さわかみ関西独立リーグ 開幕情報

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さわかみ関西独立リーグ 開幕情報

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今季からネーミングライツを導入し、リーグ名を「さわかみ関西独立リーグ」と改称しました。さわかみ関西独立リーグも他のリーグと同様コロナ禍の影響を受け、開幕が延期となっていましたが、6月13日に開幕しました。

開幕後、同リーグ4球団のうち兵庫ブルーサンダーズは6月中、和歌山ファイティングバーズは当面の間は無観客での試合開催ですが、大阪府下に本拠地を置く06ブルズと堺シュライクスの2球団は条件付きでの有観客試合を行っています。今回は、開幕直後のさわかみ関西独立リーグを紹介します。

TOP写真:南港中央野球場

待ちに待った開幕戦

堺シュライクスマスコット「ライパチ」

堺シュライクスのホーム開幕試合(和歌山ファイティングバーズ戦)は、6月14日の正午から大阪市の南港中央球場で開催されました。同球場は昨季終了後に人工芝が全面張り替えられ、鮮やかな緑色が目につきます。

この試合は条件付きでスタンドはファンに開放されました。その条件とは、120名に限り入場時に検温(37.5℃以上は入場不可)、アルコール消毒、マスク着用及び大阪のコロナ追跡システムに登録するというものです。これに先立って同球団公式HPで開幕戦入場券が販売されました(開幕戦に限っては前売り販売のみ)。

開門時に入場を待つ20~30人のファンの列ができたものの当日は混乱はありませんでした。ファンの表情には球場での試合観戦を待ちわびたといった雰囲気も漂っていました。

当日は100人余りのファンが入場。120人までという入場制限がなされているため、観客同士が近づかないよう距離を取って座ることができます。また、堺シュライクスのファンは、鳴り物は使わず声も出さず手拍子のみで応援を続けました。コロナが収束するまでの間、このような応援スタイルがスタンダードになるのかもしれません。

東大阪市でも開幕戦

6月24日、ラグビーのメッカでもある東大阪市花園でも球音が聞かれるようになりました。この日の花園球場は堺シュライクスを迎えての一戦が06ブルズにとってホーム開幕戦になりました。

この日は先着130名限定ながらスタンドに観客を入れての試合です。入場時に検温(37.5℃以上は入場不可)、アルコール消毒、マスク着用及び大阪のコロナ追跡システムに登録という条件は堺シュライクスの主催試合と同じです。平日のデーゲームにもかかわらず30~40人程の熱心なファンが訪れ、試合を見守りました。

夏季のデーゲーム、熱中症にも注意

6月14日の大阪市の日中の天気は、湿度も高く時おり晴れ間ものぞき気温は30度まで上昇しました。さらに同23日は、大阪地方の天気は快晴、気温は32度まで上がりました。

コロナ対策とはいえこのような天候の中で常時マスクを着用するとなれば熱中症のリスクはかなり高くなると筆者は感じました。

7月10日以降、各地の球場でも試合が観戦できるようになりますが、これからの季節に野球観戦をする場合、とりわけデーゲームの場合はこまめな水分補給のほかにも適度に日陰で休憩、もしくは近くに人のいない場所で適時マスクを外すなどの熱中症対策が必要になってくるでしょう。体調管理を行いつつ、野球を楽しく観戦したいものですね。

開幕直後の動き

06選手の幟が並ぶ花園球場

例年なら前後期制でのシーズンになりますが、今季は開幕が大きく遅れたこともあり一シーズン制になっています。

今季開幕後に好スタートを切ったのは発足2年目の堺シュライクスです。4試合で負けなしの4勝です。これに続くのが06ブルズと和歌山ファイティングバーズのそれぞれ1勝。これに対して兵庫ブル―サンダースは3試合で勝ち星なしの3敗と明暗が分かれた形です。

しかし、シーズンは始まったばかりですので、首位争いはまだまだどうなるのか分かりません。9月14日の公式戦終了まで約3か月にわたって熱い戦いが続きます。

また、7月8日には大阪市のオセアンバファローズスタジアム舞洲で13時からオリックスバファローズ二軍との交流戦も予定されています。但し、無観客での試合開催になります。NPBのチームとの試合を通してレベルアップも期待したいところです。

今シーズン、各チーム展望

堺シュライクス 吉田亘輝投手

堺シュライクスの好調の要因として、エースの吉田亘輝投手の存在があげられます。開幕戦の和歌山ファイティングバーズ戦で先発し8イニングスを投げ、僅か3安打無失点と堂々とした内容でした。

6月23日の06ブルズ戦でも先発し、この日は126球で完投しました。相手打線に本塁打を含む13安打を浴び4点を失うも味方の打線の援護もあり、最後まで投げ切りました。鶴巻璃士選手、樋口勇次選手といった主力打者が開幕以降当たっており、投打が噛み合っている点が最下位に終わった昨シーズンとは異なるところです。

06ブルズは、昨季は首位争いを熾烈に行うなど勢いはあったものの、やや出遅れた感があります。今季は阪神タイガースや四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズでもプレーした桜井広大氏がコーチに就任しました。花園でのホーム開幕戦では草間サトル投手が先発、一時は堺シュライクスに1点差まで追いつくも走者を進めることができずやや元気がありません。投打が噛み合えば面白い試合をしてくれるはずです。

和歌山ファイティングバーズは、ルートインBCリーグでもプレーした生島大輔選手がコーチ兼任で在籍しています。今季34歳のベテランだけにグラウンドでも貫録があります。筆者個人的には生島選手の活躍が見てみたいです。

最後に、昨季は06ブルズと首位争いを繰り広げ関西独立リーグを制した兵庫ブルーサンダーズですがm今季はまだ勝ち星がありません。どこまで持ち直してくれるかでリーグ全体が面白くなります。期待したいところです。


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