国体にトライアスロン、ビーチバレー、水球女子など導入 東京五輪を目指して
WATCH国体にトライアスロン、ビーチバレー、水球女子など導入 東京五輪を目指して
日本最大の都道府県対抗のスポーツ大会・国民体育大会(国体)に、夏季オリンピックの競技や種目を段階的に導入していくことが明らかになりました。これは3月13日に開かれた国体委員会で話し合われたもので、2020年開催の東京オリンピックに向けた選手の育成や競技力の向上が目的です。
国体に導入が決まった競技や種目は、ビーチバレー男女、トランポリン男女、トライアスロン男女、オープンウォータースイミング男女、水球女子、ボクシング女子、レスリング女子、重量挙げ女子、自転車女子、ラグビー女子。今年10月開催の「長崎がんばらんば国体」から順次導入し、体制が整えば2016年開催の「希望郷いわて国体」から正式競技に採用する見通しです。
長崎がんばらんば国体では、正式競技として陸上競技や水泳など37競技を実施する他、公開競技として高等学校野球とトライアスロンを開催します。さらにデモンストレーションスポーツ行事として、3B体操、パラグライディング、ペタンク、雲仙アヅマクロス、アクアスロン、マリンスポーツ、ターゲット・バードゴルフ、綱引き、グラウンド・ゴルフ、ビリヤード、けん玉、お手玉、パワーリフティング、スポーツチャンバラ、ソフトバレーボール、ゲートボール、歴史探訪ウォーキング、ジュニアソフトテニス、ドッジボールの19競技が行われる予定です。
同国体では一層の盛り上がりに向けて、広報活動を担う「がんばらんば隊」や運営ボランティアの募集、がんばくん募金などが行われています。新競技と合わせて参加しがいのある大会となりそうです。
flickr_Ed Young,Yvan Musy