児童健全育成推進財団とNIKEがコラボ!新しい運動遊び”JUMP-JAM”

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児童健全育成推進財団とNIKEがコラボ!新しい運動遊び”JUMP-JAM”

スポーティ

児童健全育成推進財団が、ナイキジャパングループ合同会社をパートナーに、新しい運動遊び「JUMP-JAM」(ジャンジャン)を今月より東京都内10カ所の児童館に導入するという発表会が、東京都渋谷区にある児童青少年センターフレンズ本町で行われました。

運動遊びの重要性を感じて欲しい

日本の子どもたちは、運動不足の傾向にあり、その傾向は年々強まっています。一方、スポーツは身体的な効果はもちろん、社会的、情緒的な成長に対しても大きな効果があることは、近年の研究からも明らかです。

左から:阿南健太郎氏(児童健全育成推進財団総務部部長)、クリストフ・メルケル氏(ナイキジャパングループ合同会社バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャー)、鈴木一光氏(児童健全育成推進財団理事長)、柳澤伸司氏(渋谷区副区長)、引原有輝氏(千葉工業大学准教授)

ナイキジャパングループ合同会社のバイスプレジデント件ジェネラル・マネージャーのクリストフ・メルケル氏は、子どもは、身体を動かすことが大好きで、遊ぶために生まれてきたといえると語ります。

そのような子供たちに対してJUMP-JAMは、運動遊びを通じて子どもたちが、可能性を発揮できる機会を与えることを期待していると展望を語りました。

私たちの目標は、”JUMP-JAM”に参加する子どもにとって、ずっと思い出に残るような前向きな遊び体験を提供することです。そして東京の子どもたちがより健やかに成長し、運動遊びが重要なものであるかを感じてもらうことです

前向きに運動をするためのポイントは「遊び」

千葉工業大学で発育発達学を研究し、今回のプログラムでゲームガイド作成を担当した引原有輝准教授は、12歳以前から活発であった人のほうが生涯を通じて活発であり続ける可能性が高いという研究結果を提示し、幼少年期に身体を動かすことの重要性を語りました。

一方でこのような問題を解決するために現状のスポーツでは不足している部分についても示しました。

多くの子どもたちは、スポーツに参加するものの体系的かつ多くのルールが存在します。わかりやすいところだと技術的にうまくなければ試合に出られません。

このような課題の解決のため、今回のプログラムは子どもたちが自主的に参加し、技術、能力的に劣っている子たちも一緒に参加できるものとして「遊び」の部分に着目しているそうです。

スポーツに対して運動遊びは楽しく、子どもたちを活発にさせることが出来ます。子どもたちは楽しいからこそ活発であり続けたいと思う。それが継続させる上で最も効果的な方法と考えています

また、今回のプログラムを考えるにあたって意識したことについてはこのように語ってくれました。

日本ではそもそも様々な伝承遊びや地域ごとの遊びがある中で、今回は児童館で実施するということを意識し、場所などに応じたアレンジや発展性のあるプログラムを開発しました。特に狭いスペースや人数が少ない中でも展開が出来るようなもののベースとなるプログラムという点を意識しました


一流アスリートとJUMP-JAM

発表会後、JUMP-JAMのデモンストレーションが、センターフレンズ本町に通う子供たちによって行われました。ここで登場したスペシャルゲストはなでしこジャパンとしてワールドカップを制覇した永里優季選手と北京オリンピックの銅メダリスト、陸上短距離の高平慎士さんです。サプライズとなったアスリートの登場に子どもたちも大盛り上がり。

今回はJUMP-JAMのプログラム、「私がリーダー」と「レンジおに」を行いました。一流アスリートと子どもたちが一緒に笑いあって出来るというところもスポーツではなく、「遊び」に重点をおいたJUMP-JAMならではと感じました。

今後JUMP-JAMは都内の児童館で実施が行われます。東京都、そして日本の子どもたちの運動不足解決のために、運動遊びが広がっていくことを期待します。

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