独立リーグ開幕情報2026

独立リーグ開幕情報2026 WATCH

独立リーグ開幕情報2026

スポーティ

3月28日、四国アイランドリーグplusが開幕しました。2005年にリーグ発足以来今季で22年目のシーズンを迎えます。今回は開幕したばかりの四国アイランドリーグplusを紹介します。また、さわかみ関西地域プロ野球リーグについても紹介します。

四国アイランドリーグplus

>>四国アイランドリーグplus

今季の四国アイランドリーグplusはファーストシーズンとセカンドシーズン(従来の前後期に相当)に分けて開催され、福岡ソフトバンクホークス三軍との定期交流戦も行われます。

3月28日、徳島インディゴソックス対愛媛マンダリンパイレーツの一戦で開幕しました。この日は開幕戦とあってイベントも催され、ビジターを含め786人ものファンが徳島市のむつみスタジアムに詰めかけました。

徳島インディゴソックスの先発は今季7年目の白川恵翔投手、愛媛マンダリンパイレーツの先発は山田空暉投手。1回と5回に徳島インディゴソックスが1点ずつ得点するものの両投手陣による投手戦が繰り広げられました。NPBのスカウト陣も見守る中、白川投手は150キロを超えるストレートに加えて変化球も駆使したピッチングで5回を8奪三振で被安打が1つの無失点に抑えました。一方、山田投手は7回を13奪三振。150キロ近いストレートもマークしています。徳島インディゴソックスの2番手の石井康典投手が8回に連打を浴び3点を失います。これが決勝点になり、開幕戦は愛媛マンダリンパイレーツが先勝しています。エースに相応しい白川投手のピッチングも勝利に結びつきませんでしたが、両チーム投手陣の投手力のレベルの高さは見応えがありました。

翌29日は徳島インディゴソックス対高知ファイティングドッグスの試合が同じくむつみスタジアムで行われました。

この試合では徳島インディゴソックスが元広島東洋カープの小林樹斗投手、高知ファイングドッグスが渡邊都斗投手で始まりました。試合は高知ファイティングドッグスが序盤に小林投手から4点を、7回に3番手の田代涼太投手から4点ずつ奪い、8対1で高知ファイティングドッグスが徳島インディゴソックスを下しています。徳島インディゴソックスはこの試合は3安打、前日の開幕戦でも6安打と打線が奮わず得点につながっていません。徳島インディゴソックスの加田拓哉選手や楠本喬脩選手らが積極的に足を生かして盗塁するなど、今後の活躍を期待したいです。

また、この2連戦で徳島インディゴソックスの白川、石井、小林、権田翼、鎌田州真らの各投手は球場のスピードガンで150キロ超を記録しています。愛媛マンダリンパイレーツ、高知ファイティングドッグスの投手陣も150キロ超またはこれに近いストレートを投げており、球速だけでは一概にはいえないものの四国アイランドリーグplusの投手陣のレベルは確実にアップしています。

復活目指す香川オリーブガイナーズ

4月12日にはレクザムベースボールパーク丸亀で香川オリーブガイナーズの開幕戦が行われました。対戦相手は徳島インディゴソックスです。2,149人もの来場者があり、キッチンカーの出店やイベントの開催、花火の打ち上げなどもあって球場は盛り上がりました。

香川オリーブガイナーズの先発はルーキーの田中大晟投手、徳島インディゴソックスは山崎正義投手です。試合は徳島インディゴソックスの東門寿哉選手の本塁打が飛び出すなど、4対2で徳島インディゴソックスが勝利。香川オリーブガイナーズの投手陣は計11安打を許したものの4失点で食い止めました。対して香川オリーブガイナーズ打線は、徳島インディゴソックスの4投手から5安打しか放てず15三振と抑えられてしまっています。野手では3年目の長嶺良亮選手や新人の新野翔大選手、蜷川大選手ら期待できる選手もいるので、今後の巻き返しを期待したいところです。

