体の動きと呼吸をシンクロさせるヴィンヤサヨガ

体の動きと呼吸をシンクロさせるヴィンヤサヨガ DO

体の動きと呼吸をシンクロさせるヴィンヤサヨガ

スポーティ

やらなければいけない事が山積みなのに集中力が続かなくて困っている人は多いのではないでしょうか。心が焦ると呼吸が浅くなって、体に不調が出やすくなります。その悪循環を断ち切るには心と体を同時に鍛えられるヨガがオススメです。

今回は呼吸の流れに合わせてポーズを繋げるヴィンヤサヨガに注目して狭山市にある「ヨガスタジオ マイトリ」に取材に行ってきました。

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玄関に入ると目の前にグランドピアノが置いてあります。

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スタジオの窓の外に木々が見え、まるで大自然の中にいるような開放感があります。心地よいBGMが流れています。

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「ヨガスタジオ マイトリ」代表の小林三香子先生にお話しを伺っているとスタジオに続々と生徒さんが入ってきました。本日のレッスンの参加者は12名。スタジオが広いので一人一人のスペースにゆとりがあります。

開始時間になると先生の落ち着いた声でレッスンがスタートしました。

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「呼吸が止まらないくらいの速度でポーズを取りましょう。」
「姿勢がまっすぐにならなくても大丈夫。がんばりすぎないで。」

先生の誘導で生徒さんたちが流れるようにポーズをとっていきます。

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猫のポーズ(マルジャリャーサナ)で首と背中をほぐした後、太陽礼拝(スーリア・マナスカーラ)に移っていきます。深い呼吸をしながらポーズをとっていくと意識が内面に向かって瞑想状態になっていきます。

【自宅で出来るおすすめのポーズ】

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「ヨガスタジオ マイトリ」代表の小林三香子先生に自宅でできるポーズを教えていただきました。


ダウンドック(アド・ムカ・シュヴァナーサナ)

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① 手は肩幅に足は腰幅に開く
② 尾骨を前向きに押し出す
③ 膝は伸ばし両足を胴体から遠ざけるように押し出す
④ 手の指は掴まず、手のひらの付け根をマットに押し当て肘をのばす
⑤ 首をリラックスさせる

[効果]
足を強く柔軟さを養う
足首を強化し整える
脳を落ち着かせ神経を鎮める
疲れの回復


ハイランジ(ウッティータ・アシュワ・サンチャラナアーサナ)
※ダウンドックのポーズからスタート

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① 吸いながら片足を手と手の間に踏み込む
② そのまま数呼吸する

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③ 体重を両足に移し両手を伸ばして天井に向ける
④ 深い呼吸をする
⑤ 息を吐きながら方足を後ろに伸ばす
⑥ 呼吸を整えた後ダウンドックに戻る

(※膝に不安がある方にはオススメではありません)


【ヴィンヤサヨガとは】

ヴィンヤサヨガを初めて知った方もいると思いますが、そもそもの語源はサンスクリット語の「特別の方法で」を意味する「ヴィ」と「配置する」の意味である「ンヤサ」からきています。

ヨガの世界だと「ヴィンヤサ」は呼吸を伴った一連のポーズの流れという意味になります。運動量が多く適度に体を動かしたい方にオススメです。

ハタヨガやアシュタンガヨガをベースとして、呼吸に合わせてポーズを組み立てていくのが特徴です。関節の可動域を広げ、足腰や腹筋、インナーマッスルを鍛える効果があります。

レッスンが終了すると体の隅々まで酸素が行き渡り、疲れた体や頭がリフレッシュされます。続けていくと柔軟性が高まって身体の強化に繋がります。

集中力がない、精神的に強くなりたいと考えている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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