四国アイランドリーグplus開幕情報

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四国アイランドリーグplus開幕情報

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コロナ禍で開幕が大きく遅れた野球界。四国アイランドリーグplusも例外ではありません。一時は各チームの活動も休止せざるを得ない状況でしたが、6月20日に開幕し、熱戦が繰り広げられています。開幕して1か月余りが経った現在のリーグ戦の様子をリポートします。
四国アイランドリーグplus>>http://www.iblj.co.jp/
TOP画像:間隔を開けて整列

今シーズンは変則的な試合開催

今シーズンの四国アイランドリーグplusの前期日程は3月28日に開幕する予定でした。しかし、コロナ禍の影響を大きく受けて約3か月遅れの6月20日に開幕しました。この間、各チームは活動そのものを休止した期間もありますが、ようやく開幕にこぎつけることができました。開幕当初は無観客での試合開催だったものの、7月10日以降には順次有観客での試合が可能になりました。

ただし、今シーズンは例年と異なり、変則的な運営体制になります。例年は前後期制でのシーズンですが、今季は開幕が大きく遅れたこともあり、ホーム38試合、ビジター38試合の計76試合による通年制(ワンシーズン)によるリーグ戦で優勝が争われます。なお、これらとは別にソフトバンクホークス三軍との定期交流戦は各チーム4試合ずつ行われますが、巨人三軍との交流戦は開催されません。

また、ダブルヘッダーや雨天中止による代替試合は7イニング制で行われることになりました(ダブルヘッダーではない場合に限り両チームが合意すれば9イニング制での開催も可能)。昨季は熱中症予防を目的として、同リーグでは7イニング制での試合が一部で導入されていました。

毎年恒例となっているリーグ戦終了後に行われるルートインBCリーグの優勝チームとの独立リーググランドチャンピオンシップは、新型コロナウイルス感染状況やリーグ戦開幕が遅れたことなどから開催が見送られました。

四国アイランドリーグplusは毎年秋に、宮崎県で開催のみやざきフェニックスリーグに選抜チームを派遣していますが、今年の参加は見送ることが既に決まっています。

新しい観戦スタイル

スタンドもソーシャルディスタンス アグリあなんスタジアム

現在は、各球団とも有観客で試合を開催できるようになり、スタンドにファンの姿が戻ってきました。しかし、コロナ対策は各球場で実施されており、感染症対策の観点から入場前の検温、消毒、所定の方法で観戦者情報の登録やマスクの着用が必須になっています。

また、鳴り物や大声での応援、風船飛ばしなどは禁止、座席は間隔を開けて座るといった点はNPBと同様となっています。実際に鳴り物での応援はなくてもファインプレーには拍手が起こるなど試合は盛り上がりを見せています。やはりスタンドで観る試合ほどいいものはないというのが筆者の印象です。

首位争いは白熱

今季のリーグ戦は、首位の徳島インディゴソックスを高知ファイティングドッグスが追う形で争われています。今季就任した松中信彦総監督が率いる香川オリーブガイナーズは、勝ち星に恵まれず愛媛マンダリンパイレーツとともに首位争いに加われていません。

高知ファイティングドッグスは最も優勝から遠ざかっているだけに、なんとしても今季は首位を奪取したいところ。これからの首位争いが見ものです。
■勝敗表>>https://baseball.omyutech.com/CupHomePageRanking.action?cupId=20200024489

今季一押しの選手たち

歳内宏明投手

今季注目したい選手を紹介します。ただ、本来ならこの時期は日程もかなり消化し選手の力も発揮できる頃合いですが、今季は開幕が大きく遅れ、その間の練習やトレーニングにも制約があったと思われますので、その分を差し引いてみる必要がありそうです。


今季新入団した元阪神タイガースの右腕投手です。現時点ではリーグトップクラスのピッチングを見せ、貫録を見せています。これまで6試合に登板し41イニングを投げ防御率は0.44。奪三振数51はリーグトップです。

8月3日の愛媛マンダリンパイレーツ戦では、先発として7イニングを投げました。150キロ近いストレートに変化球を織り交ぜながら13の三振を奪っていきました。制球も良く打者はなかなかタイミングが合わないといった印象でした。この試合を複数の球団のスカウトが視察しました。NPBへ復帰の可能性はあるかもしません。


東アフリカのブルキナファソ出身の22歳です。今季で7年目になります。昨季まではベンチスタートの機会が多かったのですが、今季はスタメンも含め出場機会が増えました。これまでの努力の甲斐があってか、現時点では成績を残せています。打率は2割5分、本塁打1本、三塁打2本です。守備もまずまずですし、今後更に走れると面白いかもしれません。


昨季限りで一旦退団するも6月30日付で同球団に復帰しました。走攻守の三拍子を兼ね備えた選手です。ほかの選手らより若干出場試合数が少ないものの2割7分5厘の打率を維持しています。三塁を守る妹尾選手の守備は手堅いものがあり、ファインプレーも見せてくれます。

今季、妹尾選手に注目するとすれば、足の速さでしょう。出塁すれば積極的に走り、8月3日の愛媛マンダリンパイレーツ戦では3つの盗塁を成功させました。現在の盗塁数は4つです。リーグトップの7つ(愛媛マンダリンパイレーツの有間裕亮選手)には及びませんが、今後は盗塁王も目指せるかもしれません。

妹尾克哉選手


今季は香川オリーブガイナーズの主軸を担う存在ですが、打率が2割3分4厘とやや物足りなさがあります。長打を打てる実力はありますし、足を絡めることも可能な選手です。今季はやや短いシーズンになりますが、終盤に向けて期待したいところです。

*記事中の記録、成績は8月6日現在


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