ナイキ エア ズーム ペガサス 38いよいよ発売!中村匠吾選手も登場

ナイキ エア ズーム ペガサス 38いよいよ発売!中村匠吾選手も登場 DO

ナイキ エア ズーム ペガサス 38いよいよ発売!中村匠吾選手も登場

スポーティ

ファンランナーからエリートランナーまで、幅広いのランナーが愛用するペガサスシリーズ。今回様々な機能性がアップデートされ、ナイキ エア ズーム ペガサス 38がいよいよ登場します!

ナイキ メンバー向けに4⽉22⽇から発売し、その後4⽉29⽇よりNIKE アプリ、NIKE.COM、及び⼀部のNIKE 販売店などで⼀般発売となります。ジッパー開閉式のフライイーズ バージョンも発売。Nike By Youでお好みのデザインも可能になります。

今回は発売に先駆けてメディア向けに実施されたオンラインセッションの様子をお届けします。後半では東京オリンピックのマラソン日本代表に内定している中村匠吾選手も登場し、その魅力を語ります。

ナイキ エア ズーム ペガサス 38 新しくなった点と変わらない点

「あらゆるランナーのためのシューズ」として1983年に登場したナイキペガサスは、多くのランナーに信頼され、頼りになるシューズとしての評価を確⽴させてきました。38年経った今でも、ナイキ ペガサスは、ファンランナーからエリートランナーまで、幅広いランナーに愛⽤され、⻑い年⽉の中で少しずつイノベーションを進化させました。

今回新しくなったナイキ エア ズーム ペガサス 38 は、中⾜部のフィットを微調整し、⾜の下にバネのような弾みを適度にもたらすためにペガサス 37で採⽤していた前⾜部のズーム エア ユニットを引き続き活⽤しました。⾃分が思っていたよりも、もっと遠くまで⾛れたり、ハードなトレーニングができるように、安⼼して頼りにできるペガサスがアップグレードしました。

中足部に改良されたサポートシステムを採用

ペガサス 37 では中足部の4本のバンドが中で繋がっており、面で支えていましたが、今回は4本の独立したバンドを採用しました。これにより、シューレースの締め⽅によって⾃分の好みのフィット感を⽣み出すことができます。

独立したシュータン

シュータンはアッパーから独⽴して動く構造で、フォームも追加しています。

足あたりがよく通気性の高い素材

柔らかくて通気性のあるサンドウィッチ構造のメッシュ素材が、エリートから初⼼者まで全てのランナーに快適さと機能性を提供します。

つま先部分にゆとりのあるデザイン

ナイキ エア ズーム ペガサス 38 には、新しい⾜型を使⽤して、つま先部分のゆとりを増やしています。ペガサス 36 以前のモデルと似た履き⼼地に仕上がっています。

好評のソールは引き続き採用

ランナーのフィードバックで好評だったソール部分は変わらず、ペガサス 37 と同じ調整のミッドソールを引き続き使⽤。全⾯にナイキ リアクト フォームを使⽤することでクッション性と反発性を提供し、スムーズな体重移動を実現しています。前⾜部のズーム エア ユニットが反発性とエネルギーリターンを提供します。男性用と女性用で前足部のエアは調整されていて、ランナーからのフィードバックをもとに女性用は柔らかめの履き心地となるように設定されています。

エリートランナーからのコメント

ナイキ エア ズーム ペガサス 38 を着用しエリートランナーから以下のようなコメントが寄せられました。

鈴木 亜由子選手(東京オリンピック マラソン日本代表内定):フィット感とホールド感がとてもあり、足を入れてすぐに馴染みました。普段のジョグで使っていますが、安定感があるだけでなく反発性も感じられ、ジョグから少しテンポをあげても対応できるので、幅広いシーンで履いています。

一山 麻緒選手(東京オリンピック マラソン日本代表内定):前モデルと比べてもフィット感がより感じられ、足全体がホールドされて良いです。ペガサスはクッションがしっかり効いているのに反発性も感じられ、走りやすいです。クロカンやロードでのジョグ、合同走などで使っています。

佐藤 早也伽選手:アッパーのフィット感とホールド感がとてもよく、靴紐を強く結ばなくてもフィットするので安定して良い感じがしました。通気性がよく、シューズの中がこもるような嫌な感覚もなく、快適に感じています。またソールも柔らかすぎずしっかりしていて安定感があり、接地の時もブレにくく前に進む感覚がありました。普段のジョグやポイント練習、レースの前のアップ練習でも活用しています。

中村 匠吾選手が語るナイキのシューズの魅力

続いて、東京オリンピックのマラソン日本代表に内定している中村 匠吾選手のトークセッションも行われました。進行はNRCの森コーチです。

ーーナイキ エア ズーム ペガサス 38 を実際に履いた感想を教えてください。

ペガサス 38 になって今まで以上に紐を閉めた時のフィット感、足を入れたときの安定感が上がったという印象がありました。反発力がありスムーズに前に進むシューズという印象です。

ーーナイキ エア ズーム ペガサス 38 の好きなところと、どういった練習で使用しているか教えてください。

元々反発力のあるシューズを好んでいます。ペガサスはナイキにサポートしていただいてから7年近く履いているシューズです。
現在はマラソンを中心にトレーニングしているので20km以上の距離を走ることが増えています。その中で1km4:00〜3:30くらいのペースで走る時はペガサスを使用していることが多いです。軽さもあり反発力もあるので、スピードを上げても対応できるシューズです。非常にいいシューズだと思っています。

ーーナイキの他のシューズとはどういった履き分けをしていますか?

