今からでもプロを目指せる!ダーツ女子のすすめ

今からでもプロを目指せる!ダーツ女子のすすめ DO

今からでもプロを目指せる!ダーツ女子のすすめ

スポーティ

2015年10月に行われた国別対抗戦。JAPAN代表は見事優勝!
写真中央が佐々木沙綾香(さやか)選手

女性プロ選手は400人

日本にも女子のプロダーツ選手がいます。
2016年1月時点で一般社団法人J.D.Uが運営するソフトダーツプロフェッショナルツアーJAPANに登録されているプロ選手は約1,600人。そのうち約400人が女性プロ選手です。

プロと言ってもまだまだマイナースポーツのダーツ。ダーツバーに勤務するかたわら大会に出場したり、ヨガのインストラクターや専業主婦をしながら日々腕を磨いている女性プロがほとんどです。

賞金は世界大会で優勝すると約1,000万円。また、JAPANツアーの年間ランキングで上位に入れば相応の契約金をもらうことができ、JAPAN LADIES部門の年間1位は150万円です。

JAPAN LADIESで有名なプロプレイヤーが佐々木沙綾香選手です。2015年の年間ランキングは3位だった佐々木選手。ヘアスタイルやネイルといったファッションもイマドキの女子ですが、実力は世界大会にも出場するなど日本女子ダーツプレイヤーの中でも今注目の選手となっています。

プレイする佐々木選手。プレイスタイルだけでなくファッションなども要チェックです

プレイする佐々木選手。プレイスタイルだけでなくファッションなども注目です

プロ認定試験は筆記と実技

大人になってから趣味でダーツを始め、プロを目指すことが出来るのもダーツの魅力のひとつ。
プロのライセンスを取得するには、一般社団法人J.D.Uが出題する筆記試験と実技試験の2つに合格しなければなりません。

JAPAN LADIESの実技はまず、ナンバー20までのすべてのエリアを使い、ヒットしたナンバー×シングル1倍・ダブル2倍・トリプル3倍×ヒットした数で得点を加算していくSHOOT OUTで4,500点以上。

また、持ち点501点をぴったり0点にするゼロワン501では、6ラウンド内にゲームをフィニッシュさせます(2回)。しかもマスターアウトといって、ダブルもしくはトリプルエリアに当てて得点を0にしないといけません。

最後に、20~15とブルのクリケットナンバーで得点を加算していくクリケットカウントアップでスタッツ3.5以上を2回。

クリケットカウントアップにおけるスタッツとは、3投で平均何マーク獲得できたかで、3投中シングル1本のみでスタッツ1、3投中トリプル1本、ダブル2本だとスタッツは7になります。

クリケットカウントアップは8ラウンドなので、スタッツ3.5以上ということは3投中シングル2本、ダブル1本以上を獲得し続けなければなりません。

スタッツやレーティングを意識してメキメキ上達!

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ダーツマシン国内No,1シェア「DARTSLIVE(ダーツライブ)」を手がけている株式会社ダーツライブでは、コミュニケーションツールとしてよりダーツを楽しむために「ダーツライブカード」を発行しています。

このカードはダーツライブのマシンに差し込んでプレイすれば、自分のプレイ記録が自動的にデータとして蓄積されていきます。会員登録をすれば、スマホなどから自分がどれだけブルに当てられたか、カウントアップの最高得点は何点か、だけでなく友達との対戦成績なども閲覧することができます。また、自分がプレイしている時の画面背景壁紙をカスタムすることもでき、オリジナリティを出すことも可能です。

ダーツライブカードを持つと、自分の実力を指標にするレーティングがわかります。例えばゼロワンのスタッツが40.0以上(3投の平均が40点以上)、クリケットのスタッツが1.30以上だとレーティングは2となります。

プロ選手はレーティング10以上がほとんどですが、一般的にレーティングが6だと「中級者レベル、店内のプレイヤーの中でも上手な人」でBフライトクラスと呼ばれます。

レーティング6を目指すにはゼロワンのスタッツが60.0以上、クリケットのスタッツが2.10以上ないといけないので、ゼロワンゲームでは最低3本中1本はブルに入れられるようにならないと難しいです。

ダーツ仲間と競い合うこともできますし、自分の中で目標を立てて、一つずつレーティングを上げられるように練習していくのもOK。ゴルフ初心者が最初の目標としてスコア100切りを目指すように、まずはBフライトに近づけるように意識してみてはいかがでしょうか。

ダーツライブカードの種類は実に1,000種類以上。男性向けのスタイリッシュなものから、女性にも好評なデザインまで様々。ダーツライブが設置してあるアミューズメント系施設やダーツバーのほとんどで、1枚500円で販売されています。

株式会社ダーツライブのプロモーション担当者は

「人気漫画、『進撃の巨人』とタイアップした時は女性のカード購入者が増加した。今後も女性ダーツプレイヤーが増えるようなタイアップを企画していきたい」


と話しています。

遊びながら本気になれる、プロも目指すことができるダーツ。

ダーツライブカードを持って、楽しみながら上達して、彼氏や友達をあっと言わせてみてはいかがですか。

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