「世界一美しいフルマラソン」 パリマラソンの見どころ一挙公開!!

「世界一美しいフルマラソン」 パリマラソンの見どころ一挙公開!!
今年で第38回目を迎えるパリマラソンが4月6日に開催されます。約5万人のランナーが訪れる、世界でも最大級の市民マラソンです。
ヨーロッパ最大の観光都市である、パリの右岸を駆け抜ける絶景のコース。そんな「世界一美しいフルマラソン」パリマラソンの見どころをご紹介します。
シャンゼリゼ通りからコンコルド広場へ
まずは凱旋門を背中にシャンゼリゼ通りをスタート! 大会開催の4月上旬は、季節の変わり目でもあり気温は8℃~15℃。日本の同じ時期より低く、空気も乾燥しているためか肌寒く感じるでしょう。ランナーもサポーターも暖かめの服装をおすすめします。
1kmほど走ると見えてくるのはコンコルド広場。かつては革命広場ともよばれ、かのルイ16世やマリー・アントワネットへの処刑が行われたことで有名な場所です。エジプトのルクソール神殿から運ばれてきたオベリスク(記念碑)が目印。
ルーブル美術館やパリ市庁舎が面しているリヴォリ通りに入ると道幅はすこし狭くなります。この一帯はデパートや有名ブティックも立ち並ぶお買い物スポット。応援しながらちょっと寄り道…と行きたいところですが、パリマラソン開催の4月6日は日曜日。閉まっている店がほとんどなので注意が必要です。
パリジャンたちのジョギングスポットを走る
5km地点ではフランス7月革命の舞台、バスティーユ広場に到着。この界隈はカフェやバーが立ち並び、パリジャンたちの生活が垣間見られます。ここを過ぎると観光地からは徐々に離れ、パリの東に位置するヴァンセーヌの森へ向かいます。
総距離10kmほどのヴァンセーヌの森は、池や城もありジョギングコースとしても人気が高いスポット。コースの道幅が狭くランナーに近いので、サポーターはここで待つことがお勧めです。コンコルド広場やバスティーユ広場からは、メトロ8番線に乗ってPorte Dorée駅を目指しましょう。
ラストスパートは観光名所ラッシュ
後半戦の24~31km地点までは、世界遺産にも登録されているセーヌ川沿いを走ります。疲れも出てくるころですが、観光名所が絶えず現れるこのエリアはランナーを楽しませてくれることでしょう。
パリの象徴・エッフェル塔もセーヌ川の奥に見えてきます。実はあまり知られていませんが、パリには自由の女神がいます。セーヌ川沿いを走りながら探してみてください。
ラストはブローニュの森を抜け、凱旋門を正面にゴール! ゴール後はワイン片手に祝杯をあげるランナーも多数いるのがパリらしいところ。日本からのツアーも毎年数多く開催されていますので、来年はヨーロッパ観光とともに挑戦してみてはいかがでしょうか?
INFORMATION
パリマラソン
- 開催日時
- 2014年4月6日 午前8時45分スタート
- 距離
- 42.195km
- 制限時間
- 6時間
- URL
- http://www.schneiderelectricparismarathon.com/