NBAは人類中0.00000006%の人間のみが入れるリーグ

NBAは人類中0.00000006%の人間のみが入れるリーグ WATCH

NBAは人類中0.00000006%の人間のみが入れるリーグ

スポーティ

世界最高峰のバスケットボールリーグ「NBA」。毎年11月初旬~翌年6月初旬までの約7ヶ月感、バスケットの本場アメリカを中心に開催されます。

日本でも1990年代に、神様“マイケル・ジョーダン”率いるシカゴブルズが人気を博し、ブームとなりましたが、その後テレビ放送なども減少しあまりNBAについて聞かない時代が続いています。

今回はそんなNBAの魅力を感じてもらい、NBAに触れるきっかけになればと思います。

超人たちのリーグ

正式名称を「National Basketball Association」と言い、それぞれの頭文字を取ってNBAと呼ばれています。アメリカに29チーム、カナダに1チームの計30チームによって争われるリーグです。各チームシーズン82試合、その後上位チームにより行われるPLAYOFFに進出すると約100試合、平均して中2日~3日(移動日含む)で試合が行われる、とてもタフなリーグです。

加えて、選手たちの身体能力は人類TOPクラスと言って差し支えないでしょう。平均身長203㎝、体重104㎏の大男達がジャンプすれば90㎝を跳び、ボールに食らいつく。生で観戦した時の迫力は凄まじいものがあります。

NBAの登録人数は450人。これを世界の全人口で割ってみると約0.00000006%の割合となります、非常に狭き門です。

近年は3Pシュートの多用、ルール改正などでよりスピーディに得点が入る傾向があります。
ますますエキサイティングになるNBAから目が離せません。

NBAの現在のスーパースター達

NBAのスーパースターといえば、真っ先に思い浮かぶのが“マイケル・ジョーダン”ではないでしょうか?エアーと呼ばれるほどの滞空時間で人々を魅了しました。しかし、現在にもジョーダンのように、歴史に残るであろう選手が多数います。

NBAの“キング”LeBron James(レブロン・ジェームス)

堂々たる風格

レブロン・ジェームスは身長203㎝、体重114㎏。ポジションはSF(スモールフォワード)ですが、PG(ポイントガード)~PF(パワーフォワード)までほぼすべてのポジションをこなせるオールラウンダーです。
鋼のような肉体と、抜群のバスケットセンス、IQ、身体能力を合わせ持ちバスケットをするために生まれてきたような男。

NBAチャンピオン3回、シーズンMVP4回、※オールNBAファーストチーム11回選出、史上最速で得点記録を塗り替え続けるなど数々の記録を持っています。現在の最強のNBAプレイヤーであり、現時点で歴代でも3本に入る選手とも言われているほどの選手です。
※オールNBAファーストチーム:メディア関係者の投票でシーズンごとに最も活躍した5人が選出される。いわばNBAの中でトップチームを作るということ。

最強スコアラー!ケビン・デュラント

去年のリオオリンピックでも活躍した

ケビン・デュラントは身長206㎝、体重109㎏、※ウイングスパンが226㎝と並外れた腕の長さを持っています。バスケットではこの腕の長さはとても優位に働くものです。

腕の長さと、抜群のシュート力、※ハンドリング、機動力など同じ身長の選手と比べて、かなり優れています。逆に身長の低い選手がマークに付けば、身長差で軽々とあしらってしまいます。

今年、リーグ屈指のウォリアーズに移籍したデュラントは、得点の効率が更に上がったようで自身最高のFG%53.7を記録。これはアウトサイドからのシュートを多用する選手としては、とても高い数字です。

デュラント本人の発言によると、現在靴を履くと身長213㎝程あるのだとか。この身長であのようなプレイが出来るのは彼くらいでしょう。
※ウイングスパン:両腕を伸ばした時の長さ
※ハンドリング:ボールを扱う技術のこと

“史上最高のシューター”Stephen Curry(ステフィン・カリー)

唯一無二かつ綺麗なシュートフォーム

その甘いルックスと華麗なプレイで一躍人気者となったカリーは、現在ユニフォーム売り上げNO.1です。

彼の最大の魅力は何と言ってもそのシュート力。キャリア平均で3P成功率43.8%、フリースロー成功率90.1%とそれぞれ40-90%以上でシーズンを終えれば素晴らしいシューターと呼ばれるラインをキャリア平均でクリアしています。
また、シュートモーションが異常に早く、NBAの一般的なシューターの0.54秒と比較して0.4秒と、シュートの在り方を変えたとまで言われています。

史上1位のシーズン合計3P成功数402本という記録を始め、(2位も自身の持つ286本)、1試合最多の3P13本成功、連続3P成功試合157試合など、近年のNBAで3P=カリーとなっています。

父と弟もNBA選手という経歴からNBAのロイヤルファミリーと呼ばれ、カリーのツイッターはセレブ感が垣間見えます。それでも嫌な気がしないのは彼の人柄でしょう。

何でも屋!驚異の肉体美、ラッセル・ウエストブルック

リングに頭が触れそうなほどのジャンプ力

2016-17シーズン、史上二人目の記録を残した男がラッセル・ウエストブルック。彼の記録は「シーズントリプルダブル」といって、得点、アシスト、リバウンドの個人成績3部門をシーズン平均で2桁成績を記録するということ(得点:31.6、リバウンド:10.7、アシスト:10.4)。ちなみにバスケットでトリプルダブルを1試合でも出来る選手は稀で、NBAでも1シーズン数人しか記録しません。

そんな「トリプルダブル」をシーズン“平均”でやってのけたのがウエストブルック。そんな彼の特徴は驚異的な身体能力。NBAの中でもトップクラスで、彼を見ると他の選手が並みの能力に見えてしまう程です。

史上二人目のこの記録ですが、過去に記録したのは1961-62シーズンの、オスカー・ロバートソン。なんと約55年前の記録です。55年前と今を単純に比較するのは難しいですが、55年もの間、誰も達成出来なかった記録を成し得たことは、“偉業”と呼ぶに相応しいでしょう。

NBAを実際に見てみる

ここまでNBAの情報を身に付ければあとは見るだけ。でもNBAを見るには少し準備が必要です。

残念ながら2017年5月現在、地上波では放送されていません。放送されているのは主に以下の通りです。

  • NHK-BS/TV視聴
  • WOWOW/TV視聴
  • NBAリーグパス/インターネット視聴
  • DAZN(ダ・ゾーン)/インターネット視聴

となっています。NHK-BSは週に2試合程、WOWOW/DAZNは週に5・6試合程、NBAリーグパスは全試合中継です。
それぞれ今佳境を迎えている、プレイオフは放送頻度が高くなりますので、まずは料金と頻度を検討してください。

見る環境を用意したら、もう後はのめり込むだけ!

※今シーズンはNBA FINAL(決勝)を残すのみとなりました。下記に日本時間の日程を記載します。

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