ブラジルワールドカップ現地観戦組は必見! 黄熱予防接種はお早めに

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ブラジルワールドカップ現地観戦組は必見! 黄熱予防接種はお早めに

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4年に1度開催される世界最大のスポーツの祭典、サッカーワールドカップのブラジル大会まで3か月。現地観戦を予定している人もいるのではないでしょうか。厚生労働省では、ブラジルへ出向くサポーターのために黄熱予防注射の接種を呼び掛けています。

“黄熱”とは、熱帯アフリカと中南米地域の風土病の1つで、蚊に刺されることで感染する感染症です。発症すると発熱、寒気、頭痛、吐き気などの症状が起き、最悪の場合は死に至ることもあります。ただし予防接種をすることで感染を防ぐことができます。

覚えておきたいのは、予防接種を受けられる場所が国内では一部の病院や検疫所に限られることです。また予防接種は全て予約制で、場所によっては週に1度しか接種できないところもあります。同省の発表でも「希望者が多い場合は、希望日に接種できないことがあります。特に渡航のピーク時期は予約できないことがあります」と、早めの予約や接種を呼びかけています。

WHO(世界保健機構)の発表によると、ブラジルでは一部の臨海地域を除いて、ほぼ全域が黄熱予防接種推奨地域に指定されています。日本は予選でレシーフェ(対コートジボワール)、ナタル(対ギリシャ)、クイアバ(対コロンビア)の3か所で試合を行いますが、このうちクイアバが黄熱予防接種推奨地域に入っています。その他にもマナウスやブラジリアなどが黄熱予防接種推奨地域内です。

また狂犬病やB型肝炎など、生ワクチンの予防接種を複数受ける場合には、それぞれ約1か月の間隔を開ける必要があります。つまりそろそろ始めておかなくてはいけません

同省では「ワールドカップ観戦でブラジルへ渡航される方へ」として、予防接種を含めた渡航前の注意の他に、渡航中、帰国後の注意も呼びかけています。楽しいサッカー観戦にするためにもぜひ読んでみてください。

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