電子チケットQuick Ticketが変えるスタジアム体験

電子チケットQuick Ticketが変えるスタジアム体験 SUPPORT

電子チケットQuick Ticketが変えるスタジアム体験

スポーティ

ユーザーに不便をかけず、チケットの不正転売を防ぎ、来場者へ直接コミュニケーションできる。さらに、運営側は低コストで導入できる電子チケット発券システムが「Quick Ticket」です。

スポーツ界では、埼玉西武ライオンズ、バレーボールのVリーグや国際大会、ラグビートップリーグなどで幅広く導入され、スポーツ以外も含めると、2017年6月の会社設立からの約1年で3,000以上のイベントで導入されています。

playground株式会社が提供するコミュニケーション型電子チケット発券サービス「Quick Ticket」について、同社執行役員で事業推進担当の河野貴裕さんにその特長や今後の展望を聞きました。

Quick Ticketの仕組み

従来の電子チケット規格の多くは、ユーザー自身が使用にあたって専用アプリのダウンロードや生体情報の登録が必要だったりと、ユーザビリティの観点で課題がありました。

しかし、Quick Ticketは使用にあたって、ユーザーに特別な作業を求めません。チケット購入サイトでのチケット購入時に、チケットの受け取り方法(発券方法)として、コンビニ発券や配送を選択する代わりにQuick Ticketを選択するだけです。そうすると、電子チケットがメールやLINEアプリに送られてきて、非常にスムーズです。手間がかからないという点で、多くのユーザーからも好評を得ています。

入場時には、電子チケットを表示した画面を提示し、画面に直接スタンプを押してもらうことで簡単に入場(認証)できます。


埼玉西武ライオンズでの入場の様子

電子スタンプはplayground社が開発、特許を取得した技術によって作られています。スマートフォン画面にスタンプ裏面の複数点の突起が触れると、スタンプが押される仕組みです。

電子スタンプでの入場は、ユーザーサイドにとって便利な一方で、運営サイドにとってもメリットがあります。それは運用のスムーズ化です。例えば従来のQRコード式のチケットだと、会場側に読取用の端末の設置や電源の確保が必要になりますが、電子スタンプは会場に持っていけばいいだけなので、非常に簡単です。専用レーンも不要なので、紙チケットとの併用にも向いています。

Quick Ticketのスタンプは電源も不要ですし、QRコードの読み取り端末を導入するより費用もかかりませんし、準備の時間も短縮されます。あるパートナー様からは、QRコードチケットからQuick Ticketに変更したことで、入場ゲートの準備が3~4時間も短縮できたとのお褒めの言葉を頂けました。入場スピードも速いですよ。

新たなスタジアム体験を作り出す

チケット受け取りを興行主名義のLINEアカウントで行うことで、興行主は来場者とLINEで繋がることができます。これにより来場者は、LINEを通して入場前、入場直後、イベント後などにLINEを通して様々なメッセージ、コンテンツを得られる、嬉しいメリットがあります。

プロ野球チーム様やバレーボールのVリーグ様などだと、Quick Ticketならではの来場者限定コンテンツを1試合の中で多数企画いただいています。例えば、入場した瞬間に来場のお礼と共に選手画像を送るプレゼント企画や、勝った試合ではその試合のヒーローの写真を送る「Victory Photo」という企画、あとは平日試合の招待券やサイン色紙などが当たる抽選会企画などです。スポーツ試合の場合、ライトファンでも楽しめる企画を積極的にうって、いかにコアファン化してもらうか、または、平日の試合をいかに盛り上げるか、といったテーマでご相談頂く事が多いです。

また2018年7月16日からは、1枚の入場券に対して複数の「特典チケット(副券)」をつけることができる新機能がリリースされました。これによりチケット購入者に対して特典グッズ引換券や特別企画への参加券、割引クーポンを配布することが容易になり、来場体験向上の為の企画の幅がさらに広がりました。例えば、近隣の商店街と提携して、イベント帰りの来場者を商店街に誘導するといった施策も可能になります。

リピーターに繋げる観戦体験を

Quick Ticketを導入している業界はスポーツ、音楽、落語、テーマパークなど様々ですが、Quick Ticketを活用する目的もまた様々なようです。

例えば、人気のある音楽コンサートの場合は、ユーザーの権利を守る、という観点で不正転売防止策を講じる為にQuick Ticketを活用頂くケースが多いです。一方、スポーツの場合だと、如何に来場体験を向上させるか、という観点が主になってきます。そのためユーザービリティーを高め、ライトファンにとっても優しい電子チケットを目指していくと共に、+αのコンテンツ配信や、ユーザーフォローを実施する為にQuick Ticketを活用頂くケースが多いです。

また、多くの興行で共通しているのは「同行者が誰だかわからない」「同行者にアプローチしたい」というニーズです。チケット購入者の情報は購入データとしてわかりますが、同行者(≒誘われた人)はデータ上、どこの誰なのかわからないケースが圧倒的に多かったのです。ここに「次のコアファンとしての見込み客」の金脈があるのに、です。Quick Ticketはこのデータ獲得ができるという面では、マーケティングの観点でもチャレンジングなことをしています。

スポーツの試合中、広いスタジアム内の様々な場所でイベントが行われたり、来場者へ向けたキャンペーンなどが行われていますが、そもそも何が行われているか、いつやっているのかがわからず参加できないということも多いのではないでしょうか。Quick Ticketが誕生したことで、こういった課題も解消されていくでしょう。

これまでのCRMでは「性別」「年齢」「住まい」などの属性情報でセグメント分けし、ユーザー分析、ユーザーコミュニケーションをするのが一般的でした。Quick Ticketは「今チケットを持っている人」「今まさにスタジアムの中にいる人」というセグメントをリアルタイムに捕捉し、分析/コミュニケーションすることを可能にします。これは、スポーツ観戦をはじめとしたイベントの作り方、楽しみ方が大きく変わる可能性を秘めています。

今後新たなスタジアム体験が充実されていくことでスポーツの楽しみ方がまた増え、新たなファン獲得へ繋がるはずです。


playground株式会社 Quick Ticket 電子チケット