選手がアピールしているのかも見ものですね。

さわかみ関西独立リーグ

>>さわかみ関西独立リーグ

昨季は堺シュライクスが制しましたが、今季も堺シュライクス、大阪ゼロロクブルズ、兵庫ブレイバーズ、姫路イーグレッターズ、和歌山ウェイフブスの5球団でリーグ戦が繰り広げられます。

さわかみ関西独立リーグの昨季の大きなニュースといえば、兵庫ブレイバーズから山﨑照英選手が育成ながらNPBドラフトで指名されたことです。まだまだ独立リーグの中では目立たない存在ですが、連覇した堺シュライクス、ドラフト指名選手を出した兵庫ブレイバーズなどもあり、リーグのレベル向上を証明しているといっていいのではないかと思われます。とはいっても球団間の格差もあります。今後、シーズンを通して各球団が切磋琢磨し、さらにレベルをあげ、面白いリーグ戦、優勝争いをしてもらいたいですね。

なお、準加盟の淡路島ウォリアーズもありますが、現段階では活動休止中です。

>>淡路島ウォリアーズ