独立リーグ 終盤情報
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独立リーグ 終盤情報
独立リーグも大詰めを迎えています。今回は四国アイランドリーグplusと日本海リーグを紹介します。なお、各リーグの優勝チームは10月1日から4日にかけて富山県高岡西部野球場(ベースボールパーク高岡)にて開催される独立リーググランドチャンピオンシップに出場します。
四国アイランドリーグplus

香川オリーブガイナーズのファーストシーズンは、6勝30敗、勝率1割6分7厘、3位の愛媛マンダリンパイレーツに13ゲーム差をつけられ最下位に終わりました。
セカンドシーズンは、8月31日現在、8勝14敗3分け、勝率3割8分1厘、3位の愛媛マンダリンパイレーツと0.5ゲーム差。最下位脱出まで今一歩のところまで来ています。
上向きつつある香川オリーブガイナーズを象徴するかのような試合が8月22日の対徳島インディゴソックス戦でした。
香川オリーブガイナーズが田中大晟投手、徳島インディゴソックスが黒木大地投手の両先発で始まった試合。ガイナーズ打線が初回から森元彪向選手が本塁打を放ち2点先制、その後も鈴木大士郎選手の2ラン、さらに徳島インディゴソックス2番手権田翼投手から新野翔大選手も2ランと、3回までに計6得点とリードを広げます。
田中投手は、中平颯馬選手の本塁打などで計3点を失うものの被安打6、奪三振6で7イニングを投げ切ります。その後、香川オリーブガイナーズは三河隼平投手、吉田貴翔投手と継投で切り抜け6対4で快勝。強かったかつての黄金期が戻ってくるのか、香川オリーブガイナーズの今後が期待されます。
これに対して、現在、同リーグで最も手強いチームが徳島インディゴソックス。翌8月23日には、徳島インディゴソックス対香川オリーブガイナーズの試合がありました。
徳島インディゴソックスが山下健信投手、香川オリーブガイナーズが柳原虎太郎投手の先発で試合が始まります。山下投手は初回からガイナーズ打線から三振を奪い、5イニングを投げ被安打1、与四球1、奪三振11という内容です。球場の球速表示では152キロも計測し、カーブなど変化球も使い分けながら打ち取っていきました。その後、インディゴソックスは中嶋太一投手、鎌田州真投手、石井康輝投手、樋口巧投手の各投手の継投でガイナーズ打線を完封、6対0で勝利し、現在の王者の意地を見せた試合でした。
優勝争いと個人タイトルの行方は?

ファーストシーズンでは徳島インディゴソックスが制した四国アイランドリーグplus。現在、セカンドシーズンは首位の高知ファイティングドッグスが、2位徳島インディゴソックスに僅差でリードしています。愛媛マンダリンパイレーツは3位。最下位の香川オリーブガイナーズはファーストシーズンに比べ復調の兆しがみられます。
徳島インディゴソックスの東門寿哉選手が3割9分3厘と打率首位、そして40盗塁(リーグトップ)と個人タイトルはもちろんドラフトに向けてアピールしています。愛媛マンダリンパイレーツの高橋駿介選手も3割3分3厘の打率に17本塁打と存在感がある選手です。南雅人選手(高知ファイティングドッグス)、上野雄大選手(愛媛マンダリンパイレーツ)も高い打率を維持しています。盗塁数は、愛媛マンダリンパイレーツの西野日向選手(盗塁数36)が2位。3位の上野選手(盗塁数27)は東門選手には及ばないものの出塁すれば積極的に走っています。
投手では、防御率トップ3に徳島インディゴソックスの投手が2人も名前を連ねています。防御率1位に山下健信投手(防御率1.30)、そして2位は荒木誠也投手(防御率1.44)です。3位は高知ファイティングドッグスの渡邊都斗投手(防御率2.44)が続きます。また、愛媛マンダリンパイレーツの山田空暉投手が奪三振トップの123、渡邊投手が106、香川オリーブガイナーズの田中大晟投手が96と続きます。
四国アイランドリーグplusの選手のうち、今年もシーズン途中にNPBや国外へ移籍する選手が発表されました。7月には徳島インディゴソックスの山崎正義投手がCPBL(台湾プロ野球)の富邦ガーディアンズに、高知ファイティングドッグスのガルシア・デルミス選手(3割1厘、18本塁打)が阪神タイガースに移籍しました。8月に入ると、香川オリーブガイナーズから岩崎優太投手と木本匠選手が厦門ドルフィンズ(CPB中国都市野球リーグ)への期限付きで移籍、ヨナウィル・フロリモン・ロドリゲス投手(ドミニカ共和国出身)が東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍しています。
四国アイランドリーグplusの選手の中から今年もNPBドラフトで指名選手が出ることが期待されます。
日本海リーグ
>>日本海リーグ

