群馬でラミちゃん! ラミレス入団「群馬ダイヤモンドペガサス」を観に行こう

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群馬でラミちゃん! ラミレス入団「群馬ダイヤモンドペガサス」を観に行こう

スポーティ

2001年より日本プロ野球(以下「NPB」)でプレー。通算2,000本安打を達成するなど数々の輝かしい記録を残しながら、陽気な性格やパフォーマンスでチームを超えて誰からも愛される南米・ベネズエラ出身の超人気プロ野球選手、アレックス・ラミレス

2014年シーズン、ラミレス選手はプロ野球独立リーグの一つ・BCリーグ「群馬ダイヤモンドペガサスでプレーすることが決まりました。群馬ダイヤモンドペガサスとはいったいどんなチームなのでしょうか?

野球ファン必見! 懐かしの名選手vs地元のヒーロー

今年からダイヤモンドペガサスを率いるのは、阪神タイガースなどで活躍した川尻哲郎監督。阪急ブレーブス・オリックスブルーウェーブなどで活躍した松永浩美コーチも加わりました。

他チームにも野球ファンおなじみの顔がたくさん。新潟アルビレックスBCは90年代のヤクルトスワローズで人気を博したギャオス内藤監督、信濃グランセローズは元メジャーリーガー大塚晶文監督が指揮を執ります。また元ロッテ・阪神の小林宏之投手、元メジャーリーガーの木田優夫投手などの現役選手も今シーズンBCリーグでプレーすることが決まっています。

川尻哲郎監督と土屋旭宏捕手 Photo by 世界の野球写真展×旅

川尻哲郎監督と土屋旭宏捕手 Photo by 世界の野球写真展×旅

地域密着型のBCリーグには、地元の高校野球を沸かせた選手が多いのも特徴。ダイヤモンドペガサスにも堤雅貴投手、三田俊輔選手、伊藤彰大選手など群馬県内の高校出身の選手が5名以上在籍しています。BCリーグでプレーする多くの選手の目標は、ドラフト指名を受けてNPB入りすること。横浜DeNAベイスターズで活躍する内村賢介選手(元石川)など、BCリーグ出身のNPB選手もすでに誕生しています。

試合の帰りに日帰り温泉!? 地域密着型の球場に行こう

BCリーグの試合は週末に行われることがほとんど。ダイヤモンドペガサスの主催試合は群馬県内の複数の球場で実施されます。全席自由席で入場料は各試合ともに大人1,200円・子ども400円(2013年実績)。今年は高崎駅から徒歩約10分の城南球場での開催がメインとなります。

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高崎へは都心から上越新幹線で約1時間弱、高崎線で約2時間弱。試合観戦とともに、周囲を小旅行気分で観光してみるのもいいでしょう。高崎はキングオブパスタが開催されるなど「パスタのまち」として、近県にはないような個性的なパスタが食べられる土地柄。県内に9店舗を構えるシャンゴが有名です。

また群馬県は温泉大国としても名高く、高崎の「湯都里」「天神の湯」、前橋の「ゆ~ゆ」「七福の湯」など中心地には数多くの施設があり、温泉街として有名な伊香保へも高崎・前橋から約30分(車の場合)で行くことができます。

試合運営はボランティアスタッフも大きな戦力

NPBのような華やかなイベントは多くありませんが、試合終了後には球場の外に選手が出てきて地元ファンのサインなどに応えています。ラミレス選手も入団会見で、「試合があるときは毎日サインや写真撮影に応じたい。地域の学校や病院に出向いて交流を深めたいね」と地域密着型のファンサービスに意欲的な発言をしています。

即席サイン会は夜遅くまで続くことも

即席サイン会は夜遅くまで続くことも

またスタッフの人数が少ないため、ダイヤモンドペガサスでは球団職員とボランティアスタッフが力を合わせてチームを運営しています。ボランティアスタッフは常時募集中。スコアをつける等の試合の運営はもちろん、まだまだ人手が足りないイベント企画やソーシャルメディアでの情報発信なども提案できるかも。社会人や単発での参加もOKなので、興味のある方はぜひ参加してみてください!

勝利の後は選手がマイクを握ってスタンドの声援に応える Photo by 世界の野球写真展×旅

勝利の後は選手がマイクを握ってスタンドの声援に応える Photo by 世界の野球写真展×旅

BCリーグは4月前半にレギュラーシーズンが開幕。前期・後期制で行われ、9〜10月にはプレーオフで年間王者が決定します。ラミレス選手はもちろん新生ダイヤモンドペガサスがどんな活躍を見せるのか、今年はBCリーグから目が離せない一年になりそうです!