SNSよりも人をつなげる?! 日本綱引連盟運営WEBサイト『つなひきネット』
DOSNSよりも人をつなげる?! 日本綱引連盟運営WEBサイト『つなひきネット』
小学校や地域の運動会などで誰もが一度は経験したことのある「つなひき」。ロープがあればどこでもできることから、老若男女問わず世界中で昔から行われてきたスポーツです。
そんな「つなひき」ですが、実はオリンピックにも1900年のパリ大会から1920年のアントワープ大会まで正式競技に採用されていました。現在でも国際大会が盛んな上、国際綱引連盟が2002年に国際オリンピック委員会に加盟したことで、再びオリンピック競技への復活を目指しています。
日本国内にも多くの大会やチームが存在し、各地で大会も行われています。これらのまとめ役を担っている日本綱引連盟が、つなひき競技者のためのWEBサイト『つなひきネット』を開設しました。
チーム探しにルール解説、綱の入手法まで
日本綱引連盟はこれまでにもホームページやツイッターなどで情報提供をしてきましたが、『つなひきネット』では大会情報やルール解説、「綱を手に入れるには?」といったQ&Aまで、より充実した情報を提供できるようになっています。
一番興味深いのはメンバー募集に活用できる「チームを探す」でしょう。開設間もないため登録数は50チームほどですが、全国各地にいろんなつなひきチームがあることが分かります。その中でも山梨県は、既に11のチームが登録されています。山梨県にはつなひき愛好者が多いのでしょうか。
2015年秋に開催予定の「紀の国わかやま国体」では、つなひきが公開競技となることが決まっています。この10月に行われていた「長崎がんばらんば国体」では、つなひきはデモンストレーションスポーツ行事での参加でした。そこから正式競技に次ぐ公開競技となったつなひきには、追い風が吹いていると言っても良いでしょう。
つなひきに興味のある人は、ぜひ一度『つなひきネット』をご覧ください。
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