大学野球2022年春季リーグ展望 関西地区編

大学野球2022年春季リーグ展望 関西地区編 WATCH

大学野球2022年春季リーグ展望 関西地区編

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球春到来、大学野球の各チームは既に始動しています。今年の春季リーグは各リーグとも4月に開幕する予定です。今回は関西地区の各リーグを紹介します。

関西学生野球連盟

■公式HP>>http://kansaibig6.jp/

昨年は春季リーグが関西学院大、秋季リーグは関西大が制しました。今年の春季リーグは勝ち点制が復活し、有観客での開催が予定されています。

この春季リーグでは関西学院大や関西大を中心に立命館大、同志社大、さらには近畿大を加えての混戦が予想されます。京都大の奮闘により波乱が起こる可能性も十分にあります。

同リーグの中でも今季、中心となる投手陣には、関西大の定本拓真投手(4年/三重)、同志社大の東山玲士投手(4年/丸亀)の2人があげられます。昨季は中継ぎで登板し好投することの多かった関西学院大の執行大成投手(3年/県立伊丹)が今季、どこまで成長するのか期待したい存在です。

これまでの2年間はコロナ禍により変則的な開催が行われてきました。まだコロナ禍も収まっていませんが、勝ち点制の復活でどのような戦いが行われるのか注目です。

関西六大学野球連盟

■公式HP>>http://www.kan6bb.jp/

今年、リーグが現体制になり40年になるため、同連盟では記念事業を予定しています。春季リーグは、昨秋季リーグに引き続いて従来の勝ち点制に戻っており、有観客での開催が予定されています。
*詳細はHP「連盟からのお知らせ」の2/28 関西六大学野球連盟創設40周年事業より御確認ください。

昨秋季リーグは龍谷大が14季ぶりにリーグ戦を制し、大阪商業大の5連覇を阻止しました。近年は大阪商業大を中心として首位争いが繰り広げられています。

この春季リーグも大阪商業大は優勝を目指すべく勝ちを狙うと考えられますが、これに対して龍谷大や大阪経済大、京都産業大がいかに大阪商業大から勝ち星を奪うかでリーグ戦の行方が左右されそうです。各大学の戦力差が均衡し混戦が続けばリーグ戦がより面白くなります。今季はどのようなリーグ戦が繰り広げられるのでしょうか。

大阪商業大は、今季はエースの伊原陵人投手(4年/智辯学園)がチームを支えます。龍谷大は、昨秋季リーグも奮闘した中澤嶺投手(3年/比叡山)、伊藤岳斗投手(3年/磐田東)が今季も健在、勝ち星を重ねられそうです。大阪経済大は昨秋季リーグで防御率トップの才木海翔投手(4年/北海道栄)が健在です。

また、野手では大阪商業大の碓井雅也選手(4年/天理)が、今季も打者としても捕手としてもチームに欠かせない存在になりそうです。

阪神大学野球連盟

■公式HP>>http://www.hanshin-bbl.com

今春季リーグは開幕当初より有観客での開催が予定されています。試合方式は今春季リーグも2試合総当たりのポイント制で行われます。1部リーグでは得点差によるコールドゲーム、延長戦でタイブレイクが採用されます。
■詳細>>春季リーグ戦開催要項

昨季は春季と秋季ともに天理大が制しています。今春季リーグは天理大と関西国際大や大阪産業大などの熾烈な首位争いが見られるかもしれません。大阪体育大も力はありますし、甲南大、神戸国際大も粘り強いチームです。同リーグは各チーム間の戦力差も比較的均衡していますので、面白いリーグ戦が予想されます。

関西国際大には不後祐将投手(3年/中京学院大中京)がエースとして今春季リーグではチームを支えていきます。また大阪産業大は田中孝雄投手(4年/大成学院大高)がおり、どんなピッチングを見せてくれるのか楽しみです。

天理大は新戦力の斎藤佳紳投手(2年/近大泉州)が今季どれだけ伸びていくのか、この点が優勝を狙う上でも鍵になってくるでしょう。天理大は遊撃手の友杉篤輝選手(4年/立正大湘南)が健在、チームを引っ張ります。昨秋季リーグで首位打者の甲南大、一柳怜月選手(4年/東海大大阪仰星)は今季も好調を維持できるのかも見どころです。

近畿学生野球連盟

■公式HP>>http://www.kinkigakusei.org/top
■公式Twitter>> :https://twitter.com/kingakubaseball?lang=ja

昨季、春季リーグはコロナ禍のため途中までしか開催できず(全日本大学野球選手権への代表決定戦を実施し和歌山大が出場)、秋季リーグは神戸大が70季ぶり9度目の優勝を果たしました。

大阪市立大と大阪府立大が統合され大阪公立大となったため(どちらも1部リーグ)、今春季リーグからはチームも統合、大阪公立大として出場します。これに伴い2部リーグ優勝の大阪観光大が1部リーグに昇格します。

新チームになった大阪公立大や和歌山大も近年レベルが上がってきていますし、神戸大も秋春連続優勝を狙いたいところです。神戸大は昨秋季リーグの優勝にも貢献した藤原涼太投手(4年/寝屋川)が今季も健在です。他チーム相手にどんなピッチングを見せてくれるのか楽しみです。

また、かつては長らく一強時代を築いていた奈良学園大はどこまで盛り返してくれるのか。昨秋季リーグは一部試合の辞退を余儀なくされるなど元気がなかっただけに、今季こそ勝ち星を重ねてもらいたいチームです。同チームからの新戦力の台頭にも期待したいところです。

京滋大学野球連盟

■公式HP>>https://keijidaigaku.com/WP/

昨季は原則無観客開催、観戦できるのは保護者に限られましたが、今春季リーグは登録制の有観客で開催される予定となっています。

今春季リーグも首位争いは佛教大を中心に繰り広げられそうです。現在、佛教大は昨秋季リーグまで6季連続で優勝をしていますが、首位争いに加われそうなのは京都先端科学大と、びわこ成蹊スポーツ大の2チームです。京都先端科学大は2018年春季リーグ以来優勝がなく、現在の校名になって以降の優勝はまだありません。びわこ成蹊スポーツ大が優勝すれば初優勝になります。花園大が勝ち星を重ねれば混沌としたリーグ戦になる可能性があり、面白くなります。

ただ、佛教大には昨季の春秋の優勝にも貢献した木村光投手(4年/奈良学園大附属)が今季はエースとしてチームに残っています。

また、野手は小粒で全員野球をしてくるというイメージがありますが、昨秋季の首位打者、竹田貴行選手(3年/初芝橋本)や1年生ながらDHでベストナインにも選出された七條太一選手(2年/文徳)ら期待できる選手も存在しており、春秋ともに神宮大会を経験しており全体的なレベルは高いといえます。果たして佛教大の連覇を阻止するチームが出てくるのか、注目したいところです。

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