富士SUPER TEC24時間レースを家族みんなで楽しもう!

富士SUPER TEC24時間レースを家族みんなで楽しもう!
世界ではフランスのル・マン24時間耐久レースやベルギーのスパ・フランコルシャン24時間レース、アメリカのデイトナ24時間レースという歴史のある24時間レースが今も続いていますが、昨年日本でも富士スピードウェイで24時間レースが開催されました。
国内では10年ぶり、富士での開催に至っては50年ぶりとなった24時間レースですが、久々の開催に多くのレースファンが現地で観戦しました。
そして今年も5月31日から6月2日にかけて富士スピードウェイで24時間レースが開催されます。今回は、24時間レースについてやレースの楽しみ方について紹介します。
メイン写真 photo by Takayuki Suzuki
富士SUPER TEC 24時間レースとは?
7月6日(金)23時より「スーパー耐久 富士24時間~伝説よ、再び。 挑戦者たちの24時間~」が、BS TBSで放送されます。いくつかのチーム、来場者の皆さんを追いながら、レース番組とは一味違った視点の24時間レースをドキュメンタリーで伝えます。ナレーションは俳優としても活躍する田口トモロヲ氏。 pic.twitter.com/cKN1NiWjaw
— 【公式】ピレリスーパー耐久シリーズ(S耐) (@SuperTaikyu_STO) 2018年6月21日
富士SUPER TEC 24時間レースは、スーパー耐久シリーズの一戦に数えられ、去年から復活した24時間レースです。スーパー耐久とは、市販車をベースにした車で行われる日本最大級の耐久レースです。
レース専用マシンで行うレースや、SUPER GTのように大幅な改造を施したマシンで争われるレースとは違い、スーパー耐久は、レギュレーションで市販車を使うことが定められ、尚且つ改造範囲は厳しく制限されています。私たちが普段生活している中で目にする車たちがレースを行なっているので身近に感じられるでしょう。
スーパー耐久は、市販車を規定に沿った改造をすれば参戦できてしまうので、自ら車両を製作し参戦するプライベーターも参加しやすいのです。スーパー耐久の目的であるアマチュアレーサーが参加しやすい環境が整えられている仕組みになっています。
元々アマチュアレーサーの参戦を促すためのレースでしたが、現役のプロドライバーも参戦しており、レースのレベルはかなり高いです。スーパー耐久は、「ST-Xクラス」という一番速いマシン達が走るクラスから、「ST-5」という一番排気量が小さく遅いマシンが走るクラスまで8クラスにクラス分けされています。
50台以上のマシンが一斉にスタートを切るのは、観ていて圧巻の一言!それぞれのクラスが他のクラスが抜きながら、抜かせながら繰り広げるバトルは見どころ満載です。
そんなスーパー耐久のマシンが富士スピードウェイで24時間に渡ってレースを行います。
24時間レースということは、夜間走行があります。大きなエンジン音を小さくする消音対策が義務化されたことにより近隣住民からの理解が得られたのです。
通常のレースでは、追越し禁止などのオフィシャルの指示は、コースマーシャルが旗を振って知らせます。しかし夜間では、旗が見えないので、コースポストにデジタルフラッグが設置されました。さらにコース脇には照明が設置されたことにより、ドライバーも観客も識別しやすい環境が整えられ、参加者全員がレースを楽しめるようになりました。
安全対策もしっかり対応したことにより、昨年10年ぶりの開催となりましたが、24時間レースは大成功に終わりました。
富士SUPER TEC 24時間レースの見どころは?
おはようございます☀スーパー耐久シリーズ公式テストが始まりました✨本日のテスト走行は10:10〜11:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00/18:30〜20:30となっています☝️ https://t.co/JmCQnIQFUH #S耐 #富士スピードウェイ pic.twitter.com/sR1lM1izKf
— 富士スピードウェイ / FSW (@fswpress) 2019年5月8日
耐久レースでは、通常のレースより楽しみ方がたくさんあります。通常のレースですと1時間半から2時間なので、どうしても同じ場所での観戦となってしまいます。しかし24時間レースは長時間レースが行われますので、一ヶ所だけではなく、様々な観戦エリアに移動してレースを楽しむ事ができます。場所によってマシンの見え方が全く違いますので、コース毎にマシンの動きを観察するととても面白いです。
さらにレースではおなじみピットウォークも忘れてはいけません。ピットウォークはレース前にピットロードを解放し憧れのドライバーやチーム関係者、レースクイーンと交流できるイベントです。
サインをもらったり写真撮影、チームのオリジナルグッズが貰えるなどファンにとってたまらないイベントです。初めてレースに行かれる方は、推しのドライバーやチームを作ることをオススメします。レース中の応援が楽しくなりますし、実際に応援しているドライバーとの交流は記念になりますのでお気に入りのドライバーを見つけてみてください!
耐久レースでは予測不可能なレース展開も魅力です。レースが長ければ長いほど不確定要素が増え、思わぬ展開が起こる事がよくあります。マシンのトラブル、天候の急激な変化など誰も予想し得ない事が起こってしまうのも耐久レースですので、最後の最後まで何が起こるかわからないドキドキワクワクを楽しんでください。
耐久レースは家族みんなで楽しもう!
レースを観ながらキャンプを楽しもう😄🎶
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詳しくはこちら!https://t.co/A1NnhKv7Bx#富士スピードウェイ #キャンプ #アウトドア #snowpeak #coleman pic.twitter.com/0juWjqMYFg— 富士スピードウェイ / FSW (@fswpress) 2019年5月9日
耐久レースならではの楽しみ方は、何と言ってもキャンプ!富士スピードウェイには、観客席だけではなく芝のエリアがあります。この芝のエリアはテントの持ち込み、設営、宿泊が可能なのです。ルマン24時間耐久レースやスパフランコルシャン24時間レースなど世界の有名な耐久レースでも観客はテントを設営してBBQや焚き火、ドラム缶で作ったお風呂など、様々な楽しみ方でレースを観戦しています。
24時間ものレースをひと時も目を離さずに観戦するのは大変です。しかし長い時間行われるレースは、レースだけに集中する必要もないのです。疲れたら睡眠をとり、お腹が空けばBBQで腹ごしらえ、子供たちと芝生を走り回って遊ぶのもOK!
耐久レースは気が向いたときにレースをみるといった気軽さが魅力です。サーキットが子供たちの遊び場にもなり、家族の思い出づくりの場にもなります。
最近ではレース観戦したことがないキャンプ好きの方が富士スピードウェイで行われるレースを訪れ、ひと味違ったキャンプをエンジョイしています。
レース好きの方だけではなく、アウトドア好きの方、家族でどこか遊びに行きたいと思っている方も楽しめるのです。トイレなどの施設が綺麗なのでキャンプ初心者の方でも気軽に楽しむ事ができますよ。
夜はヘッドライトを点灯したマシンが走り、普段のレースで味わう事ができない幻想的な雰囲気が味わえます。レースはもちろん家族みんなが楽しめるアウトドアイベントとしても楽しめる富士SUPER TEC24時間レース、いつもと違った楽しみ方でモータースポーツを満喫しませんか?
INFORMATION
■ピレリ スーパー耐久シリーズ2019 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース
http://www.fsw.tv/motorsports/race/07/
開催日:*5月31日〜6月2日
*5月31日は予選、6月1日、2日が決勝
開催場所:富士スピードウェイ 国際サーキット
主催:富士スピードウェイ株式会社 / FISCOクラブ(FISCO-C)
チケット情報
https://fswmotor.jp/1903st/
■スーパー耐久
https://supertaikyu.com/
年間スケジュール
https://supertaikyu.com/races/