篠原信一社長も登場!スポーツニュースを広く伝えるSPORTS TIMES始動!

篠原信一社長も登場!スポーツニュースを広く伝えるSPORTS TIMES始動! SUPPORT

篠原信一社長も登場!スポーツニュースを広く伝えるSPORTS TIMES始動!

スポーティ

8月20日(月)、プレスリリース配信サービスのPR TIMESが今回新たに発足させた、スポーツの情報発信プロジェクト『SPORTS TIMES』の発表会が行われました。

発表会には1日社長として柔道家の篠原信一氏も登場し、プロジェクト参画チームである湘南ベルマーレの水谷尚人代表、アルバルク東京の林邦彦代表、栃木SCの橋本大輔代表とPR TIMESの山口拓己代表と共に会場を盛り上げました。

勝ち負けだけじゃないスポーツの魅力をもっと届けたい

PR TIMESで配信される企業などのリリースのうち、スポーツのニュースは全体の3.8%に留まり、その中でも商品サービスのリリースが大半を占めている現状があります。本来であれば、より広く知られるべき、選手やチームの活躍を伝えられていないという点に着目したことからSPORTS TIMESが立ち上がりました。

SPORTS TIMESでは各チームや団体が、スポーツの魅力をもっと届けるために自ら情報を発信することを支援するプロジェクトです。Jリーグ9チーム、Bリーグ15チームが参画して始動し、他スポーツ団体の参加も募集を始めるとのこと。

参画したチームはPR TIMESを無償で活用できる他、PR TIMES主催の勉強会への参加などが可能です。


■参画チーム
Jリーグ 所属チーム(9チーム)
FC東京、FC町田ゼルビア、ガンバ大阪、清水エスパルス、湘南ベルマーレ、セレッソ大阪、東京ヴェルディ、栃木SC、ベガルタ仙台
 ※リーグ内順序は五十音順

Bリーグ 所属チーム(15チーム)
秋田ノーザンハピネッツ、アースフレンズ東京Z、アルバルク東京、茨城ロボッツ、愛媛オレンジバイキングス、京都ハンナリーズ、三遠ネオフェニックス、サンロッカーズ渋谷、千葉ジェッツ、西宮ストークス、横浜ビー・コルセアーズ、ライジングゼファー福岡、琉球ゴールデンキングス、リンク栃木ブレックス、レバンガ北海道
 ※リーグ内順序は五十音順

まずは知ってもらうきっかけ作りが重要

発表会の後にアルバルク東京の林邦彦代表と湘南ベルマーレの水谷尚人代表に、SPORTS TIMES発足についてどのような期待があるか等、インタビューしました。

アルバルク東京の林邦彦代表は、SPORTS TIMESで発信していきたい部分について、次のように話しました。

もともと企業クラブだったので、それまでは社員の士気向上などに根ざしてきた活動が多かったのですが、プロチームとしては、もっと別の目的を持って行かなければなりません。例えば、ホームアリーナの移転がありましたが、多摩地域のお客様にどう接点を作っていくかというのが課題としてあります。今回の取り組みでは、試合の結果など、バスケットボールの表面的な面白さだけでなく、裏側の楽しみ方なども広く発信していけたら良いと思います。試合に来ていただければ、楽しんでいただける自信はあるので、まずは扉を叩いてもらえるきっかけ作りをしていきたいです。

また、これまで自社で行なっていた広報と、SPORTS TIMESとの取り組みとの違いについては、広くたくさんのチームが参画しているこその強みを感じているそうです。

どうしても自社広報となると、我々が出したいと思っているものの発信が多くなってしまいます。お客様やファンが欲しい情報はどんなものかを、現場で聞くようにはしているものの、発信過多になりがちです。SPORTS TIMESで他のチームの事例を聞いたりすることにより、お客様がリリースに対してどのような反応をしているのかを検証することが重要だと考えています。

そして、SPORTS TIMESに配信された記事は多くのメディアにも配信されますが、いかに話題を作り注目してもらうかという点についても語りました。

メディアの枠は限りがあります。他のニュースと比較して取り上げてもらう価値を我々がいかに作っていけるかを考慮しなくてはなりません。「枠」の獲得という意味では、世間にそのクラブに関心を持ってくれている人がどれくらいいるかが指標になると思いますので、認知度をもっともっと上げていきたいです。その意味で、昨年Bリーグで優勝できたのは大きな出来事でした。ニュースになることで知ってもらう、知ってもらった後に試合だけでなく、その前後にあるイベントなども楽しんでもらい、ファンになってもらう。そういったエンターテイメントを作っていければと考えています。

PRのノウハウを展開してもらい、より広く届ける

湘南ベルマーレの水谷尚人代表はより情報を伝えていきたい層について、大学生への注力、そして、サポーターだけでなく、まだベルマーレに興味を持っていない人々をあげました。



若い層を取り込みたいと考えています。大学生の来場者が増えていないので、アプローチをしていきたいです。そして、サッカーを伝える以外にも、色々なイベントをやっているクラブということを伝えていきたいです。また、ベルマーレは、サッカーだけでなく、ビーチバレー、トライアスロン、フットサル、自転車、セブンズラグビーなど他のスポーツもやっていて、活躍もしているので、そういった部分も広めていきたいです。

広報に限らず、ベルマーレの社員はサポーターとの距離が近く、よく会話をします。そのため、サポーターの声はよく聞こえるし、サポーターに向けた発信はできている部分ではあると思っていますが、まだ我々に興味を持っていない人に向けてはどう発信していくか、あまり取り組めていません。でも取り組まなくてはいけない部分です。より多くの人に見てもらうことで新しい展開や広がりがありますからね。

PR TIMESとの取り組みでは、湘南ベルマーレが行うスタジアムウエディングの事例を上げて、ノウハウを教えてもらい、より広く効果を感じることができたと話しました。

チームのサイトに掲載した告知は、スポンサー活動の一環でスタジアムでウエディングができることを告知しただけでしたが、PR TIMESのリリースでは、色々教えていただきながら、”ウエディングをスタジアムでできる”とウエディングに重きを置いたリリースが出来上がりました。これがサッカーだけでなく色々なメディアに取り上げてもらうきっかけになりました。

やる気の篠原社長「月1回取材合宿や!」

1日社長として登場した篠原信一氏もスポーツの魅力を広く伝えていくことに意欲的な姿勢を見せました。



プロのスポーツももっと知ってもらいたいですが、マイナースポーツやパラスポーツはまだまだ知られていませんからね。まさに金の卵である子供たちにも広く伝えていきたいです。それで子供がやりたいスポーツの選択肢が増えていくことは、日本のスポーツ界の底上げになると思います。

PR TIMESの山口拓己代表から、1日社長だけでなく、今後もスポーツ顧問として情報発信をしてほしいとのオファーがあると、やる気満々の表情を見せました。

月1回合宿や!大会などに行って、情報を発信させて頂ければと思います!私も実際どんな競技があるのか知らないところもあると思うので、選手の声を聞いて情報発信していきたいです。

オリンピックに向けて国内のスポーツ環境も盛り上がりを見せていますが、SPORTS TIMESの発足で、チームや競技団体の情報がより届きやすい形で発信されていくことになりそうです。

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