ウブロが主催する北海道支援イベントに、田中将大選手・成田緑夢選手が登場!
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12月2日(日)、ウブロ×田中将大チャリティーイベント~Pray for HOKKAIDOが明治神宮外苑室内球技場にて行われました。
このイベントはスイスの高級腕時計ブランド「ウブロ」が主催する、今年9月に発生した北海道胆振東部地震に向けたチャリティーイベントです。
本イベントのメインは、ウブロアンバサダーでニューヨークヤンキース所属の田中将大選手、パラアスリート・成田緑夢選手が、約20名の子供たちと力を合わせ、北海道への寄付金を決定させる「ターゲットチャレンジ」です。果たして、全員で全てのパネルを射抜くことはできるでしょうか。
子供たちと一緒にキャッチボール
ターゲットチャレンジの前に、両選手は子供たちに交じってキャッチボールに参加。
「球技はほとんどしたことがない」という成田選手。最初は、子供たちが投げる力のこもったボールに驚いていましたが、そこは世界で活躍するアスリート。すぐに慣れた様子を見せます。
これには、田中選手も「さすがですね」と感心していました。田中選手も、子供たちの様子を後ろで見学しながら投球術を伝授。「みんなが想像以上に上手でびっくりしました」と驚きを見せつつ、最後はキャッチボールに参加。
田中選手の投げるボールを間近で見た子供たちからは、笑顔と歓声があがります。
本日のメインイベント「ターゲットチャレンジ」
まずは子供たちが挑戦です。初めから小さなパネルを射抜く少年たちに、田中選手も成田選手も大興奮。10名が挑戦し、見事5枚のパネルを射抜くことができました。
続いて成田選手の挑戦です。田中選手のアドバイスを聞きながら、見事1枚のパネルをゲット。
最後は田中選手です。挑戦前に肩慣らしのキャッチボールを披露。その姿に子供たちだけでなく、成田選手や取材陣も釘付けになりました。
田中選手が挑むパネルは4枚、チャンスは5球。子供たちの応援を受けながら、見事3枚のパネルを射抜きましたが、どこか悔しそうな田中選手。
みんなで力を合わせた結果、寄付金額は180万円に決定しました。
「第二の故郷・北海道」への思い
その後のトークセッションにて、それぞれの北海道への思いと復興に向けた願いを語りました。
特に田中選手は、ご家族も北海道に縁があることから「何か良いか形で支援ができないか考えていた。このイベントのような、みんなと力を合わせるチャリティーイベントに参加できて嬉しい」と感想を口にしました。
未来のアスリートたちへ送るエール
質問タイムには子供たちから「世界で活躍するにはどうすれば良いか」と聞かれた二人は、
「何事にも目を背けず、壁があっても逃げないこと。目の前の一歩に全力を尽くすことが未来につながる」とエールを送りました。
また、「クリスマスの予定は」という質問に、成田選手は「今のところ予定はないので、誘ってください」と答えると、会場が笑いに包まれました。
また田中選手へは、ウブロにちなんだ「シーズン中のタイムスケジュール」について質問が飛びました。
ホーム・ナイターゲームの日は、15時30分ごろに球場入り。データや映像を見ながらバッテリーMTGをし、17時ごろにはお風呂(!?)で体を温めてからストレッチを行うそうです。
最後に田中選手は「今後も継続して北海道への支援やチャリティに参加していきたい」と思いを述べました。本イベントを通し、支援の輪が広がることを願います。
文=津波くらら
写真(集合写真以外)=五十嵐万智