体操・塚原直也選手が全豪体操選手権を連覇 2016年リオ五輪出場なるか
WATCH体操・塚原直也選手が全豪体操選手権を連覇 2016年リオ五輪出場なるか
男子体操の金メダリスト塚原直也選手がオーストラリアで活躍しています。
1996年から2000年にかけての全日本選手権5連覇、2004年アテネオリンピックの団体総合で金メダルを獲得するなど、輝かしい実績を誇る塚原選手は、親子2代の体操選手としても有名です。
父親である塚原光男選手(1976年モントリオールオリンピック金メダルなど)の後輩がオーストラリアのブリスベンにいたことが縁となり、塚原選手は2009年からオーストラリアに体操留学を開始、日本とオーストラリアで若手選手の指導をしながら、現役を続けています。
2012年ロンドンオリンピックにオーストラリア国籍での出場を目指していた塚原選手でしたが、滞在日数が不足するなど、手続きが間に合わずロンドンオリンピック出場はなりませんでした。
しかし2013年4月にオーストラリア国籍を取得すると、直後の7月に行われた全豪体操選手権で優勝。また今年5月23日に行われた全豪体操選手権でも個人総合、種目別つり輪、平行棒の3冠に輝き、この夏、イギリスのグラスゴーで開催される英連邦大会にオーストラリア代表として出場することが決まりました。
塚原選手は、2016年のリオデジャネイロオリンピックには「僕が現役のうちに出られれば最高ですね」と発言しています。
野球では中日ドラゴンズの山本昌投手が48歳、サッカーでは横浜FCの三浦知良選手が47歳で活躍しています。また41歳ながらソチオリンピックのスキージャンプでメダルを獲得した葛西紀明選手は「レジェンド」と呼ばれています。もし塚原選手がリオデジャネイロオリンピックに出場するとすれば39歳です。塚原選手の健闘を期待しましょう。
photo by flickr_Rick McCharles