独立リーグ観戦の手引き 2026年
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独立リーグ観戦の手引き 2026年
今回は、前回に引き続き独立リーグの話題をお届けします。独立リーグでは各地域にあるローカルな球場でも公式戦が開催されます。そのうち、3つのリーグで使用される5つの球場について、アクセス情報や地域の情報などを紹介します。
徳島インディゴソックス(四国アイランドリーグplus)
アグリあなんスタジアム
>>https://www.city.anan.tokushima.jp/docs/2012051700035/

徳島県阿南市
中堅122m 両翼100m
収容人員5000人 ナイター設備あり
最寄り駅 JR牟岐線桑野駅下車、徒歩25~30分程度
徳島県南部に位置する阿南市は「野球のまち」として地域おこしをしていることで知られています。市役所のHPでは市内で開催されるアマチュア野球の大会情報が掲載されています。
そんな阿南市にある球場がアグリあなんスタジアムです。市街地から離れているのでアクセスには注意が必要。最寄り駅となるJR牟岐線桑野駅は徳島駅から普通列車で約1時間の無人駅。駅前に路線バスやタクシーがなく、コンビニなどもありません。四国アイランドリーグplusの公式戦はナイター開催が多く、帰路の時間(桑野駅発の徳島行の最終列車が21時50分発)にも気をつけたい。また、徳島県内のJR線は交通系ICカードが使用できないため、予め切符を購入する必要があります。JR四国にはお得なフリーきっぷが数種類発売されており、野球観戦や観光に活用することができます。徳島市内からのアクセスとして、鉄道利用以外にレンタカーという手段もあります。
また、阿南市内には個性的なチアリーディングチームがあり、同球場での四国アイランドリーグplusの試合の応援に駆け付けます。その名前も「ABO60」。還暦以上の女性で構成されたグループで、エネルギッシュな存在です。
富山GRNサンダーバーズ(日本海リーグ)
となみチューリップスタジアム(砺波総合運動公園野球場)

富山県砺波市
中堅122m 両翼98m
収容人員10000人 ナイター設備あり
最寄り駅 JR城端線砺波駅下車、東へ約4km
JR砺波駅構内の観光案内所にレンタルサイクルあり(8時15分~17時 但し火・水曜と年末年始休み)
富山県西部の砺波平野に位置する砺波市。球場の近くには庄川が流れます。球場は砺波市郊外にあり、市街地やJR砺波駅から離れています。砺波市の市営バスはあるものの、便数が少なく、野球観戦や観光には非常に使いづらい。当地での富山GRNサンダーバーズの主催試合はデーゲームですが、JR砺波駅の観光案内所でレンタルサイクルを借りるか、もしくはタクシーの利用が無難。球場までの途中にあるコンビニで飲食物を調達することも可能。
砺波市はチューリップで有名です。チューリップ公園やチューリップ四季彩館があります。4月後半から5月初めにかけて、となみチューリップフェアが開催され、多くの人が訪れます。
JR城端線は昔懐かしい国鉄型のディーゼルカーが走るローカル線です。これまでICカードは使用できませんでしたが、今年3月14日から使用可能です。富山市内や金沢市内からのアクセスもさほど不便ではありません。ローカル線に乗り独立リーグを観に訪れ、ついでに観光もしてもらいたい地域です。
滋賀ハイジャンプス(日本海リーグ)
カローラ滋賀はちまんスタジアム(近江八幡市立運動公園野球場)

滋賀県近江八幡市
中堅120m 両翼100m
収容人員1000人 ナイター設備あり
JR東海道本線近江八幡駅西口から近江鉄道バスで市民運動公園前下車、徒歩約15分
この球場は、2025年に滋賀県で開催の国スポに合わせて整備されました。近江八幡市は水郷巡りや八幡山など観光スポットに恵まれた琵琶湖東岸の町です。市内には古い町並みが残されたエリアもあり、滋賀県内で高校野球強豪校の近江兄弟社高校が市内中心部にあります。
球場は琵琶湖畔に近い場所にあり、JR近江八幡駅から路線バスに約30分乗車、バス停から徒歩15分程度でアクセスが可能です。日中は路線バスの便はありますが、ナイター開催の場合、試合終了後の交通手段にタクシーを確保する必要があります。また、昨年度の滋賀ハイジャンプス試合開催時はキッチンカーの出店が多数あり飲食物の購入ができましたが、大学野球などアマチュア野球開催時は近江八幡駅周辺で事前に購入しておく必要があります。
野球観戦のついでのふらっと観光するにはもってこいの近江八幡です。
守山市民球場
>>https://www.moriyama-s-p.com/sisetu/roomc/

滋賀県守山市
中堅123m 両翼100m
収容人員5344人 ナイター設備なし
JR東海道本線守山駅西口から近江鉄道バスで守山市民ホール前下車、徒歩5分
JR守山駅から球場まで徒歩約30分
守山市は中山道の宿場町として栄えました。また、現在では蛍を守るための環境保全活動に取り組んでいることでも知られています。球場へのアクセスは路線バスで容易に到達可能。球場は守山市運動公園内にあります。公園内には守山市ほたるの森資料館もあり、市民の憩いの場にもなっています。ただ、鳴り物を使用しての応援は制限されています。
昨年度の滋賀ハイジャンプスの主催試合では最も多く試合が開催されました。滋賀ハイジャンプスの試合開催では多くのキッチンカーの出店があり、容易に飲食物が購入できました。しかし、大学野球などアマチュア野球開催時は球場近くのスーパーやコンビニなど商業施設で調達する必要があります。
大分B-リングス(九州アジアリーグ)
別大興産スタジアム(大洲総合運動公園野球場)
>>https://www.oita-oosukouen.com/park/facilities_details/

大分県大分市
中堅122m 両翼100m
収容人員15500人 ナイター設備あり
JR各線大分駅東口から大分バスで大洲運動公園、西新地2、もしくは大空団地の各バス停下車、徒歩2~3分
JR大分駅の北東部、大分川や大分湾に近い場所に位置しています。旧大分空港の跡地に整備された球場です。かつてはプロ野球の試合でも使用された実績があります。
大分駅または大分市街地から球場までのアクセスは路線バスしかありません(路線バスで約20分)。大分B-リングスの試合開催はナイター開催が多くなっています(今季開幕シリーズはデーゲーム)が、ナイター開催時の帰路はタクシーを手配する必要があります。
球場周辺に商業施設は全くないわけではありませんが、予め飲食物は購入するのがオススメです。
大分市に近い別府市は温泉地としても知られ、筆者も何度か外湯のお世話になった経験があります。野球観戦のついでに温泉巡りもおススメです。JR大分駅のすぐ近くに温泉が湧き出る公衆浴場(銭湯)がありましたが、残念ながら2024年に廃業しました。
大分市は福岡県小倉からJRの特急で約1時間半、熊本から特急で約3時間の距離にあるほか、大分港、別府港には大阪、神戸からの夜行フェリー、愛媛県八幡浜から別府港への航路があります。他の地域で開催の試合とのはしご観戦も面白いのではないでしょうか。

