サッカー映画でW杯を先取り! ヨコハマ・フットボール映画祭2014

サッカー映画でW杯を先取り! ヨコハマ・フットボール映画祭2014 WATCH

サッカー映画でW杯を先取り! ヨコハマ・フットボール映画祭2014

スポーティ

ワールドカップイヤーの今年、普段は知らない国のサッカーにもっと触れてみたい! と思うサッカーファンも多いのではないでしょうか。そんなあなたにオススメなのが、横浜みなとみらいのブリリアショート・ショートシアターで行われるヨコハマ・フットボール映画祭2014。今年で4年目を向かえるミニシアター系の映画祭です。上映されるのは日本未公開作品や劇場未公開作品など9作品、もちろんすべて「サッカー映画」です。

ロベルト・バッジョも出演「ロスト・ワールドカップ-消えた1942年大会-」

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ブラジル代表の強さの秘密を暴く

今年のワールドカップ開催国であり、もちろん優勝候補であるサッカー大国ブラジル。そんなブラジル代表の中心選手ネイマール、サッカー界の“王様”ペレ、三浦知良選手なども在籍したことのあるブラジルリーグの名門クラブサントスFC。彼らがクラブ愛を語る「サントス-美しきブラジリアン・サッカー-」を見ればブラジルのサッカーがなぜ強く美しいのかが分かるでしょう。

ブラジルW杯MVP最有力候補ネイマールの貴重な証言「サントス-美しきブラジリアン・サッカー-」

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字幕は自前?! 日本初上陸のサッカー映画

「インドネシア・コネクション ―サッカーを蝕む男たち―」はその名の通りインドネシアサッカー界を舞台にしたサスペンス。チームのマスコットガールによるミスコンで上位に入ると次のステージに進めるというサッカー大会を追った「ラブ・セレソン お姫様と11人の選手たち」、FIFAの歴史に載っていないワールドカップを新発見のフィルムで蘇らせた「ロスト・ワールドカップ-消えた1942年大会-」、など他ではなかなか見られそうもない作品も多く上映されます。ヨコハマ・フットボール映画祭では国内に配給されないサッカー映画に、製作者の許可を得て独自で字幕を作成し上映しているのです。

珍しいサッカーサスペンス「インドネシア・コネクション ―サッカーを蝕む男たち―」

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ハンディキャップサッカーを知る

ヨコハマ・フットボール映画祭では毎年、ゲストを招いたり作品を上映したりとハンディキャップサッカーとのコラボレーションを行っています。今年上映されるのは「ブライドinブルー」。ワールドカップ後に開催される、知的障がい者サッカー世界大会に挑む日本代表に密着した作品です。

「日本代表激闘録」シリーズの中村和彦が撮ったもうひとつのワールドカップ「プライドinブルー」

「日本代表激闘録」シリーズの中村和彦が撮ったもうひとつのワールドカップ「プライドinブルー」

その他にも実在のスター選手の栄光と悲劇を映像美で描いた「サッカーに裏切られた天才、エレーノ」、内戦後の混乱する東ティモールで奮闘する少年チームの実話を映画化した「裸足の夢」、東西冷戦下での共産圏サッカーを貴重な証言で浮き彫りにする「クレムリンに立ち向かった男たち ポーランド代表 ベスト4の真実」など社会派作品もたくさん。

広島の国際少年サッカー大会を連覇した実在のチームの挑戦を映画化「裸足の夢」

広島の国際少年サッカー大会を連覇した実在のチームの挑戦を映画化「裸足の夢」

また優れた作品にはYFFFアワードが送られるなど、その熱気はハリウッドさながら。Jリーグ開幕、そしてワールドカップ開幕が待ち遠しいサッカー好きのみなさん、週末は「サッカー映画」で熱くなってみては?

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