阿部一二三選手・詩選手の強さの源 味の素がサポートするオリンピックアスリートの食

阿部一二三選手・詩選手の強さの源 味の素がサポートするオリンピックアスリートの食 SUPPORT

阿部一二三選手・詩選手の強さの源 味の素がサポートするオリンピックアスリートの食

スポーティ

2021年9月9日、味の素株式会社は「ビクトリープロジェクト®」および、東京2020オリンピック競技大会におけるアスリートサポート活動報告会を開催しました。

報告会では、東京2020オフィシャルパートナーとして食とアミノ酸によるサポートの紹介と、ゲストとして阿部一二三選手・詩選手が登壇し、トークセッションが行われました。

JOC G Road Stationでアミノ酸のはたらきを活かしたメニューを提供

ビクトリープロジェクトでは、2003年から始まったJOCとのパートナーシップの一環として、オリンピックアスリートに対して食とアミノ酸によるコンディショニングサポートを行なっています。

東京2020大会では、選手村をはじめとした3拠点で栄養補給をサポートしました。「JOC G Road Station」はその中の1つです。大会期間中に選手村に設置し、利用者は22日間で34団体、1,124名を超える盛況ぶりでした。

人気の秘訣は、工夫の凝らされたメニューにあります。暑さによる食欲低下や緊張による精神疲労を食の面からサポートすべく、献立や味付けが考えられたと言います。

目的別に、試合前であればエネルギー補給に特化したメニューとして、糖質が強化できるようにご飯がすすむ味付けや、ビタミンB1を多く摂取できる豚肉を活用しました。また試合後なら、疲労回復に良いとされるビタミンA・C・Eを多く摂取できる緑黄色野菜を活用したメニューで、疲れていても食べやすい優しい味付けで提供されました。また、汁物は具だくさんにして、多くの栄養素を取れるように工夫されています。

特に人気だったのはガリバタ鶏やアスリート向けに開発されたギョーザだったとのこと。

日本代表チーム活躍の裏に食のサポートあり

サポートの一環として、選手がベストコンディションで戦うための栄養戦略を立てることも行っていました。

そのうちの空手日本代表を例にどういった内容のサポートがあったのか説明がありました。

空手の試合は、120分ほどの間に予選から準決勝までの5~6試合が行われます。これまでは第一試合前にエネルギー補給をして、全ての試合が終わった後にリカバリーのエネルギー補給をしていたところ、選手から「バテた。動きたくても動けなくなる」「試合を重ねると途中から頭がボーっとする。集中力がなくなる。」との声があり、味の素のサポートチームが栄養戦略の見直しを行いました。

試合と試合の間にエネルギー補給と、試合開始前にコンディショニング系の栄養補給を行なうようアドバイスして、一人一人のプランを改めて立て直しました。実際に選手自身で、翌日のエネルギー補給の計画を立てて、サポートチームが確認し実践するサイクルが確立でき、大会でも活躍をみせました。

喜友名諒選手から次のコメントが寄せられました。

疲労回復やコンディション調整のための食事を準備いただき、万全の状態で本番当日を迎えることができました。

また子どもたちへのメッセージとして次のように話しました。

自分が取り入れるもので身体を作るので、大会だけでなく生活の中でも取り入れて欲しいです。どうしたら自分のベストな勝負ができるのか考えて、勝ち飯を取り入れてもらえればと思います

阿部一二三選手・詩選手も後押しした栄養戦略

イベント後半には、東京2020大会で揃って金メダルを獲得した阿部一二三選手・詩選手が登場しました。

2020年3月から栄養に関して専門的なサポートを開始しました。オンラインMTGを重ねて、日々の栄養戦略を支援し、大会当日まで伴走しました。

阿部詩選手は当時を次のように振り返ります。

これまでも栄養は気にしていたのですが、より詳しく栄養・サプリメントを教えてもらい、もっと強くなるチャンスだと思いました。


試合に向けては減量を行う阿部一二三選手も栄養補給の大切さを実感したと言います。

栄養やサプリメントで練習の集中力が持ったし、減量期でもパフォーマンスを最大にできました。試合に向けて毎日自信がついていく感覚がありました。

サポートを受けてどんな変化があったか聞かれると次のように答えました。

阿部一二三選手:栄養バランスをより意識するようになりました。減量中は毎日スーパーに行って自炊しました。減量中は練習がハードなので簡単に作れるものが多いです。野菜を湯がいて鍋っぽくして食べたり、低温調理機で鶏胸肉や牛肉の赤身を柔らかくして食べたり。

阿部詩選手:朝食を食べるのが苦手でしたが、朝食をしっかり食べるように意識して取り組みました。

阿部家の食卓では、昔から栄養バランスを考えられたメニューが並び、家族揃ってご飯を食べながらスポーツや柔道の話に花が咲いたと言います。

今回の報告会で紹介された喜友名諒選手、阿部一二三選手、阿部詩選手をはじめとして、世界とたたかった日本代表選手団を食というパワーで後押しした味の素のプロジェクト。

勝ち飯の栄養の考え方や、一部レシピを公式サイトで紹介しています。強い身体づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか。

オリンピック 味の素 喜友名諒 阿部一二三 阿部詩