タブレットで作戦共有! 作戦ボードアプリ『Coachbase』がコーチを救う
DOタブレットで作戦共有! 作戦ボードアプリ『Coachbase』がコーチを救う
コーチや監督が、試合中のポジショニングや練習メニューを指示するときに使う作戦ボード。サッカーやバスケなど幅広いスポーツの分野で、ホワイトボードなどを用いて使われています。
そんな作戦ボードをよりかんたんに、よりわかりやすく。チームスポーツの現場で活動するコーチの声から生まれたのが、iOS/Android用アプリ『Coachbase』です。
タイムアウトの一瞬を無駄にしないために
現在、世界30か国以上でリリースされている『Coachbase』。開発者のKeith Rumjahnさんは、少年バスケチームのコーチとしての経験をこのアプリに活かしました。
試合前の事前ミーティングや試合後の反省会では、資料を配ってじっくり話し合うことができるでしょう。しかし試合中に作戦変更を指示するハーフタイムやタイムアウトは、時間も回数も限られています。
紙とペンを使った場合、複雑な戦術を書いてしまっては線が絡み合って分かり辛い。しかしホワイトボードでマグネットを動かしても、指で動かせるのはせいぜい二つ。刻々と変わる戦況の中で、限られた時間の中に視覚的に分かりやすく説明するためには、アプリという形がベストマッチだと考えたのです。
複雑な動きをアニメーションで再現
『Coachbase』の基本的な使い方は作戦ボードと同じ。シーンごとに選手とボールの動きを線で描き、セーブ。再生ボタンを押すと、ボード上のアイコンが一斉に描いた動きをアニメーションで再現してくれます。
シーンを連続すればプレーの流れが一目瞭然。「5番が動いて相手の3番がブロックしてきたら、2番が裏に走り込んでパス。その後、カバーに回って…」という段階的なプレーも、言葉で説明するよりずっと直感的に理解出来ます。
アイコンにはプレイヤーの名前と顔写真を保存ができ、敵チームやボールに加え、コーンなどの練習メニューに便利なアイテムもアイコン化。文字の入力も自由にできるので、戦術の補足や練習メニューごとの注意点なども書き込めます。
作成した作戦はメールやPDFで別の端末に共有が可能。自宅や移動時間にも情報をやり取りしながら戦術をブラッシュアップできます。もちろん日本語にも対応済みです。
対応しているスポーツはバスケ、サッカー、バレー、アイスホッケー、テニス、ハンドボール、ラグビー、ラクロスなど20種類以上。レギュレーションによって微妙に異なるコート形状も網羅しています(要アドオン)。
少年チームの指導から、プロスポーツの現場まで。『Coachbase』でスポーツを戦略的に楽しみましょう。