東京2020オリンピック・パラリンピックの大会マスコットが決定!
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2018年2月28日、東京2020組織委員会は、東京2020大会マスコットの投票結果を発表し、マスコット候補「ア」を採用作品として決定しました。マスコットの投票には、日本全国の小学校、海外の日本人学校など、合計1万6千校以上・約20万学級の児童たちが参加しました。各案の投票結果は以下の通りでした。
ア:109,041
イ:61,423
ウ:35,291
マスコット候補「ア」のプロフィール
オリンピックマスコット(画像左側)
伝統と近未来がひとつになった温故知新なキャラクター。
伝統を大切にしながら、つねに最新情報もキャッチしています。
正義感が強く運動神経バツグンで、
どんな場所にも瞬間移動できます。
伝統の市松模様と近未来的な世界観から生まれました。
パラリンピックマスコット(画像右側)
桜の触角と超能力を持つクールなキャラクター。
いつもは物静かなのに、いざとなるとパワフル。
強い信念と自然を愛する優しさがあり、
石や風と話したり、見るだけで物を動かせます。
市松模様と桜を力強く表現して生まれました。
作者はベネッセのチャレンジタッチ ナビゲートキャラ「ニャッチ」や、博多警察署・博多防犯協会「いかのおすし」などを手がける、キャラクターデザイナー・イラストレーターの谷口亮さんです。1997年、カリフォルニア州Cabrillo CollegeをArt Majorで卒業し、帰国後、オリジナルキャラクターの制作を開始しました。路上でキャラクターグッズを販売しながら人脈を培い今に至るそう。
小学生投票を通じて大会を身近に
投票に参加した小学校からは次のような声が寄せられました。
子どもたちがオリンピックやパラリンピックをより身近に感じられる投票になったと思う。オリンピックのねらいやパラリンピックの理念を学ぶことで、国際平和や人権学習にもつながる機会となった。(徳島県鳴門市里浦小学校)
宮田亮平マスコット審査会座長は決定に際して、次のようにコメントしました。
東京2020大会のマスコットのデザインがついに決まりました。この決定は、特に日本にとって、とても重要な役割を果たします。競技会場や街中、そしてテレビなどで、マスコットたちと会えることが、今から楽しみで待ちきれない思いです。子供たちは、日本の伝統とイノベーションを体現したマスコット案を選びました。東京と日本が持つ先進性と伝統が融合し、調和したとき、イノベーションが生まれることを意味する“Innovation from Harmony”という東京2020大会のブランド開発方針に合ったベストな選択であると確信しています。
惜しくも落選した候補はこちら
東京2020オリンピック・パラリンピックまであと2年半!マスコットの名前は、公募ではなく、専門家に業務委託し、その中から複数案をマスコット審議会で検討するとのこと。2018年夏には決定し、公表される予定です。