香川オリーブガイナーズ球団アドバイザーにガイナーズ元監督の西田真二氏が就任したと発表になりました。香川オリーブガイナーズは2023年シーズン以降最下位に沈んでいますが、西田氏は監督としてチームの黄金期を築いたばかりかドラフト指名選手などNPBへも選手を多数送り込んだ実績があるだけに、今後の香川オリーブガイナーズにも注目です。

ピッチクロックも今季より採用

昨季と異なる点として、今季はピッチクロックを導入しています。まだシーズン始まったばかりですが、筆者は「昨季より試合時間が若干短くなったのでは?」と感じています。リーグ全体で投手力が上がり投手戦が多いと試合時間が短くなる傾向もありますが、それでも今季は試合がテンポよく進んでいるように感じます。5月5日時点で福岡ソフトバンク三軍との定期交流戦を含む計29試合で平均2時間42分(リーグ公式HPを元に筆者が計算)と3時間を大きく切っています。独立リーグは3時間超の長い試合も珍しくないという印象を受けていましたが、試合時間が長くなりがちな野球にとってこの傾向はいいことではないかと思われます。

今季の首位争いとタイトル争いは!?

開幕してまだ1か月余りですが、現在は高知ファンティングドッグスが首位、これを徳島インディゴソックスと愛媛マンダリンパイレーツが追います。徳島インディゴソックスは開幕ダッシュに失敗したものの持ち直してきています。香川オリーブガイナーズはわずか1勝のみです。

個人成績の打撃部門、打率トップ4は東門選手(徳島インディゴソックス)、西原豪選手、長田雄生選手(ともに愛媛マンダリンパイレーツ)、島村大樹選手(高知ファンティングドッグス)です。盗塁トップ4は加田選手、東門選手(ともに徳島インディゴソックス)、西野日向選手、上野雄大選手(ともに愛媛マンダリンパイレーツ)です。

投手部門では防御率トップ4に鎌田投手(徳島インディゴソックス)、齋藤紳治投手(高知ファンティングドッグス)、白川投手(徳島インディゴソックス)、佐山蒼空投手(愛媛マンダリンパイレーツ)が、奪三振トップ4には山田投手(愛媛マンダリンパイレーツ)、渡邊投手(高知ファンティングドッグス)、山崎投手、小林樹斗投手(徳島インディゴソックス)らが名前を連ねています。今年もこれらの中からドラフト指名選手が出てくる可能性があります。

さわかみ関西地域プロ野球リーグ

>>さわかみ関西地域プロ野球リーグ

独立各リーグが所属する「一般社団法人日本独立リーグ野球機構」が「一般社団法人 日本地域プロ野球リーグ機構」と名称変更したことにより、さわかみ関西独立リーグも名称を変更しました。

開幕から約1か月、順位は堺シュライクスを2位の姫路イーグレッターズ、僅差で3位の兵庫プレイバーズが追い、4位に和歌山ウェイブス、5位に大阪ゼロロクブルズと続いています。

首位の堺シュライクス相手にどんな戦いを挑むのか、5月1日、兵庫県三田市の神姫バスキッピースタジアムで堺シュライクスを迎えて兵庫プレイバーズとの4回戦が行われました。

兵庫プレイバーズの先発は東京ヤクルトスワローズにも所属した蔵本治孝投手。今年31歳になる右腕。対して堺シュライクスは中山晶量投手です。蔵本投手は初回から力強いピッチングを見せ三者三振で抑えました。7イニングを投げ8奪三振で被安打3の1失点と堺シュライクス打線を圧倒しています。1回に兵庫プレイバーズはケイシ・クライマン選手の三塁打で先制したあと3回に米山航平選手の本塁打も飛び出し、7対2で兵庫プレイバーズが快勝しています。

まだ始まったばかりの今シーズン、どんな首位争いを見せてくれるかが楽しみですね。

※記録、成績は5月6日現在