まだ見ぬ絶景へ。映画『クレイジー・フォー・マウンテン』7月21日公開!
WATCHまだ見ぬ絶景へ。映画『クレイジー・フォー・マウンテン』7月21日公開!
昨年、オーストラリアで興行収入150万ドルを超え、ドキュメンタリー映画としては年間1位の大ヒットを記録。第61回ロンドン・フィルムフェティバルなど世界の映画祭で喝采を浴びた話題作が7月21日(土)より新宿武蔵野館・シネクイントほか全国で順次公開することが決定しました。
オーストラリア管弦楽団の奏でるヴィヴァルディやベートーヴェンなどの調べに乗せて、圧倒的な映像美で綴られる全編は、息をつく暇もない大迫力です。
人はなぜ山に登るのか。その答えがここにある
本作は5大陸の難関峰への登頂をはじめ、山を舞台とした様々なエクストリーム・スポーツに挑む登山家・アスリート達を壮大なスケールで記録したドキュメンタリーです。
エベレスト(ネパール)、モンブラン(フランス)、デナリ(アメリカ)、メルー(北インド)など世界屈指の難関峰に挑む登山家達、垂直の岩壁をロープを付けずに登頂する天才クライマーのアレックス・オノルド。
グランドキャニオンでマウンテンバイクに乗りながらのスカイダイビング、時速360キロに達するといわれるウィングスーツでの山頂からの滑空やパラグライダーなど、危険すぎるスポーツをこなすアスリート達を映します。
雪山で「家に帰りたい」と泣く登山家や、岩壁を登る中で手が血だらけになるクライマー、雪崩に追われるように滑りゆくスノーボーダーの姿には、「なぜそこまでするのか」と理解の範疇を超え、直視できない場面もありました。
しかしながら、極限状態で挑む危険な挑戦には、常に死が隣り合わせにあるからこその圧倒的な「生きているという実感」が得られるのでしょう。またその先にある絶景は、息を呑むほどの美しさで、そこに到るまでの苦難が昇華する瞬間なのだろうと、登山素人ながらに感じました。
この夏、国内800万人の登山ファンに送る、クレイジーなドキュメンタリー。高度数千メートルで展開される美しく壮大な超絶体験を、ぜひご体験ください。
INFORMATION
■クレイジー・フォー・マウンテン
7月21日(土)新宿武蔵野館・シネクイントほか全国順次公開
公式サイト:https://crazy4mountain.com/
製作・監督:ジェニファー・ピードン
音楽:リチャード・トネッティ
撮影:レナン・オズターク
ナレーション:ウィレム・デフォー
後援:オーストラリア大使館
協力:The North Face
配給:アンプラグド
2017年/オーストラリア/英語/74分