憧れのアイドルみたいに。社会人からのバク転教室
DO憧れのアイドルみたいに。社会人からのバク転教室
バク転と言えば、あの有名男性アイドルグループの方々を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? そして過去に思ったはずです。バク転ができればモテるのだと…。
しかし気づけばもう社会人。そんな夢はとっくに諦めている、なんて方に朗報です。
社会人でも習えるバク転教室があるんです!
いざ、「初心者のためのバク転講座」へ!
バク転講座の案内によると「健康でエネルギッシュな方なら男女問わずどなたでも、バク転を初歩から教えます。必要なのは運動着だけ。」とのこと。こちらの講座の講師、野田貴志先生がそもそも超エネルギッシュな方でした。
野田先生のプロフィールには『知的体力と身体体力を兼ね備えた細マッチョ東大生』とあります。なんと現役東大院生なのです。
言葉は悪いですが、「脳味噌筋肉」なんて言葉がありますね。しかしこの先生は頭もキレッキレなのです。
また、超アクロバティック版の空手のような武道『躰道(たいどう)』の有段者でもあるとのこと。そしてフレッシュかつ爽やか。天は二物以上のモノを与えているようです。
バク転までの道のりは、それなりに長い
募集は、20〜30代の方々を推奨としていますが、体力に自信がある方なら誰でも参加可能。
過去には50代の女性を教えたこともあるそうです。
実際に私が講座を受けた日も、参加者の年齢、性別はバラバラでした。
参加者の中には、「普段は弁護士をしていますが、バク転をするのが長年の夢でした!」なんて方もいました。
明るい先生のもとそれぞれ自己紹介を終え、全員で声を掛けながら準備体操。中学生時代以来の前転・後転をしたり、部活のときのウォーミングアップのようなことを声を出しながらやったり、ワイワイと楽しく準備をしてバク転に備えます。
まず教えてもらったのが、バク転をするときの腹筋の使い方です。バク転は足を振り上げて、足で着地するので、下腹部の筋力が重要です。これを実感したのが、背中を合わせて行うバク転体験です。
先生の背中に乗り「せーの!」の掛け声で足を振り上げて、手を着き、一回転。上体腹筋ではなく、足上げ腹筋のような動きです。
この練習によって、まだ始まったばかりにも関わらず、バク転のイメージを掴むことができました。
スポーツをする上で、イメージトレーニングは非常に重要です。イメージを頭と体に覚え込ませることで実現しやすくする。バク転体験でイメージと自信が出てきたところで、お次は背打ち(バックジャンプ)の練習です。
ただマットに後ろ向きのジャンプをするという地味な動きなのですが、これが意外と難しい。上に飛ぶのではなく後ろにおもいっきり体を投げ出します。私はバレーボールをしていたからか、終始上に飛んでいました(笑)。
その後は、マットではなく、先生に向かってバックジャンプの練習です。
「え? 人に向かって飛び込んで倒れないかな?」
と心配になりましたが、体の大きな男性参加者でも、先生はしっかりキャッチしていたので安心です。
いよいよ運命のとき…。レッツ、バック転!
大分バク転の動きに慣れてきたところで、先生とアシスタントの方が写真のように腕を組んだところへバク転ジャンプをして、二人が体を返してくれるゆりかごという動きを練習します。
この動きを何度も何度も繰り返します。回数を重ねるごとに自信がつき体を思いきりよく預けることが出来るようになってきます。
そして、いよいよバク転!
とは言っても、この2時間では神に選ばれた人ぐらいしか、自力でバク転はできないとのこと。先生とアシスタントの方が腰の部分だけ補助してくれ、できそうな人には一人補助でチャレンジします。
恐怖心に負けず自分の後方足元に手を伸ばします。補助があるとは言え、まるで自分でバク転をしているかのような感覚を味わうことが出来ました。
1人でバック転はできなかったけれど
完璧にマスターするには、1回ではなく、あと2、3回は講習を受けないとできないとのこと。
でも始める前は「バク転なんて自分ができるわけない!」と思っていたのに、あともう少し練習すれば、絶対にできるようになるという確信が持てました。
バク転以外でも、今からチャレンジ出来ることがたくさんあるかもしれないと思えたのが一番大きな収穫でした。
バク転へのチャレンジが、色々なことにチャレンジしていく前向きな気持ちを与えてくれたような気がします。
自分への挑戦を味わうことが出来、しかもバク転という夢が叶えられるかもしれないこの講座。
みなさんも是非体験してみてください!
INFORMATION
野田貴志先生の教えるバク転講座は都内で定期的に行われています。
詳しくはこちら。