合宿に行く際は5〜6足を持参するのですが、ジョグ用に3足、スピード・距離走用に1〜2足ずつ履き替えるような形で使用しています。
試合に近いレースペースでスピード練習する際は、ヴェイパーフライ ネクスト%を使用していて、距離走で30〜40kmと長い距離を走る時はテンポ ネクスト%を使用しています。ジョグではペガサス、リアクト、インヴィンシブル ランを履き分けています。

ーージョグでの履き分けは距離・ペース、その日の体調でされているのでしょうか?

ペガサスはどういうペースでも対応してくれるシューズなので、朝練習の速いペースにも対応してくれます。また、マラソン練習では身体がきつい中で翌日も動かしていかなければいけないため、インヴィンシブル ランはクッション性や反発力が強く、足を守ってくれるという印象があります。リアクトは怪我防止を目的に作られたシューズなのでポイント練習の前のアップやダウンジョグの時に動きを整えるイメージで使用して、他のシューズとうまく履き分けてトレーニングしている状況です。

ーーヴェイパーフライ ネクスト% 2 (4月15日発売)の履き心地はどうですか?

アッパーの通気性が変わった印象です。前作のネクスト%は足を入れた時点で前に乗れるような感覚があったのですが、今回は足を入れた時は比較的に平面なのですが、蹴り出しで前への力を与えてくれるシューズだという印象です。

ーーマラソングランドチャンピオンシップでも履いていたと思いますが、お気に入りのポイントを教えてください

ヴェイパーフライシリーズは2018年あたりから使用させていただいているのですが、その頃からマラソンの後半にも足が残るような感覚があります。元々反発力があるシューズを好んでいたので理想的なシューズという印象です。

ーーヴェイパーフライとアルファフライ両方履いていると思いますが、履き分けはどうしていますか?

基本的にはヴェイパーフライ ネクスト%を使用していることが多いのですが、昨年の緊急事態宣言でトラックが閉鎖されて練習がロード中心になった際は、アルファフライの足を守ってくれるようなところに助けられました。ロードの練習ではアルファフライを履くことが多いです。ペースによっても、レースペース以上の走りをする時と、レースペースよりやや落として走る時で履き分けていることもあります。

ーー練習は順調でしょうか

オリンピックに向けてもいよいよ4ヶ月切るところになってきているので、今はじっくり身体を作っていって、来月以降はスピードをもっと上げていけるようなトレーニングに入ろうとしています。今までの順調なトレーニングペースがあるので、今までと同様しっかり準備していきたいと思います。

ーーコロナ禍でなかなかレースがなく走れないランナーが多いと思いますが、その中でどのようにモチベーションをあげたり、目標を立てましたか

アスリートも昨年夏頃までレースが延期や中止になり、コンディションの持って行き方が非常に難しい時期もありましたが、割り切って練習をしっかりできる期間だと捉えていました。幸い昨年秋以降はレースが再開しましたので、そこで力を発揮するための期間と捉えていました。
まだまだ市民ランナーの方はレースが少ない状況が続いていると思いますが、必ず先のレースは見えてくると思いますので、高い目標に向けて今何をするべきかというのを逆算してトレーニングしていくのがベストなのかなと思っています。

ーー中村選手は目標を立てる際は書き出したりするのでしょうか

そうですね。ノートは毎日つけるようにしているのですが、日々の振り返りとともに、数ヶ月先の大きな目標を書いています。今日できること・1日1日の確実に達成できるような目標を立つつ、何ヶ月か先の大きな目標に向かってどうトレーニングしていけるかが大事だと思っています。1日1日できることを積み上げていくというのがマラソンという競技の一番大事な部分だと思っているので、そういった部分が結果として大きく繋がってくるのではないかと感じています。

ーーモチベーションを刺激する一部としてシューズやアパレルもあると思いますが、中村選手はどうでしょうか?

個人的にはブルーや爽やかな色が好きなので、そういった色はモチベーションが上がります。ナイキのデザインは気持ちの面で高めてくれるようなデザインになっているのですごく良いと思います。何かモチベーションが上がらない中でも、気持ちが切り替えられるアイテムがあればトレーニングにプラスになってくると思います。

ーー中村選手は今日お話をしていてもすごく真面目で、レース展開を見ていても頭脳派の印象があるのですが、ご自身ではどういった性格だと分析していますか?

自分で言うのは恥ずかしいですが、真面目でコツコツ積み上げていくというところが長所だと思っています。マラソンも1日1日の積み重ねが大事になってくる競技なので、そういったところで我慢強くやっていけるというのはマラソン向きの性格なのだと捉えています。

ーー中村選手にとって、「走る」とは何でしょうか

自分自身の人生の多くを占めている競技なので、またそれをある意味生かして仕事としてやらせていただいている環境というのはすごく恵まれていると思います。「走る」ということが仕事でもあり、趣味でもあります。その趣味を追求していくというのが非常に楽しみでもあり、日々の研究でより強くなっていきたいというモチベーションになっています。

ーー最後に、ナイキ エア ズーム ペガサス 38や、ヴェイパーフライ ネクスト% 2を履き分けて走るランナーの方にメッセージをお願いします

どちらのシューズも反発力と安定感が増したと思っています。シューズをうまく使用することでパフォーマンスも高まってくると思います。
私たちトップランナーも頑張るので市民ランナーの皆さんも一緒に頑張っていけたらと思います。

コロナ禍で、一般ランナーが以前のようにレースに参加できる環境はまだ少し先になりそうですが、感染症対策には十分気をつけながら、ナイキの新たなシューズを履いて来る日に向けてモチベーションを高めていきましょう!

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