スーパーラグビー参戦!サンウルブズ 山中亮平インタビュー
WATCHスーパーラグビー参戦!サンウルブズ 山中亮平インタビュー
ラグビー大会の最高峰とも言われるスーパーラグビーが開幕しました。今年は日本チームとしてサンウルブズが初参戦。歴史的1勝を目指した初戦は惜しくも敗れましたが、主将の堀江翔太選手がトライを決めるなど、世界で戦える手応えを感じる試合でした。
今回は、日本人離れした体格を持ちながら50m6.1秒のスピードを兼ね備え、スタンドオフ(10番)、インサイドセンター(12番)などをこなす27歳、サンウルブズの山中亮平選手に話を聞きました。
出場機会に恵まれなかった初戦、どう感じたかー。
約半月という短い準備期間だったので、コミュニケーション面などに課題があったかと。スーパーラグビーは長期戦ですから、これから徹底していけば必ず良い結果は出ると思います。このチームに選ばれたからにはやはり試合に出たいという気持ちが強いです。
山中選手自身の武器についてー。
ランニングプレーですね。相手を抜く瞬間が気持ちいい。パスやキックのテクニックも見てもらいたいです。ポジションでいうならスタンドオフが好きです。ゲームをコントロールしなければならないので、特に負けている時は残り時間でどうやって得点するかを考えるのが、難しくやりがいを感じます。また、スタンドオフという難しいポジションを知っているからこそ、それをサポートするインサイドセンターもこなせるのかと思いますね。
サンウルブズというチームの特色はー。
選手自身が考えて活発に意見を交換しています。急造チームの選手同士がこのプレーはこうだ、こういうケースも考えられる、という発言はなかなか言いづらかったりもしますが、このチームは良いパフォーマンスをするために全員が考えて意見を言い合っています。こういった環境にいることは自分自身もものすごく勉強になり、良い経験ができていると感じます。スーパーラグビーが終わって自分が日本リーグに戻った時は、このチームのエッセンスを少しでも伝えたいと思っています。
トレーニングについてー。
月曜日はランニングやウエイトで下半身を、火曜日はベンチプレスなどで上半身を、試合前はスピード強化を中心にという具合にメニューを決めて実践しています。ラグビー選手は全身の筋肉が大事ですが、特に倒れないように体を支える背筋が重要ですね。
※山中選手がウェイトトレーニングで愛用しているシューズは、ナイキが新しくリリースした「ナイキ メトコン2」。両脚からのパワーを足全体に伝える安定性、ひねり動作の際に足の動きをコントロールするな構造などが特長です。また、強くて軽量な素材でできており、多くのアスリートの足元をしっかりとサポートしています。
山中選手は、「パワー系のトレーニングでしっかりとホールドしてくれている感があり、履き心地も良い。長く使えるトレーニングシューズだと思います」と話しています。
日本ラグビー界と自身の今後の展望はー。
ラグビーをブームで終わらせないこと。まずは今回のスーパーラグビーで結果を求めていきたいです。せっかく素晴らしいチームに身を置けたので、ここで自分を更に成長させたいですね。まずはフィールドに立つことです。海外で活躍する日本人選手も多いですが、日本トップリーグのレベルアップも図りたい。自分が所属する神戸製鋼コベルコスティーラーズは昨年ベスト4。来年こそは優勝を狙います。個人としては神戸を優勝に導いて、海外でプレーしたいという気持ちもあります。2019年には日本でラグビーワールドカップが開催されます。そのフィールドにスタメンで出場することが目標です。
サンウルブズの一員となり、毎日有意義な時間を過ごせているという山中選手。健康的に日焼けした艶やかな肌と、鋼のような肉体が印象的でした。尊敬するプレイヤーは元ニュージーランド代表で同じポジション、スタンドオフのカルロス・スペンサーだそうです。変幻自在なパスワークで魅了したカルロス・スペンサーのように、この若武者がスーパーラグビー、日本トップリーグ、そしてワールドカップでの華麗なプレーで活躍することを期待します。
INFORMATION
RYOHEI YAMANAKA / 山中亮平 選手 (RUGBY)
Height/身長:187 cm
Weight/体重:98 kg
Birth of date/生年月日:1988年 6/22 生まれ
Team/所属チーム:神戸製鋼コベルコスティーラーズ
Other/その他:大阪府出身、早稲田大学在学中に日本代表に選出された。
その後、神戸製鋼に入社。
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