東京初のパデルコート『パデル東京』が12/3にオープン!

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東京初のパデルコート『パデル東京』が12/3にオープン!

スポーティ

以前Sportieでも取り上げた、スペイン発祥のスポーツ『パデル』。まだ日本ではコート数が少なく、聞いたことがないという方は多いでしょう。

しかしそんなパデルが、これからもっと身近になってくるかもしれません。今年12月3日(土)、東京都内初となる『パデル東京』が東京都練馬区にオープンしました。

▼過去記事
2013年に国内上陸!スペインの国民的スポーツ「パデル」とは!?

パデルって、どんなスポーツ?

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今回私はオープン前のプレス向け発表会に参加。その際、実際にできたばかりのコートでパデルをプレイさせていただきました。パデルには、ウレタン素材で作られた専用ラケットを使用します。テニスと異なりガットがないので、張り替えなど手間がありません。

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ボールを返す際に鳴り響く「スコーン!」という音は、まさに爽快!天候に恵まれたこともあり、非常に清々しく身体を動かせました。

パデルはテニスとスカッシュを合わせたようなスポーツ。コートを囲む壁に跳ね返ったボールを打ち返したり、あるいは、わざと壁に当てて相手コートへボールを返したりできます。この“壁打ち”はなかなか難しいのですが、少し教えてもらうと、ラケットスポーツ初心者な私でも返すことができました。

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ダブルスが基本となるため、4人揃わなければゲームができません。しかし子供から大人まで簡単にプレイできるので、家族・友人とも気軽に楽しめるのではないでしょうか。ちなみにラケットは、少し小さい子供用もあるそうです。

目指すはアジアNo.1!パデル市場を切り拓く

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イベントでは施設運営を手がける株式会社Padel Asia代表・玉井さんをはじめ、多くの関係者の方々から挨拶や事業説明等が行われました。日本では、まだまだ市場の確立していないパデル。玉井さんはそれに対して、

「施設数を増やすと共に国内、そしてアジアでのパデル市場を開拓し、アジアNo.1を目指します!」

と意気込みを見せました。スペインでは既にテニスを大きく上回る競技者人口を持つスポーツであり、アプローチ次第で、日本国内でも可能性を秘めていることでしょう。パデル東京の設立は、そのための第一歩です。

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なお、パデル東京の立ち上げにはクラウドファンディングが利用され、その支援金によって実現しました。コートの壁には、実際に支援を行なったサポーターの名前がずらり。ここからも、パデルに対する期待値が伺えます。

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市場開拓に向けては、やはり世界大会などで活躍できるような選手育成も欠かせません。パデル東京にはコーチも滞在し、初心者でもプレイ方法などしっかり教えてもらうことができます。趣味としてのスポーツはもちろん、本格的なプレイヤーとしてパデルに取り組みたいという方もウェルカム。このパデル東京から、もしかしたら日本代表選手が誕生するかもしれません。

今後はパデル東京で経験・ノウハウを蓄積しつつ、それをもとに他エリアへも施設を広げて行く予定とのこと。テニスとの親和性が高く、しかしコート面積は半分で済むということから、テニスコートをパデルコートに入れ替えるというニーズも増えてきそう。直営だけでなくフランチャイズ展開も視野に入れており、どのようにパデルが国内で広がって行くのか注目したいところです。

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ちなみにパデルといえば、一緒に行う南米風バーベュー『アサード』も楽しみの1つ。実際、玉井さんも最初は、このアサードに惹かれてパデルに出会ったそうです。残念ながら現時点でパデル東京にアサードサービスはありませんが、イベントではたくさんの肉やお酒などが振舞われました。身体を動かして、さらにお腹も満たす・・・このスタイルは新しいかもしれません。

都心からのアクセスも良好な立地

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パデル東京は、善福寺公園テニスクラブ内にオープンしました。最寄駅は西武新宿線・上石神井駅(徒歩約10分)。新宿駅から30分以内となり、アクセス環境は良好と言えでしょう。そのほか、JR中央線の荻窪駅・吉祥寺駅などかえらバスでも行くことができます。

「パデル、面白そう!」

という方は、まず一度試してみてはいかがでしょうか。ここで、新たな趣味が見つかるかもしれません。

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