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マンチェスター・ユナイテッドとアーセナル。2000年代初頭、プレミアリーグはこの2つのクラブによってその覇権を争われていました。ファーガソンとベンゲル。三冠達成と無敗優勝。そして、ロイ・キーンとパトリック・ヴィエラ。そんな最高のライバル関係にあった両クラブのキャプテンが対談し、お互いのキャリアや衝突した過去について振り返るドキュメンタリーが『キーンとヴィエイラ：最高のライバル』です。この映画が2月11日から始まるヨコハマ・フットボール映画祭2017にて、日本で初めて上映されます。

まさに宿敵なキーンとヴィエラ

マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルのサポーターは必見のこの映画。
映画内では、これまでの乱闘事件について語り合う場面があるほか、ロイ・キーンとパトリック・ヴィエラの2人で歴代ベストイレブンを決めるシーンもあります。2人がどんな選手を選んだのかは映画祭で確認してみてください。

今回の映画祭では、なんとそれぞれのクラブのサポーター限定の上映会も行われます。参加することを検討しているサポーターは上映日を間違えないよう注意してください。肩身の狭い思いをすることになります。笑

2/12[日] 11:00〜
2/15[水] 19:40〜(アーセナルサポーター限定)
2/16[木] 20:25〜(マンチェスターＵサポーター限定)

ドキュメンタリーを中心に様々なサッカー映画を上映

さて、今回『キーンとヴィエイラ：最高のライバル』が上映されるヨコハマ・フットボール映画祭は、今回で7回目の開催。毎年100本近く製作される世界のサッカー映画から、日本のサッカーファン、映画ファンに見てもらいたい作品をピックアップして上映しているそうです。（公式サイトより）

映画祭では、『キーンとヴィエイラ：最高のライバル』以外にも魅力的な作品がたくさん上映されます。
同じドキュメンタリー作品では、東日本大震災により被害を受けたベガルタ仙台が、東北地方に希望を与えるべく戦ったシーズンを追った『勇者たちの戦い』や小中学生のマーチングバンドのサッカーを通じた交流を通して被災地の今を伝えた『MARCH』といった日本を題材にしたものから、ネパールの奥地に暮らし、メッシのように崇拝される少女の物語である『スナカリ』やリオパラリンピック・ブラインドサッカーブラジル代表選手に迫る『Who I AM リカルディーニョ』のように世界を題材にしたものまで。

ネパールの少女たちを題材にした『スナカリ』は海外で数多くの賞を獲得しています。

なかでもFCバルセロナ自らが監修した公式ドキュメンタリー『BARCA DREAMS ～FCバルセロナの真実』やドイツ・ブンデスリーガの若手監督を追った『Trainer!』は、欧州サッカーの裏側を垣間見ることが出来るため、普段映画を見ないようなサッカーファンにもオススメです。

メッシ、シャビ、イニエスタら選手や関係者の証言も交え、 “世界No.1”と評されるに至ったバルサの真実を解き明かす『BARCA DREAMS ～FCバルセロナの真実』

若きドイツ人監督のリアルな日常に密着した『Trainer!』には、クロップ監督も登場

SMAPメンバー全員が出演する『シュート！』の上映も！

ヨコハマフットボール映画祭2017のオープニングは、昨年惜しまれながらも解散したSMAPメンバー全員が出演する『シュート！』が上映されます。

1994年に公開された本作は、SMAP“6人”が全員で出演している唯一の映画で、さらにV6・井ノ原快彦や長野博、KinKi Kidsも出演。豪華出演陣はファン必見です。

天才的サッカープレイヤー・久保嘉晴（木村拓哉）に憧れて掛川高校サッカー部に入部した田仲俊彦（中居正広）が、仲間とともに全国大会を目指す物語。サッカーに打ち込む高校生たちの熱き青春を爽やかに描く。

大人気サッカー漫画「GIANT KILLNG」と同じ原作者の映画も公開！

ドラマ作品ではそのほか、ペレのサッカー人生を題材にした『ペレ 伝説の誕生』古巣の弱小チームで再起を賭けることにした元日本代表の奮起を描く『U-31』を上映。『U-31』の原作者である綱本将也は、大人気漫画「GIANTKILLING」で原案・取材協力を務めていることでも知られています。

『U-31』は、ジェフユナイテッド市原・千葉の25周年を記念し制作された映画。同クラブが全面協力しています。

サッカーファンなら楽しめること間違い無しのヨコハマ・フットボール映画祭2017。この映画祭でサッカーの知らない一面を見つけてみてはいかがでしょうか？