百獣の王 武井壮も絶賛!! 十種競技 右代啓祐選手が日本記録を更新

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百獣の王 武井壮も絶賛!! 十種競技 右代啓祐選手が日本記録を更新

スポーティ

4月26・27日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われた日本グランプリシリーズ第2戦の日本選抜和歌山大会で、スズキ浜松アスリートクラブに所属する右代啓祐選手が、自身の持つ十種競技の日本記録を更新しました。

十種競技は通常2日間に分けて行われ、100メートル走や1500メートル走ではタイムを、投てき種目や跳躍種目では距離を数値に換算し、その合計で順位が決まります。1メートル96センチと大柄な右代選手は、投てき種目や跳躍種目が得意な反面、走る種目を苦手としてきました。

しかし日本陸連が09年から行ってきた合宿に参加したことで徐々に苦手を克服、2011年6月の日本選手権混成競技で8073点と日本人初の8000点超えを記録しました。2012年のロンドンオリンピックでは、7842点の20位と記録は伸びませんでしたが、東京オリンピック(1964年)以来となる48年ぶりの十種競技での出場となりました。

足成(10種競技)_s

今大会では、26日の100メートル走、砲丸投げ、400メートル走で自己ベストを更新するなど出足は好調、翌27日も手堅くまとめて8143点と自己の持つ日本記録を70点も更新しました。

右代選手はTwitterで「3年ぶりの自己新!!もぅ、サイコー」などとツイート。十種競技選手の元日本チャンピオンで、現在はタレントとして活躍する武井壮さんは「お疲れさん!お前は凄いアスリートだ!けどもっと点取れるからあんま褒めない!!」と一風変わった激励のツイートをしています。

右代選手は5月31日(土)〜6月1日(日)に長野で行われる「第98回日本選手権混成」と、9月に韓国の仁川で行われる「第17回アジア競技大会」を目標に、翌日からトレーニングを開始しています。両大会での右代選手の健闘、そしてさらなる記録更新に期待しましょう。

photo by flickr_Grzegorz-Jereczek,足成

オリンピック 十種競技 日本代表