女子ソフトボール日本代表がファッションショー!新ユニフォームを披露

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女子ソフトボール日本代表がファッションショー!新ユニフォームを披露

スポーティ

4月16日、都内で世界女子ソフトボール選手権大会へ向けた女子ソフトボール日本代表選手の発表、及び、新ユニフォームの発表会が行われました。

会場はファッションショーさながら。選手たちは新ユニフォーム、オフィシャルウェアを身につけてランウェイを歩きました。東京モード学園の協力で、選手たちはこの日のためのヘアメイクを施し、グラウンドとは、また違う表情を見せました。

金メダル獲得への決意を秘めた新ユニフォーム

今回発表された新ユニフォーム及び、オフィシャルウエアは、ゴールドを基調としたデザインです。テーマは“GOLD again, and Over the GOLD”。東京オリンピックでの金メダル獲得への決意を秘めたカラーリング。そして、世界のソフトボールをけん引、リードする存在として、堂々としたシンプルなデザインに仕上がっています。

この新ユニフォームを身につけて、ランウェイを歩いた選手たちは、どのように感じたのでしょうか。華やかにヘアメイクをした感想と合わせて聞きました。

長崎望未選手は、ロングスカートに合わせました。

貴重な経験ができて嬉しかったです。ランウェイはとにかく笑って歩こうって意識しました!またこういった機会があるように、試合でも頑張ります

藤田倭選手は紺色のパンツに合わせてスポーティーなスタイル。ランウェイを歩いた感想を聞かれると、普段しないヘアメイクや服装を気に入った様子で、次のようにコメントしました。

普段このような化粧をする機会がないので、綺麗にしてもらって嬉しく思います!(周りの選手と比べても)私が一番可愛いかなぁって思います(笑)


山田恵里選手は、新ユニフォームに込められた思い、そして、上野選手と共に代表を経験してきた山田選手だからこそ、感じている思いを話しました。

このゴールドにはみなさんの期待がこもっていると思いますし、自分自身も金メダルを獲りたいので、このユニフォームが、その思いを象徴していると思います。
ソフトボールは、オリンピック競技から一度除外されて、注目も浴びなくなってしまったのですが、こうしてまた多くの方に見ていただける機会ができたということは、すごくありがたいことですし、しっかり戦っていきたいと思います。
代表に選ばれたのも、当たり前のことではなく、選ばれなかった選手もいるので、たくさんの人の思いを背負っていきます。また、キャプテンとして挑む世界選手権も初めてなので、自分の結果を出しながら、チームを引っ張っていきたいです。


上野由岐子選手は、より強い日本をアピールしたいと意気込みました。

いろんな方々の思いが、このゴールドという色に託されていると思う。袖を通した以上は、思いを背負って戦っていかなくてはいけないと思います。新しいユニフォームを着て、新しいファンも増えて、より強い日本を、各国にアピールしていけるよう、また、2020東京オリンピックの前哨戦として、しっかり価値のある大会にしていけるよう頑張っていきたいと思います。
チームに関しては、勝ちに行くこと、そして若い世代に残して行くこと、を意識していきたいです。世界選手権はオリンピックにつながる大会にしたいです。今回は確実に勝たなくてはいけないというプレッシャーの中でピッチングをしないといけないと思いますし、どれくらいアメリカが変わってきたのかという部分も確認していきたいです。

世界選手権へ向けた17名を発表

新ユニフォーム発表と合わせて世界選手権に出場する17名が発表されました。

■投手
上野由岐子、勝股美咲、濱村ゆかり、藤田倭
■捕手
我妻悠香、山内早織
■内野手
渥美万奈、市口侑果、川畑瞳、洲鎌夏子、内藤実穂、山本優
■外野手
河野美里、大工谷真波、長崎望未、山崎早紀、山田恵里

日本代表選手の選出について、監督の宇津木麗華ヘッドコーチは、次のようにコメントしました。

打倒アメリカ、そして世界選手権で優勝するために、日本リーグで最高のメンバーを選びました。1年以上の合宿の中で見てきて、アメリカの左ピッチャーに勝てる選手ということで、山崎早紀選手を選びました。東京オリンピックに向けては、2008年の北京オリンピックで金メダルを獲ったメンバーでもある、上野選手、山田選手に期待しています。また、山本選手、洲鎌選手と繋がり、働いてくれれば、必ず勝てると思います


ピッッチャー勝股美咲選手、キャッチャー山内早織選手といった若い世代を起用した狙いと、上野選手、山田選手といったベテラン選手に期待することを話しました。

2020東京オリンピックに向けてもそうですが、その次も見据えて、上野の次のエースを育てる思いで起用しました。勝股の思い切りの良いピッチング、そして山内の高い身体能力があると思います。上野がいるうちに彼女たちを成長させることも重要です。
私も監督としては初めてオリンピックになるので、2008年北京オリンピックを経験した上野、山田は金メダルを確実にとるために必要な力だと感じています。プレーも思い切り、選手を引っ張っていってほしい。

世界女子ソフトボール選手権が20年ぶりに日本にやってくる!

8月2日(木)〜8月12日(日)までの11日間にわたって、第16回世界女子ソフトボール選手権大会2018千葉が、ZOZOマリンスタジアムをはじめとする千葉県内の球場にて開催されます。

日本は過去3度の優勝経験があり、今回も優勝を期待されています。また、2020東京オリンピックへ勢いをつけるためにも、重要な大会です。

チケット情報は現在、受付開始前のようですが、会場でソフトジャパンを応援しましょう!