首位石川ミリオンスターズと優勝争いを繰り広げる富山GRNサンダーバーズは、8月8日にHPLベースボールパーク彦根で滋賀ハイジャンプスと対戦。滋賀ハイジャンプスは北川智章投手が、富山GRNサンダーバーズは池田琉威毅投手が先発。富山GRNサンダーバーズは打線もつながり8点を得ました。富山GRNサンダーバーズは道﨑亮太投手、南慶二朗投手、石灰一晴投手ら計7投手を投入し滋賀ハイジャンプス打線を8対1で抑え込み勝利しています。
翌9日にはマイネットスタジアム皇子山で石川ミリオンスターズが滋賀ハイジャンプスと対戦。この試合では滋賀ハイジャンプスが川端心玖投手、石川ミリオンスターズが岩下大輝投手の先発で試合は開始します。川端投手は走者を出すものの6イニングを1点に抑えました。一方の岩下投手はこの試合で5回を投げ6点を失い降板。後半に追い上げるものの6対5で滋賀ハイジャンプスに敗れています。
優勝争いは石川ミリオンスターズと富山GRNサンダーバーズで行われていますが、滋賀ハイジャンプスの存在も決して無視できず、優勝の行方を左右する可能性があります。
日本海リーグはどこが制するのか? 魅力的な選手も

前期は石川ミリオンスターズが制していますが、後期もまた石川ミリオンスターズが8勝4敗1分けと優位に首位争いを進めています。2位の富山GRNサンダーバーズは6勝6敗2分け。滋賀ハイジャンプスは4勝8敗1分けと負け越しています。石川ミリオンスターズと富山GRNサンダーバーズの直接対決でどれだけ富山GRNサンダーバーズが挽回できるかで最後の首位争いは大きく変わってきます。
野手成績は、石川ミリオンスターズに飯島寛登選手(4割5分3厘)、今井秀輔選手(3割5分4厘)、間野勇翔選手(3割6分2厘)と当たっている選手が多いなか、富山GRNサンダーバーズの選手にも古賀太智選手(3割4分)や藤井康平選手(3割7分6厘)も負けてはいません。両チームともに足を活かして積極的に走る選手は多いですが、中でも間野選手の29盗塁はリーグ内においてトップ、かなり手強い選手です。
両チーム、好投手も揃っています。防御率で上位に名前を連ねているのは石川ミリオンスターズの浜新之助投手(防御率2.01)、黒野颯太投手(防御率3.04)、藤井大智投手(防御率2.70)、富山GRNサンダーバーズの南投手(防御率2.42)らですが、奪三振部門では石川ミリオンスターズの岩下投手の95、藤井投手の48、池田投手の50。石灰投手の44(いずれも富山GRNサンダーバーズ)を大きく引き離しています。滋賀ハイジャンプスでは松井拓真投手(1勝6敗4S 防御率3.66)が最も信頼できる投手。川端投手(2勝4敗 防御率8.32)も奮闘しているもののチームの勝ち星になかなか結び付いていません。
現在は3球団でのチーム運営(来季は新球団参入予定)ですがレベルの高い選手もおり、今後が期待されます。
※記録、成績は9月1日現在(個人成績は8月31日現在)

